ふぇぇ・・・バイオハザードの世界にきちゃったよぉ。 作:謎の女R
拝啓、草刈政夫お元気ですか?私のことは気にしないでください。
現在俺は無になっております。
なぜかって?なぜかというと・・・。
「ぎぃゃゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
はい、只今『障害物競争inラクーンシティ (首とか)ボキリもあるよ。』の真っ最中です。
車の上を、建物の上を、なにか壊れた鉄骨の上を、たまにゾンビの上を、しかもさっきのバイクよりかなり速い!!
あと、ゾンビ吹き飛ばしたら即死だった。意外と脆くてビックリした。バイクの攻撃力が高いのか、こいつらだけ脆いのか、黄色ジャケットがクソ硬かったのか、まだなんとも言えない。
とにかく今は私事態はなにもできない。エルザと同じくらいに体を傾けるくらいだ。なので恐怖を私に押し付け、俺はそれ以外を考えることにする。所謂現実逃避ともいえる。ソレダケコワインダモン、ふえぇぇぇ・・・。
なんとか、腹の中の味噌をぶちまけないようにしながらこれからのことを思案する。下品で失礼。
いまから向かうのはラクーン市警の正門。市警地下駐車場はまだ閉まっているから、空いているであろう正門まで大回り中。
今が大体深夜2時頃、カルロスがラクーン市警を探索し出す頃だろう。
多分。
正史が旧かリメイク版かでルートなど違ってくるのだが、いままでの情報でリメイク版で間違いないと思われる。違ったら色々ヤバイ。ネタバレ無しで生き残れる自信なんて、あるわけがない。ゾンビになるか核の炎でユーアーショックだ。
一先ず到着してからだが、多分ゾンビに噛まれたマービンがいるはず。
マービン警部補はバイオシリーズの名脇役。バイオ2では序盤で主人公を手助けをし、Tウイルスのせいで朦朧としながら主人公を見送った男の中の男だ。
戻ってきたあとゾンビになっていたのは、悲しいシーンだった。
・・・・・ゾンビになるのは時系列から言って明日、まだ時間がある。生存ルートがあるなら、模索できると、いいな。まずは自分ありきだが。
ただ色々変化があるかもしれない。RE2ルートかRE3ルート、もしくはゲンドIFルート、一番いいルートを頼む。
とにかく正しい情報、あとコネ!!あ、ニコライ君はあっち行っててください。
ニコライは簡単にいえば金勘定で動く屑だ。カルロスと同じアンブレラ所属だが、こちらは親会社にTウイルスの実地観察として、意図的にパンデミック状態を作り出し、データを送っている。
本人もそう言ったことに罪悪感かど無く、人を札束かゴミかでしか見えていない。原作でも主人公、及びそれ以外の人たちがこいつに翻弄されることになる。
・・・・私の家族はこいつとは直接関係はしていない。だが許せるとは思えない。隙有らばぶん殴ってやりたいとこだが、ただの親父の私にはなにもできる訳がない。そこは
ニコライのこともそうだが、そういった輩がいるとケンドとエルザには伝えてある。最初はワケわからない顔されたが。
外部の接触は注意してもらいたい。これで生存率は上がるだろう。
あとエルザだがクリス・レッドフィルードがこの街にいないことをさっきケンドから聞いたようだ。
残念なような、この地獄に居なくて嬉しいような、そんな顔をしていた。
いてくれれば、この状況が少しましにはなっていたかもしれない。ネメシスを殴り飛ばしそう。
ちなみに俺からはクリスのことも、クレアのことも伝えてはいない。縁もなにもないヤツからの言葉を聞いて信じる方が無茶だ。
ただ、クリスがいないことも聞いても、本人はなんとなく警察署に向かった方がいいと判断したみたいだ。
直感、というべきか。普通なら止める場合もあるだろうが、いまもまだ生きている事が彼女の凄さだとしたら馬鹿に出来ない。
というか、こんなおじさんを見捨てないから天使だろ。私なら見捨てる自信がある!!
さて、現実逃避しまくっていたがもうそろそろ着いたりは、しないかな?
「――――――よっ?」
よっ?なんか遠くから声が聞こえたような・・・・。
「ついたよ!!そろそら正気にもどって!!」
失礼な、私はいつでも正気だ。
「新手のクリーチャーかと思ったぞ。お前ら。」
「タイレル、こんな時何て言うんだったか?」
「あー・・・親方、空から女の子が、か?もしくは漏らしたおっさんが?」
股間が、つめたぁいなー、ふひひ。
「・・・・・・・・ふえぇぇぇ・・・。」
「・・・・・ごめんなさい。」
おれは、しょうきに、もどった!!