限られた世界を彩る花   作:ペットボトルのふた

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全然更新できませんでした。
イベント周回、課題、etc......やることがたくさんあり投稿できませんでした。
申し訳ございません。
これからは極力毎日投稿を心がけていきます。



低評価がついてモチベ下がってたのは内緒。)


第八話「女の勘」

ーーー山吹ベーカリー

 

未来「おはよう、沙綾。」

 

沙綾「おはようございます!今日は何にしますか?」

 

未来「いつものを。」

 

沙綾「ありがとうございます。少々お待ちください。」

 

未来「ありがとう。そうだ、話したいことがあるから今日一緒に学校行かない?」

 

沙綾「はい、大丈夫ですよ。何かあったんですか?」

 

未来「バンドについてな。」

 

沙綾「決まったんですね。」

 

未来「うん。詳しくは後で説明するね。」

 

 

 

 

ーーー通学路

 

未来「じゃあ話していこうか。まずはメンバーを紹介するね。」

 

沙綾「はい!おねがいします!」

 

未来「ボーカルが美竹蘭。ギターは氷川紗夜。ベースは今井リサ。キーボードが羽沢つぐみ。そしてドラムが」

 

沙綾「私、、ですよね。つぐみちゃんがいるんですね。」

 

未来「やっぱり友達?」

 

沙綾「はい!商店街が一緒なので。知ってる人がいてよかったです。」

 

未来「誰もいないのは不安だもんね。そうだ、そろそろ練習を始めたいから予定がわかったら教えてくれると嬉しいな。」

 

沙綾「わかりました!後で連絡しておきますね。」

 

未来「ありがとう。またね、沙綾。」

 

沙綾「はい!」

 

 

 

 

 

ーーー羽丘学園 昇降口

 

リサ「おはよ♪」

 

未来「ああ、リサか、おはよう。」

 

リサ「今日も生徒会室にいるの?」

 

未来「そうだね。確か今日は実行委員の会議もあるし。」

 

リサ「あー。そういえば昨日先生が話してた。今日の五限目に体育祭について決めるって。」

 

未来「そうだ、リサ。バンドメンバー、決まったよ。」

 

リサ「そうなの!?だれだれ!教えて!」

 

未来「そう急かすなって。ちゃんと教えるから。えーと、ボーカルが美竹蘭。ギターが氷川紗夜。キーボードが羽沢つぐみ。ドラムは前に教えたよね。」

 

リサ「意外と世界って狭いんだね。意外とみんな知ってる人だった。」

 

未来「へー。そうなんだ。メンバーが決まったことだしそろそろ練習を始めたいんだが、予定を聞いてもいい?」

 

リサ「いいよー。だけど今、全部言うわけにはいかないからあとで連絡するね。」

 

未来「わかった。またな。」

 

 

 

 

 

 

ーーー羽丘学園 職員室

 

未来「失礼します。先生、お話があるのですがよろしいでしょうか。」

 

担任「ああ、大丈夫。なんだい?」

 

未来「実は、、僕もステージに出たいなっていうことを言いたくて。」

 

担任「まあ、確かに元々出る予定だったしいいんじゃないか?でも、時間とかは自分でうまく作れよ?」

 

未来「そこは自分で何とかします。許可がもらえれば大丈夫です。」

 

担任「そうか、頑張れ。あと今日の会議は任せた。」

 

未来「そこはもちろん。」

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

ーーー羽丘学園 生徒会室

 

未来「お集まりいただきありがとうございます。今日は体育祭についての案が大体まとまったのでそれを確認していただくためにお集まりいただきました。まずは今から配るものを見てください。羽沢さん、お願いします。」

 

つぐみ「はい。どうぞ。」

つぐみは各クラスに資料を配布した。

 

「これは、、、」「いつの間にこんなに、、、」ザワザワザワザワ

 

宮本「これはすべてあなたがやったのですか?」

 

未来「はい。何か問題でもありましたか?」

 

宮本「い、いえ。大丈夫です。(こ、この人は、何者なの?普通この量を一人でできるはずがないのに、、、、)」

 

未来「では上から読み合せていきます。-------」

 

未来は体育祭の競技、進行、時間などを事細かに話した。

 

未来「何か質問のある方はいらっしゃいますか?」

 

宮本「あの、、すいません。」

 

未来「どうされました?」

 

宮本「この、サプライズイベントは何をするんですか?」

 

未来「サプライズですからね、ここでは言えません。ですが計画はしっかりしているので安心してください。」

 

宮本「わかり、ました、、(何をするの、、)」

 

 

その後昼休みの会議は特に問題なく行われた。

 

未来「では、これにて会議を終了させていただきます。お疲れさまでした。

 

「すごかったねー」「これなら今年は盛り上がりそう!」

実行委員たちは驚きながらも和気藹々とした雰囲気のまま生徒会室を出た。

四人の生徒を残して。

 

 

宮本「時谷さん、少しよろしいですか?」

 

未来「はい。悪い日菜、先に戻っておいてくれ。つぐみ、仕事が終わった此処で待っててくれ。」

 

日菜「せっかく未来君と一緒に戻れると思ったのに、、、」

 

未来「ごめんな。また今度な。」

 

宮本「す、すみません。」

 

未来「宮本先輩が謝る必要はないです。では、場所を変えましょう。」

 

 

 

ーーー多目的室

 

未来「それで、話というのは?」

 

宮本「その、、今日の資料のことなのですが、」

 

未来「何か不備でもありましたか?」

 

宮本「い、いえ、そうではなくて、、、その、、」

 

未来「では何か気になる点が?」

 

宮本「そ、その、、、私たちの資料作成の仕事がなかったので、、」

 

未来「そうですね。もしかしてやりたかったんですか?」

 

宮本「いや、そういうわけじゃないんですけど、、毎年実行委員のみんなで協力してやっていたので、、」

 

未来「あー。そういことだったんですね。でも僕一人でできましたし、今年は例年より少なかったのかもしれないですね。」

 

宮本「(この人気付いてない、、今年は共学化したから去年よりも仕事が多かったのに、、、)、、、、、そうかもしれませんね。」

 

未来「それだけですか?」

 

宮本「(ほかにも聞きたいことがあるけど今はいいかな。サプライズも気になるけどいいか、)は、はい。すいません。」

 

未来「いえ、今回の件はこちらの問題でしたので。確認せずに申し訳ありません。」

 

宮本「だ、大丈夫ですよ。むしろ、お疲れ様です。では失礼します。」

 

 

 

ーーー生徒会室

 

未来「つぐみー、いるかー?」

 

つぐみ「はい、お話は終わったんですか?」

 

未来「ああ。もう大丈夫。」

 

つぐみ「それで、私を残したのはやはりバンドのことですか?」

 

未来「うん、練習を始めたいから予定が空いてる日を教えてほしいなって思って。」

 

つぐみ「そういうことでしたか。なら後で連絡しておきます。」

 

未来「わかった。多分近々始まるから。」

 

つぐみ「わかりました。」

 

 

 

 

ーーー教室

 

未来「なんか、ここに来るの久々だなー。」

 

リサ「お、五限目はここにいるの?」

 

未来「さすがにな。競技についていろいろ説明したりしなきゃいけないからな。」

 

リサ「頑張ってね。」

 

未来「これぐらい頑張るようなことじゃないよ。」

 

 

 

未来「これから体育祭について話します。質問ができた方はすぐに手を挙げて聞いてください。では始めます。-----」

 

どうやら今年の二年は騎馬戦(全員参加)、借り物競争(選択)、50m走(選択)があるそうだ。なお未来は2年唯一の男子なので一年男子に交じって参加するそうだ。

 

未来「では最初に騎馬戦の組み分けを決めてください。」

 

「どーするー?」「くじ引きとかでいいんじゃない?」

「いやいや、じゃあ上に乗る人だけきめよーよ!」「それいいね!」

 

 

未来「さて、これが決まったら次は「相変わらず仕事か。」あ、先生。」

 

担任「ここにきても仕事か。お前があそこに入ればすぐに決まるんじゃない?」

 

未来「さすがにあそこには入れませんよ(笑)。」

 

担任「そうか。ところで、バンドのほうは順調か?」

 

未来「バンドのほうはおそらく大丈夫です。練習はこれからですが。」

 

担任「そうか、頑張れよ。」

 

 

 

 

未来「決まったようですね。では次に選択競技についてです。----------------------」

 

 

 

未来「これで教室で決めることはすべて決めましたね。次の体育に授業からは体育祭練習になるので自分の競技、順番を覚えておいてください。」

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

 

リサ「未来ー!一緒に帰ろー。」

 

未来「ああ、いいよ。じゃあ帰ろうか。」

 

 

 

 

ーーー通学路

 

リサ「練習はいつごろからできそう?」

 

未来「そうだなぁ。みんなの予定をまとめると2日後が顔合わせってところかな。」

 

リサ「2日か、、、そうだ!未来!」

 

未来「どうしたの?」

 

リサ「今から家来ない?」

 

未来「???」

 

リサ「だから、アタシの家。来ない?」

 

未来「どうして?」

 

リサ「だって、練習が始まるのは2日後でしょ?だからみんなに会う前に昔の感覚を取り戻したいから。ね!付き合ってよ!」

 

未来「、、、、親の方には許可取ったのか?」

 

リサ「もっちろん!」

 

未来「、、、少しだけならいいよ。」

 

リサ「やった!じゃあ、早く行こ!」

リサは未来の手を取った。

 

 

 

 

 

ーーー今井家

 

ガチャ

リサ「ただいまー!」

 

未来「時谷未来です。お邪魔します、」

 

リサ母「あら、いらっしゃい!リサから聞いてはいたけどまさか本当に男連れてくるなんて!」

 

リサ「お母さん!//いいから!さ、早く行こ!」

 

未来「ちょっと待って、早いって!」

 

リサ母「ごゆっくり~」

 

 

 

ーーーリサの部屋

 

 

 

「ここはこうだよ」

 

「こ、こう?」

 

「違うよ。こう。」

 

「無理だよ、なんでそんなに大きいの?」

 

「頑張ったから。大丈夫。いけるよ。」

 

「無理だって!」

 

「だったら無理やり!」

 

「きゃあ!んっ/い、痛い!」

 

「我慢!」

 

「うぅ、、、」

 

「これでどう?」

 

「あっ!届いた!」

 

「でしょ?」

 

 

 

「でも、こんなに指を開くのは痛いよ!」

 

 

 

 

 

すでに未来による厳しい練習がリサを襲っていた。

 

未来「でももう感覚は取り戻してるんじゃない?」

 

リサ「そうかな、、まだまだな気がする。」

 

未来「これからも練習するんだし大丈夫だよ。それに練習しすぎもよくないし。」

 

リサ「じゃあ、さっきのは何?」

 

未来「それは、、、やる気がすごかったから。」

 

リサ「そんなことないよ!」

 

リサと未来が話していると、、

 

リサ母「、、、あら、夫婦喧嘩かしら?」クスクス

 

リサ「ち、違うから!」///

 

未来「さすがに娘さんが可愛そうですよ。」

 

リサ母「あら?そうかしら?」

 

リサ「もういいから!///ところでお母さん!何の用?」

 

リサ母「もうこんな時間だしご飯よ。未来君のもあるから食べていく?」

 

未来「いや、もう遅いですし帰ります。」

 

リサ母「まぁまぁ、独り暮らしでしょ?それに聞きたいこともいくつかあるから!リサもいいでしょ?」

 

リサ「いいよ」

 

未来「わかりました。いただいてもよろしいですか?」

 

リサ母「ええ、いいわよ。」

 

 

 

 

ーーー食卓

 

「「「いただきます。」」」

 

リサ母「お味はどう?」

 

未来「とっても美味しいです、、、、、」

 

リサ「あれ?どうして未来は泣いてるの?」

 

未来「え?」

未来は自分の目元を触って確かめた。

 

未来「ほんとだ、どうしてだろう。」

 

リサ母「(あの目は、、、)」

 

リサ母「慣れない環境にいるから疲れてしまったのかもしれないわね。少し休んできたら?」

 

未来「食事中にすみません。」

 

リサ母「大丈夫よ。」

 

ガチャ

 

リサ「どうしたんだろう。」

 

リサ母「、、、、きっと大丈夫よ」

 

 

ーーー廊下

 

未来「(まさか涙が出るとは思わなかったな、、久しぶりに親というものを感じたからだろうか。)」

 

 

 

 

 

 

ーーー食卓

ガチャ

 

未来「すみません。もう大丈夫です。」

 

リサ「ならよかったー!」

 

リサ母「そうね。いっぱいあるからたくさん食べてね。」

 

未来「はい。ありがとうございます。」

 

 

 

 

 

 

 

未来「ごちそうさまでした。食器はどちらへ?」

 

リサ母「いいわよ、置いておいて。それよりリサのところへ行ってあげて。あなたが泣いているところを見てかなり心配してたんだから。」

 

未来「そうだったんですね。迷惑かけちゃったな。」

 

リサ母「あなたの過去に何があったかは詳しくはわからないけど、私で良かったら相談におるから。」

 

未来「、、、、、わかるんですか?」

 

リサ母「女の勘よ。」

 

未来「そうですか、、、、、ありがとうございます。」

 

 

 

 

ーーーリサの部屋

 

リサ「あ、戻ってきた~。」

 

未来「悪いな、心配させて。」

 

リサ「、、、さっきのこと?」

 

未来「そう、まさか自分でも泣くとは思わなかったから。」

 

リサ「きっと疲れていたんだよ。最近たくさん仕事してたし?」

 

未来「(やっぱり優しいな。)そうかもな。じゃあ、僕今日は帰るね。」

 

リサ「そっかー。まぁ夜も遅いし仕方ないね。玄関まで送っていくよ。」

 

未来「ありがとう。」

 

 

 

ーーー玄関

 

未来「お邪魔しました。」

 

リサ「またねー!」

 

リサ母「困ったらすぐに来なさい。」

 

リサの母の目は決して冗談を言っている目ではなかった。

 

未来「はい。それでは。」

 

 

 

 

ーーー今井家

 

リサ母「(悲しい出会いもあるのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

玲。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

ーーー時谷未来の家

 

未来「さて、もう過去のことは必要以上に思い出さないと決めたんだ。気にしないでようにしよう。それにしてもリサのお母さんのごはん、おいしかったな。」

 

彼は、今井家でのことを思い出しながら深い闇に意識を手放した。

 




リサ母の最期のセリフ、いいですねー。
また絡まってる感じが個人的には大好きです。

そして話が全然進まず申し訳ない、、、、次は練習に入るんで許してください。


こんなペースで完結まで行けるのだろうか、、

評価・感想お待ちしております。
ではまた次回!

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