限られた世界を彩る花   作:ペットボトルのふた

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とあるコラボ全然でない、、、諭吉が消えていきますね、、、

評価してくれた方
鮭ご飯la様(☆9)
ガスロ様(☆9)
ありがとうございます!

そしてあと一人でお気に入り登録百人です!うれしい!
ありがとうございます!

ではどうぞ!


第七話「コ・イ・ゴ・コ・ロ」

日菜「おはよ!未来君、テストどうだった?」

 

未来「僕は一応全部満点だったよ。日菜はどうだったんだ?」

 

日菜「私も未来君と同じだよ!」

 

未来「おお、すごいな。」

 

日菜「リサちーは?」

 

リサ「アタシは今回すごい良かったよ。まぁ、、、、、二人に比べたらあれだけどね。」

 

未来「予想問題が完璧に当たったもんね。」

 

リサ「うんうん。見た時ちょっと笑っちゃったし!」

 

日菜「予想問題なんて作ってたの?」

 

リサ「そう!テスト前の週末に未来の家に集まって勉強してたんだー。」

 

日菜「そうなの?誘ってよー!」

 

リサ「だって日菜勉強しなくても点数取れちゃうじゃん!」

 

日菜「そうだけどさ~。私も未来君の家行きたかったし、、」

 

未来「別にいつ来てもいいよ。」

 

日菜「ほんと!?じゃあ今日!」

 

未来「今日かー。うーん、いいけど、少し買い物行ってもいい?」

 

日菜「うん!いいよ!ちなみに何を買いに行くの?」

 

未来「自分用の楽器欲しいなって思ったから買う買わないは今決めなくとも、見に行っておきたいなって思ってさ。」

 

日菜「面白そう!私も見る!」

 

未来「日菜ならなんでも出来そうだな。」

 

日菜「そうかな?でもおねーちゃんもやってたし私もやりたいな!」

 

未来「じゃあ行こうか。」

 

リサ「あのー、アタシもいるんですけどー。」

 

日菜「ごめん、リサちー。完全に忘れてたよ!」

 

リサ「そんな元気そうに言われてもなぁ。まぁどっちにしろ今日は私行けないからいいかな。」

 

未来「なにか予定があるのか?」

 

リサ「ちょっとね。友希那とかと集まって話す予定だからさ。 」

 

未来「そうなんだ。」

 

日菜「じゃあ今日は未来君とふたりでデートだね!」

 

未来「デートなのかな?恋人ではないけれど、、、」

 

日菜「男女が2人で出かけたらもうそれはデートだよ!」

 

未来「そうか。じゃあデートってことにしておこう。」

 

リサ「ん、(今、胸の奥がチクってした、、、なんでだろう、、、)」

 

リサ「楽しんできてね!(い、今も!なんで?)」

 

未来「リサも友希那と楽しみなよ。って言っても2人は仲良いから大丈夫か。」

 

リサ「うん。ありがとう。」

 

未来「あっ、そろそろ授業だよ。座ろう。」

 

日菜「うん!(やった!二人で一緒に出かけられるなんて!)」

 

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

未来「じゃあ準備したら日菜の家に行くよ。」

 

日菜「うん!じゃあまた後でね!」

 

リサ「(あれ、もう放課後なの?アタシ、何考えてたんだろう、、、)」

 

日菜「リサちー大丈夫?授業ずっとぼーっとしてたよ。」

 

未来「体調悪いなら言ってよ。ちょっと失礼。」

未来はリサのおでこと自分のおでこをくっつけた。

 

リサ「な、な、なにして、るの?」

 

未来「いや、熱があるか測りたかったから。いきなりやって悪かったな。ん?顔が赤くないか?」

 

リサ「気、気の所為だよ!ほんと大丈夫だからさ。心配ありがとう。ほ、ほら!2人とも今日デートなんだから早く帰りなって!」

 

未来「僕はデートよりリサの方が心配なんだけど、、、」

 

リサ「大丈夫!ほんとに大丈夫!」

 

未来「じゃあまた明日元気に来てね。」

 

リサ「う、うん!任せて。(?)」

 

日菜「またね、リサちー。体調管理しっかりしなきゃダメだよ!」

 

リサ「う、うん。ありがとう、日菜。」

 

 

 

リサ「はぁ、アタシ、、どうしちゃったんだろう。何もしてないのに胸が痛いし、、、それにずっと、、早くみんなに会おう。そしたら治るかもしれないし、、、」

 

 

 

ーーー氷川家

ピンポーン

 

日菜「はいはーい!」

 

未来「来たよ。準備は出来てる?」

 

日菜「うん!もうバッチリ!」

 

未来「さすが日菜。じゃあ行こう。」

 

日菜「あっ、待って!行く前におねーちゃんに出かけること言ってくる!」

 

未来「わかった。じゃあここで待ってるよ。」

 

日菜「うん。ありがとう。すぐ戻ってくる!」

 

 

 

未来「早かったな。」

 

日菜「それがね、おねーちゃんいなかったんだよ。」

 

未来「なら、紗夜もどこかへ出掛けてるんじゃないか?」

 

日菜「そうかも。じゃあ行こっか!」

 

未来「うん。最初は楽器屋行ってもいい?」

 

日菜「うん!」

 

 

ーーー楽器屋

 

店員「いらっしゃいませー。」

 

未来「さすが楽器屋。沢山あるね。」

 

日菜「うん!あっ、これかっこいい!」

 

未来「ギターだね。しかも色も日菜にピッタリだね。」

日菜が指さしたギターは綺麗な水色と白色を兼ね備えた美しいギターであり、まるで日菜の心を映し出したようなものだった。

 

日菜「私楽器やるならあれやりたい!」

 

未来「日菜なら始めたらすぐに覚えそうだね。」

 

日菜「ジャーンってやってドーンってやればるん♪ってきそうだし!」

 

未来「確かに、それで行けばるん♪ってきそうだな。」

 

日菜「でしょでしょー!(すっごく楽しい!やっぱり私は未来君が好きなんだなぁ。)」

 

未来「僕はどれにしようかなー。」

 

日菜「あっ、これなんかどう?」

日菜が選んだのはエクスプローラータイプのギターで色は美しい赤。しかし、未来には悲しげな花のような色に見えた。

 

未来「僕に似合うかな?こんな、、綺麗な色。」

 

日菜「似合うよ!むしろ未来君ぐらいしか似合わない!」

 

未来「そうなんだ。意外と自分じゃ分からないもんだね。」

 

日菜「今日はお金持ってきてるの?」

 

未来「一応持ってきてるけど、買うのは今日はやめておこうかな。ごめん、わざわざ選んでくれたのに、、、」

 

日菜「ううん、大丈夫だよ!私が勝手に選んじゃったんだし。」

 

未来「まだ時間あるけどどこか行きたいところある?」

 

日菜「じゃあ私ショッピングモール行きたい!」

 

未来「いいよ。」

 

日菜「やった!じゃあ早く行こ!」

 

未来「そんなに急がなくても逃げないから。」

 

 

 

ーーーショッピングモール

 

未来「日菜は何か見たいものがあったのか?」

 

日菜「とりあえずお腹すいちゃったから何か食べたいなって。」

 

未来「じゃあポテトでも食べるか?」

 

日菜「うん!」

 

未来「じゃあ買ってくるから少し待ってて。」

 

日菜「わかった!」

 

 

 

ーーーファストフード店

 

???「いらっしゃいませ!ご注文はどうしましゅか?あっ!」

 

未来「えっと、、、注文いいですか?」

 

???「はい!大丈夫です!」

 

未来「じゃあポテトのLサイズを2つください。後は、、、飲み物でアイスティーと、、、じゃあオレンジジュースで。」

 

???「サイズはどうしますか?」

 

未来「両方ともMサイズで。」

 

???「はい!少々お待ちください!えっと、、、こうだから、、、980円になります!」

 

未来「はい、お願いします。」

 

???「ちょうどいただきます!準備するので少々お待ちください!」

 

花音「お願いします!あ、彩ちゃん!」

 

彩「あっ、花音ちゃん!」

 

未来「あ、花音さん。ここで働いているんだ。」

 

花音「あっ、未来君。」

 

彩「あれ?二人とも知り合いなの?」

 

花音「うん、彩ちゃんも未来君のこと知ってると思うよ。」

 

彩「え?ちょっとすみません、、、、あれ?もしかしてさ!花音ちゃん!」

 

花音「うん、羽丘で演奏していた方だよ。」

 

彩「やっぱり!そうだったんですね!」

 

未来「まぁ、、一応そうですね。」

 

彩「私あれ見てすっごい感動したんですよ!私もあんな風に歌ってみたいなぁなんて。」

 

未来「ありがとうございます。」

 

日菜「未来くーん。まだ?」

 

未来「あ、日菜。ごめん、ちょっと話しちゃって。」

 

彩「あっ、すいません!こちらになります。ありがとうごじゃいました!あぅ、、、」

 

日菜「あはは!おもしろい!『ありがとうごじゃいました』だって!」

 

未来「そこは触れちゃダメじゃないか?日菜。」

 

日菜「でもおもしろかったんだもん!」

 

彩「ぅぅ、、またやっちゃったよ、、」

 

花音「大丈夫だよ、彩ちゃん!前より回数減ってるから。」

 

未来「じゃあ失礼します。また今度、花音さん。」

 

花音「うん、またね。」

 

 

 

 

日菜「ねね。さっきの子たちとは知り合いなの?」

 

未来「ピンクの髪の子はしらないよ。でも青いほうの子は知り合いだよ。楽器友達みたいな?」

 

日菜「そうなんだね。(気にしなくてもいっか!それよりも気になるのはやっぱりリサちーだよなぁ。絶対未来君のこと好きだし、、、)」

 

未来「そういえば、日菜はどこに行きたかったの?」

 

日菜「あ、うん!私はね、--------。」

 

 

 

 

 

 

 

 

日菜「あー楽しかった!」

 

未来「それならよかったよ。僕も楽しかったよ。」

 

日菜「また行こうね!」

 

未来「今度は紗夜とかも誘っていきたいね。」

 

日菜「う、うん!でも、、、二人きりでも行きたいな、、、」

 

未来「二人きりで?何か言えないことがあるの?」

 

日菜「まぁ、、、そんなことかなぁ。」

 

未来「ならいつでもいいよ。」

 

日菜「!ありがとう!」

 

未来「僕も日菜には助けてもらってるからね。」

 

日菜「そうかなぁ?あ、もう家に着いちゃったね。」

 

未来「紗夜と玲さんによろしくね。」

 

日菜「うん。わかった。おやすみ!」

 

未来「おやすみ。」

 

 

 

ーーー帰り道

 

未来「ん?あれは、、リサか?」

 

 

未来「リサ。」

 

リサ「っっ!!み、未来!な、なにかな?」

 

未来「いや、いたから声かけたんだけど、、、その様子じゃまだ治ってないみたいだね。」

 

リサ「そ、そんなことないよ?」

 

未来「さすがそれじゃ誰でもわかるよ。」

 

リサ「そうかな?」

 

未来「なにかあったのか?」

 

リサ「いや、、、な、何もないよ。(だって、、アタシもわからないんだもん。)」

 

未来「そうか、、、まあ、家まで送るよ。」

 

リサ「だ、大丈夫だよ?(もうやめてよー!胸の奥が変なんだって!)」

 

未来「心配だから。これだけは譲れないから。」

 

 

 

 

リサ「どうしてさ、、そこまで心配してくれるの?」

 

未来「ん?そんなの簡単だよ。リサが大切だからだよ。」

 

リサ「アタシが大切?どうして?」

 

未来「人を大切に思うことに理由なんているのか?」

 

リサ「そっか、、、そうだよね、、誰かを大切に思うことに理由なんていらないよね。」

 

未来「そうだと僕は思うよ。」

 

リサ「(そっか、、、アタシ、、未来のことが好きなんだ、、、)」

 

リサ「アタシ!もう迷わない!」

 

未来「やっぱり迷っていたんだね。もう迷いは晴れたか?」

 

リサ「うん、ありがとう、未来。」

 

未来「役に立てたならよかったよ。」

 

 

未来「ん?これは何だろう?」

 

リサ「えっと、、、七夕祭り?こんなのこの辺でやってたかな?」

 

未来「あ、下に日程とか書いてある。きっと今年からなんだろうね。」

 

リサ「七夕かー。最近気にしたことなかったなぁ。」

 

未来「七夕か、、、、、、」

 

リサ「(行きたいけど行く人がなぁ、、、、」

 

未来「じゃあ僕と行く?」

 

リサ「へ?え、、ええええええええ!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ついにメインヒロインが恋心に気付きました。
そして次回は夏祭り+七夕→七夕まつりです。
しっかりとした夏祭りを描けなさそうなのでちょろっと海編に入れようかと思います!
そして絶対7月7日に出します!

そして短い期間ですがアンケートをもう一つ用意しようと思います。
大きく話が動くアンケートだと思いますので楽しみにしながら答えていただけると幸いです!

P.S アンケートは2つ同時に表示できなさそうなので今回作ったアンケートは次回投稿日までの期間を設けて表示させていただきます。なお、その間は秋のアンケートは停止します。ご了承ください。その際に秋のアンケートの今までの結果は消えてしまいます。こちらの方で記録は取っておきますがもう一度投票していただけますとこちらが助かります。是非よろしくお願いします。

また次回!

ルート分岐後の投稿について

  • 分岐ルート1完結後にルート分岐2を投稿
  • 分岐ルートを1話ずつ交互に投稿
  • 各ルートを章ごと交互に投稿
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