限られた世界を彩る花   作:ペットボトルのふた

10 / 55
今更ですが、未来の住んでいる家は「大きめのマンション」ということでお願いします。

主が生まれてからずっとマンションにしか住んでいないので一軒家の人の暮らしがわからないからです。

あと、さすがに高校生が一人暮らしで一軒家もおかしいのでは?と思ったからです。いきなりですみません。

では、本編をどうぞ。


第六話「揺れ動く気持ち」

未来「え?日菜?」

 

日菜『そーだよー!おねーちゃんと一緒に来たんだ!』

 

未来「そうか、じゃあ開けるから上がってきてくれ。」

 

日菜『はーい!』ガチャ

 

 

ピンポーン

未来「(ついにか。)はい。」

 

ガチャ

 

日菜「ひさしぶり!未来君!」

 

未来「久しぶりって程でもないだろう。」

 

日菜「そうかなー?あ、こっちがおねーちゃんだよ!」

 

未来「まあ、そうだろうな。久しぶりだな、

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜。きれいになったな。」

 

紗夜「なっ!//、、まさか、、、本当に、、、、、まさか本当にあなたにもう一度会えるなんて、、、日菜から話を聞いたときは驚きました。、、、、夢のようですね。」ポロポロ

 

未来「泣かなくたっていいだろう。僕だって驚いたんだ。」

 

紗夜「だって、、また未来君に会えると、、思わなかったから、、、」ギュッ

 

未来「おいおい、紗夜。日菜も見てるぞ?」

 

紗夜「でも、、もう少しだけ、、こうさせてください。」

 

未来「、、、仕方ないな。」ギュッ

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「すみません、私らしくない行動をしてしまい、、」

 

未来「いや、かまわない。僕ももう一度紗夜に会えるとは思わなかった。玲さんは元気にしている?」

 

紗夜「ええ、今度家に来てください。母も喜ぶと思います。」

 

未来「なら、行かせてもらおうかな。あとさ。」

 

紗夜「なんですか?」

 

未来「あの時は、ごめん!何も言わずに出て行ってしまって。」

 

紗夜「ほんとにあの時は、びっくりしましたよ。急にいなくなるんですから。」

 

未来「玲さんから話は聞いているか?」

 

紗夜「はい、ところで未来君。あなたはまだ、代償は残っているの?」

 

未来「(日菜がいるから、濁してくれたのか。)ああ、あと4年ってところかな。」

 

紗夜「、、、そうですか。またこうして会えたというのに、、」

 

未来「これに関しては、ずっと前から決まっていたことだ。だから、これからを楽しむことにした。」

 

紗夜「、、、、、それがあなたの運命ですものね。」

 

未来「ああ。まあ積もる話は後にして、本題に入ろう。日菜があそこで頭に「???」を浮かべている。」

 

紗夜「そうですね。」

 

日菜「えっと、、おねーちゃん未来君と知り合いだったの!?」

 

紗夜「ええ、だいたい10年ほど前だったかしら?」

 

未来「そうだな、紗夜と玲さんには命を救ってもらったんだ。」

 

日菜「命?」

 

未来「ああ、詳しくは玲さんから聞いてくれると嬉しい。あと紗夜。連絡先を交換してくれないか?」

 

紗夜「はい。わかりました。」

 

日菜「今聞きたかったんだけどなー。」

 

未来「本来は誰にも話さないんだ。だれにも得な話ではないからな。」

 

 

未来「じゃあ、本題に入ろう。紗夜、ギターを弾いてくれないか?」

 

紗夜「はい、いいですよ。」

 

未来「え?もっと詳しく聞かないのか?」

 

紗夜「未来君のことは信頼してますから。おそらくは体育祭関係でしょう?」

 

未来「よくわかったな。勘がいいのは変わってないということか。」

 

紗夜「そうですね。でもそうですね、聞きたいことはいくつかあります。なぜ私に?大体のことならあなたのほうが得意だったではないですか。」

 

未来「確かに得意分野は僕のほうが多かったかもしれない。でもギターだけは紗夜に勝てなかったんだよ。」

 

紗夜「そんなことないです。あなたのほうが譜面通り、正確に弾けていました。」

 

未来「音楽っていうのは譜面を完璧になぞるのが正解とは限らないんだよ。」

 

紗夜「、、、昔から変わりませんね。」

 

未来「僕は僕だから。」

 

紗夜「私が抜擢された理由はわかりました。では2つ目。私のソロではないですよね?」

 

未来「ああ、バンドを組もうとしている。」

 

紗夜「バンド、、ですか。」

 

未来「ガールズバンドが流行っているのは知っているか?」

 

紗夜「はい。それでですか。未来君は出るのですか?」

 

未来「出るつもりだったんだがな。校長から『君がいてはガールズバンドではない』って言われてしまってな。別の形で出ようとは思うが。」

 

紗夜「それは残念でしたね。」

 

未来「まあ、そんなに気にはしていないさ。紗夜、受けてくれるか?」

 

紗夜「もちろんです。私で良ければ。バンドメンバーの方と気が合うといいのですが。」

 

未来「多分あったことないだろうし。一応名前だけは伝えておくね。今井リサと山吹沙綾って子なんだけど、、知ってる?」

 

紗夜「今井さんと山吹さんですか。はい、知っています。大丈夫そうで安心しました。」

 

未来「知り合いだったか、それはよかった。」

 

紗夜「今井さんは日菜と仲良くしてくれていますし、山吹さんは同じ学校ですから。それにしても山吹さんとはどこで知り合ったのですか?」

 

未来「パン屋さんで会ったよ。仲良くなって話したら彼女のほうから私がやりたいって。」

 

紗夜「そうでしたか。わかりました。」

 

未来「ところでさ、紗夜。日菜はどこへ行った?」

 

紗夜「え?あっ、いない!」

 

「これすごーい!」

 

未来「いたな。」

 

ーーー時谷未来の部屋

 

日菜「これすごい!おねーちゃんと未来君が一緒に写ってる!」

 

未来「日菜、それは僕の一番の宝物なんだ。あんまり触らないでくれ。」

 

日菜「ごめんなさい。」

 

未来「紗夜との話は終わった。もう帰るか?」

 

日菜「もう少し居たいなー。」

 

紗夜「こら、日菜。話は終わったのだからもう帰りますよ。あんまり長くいても未来君に迷惑をかけるだけです。」

 

日菜「えぇー!おねーちゃんは未来君と一緒にいたくないの?」

 

紗夜「そ、そういうことではありません!///」

 

未来「いいよ、紗夜。もう少し居てくれても。少し早いが夜ご飯、一緒に食べないか?」

 

紗夜「いいんですか?」

 

未来「いいよ。」

 

紗夜「なら、お言葉に甘えさせてください。」

 

未来「わかったよ。」

 

日菜「やったー!」

 

未来「じゃあ、待ってて。この家の中ならどこにいてもいいから。」

 

 

 

ーーーキッチン

 

未来「さて、何を作ろうかな。あ、そうだ。久しぶりに紗夜に、作ってあげようかな。」

 

サクッ サクッ ジュー

 

 

リビング

 

日菜「ねーねー。おねーちゃん。未来君とはどうやって出会ったの?」

 

紗夜「最初はスーパーだったかしら。あなたが行きたがらなかったお使いのときよ。」

 

日菜「未来君と会えるなら行けばよかったなー。」

 

紗夜「でもあの時の彼は、今とは人が違うわよ。」

 

日菜「え、そうなの?」

 

紗夜「ええ、そうね。まるでw「ご飯できたからその話は後にしてくれ。」、、ええ、そうしましょう。」

 

日菜「何つくったの?」

 

未来「有りもので悪い。チャーハンだ。でもそれだけだと味気ないから紗夜が大好きだったものも作ってきたよ。」

 

紗夜「こ、これは!ポ、ポテト!」

 

未来「紗夜大好きだったもんな。作るとすぐ食べてたし。」

 

紗夜「いえ!そんなことないです!」

 

日菜「まーまー。熱いうちに食べたほうがおいしいし、早く食べよ?」

 

紗夜「ええ、そうね。」

 

三人「「「いただきます!」」」

 

未来「(こうして紗夜とご飯を食べるのなんていつぶりだろうか。この時間がずっと、、、続けばいいのに。)」

 

紗夜「」モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ

 

未来、日菜「「(絶対ポテト好きじゃん。)」」

 

 

 

ーーー30分後

 

紗夜「ごちそうさまでした。」

 

日菜「おいしかった!また作ってね!」

 

未来「お粗末様。ああ、また今度な。皿は後で洗うから流しにおいてくれるか?」

 

紗夜「いえ、私が洗っておきます。」

 

未来「それは、悪いな。気になるなら今洗ってくるよ。」

 

紗夜「いえ、そういうことでは、、、なら二人で洗いませんか?」

 

未来「ああ、そうしよう。」

 

紗夜「日菜は、、何とかするでしょう。」

 

 

 

 

 

ーーーキッチン

 

ジャー

紗夜「未来君、あなたは残りの4年はどうするのですか?」

 

未来「今それを聞くか。」

 

紗夜「気になってしまったので。」

 

未来「そうだな、みんなと同じように過ごすよ。でも人から好かれすぎるのもよくはないよな。僕にとっては。」

 

紗夜「、、、別れが近いから、、、ですか?」

 

未来「ああ。俺はみんなと他の良く過ごしたいがそれよりもみんなに笑っていてほしいんだ。」

 

紗夜「、、、、未来君らしいですね。でも、それは難しいのではないでしょうか?」

 

未来「どうして?」

 

紗夜「あなたが、、、優しすぎるからよ。あなたは自分が思ってるよりずっと周りに影響を及ぼしている。」

 

未来「僕が、、優しいか。昔じゃ考えられないな。」

 

紗夜「あの時は、環境が悪かったんです。」

 

未来「紗夜。」

 

紗夜「なんです?」

 

未来「」ギュッ

 

紗夜「ちょっ///未来君?」

 

未来「ありがとう。紗夜、僕を救ってくれて。」

 

紗夜「大袈裟ですよ。でも今は素直に受け取っておきます。」ギュッ

 

抱き合っている二人はそこに視線があることに気付かなかった。

 

日菜「(未来君はおねーちゃんのことが、好きなのかな、、)」

 

 

 

 

ーーー玄関

 

紗夜「今日はありがとうございました。今度は遊びに来てください。」

 

未来「ああ、行かせてもらうよ。玲さんにもあいさつしないとだから。」

 

紗夜「わかりました。伝えておきます。じゃあ日菜帰るわよ。」

 

日菜「はーい。またね!」

 

未来「うん。帰りは大通りを通って帰るんだよ。2人ともきれいなんだから。」

 

紗夜「///はい。わかりました。」

 

未来「おやすみなさい。」

 

紗夜、日菜「「おやすみなさい。(おやすみ!)」」

 

ガチャ

 

 

 

 

ーーー時谷未来の部屋

 

未来「疲れたな。明日はバイトもあるし寝よう。」

 

 

 

 

 

ーーー氷川日菜の部屋

 

日菜「(もうわからないよ。おねーちゃんも未来君と話してるときは楽しそうだし。お母さんに聞けばわかるのかな、、)」

 

 

ーーー氷川家のリビング

 

日菜「お母さん。話があるの。」

 

玲「いつになく真面目ね。どうしたの?」

 

日菜「今日、おねーちゃんと一緒にね。未来君の家に行ったの。」

 

玲「未来君?えっ!未来君って時谷未来君?」

 

紗夜「ええ、そうです。私とお母さんが小さいころに会ったあの時谷未来君です。」

 

玲「そうなのね。紗夜、会えたのね。」

 

紗夜「はい。元気そうでした。今度こちらにも顔を出してくれるそうです。」

 

玲「よかったわ。それで日菜、話っていうのは?」

 

日菜「未来君とおねーちゃん、それにお母さんが知り合いの理由を教えてほしい。」

 

玲「そうね、、、」

 

紗夜「話してもいいと思います。未来君からもその話が出ていたので。」

 

玲「わかったわ。確かに日菜には知る権利があるわね。私と紗夜が未来と会ったのは今から10年ほど前。・・・・・・・」

 

玲は事の発端から終わりまでしっかりと話した。日菜は途中から泣きながら聞いていた。そして紗夜は泣いている日菜に言葉をかけることができなかった。

 

 

 

 




紗夜と会えましたね。紗夜は未来の運命を知っているというかなり悲しいポジションです。
それにしても紗夜のメインヒロイン感がやばい。
いや、ヒロインの一人であることは間違いないけど!

そして日菜が可愛い!

最近リサが出れてない。出したい、、、、、
というわけでこれからはいろんな女の子との絡みを出していきます。
まあ、このバンド集めは半分くらい過去編だったから仕方ない。

次回は残るバンドメンバーが誰になるかを確定させていきたいと思います。

というわけでまた次回もよろしくお願いします!

評価・感想お待ちしております。

ルート分岐後の投稿について

  • 分岐ルート1完結後にルート分岐2を投稿
  • 分岐ルートを1話ずつ交互に投稿
  • 各ルートを章ごと交互に投稿
  • ランダム投稿
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。