電車の中でスマホで書いているのですがなかなか楽しいですね。
ここから2章の始まりです。
第一話「青薔薇の芽吹き」
ーーーCIRCLE
未来「おはようございます、まりなさん。」
まりな「おはよう!昨日は本当にお疲れ様!朝から入るって言ってたけど本当に大丈夫?」
未来「大丈夫ですよ。それに今日はお客様が多いと思いますし。」
まりな「そうなの?」
未来「まりなさんも分かっているでしょうに、、、」
まりな「あはは。でも彼女たちを案内したり説明したりするのは未来くんの仕事だからね。」
未来「少しは手伝ってくれませんか?」
まりな「でも、彼女たちに火をつけたのは未来君だよ?責任は取らなくちゃ!」
未来「分かりましたよ。」
まりな「あっ、早速1人目が来たよ?」
未来「いらっしゃいませ。早いね、友希那。」
友希那「人は沢山見れた方がいいから。」
未来「でも眠そうだよ?昨日も疲れてるんだから寝た方がいいって。人来たら起こしてあげるから。」
友希那「そう、あなたがそう言うなら従うわ。少し席を借りても?」
未来「いいですよね、まりなさん。」
まりな「いいよ!どんどん使って!」
未来「それはそれで問題なのでは?まぁいいや。だって友希那。って寝てるし、、、」
まりな「友希那ちゃんも疲れてたんだよ。無理しちゃう性格なのかな、、、」
未来「そうかもしれませんね。」
まりな「未来くんも眠たかったら寝てもいいんだよ?ほら、お姉さん膝貸しちゃうよ?」
未来「眠くなったら席を借りるのでいいですよ、、、」
まりな「もう、照れ屋なんだから!」
未来「そういうことは僕ではなくて、彼氏さんとかにするものですよ?」
まりな「いないから、、、」
未来「あの、なんかすみません。」
まりな「未来君がなってくれてもいいんだよ?」
未来「僕がそうなったらまりなさんを悲しませてしまうので、、、」
まりな「そんなことないよ?」
未来「僕の方の事情があるので、、、」
まりな「そっか。(そうなんだ、、、どんな事情でも私は受け入れるのになぁ。)」
ーーー1時間後
未来「いらっしゃいませ。」
燐子「こ、こんにちは。あ、あの!昨日、羽丘の体育祭で歌ってた方です、よね?」
未来「そうですよ。聞いてくださってたんですね、ありがとうございます。」
燐子「す、凄かったです。心に響きました、、、お名前を伺ってもよろしいですか?」
未来「それは良かったです。僕は時谷未来です。今日はどうしてこちらへ?」
燐子「私、昔ピアノをやっていたんです。でもあまり人前に出るのは苦手で、、、で、でも昨日の時谷さん達のステージを聞いてから、私もやってみたいって思ったのでき、来ました。」
未来「そういう事でしたか。では空いているスタジオがあるのでそちらをお使いください。」
友希那「そこのあなた。私もご一緒しても宜しいかしら?」
燐子「えと、ど、どなたでしょうか?」
友希那「自己紹介が遅れて申し訳ないわ。私は湊友希那。」
燐子「し、白金燐子です。はい、大丈夫ですよ。」
友希那「そう、ありがとう。それと未来、なぜ起こさなかったの?」
未来「忘れていたよ、、、ごめん。」
友希那「後でちょっと話しましょうか?」
未来「ほんとすみません、、、鍵どうぞ。3番スタジオです。」
友希那「また誰か来たら呼びなさい。」
未来「はい、ごゆっくり、、、」
ガチャ
まりな「あはは、すっかり尻に敷かれてるね。」
未来「そうですね。でも悪くないかも?」
まりな「後で友希那ちゃんに言っておくね。」
未来「ちょ!ほんとやめてください!」
まりな「わかったわかった。冗談だよ。」
未来「良かった、、、」
ーーー3番スタジオ
燐子「湊さんは何を弾くんですか?」
友希那「私は声よ。」
燐子「な、なるほど。そうでしたか。」
友希那「早速なのだけれど何か弾いてもらえないかしら?」
燐子「わ、分かりました。何か希望はありますか?」
友希那「なんでも構わないわ。」
燐子「はい。(なんかテストみたい、、、緊張する、、、)」
タラララララ ジャーン
友希那「(上手い、、、彼女なら、私と、、、)」
燐子「ど、どうでしたか?」
友希那「ええ。すごく上手だったわ。」
燐子「あ、ありがとうございます。」
友希那「燐子、あなた、バンドに興味はない?」
燐子「バンド、ですか?」
友希那「そう、バンドよ。私はあなたにキーボードを担当して欲しいの。」
燐子「私にですか?どうして私なんですか?」
友希那「あなたの音は洗練されていた。昔かなり努力したのね。無理にとは言わないわ。」
燐子「す、少し考えてもいいですか?」
友希那「ええ、構わないわ。」
燐子「私、湊さんの歌聞いてみたいです。だ、駄目でしょうか?」
友希那「いいわ、聞かせてあげる。」
友希那「魂のルフラン。」
燐子「(この人も、上手、あれ、でもこの人の歌、、、どうして?)」
友希那「どうだったかしら?」
燐子「すごく、お上手でした。」
友希那「そう、ありがとう。」
友希那「1度外へ出ましょう。」
燐子「は、はい。」
ガチャ
未来「お疲れ様でした、2人とも。」
友希那「彼女はすごく美しいピアノを弾くわね。」
未来「そうなんですね、1度聞いてみたいものです。」
燐子「い、いえ、私なんかは、、、湊さんの歌も心に響くものでした、、」
リサ「あっ、友希那じゃん!早くない?」
友希那「リサ、どうしてここに?」
リサ「あはは、この前音楽やった時にまた音楽やりたいなって思っちゃって、、」
友希那「そうだったのね。」
未来「まだみんな来てないみたいだよ。」
リサ「私が一番乗りかー。紗夜とかもっと早く来ると思ってたよ。」
未来「確かに珍しい。こういうのは早く来ると思ったけどね。」
紗夜「別に時間など決めてないじゃないですか。」
未来「なんだ、紗夜。いたんだね。」
紗夜「今来たところです。ところでそちらの方は?」
友希那「湊友希那よ。よろしく。」
燐子「し、白金燐子です。よろしくお願いします。」
紗夜「白金さんとは何度も会ってるので覚えてますよ。同じ学校ですし。湊さんですね、よろしくお願いします。」
友希那「突然で申し訳ないのだけれど、あなた達バンドに興味はある?」
リサ「え?アタシも?」
友希那「ええ、そうよ。」
リサ「そりゃ興味はあるけど、、、」
紗夜「一体なんですか?」
友希那「私と一緒にバンドを組まない?」
紗夜「いきなりそう言われても、、、」
リサ「そもそも、、、、、友希那の力になれるか分からないよ?」
友希那「いいえ、あなた達ならきっと出来る。昨日のライブが出来たのだから。」
紗夜「1度音を合わせましょう。貴方が私達の音楽を知っていたとしても私達は貴方の音楽を知りませんから。」
友希那「そうね、ではそうしましょう。またスタジオを使ってもいいかしら?」
未来「うん、構わないよ。」
友希那「ありがとう。さぁ、行きましょう。」
リサ「またね!未来。」
未来「ああ。」
ガチャ
未来「白金さん、でしたよね。」
燐子「は、はい!」
未来「ごめんなさいね、練習しに来てくれたのに、、」
燐子「い、いえ。大丈夫です。」
未来「良ければ他のスタジオを使ってください。」
燐子「良いんですか?」
未来「もちろん。そうだ、僕も聞いてもいいですか?」
燐子「は、はい。でもお仕事は、だ、大丈夫なんですか?」
未来「もう少しで休憩ですから。」
未来「まりなさん、休憩入りますね。」
まりな「わかった、お疲れ様!」
未来「じゃあ、行きましょうか。」
燐子「は、はい。」
ーーー4番スタジオ
ガチャ
未来「どうします?」
燐子「え、えっと、じゃあ、弾きますね。」
未来「ありがとうございます。」
タラララララ タラララララ ジャーン
未来「(上手だなぁ、僕よりもしかしたら、、、でもどうして迷いがあるのだろう。)」
燐子「どうでしたか?」
未来「上手でした。でも、少し気になった点があって、、、」
燐子「ど、どこですか?」
未来「場所っていうか、音そのものに迷いがあったような気がして、、、」
燐子「ど、どうしてですか?」
未来「根拠は無いですけど、、僕は感情が見えるんですよ。」
燐子「そうですか、、分かってはいたんです。」
燐子「私も音を通じて、その人がどんな感情か分かってしまうんです。さ、先程、湊さんの歌声を聞いた時にも分かってしまって、、、」
未来「そうだったんですね、どんな音でしたか?」
燐子「焦りと不安でした、、、私、湊さんから急ぎで調達されてるのかなって思ってしまって、、、さっきも色んな人をスカウトしてましたし、、、」
未来「そんなことないよ。」
燐子「えっ?」
未来「確かに友希那は焦ってるし、今までよりも不安な気持ちをしていた。でも、音楽に関しては妥協は許さない。彼女のプライドはとてつもなく高い。だから決して白金さんを誘ったのは適当では無い。自分に見合う実力があると判断したからだよ。」
燐子「そ、そうなんですか?」
未来「ああ。あの二人も相当上手くなってるから友希那が誘うのも無理はないかな。」
燐子「そうだったんですね、、、私、勘違いしてた、、」
未来「友希那にはなんて言ったの?」
燐子「も、もう少し考えさせてくださいと、」
未来「なら大丈夫だね。白金さんの気持ちも固まったようだし。」
燐子「はい。ありがとうございます。時谷さん。」
未来「お役に立てたなら良かったです。」
燐子「あの、私、湊さんに気持ち、伝えてきます!」
未来「うん。」
ガチャ
ーーー3番スタジオ
リサ「やっぱり友希那上手だね!」
友希那「ありがとう、リサ。どうだったかしら、紗夜。」
紗夜「ええ、お上手でした。」
友希那「どうかしら。私とバンドを組む気は無い?」
リサ「アタシは、、、うん、やりたいよ!紗夜は?」
紗夜「私は、、、そうですね、やらせていただきますよ。」
友希那「そう、ありがとう。」
コンコン
友希那「あら?未来かしら。」
燐子「し、失礼します!」
友希那「あら、燐子だったのね。どうしたの?」
燐子「その、私、バンドやりたいです!」
友希那「わかったわ。ありがとう。」
紗夜「白金さんも誘われていたのですね。」
燐子「はい、、キーボードとしてです。」
友希那「あなた達、音楽に全てを賭ける覚悟はある?」
紗夜「元より賭けてますよ。」
リサ「アタシも、、、、、もう一度!」
燐子「私も、時谷さんのようになりたいです!」
友希那「あなた達の覚悟はしっかりと受け止めたわ。これからよろしく。」
投稿ペースもなるべくあげて頑張りますので今後ともよろしくお願い致します。
評価・感想お待ちしております。
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