限られた世界を彩る花   作:ペットボトルのふた

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皆さんの思った展開とは違う展開かもしれませんが御容赦ください。

UA15000突破ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします!


第八話「星に願いを」

リサ「ど、どういうこと!?」

 

未来「そんなに驚くことじゃないでしょ。行く人がいないなら一緒に行けたらなって。」

 

リサ「い、いやでもそれは、、、」

 

未来「僕じゃやっぱりだめ?」

 

リサ「いやそんなことはないんだけどさ、、、なんというかその、、恥ずかしぃ、、」

 

未来「大丈夫でしょ。リサ可愛いし。」

 

リサ「可愛い//、、、、」

 

未来「それで、どうする?あんまり無理強いするのも良くないからさ、、、」

 

リサ「(ここで行かなきゃダメな気がする!)うん。行こ!」

 

未来「わかった。じゃあ当日、リサの家まで行くよ。時間はどうする?」

 

リサ「うーん、5時頃?」

 

未来「わかった。じゃあ帰ろう。」

 

リサ「うん。」

 

 

リサ「(やった!まさか一緒にお祭り行けるなんて、、浴衣着てみようかな。)」

 

 

未来「(お祭りか、、、行くのは久しぶりだなぁ。それにしても、リサが悩みを解決してくれてよかった。)」

 

 

???「(あれは、今井さんと、、、未来君?どうして?どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして)」

 

▼▼▼▼▼

 

ーーー七夕当日

 

ピンポーン

 

リサ母『はーい。』

 

未来「時谷です。リサさんはいらっしゃいますか?」

 

リサ母『あら、久しぶりね、未来君。まだ時間かかりそうだから上がってもらってもいいかしら?』

 

未来「僕は大丈夫ですが、、、」

 

リサ母『じゃあ今鍵開けるから入って頂戴。』

 

未来「分かりました。」

 

ガチャ

リサ母「いらっしゃい。あんまり綺麗じゃないけれどゆっくりして言ってくれると嬉しいわ。」

 

未来「お邪魔します。」

 

リサ母「それにしてもあの子がまさか男の子を誘うとはねぇ、、、しかも未来君をねぇ、、」

 

未来「かっこいいなんて言葉は僕には釣り合いませんよ。リサさんは男子を誘うのは初めてなのですか?」

 

リサ母「あの見た目だから遊んでそうなイメージが強いんだけど実は意外とビビりで奥手でね。それに中学から女子校だったからさ。まぁ、今は違うんだけど。」

 

未来「出会いがなかったということでしょうかね。」

 

リサ母「まぁそんなところかしら。少し、話を聞いてもらってもいいかしら?流してもらっても構わないから。」

 

未来「大丈夫ですよ。僕でよければ話し相手になりますから。」

 

リサ母「優しいのね。あれは、ちょうど今から10年ぐらい前だったかしら。友希那ちゃんと遊んでた時のことなんだけどね。リサが『わたし、友希那といっしょにえんそうしたい!』って言い出した時があって、、それから彼女は友希那のお父さんに教えて貰いながら楽器をやっていたんだけど、、、小学校の6年生頃かしら。リサはね、音楽を辞めたの。正確には辞めざるを得なかったってところかしら。」

 

未来「どうしてですか?」

 

リサ母「リサは、いじめられていたのよ。」

 

未来「そんな、、、考えられないです。今のリサさんは周りからも慕われていて、頼りにされています。なのにどうして?」

 

リサ母「あの子、昔からお人好しでね。自分から色んな子と遊びに行ってたの。でもそれが周りからは鬱陶しく思われてしまったのかもしれないわね。ずっと笑顔だったからそれもあるかもしれないわ。」

 

未来「、、、、、、」

未来は俯いたまま話を聞いていた。

 

リサ母「中学の時には環境も変わっていじめ自体はなくなったんだけど、リサは家族と一部の親友以外のことを信じなくなっていたの。」

 

未来「それが、、、友希那とかですか?」

 

リサ母「ええ、そうよ。」

 

未来「でも、僕が高校に転入してきた時は優しく、1番早く声をかけてくれましたよ。僕は女子校に迷い込んできた厄介な男子なのに、、、」

 

リサ母「それは、私には分からないから直接聞いてみるといいわ。それでね、何が私は言いたいかと言うとね。私はあなたに感謝しているの。」

 

未来「僕に感謝?僕は何もしてませんよ。会ってまだ日も浅いです。」

 

リサ母「会って何日とか関係ないわ。時間よりも密度が大切なのよ。それに、、最近リサが家でよく笑ってるの。そして楽しそうにあなたのことや友希那ちゃんのこと、それから新しく出来た友達について話してくれるの。それが私は嬉しくて、、、あっ、ごめんなさい。」

リサ母は涙が目から零れていた。

 

未来「そうだったんですね。リサも、、、悩んでいたのか。気づけなかった、、、」

 

リサ母「あなたが気づけなかったのは無理もないわ。中学の頃を知らないのだから。」

 

未来「、、、僕の場合そうもいかないんですよ。きっと何度も疑う余地のある行為はあったはずなんです。なのに気づけなかった、、、」

 

リサ母「あなたが責任を感じる必要は無いわ。むしろ私を含めこの家族の人間はあなたに対して感謝の気持ちがあるわ。」

 

未来「ありがとう、、ございます。」

 

リサ母「さて暗い話もそのぐらいにして、、、そろそろリサを呼びに行こうかしら。」

 

未来「あれ、準備とかって、、、、」

 

リサ母「多分終わってるわ。リサー、未来君来てるわよー!」

 

リサ『わかった!今行く!』

 

リサ母「あんな子だけれど、、これからもよろしくお願いします。」

 

未来「こちらこそ、よろしくお願いします。」

 

リサ母「そういえば忘れていたわ。私が話したこと、リサには言わないでくれると助かるわ。」

 

未来「分かりました。」

 

リサ「あれ?もう家の中にいたの!?」

 

未来「お邪魔してるよ。リサ。少しお母さんとお話をしていたんだよ。」

 

リサ「なんの話ししてたの?」

 

リサ母「リサがあんなに話してくる子がどんな子か気になってねえ。」

 

リサ「ちょ、ちょっとお母さん//恥ずかしいからやめて!ほら、行くよ!未来!」

 

未来「おっと!わかったから!すみません、リサのお母さん、失礼します。」

 

リサ母「ええ、楽しんでらっしゃい。」

 

リサ「いってきまーす!」

 

未来「お邪魔しました。」

 

 

 

リサ母「、、、優しくていい子じゃない。それだけに、、、残念ね、」

 

 

 

 

ーーーお祭りへの道

 

リサ「お母さんと何話してたの?(浴衣着てきたんだけど、、褒めてくれるかなぁ?)」

 

未来「簡単な質問を受けてただけだよ。例えば、、、生い立ちとか?」

 

リサ「あはは、何それ!あーでも、アタシ未来の出身とか知らないかも。どこ?」

 

未来「僕の出身地は、、、どこだったかな。」

 

リサ「え!未来でも忘れる事ってあるんだ!」

 

未来「あるよ。忘れたい事なら忘れるさ。」

 

リサ「それってどういう、、、」

 

未来「あっ言い忘れてた。リサ。」

 

リサ「ん?」

 

未来「浴衣、似合ってるよ。リサらしい綺麗な色だ。」

 

リサ「あっ、ありがとう。(やった!苦労してきたかいがあったよー!)」

 

未来「おお、賑わってるな。」

 

リサ「そ、そうだね。(生い立ちが忘れたいって、どういうことなんだろう。)」

 

 

未来「結構色々あるんだなぁ。リサは何か食べたいものとかある?」

 

リサ「(まぁ、気にしたらだめか!)私はそうだなぁ。やっぱり祭りと言ったらこれでしょ!」

連れてこられたのはたこ焼き屋だ。

 

未来「なるほど、たこ焼きか。確かに祭りのイメージが強い。」

 

店員「いらっしゃい!」

 

未来「じゃあ8個入りをひとつください。」

 

店員「おう!あっ、そこの彼女さんが可愛いからおまけしといてやるよ!」

 

リサ「彼女///」

 

未来「ありがとうございます。わざわざすみません。」

 

店員「気にすんなよ!若いうちはこういうこと沢山しとけよな!」

 

未来「こういう事?」

 

店員「ほれ!」

 

未来「えっと、、、はい、丁度です。」

 

店員「まいどあり!」

 

リサ「彼女///」

 

未来「どうする?食べながら歩く?それともどこかに座って食べる?」

 

リサ「じゃあ、いくつか買って座って食べよ。」

 

未来「わかった。じゃあ次は何買おうか?」

 

リサ「そうだなぁ。あっ!私

アタシあれ食べたい!」

 

 

巴「あっ、蘭の時の!えっと、、、時谷先輩ですよね!」

 

未来「えっと、、君は確か、、そう、宇田川巴さんだよね。」

 

巴「覚えててくださりありがとうございます。最近実は蘭とバンド始めたんですよ。」

 

未来「やっぱり蘭の言ってたバンドって幼馴染バンドだったんだね。」

 

リサ「蘭の幼馴染の子?あっ、アタシは今井リサ!羽丘の2年だよ。よろしくね!」

 

巴「よろしくお願いします!私は宇田川巴です!あの、2人とも良ければなんですが、、太鼓を見ていただけると嬉しいです。後でやるので。」

 

リサ「太鼓?見たい見たい!」

 

未来「うん、後で見に行かせてもらうよ。」

 

巴「ありがとうございます!じゃあまた!」

 

 

リサ「あ、なにこれ?」

 

未来「短冊に願いを書こう。まぁ、七夕だしそういうのもありそうだな。」

 

リサ「じゃあ書いていこ?」

 

未来「うん、いいよ。なんて書こうかなー。」

 

リサ「アタシもどうしよーかな。あっ♪あれがいい!」

 

未来「僕も決まったよ。」

 

リサ「えーと飾る場所は、、、出口の方なんだね。」

 

未来「じゃあ帰りにかけて帰ろっか。」

 

リサ「うん。」

 

 

 

 

 

 

リサ「結構買っちゃったね!」

 

未来「そうだね。じゃあ座って食べよっか。」

 

リサ「うん。あ、あの辺とかどう?人も少ないし座りやすそうだよ!」

 

 

未来「ここなら太鼓もよく見えるね。」

 

リサ「いい場所だったね!」

 

未来「あっ、僕飲み物買ってくるよ。」

 

リサ「わかった!じゃあここで待ってるね。」

 

 

???「あれ?もしかしてリサちゃん?」

 

リサ「???」

リサが後ろをむくとそこにはリサが最も見たくない人物がいた。

 

???「久しぶりじゃーん。元気ー?」

 

リサ「ま、まぁ元気だよ。(何なのこいつら!)」

 

???「そっかー。よかったー。元気じゃないと楽しくないからね。」

 

リサ「それはどういうこと?」

 

???「まだ分からないの?もうー、鈍いなー。こういうことだよ!」

 

リサ「きゃっ!やめてっ!」

 

???「きゃっだってよ!可愛いじゃん。」

 

???「昔から可愛いかったけど今はもっと可愛いねぇ!」

リサ「(昔から?、、、)思い出したっ、、、」

 

???「もしかして今まで気づかなかったの?w」

 

???「久しぶりだねぇ。リサちゃん。」

 

リサ「いやっ!」

 

???「あんまり叫ばれるとこっちも困るからさぁ。ちょっと黙っててくれない?」

 

リサ「ひっ、、、(声が、、、出ない、、、怖い、、、どうして、、、)」

 

???「いい子じゃん。」

 

???「どうする?」

 

???「ここだと人が来るかもしれねぇ。とりあえずあそこに連れていこう。」

 

未来「リサー。飲み物はオレンジジュースでいいk、、、、リサ!」

 

???「誰だこいつ?」

 

???「あっ、もしかしてリサちゃんのこれかな?」

未来は無視して涙目のリサに駆け寄った。

 

未来「リサ、大丈夫?何かされた?」

 

リサ「み、、、らい。こわ、、かった、、」

リサは上手く言葉が発せていない。

 

未来「おい。おまえら何してるんだよ。」

未来は今まで発したこともないような口調と声で話しかけた。

 

リサ「(未来が、、こんな口調した事、、ないのに、、)」

 

???「君はなんの用かな?」

 

???「いきなりお前とかどうなの?w」

 

???「おおーやってんねー。」

そこに男の仲間だと思われる人が4人ほど集まってきた。

 

???「この子の彼氏?かっこいいねぇー。」

 

???「逃げてもいいんだよー?ww」

 

散々と煽られてる中未来はリサの方を向いた。

未来「ごめんね、リサ。さっきはあんな口調で怒鳴っちゃって。もう大丈夫だから。」

 

???「おいおい!見せつけてくれるじゃねぇか!」

 

???「この人数に勝てるのかなぁ?」

 

未来「だからそんな顔しないで。祭りが台無しになっちゃったのは悲しいけれど、また来れるから。きっと、また来れるから。」

 

???「おい!シカトしてんじゃねーよ!」

 

???「これみてもその態度続けられるかなぁ?」

そこにはナイフを持った男と鉄パイプを握りしめた男たちがいた。

 

未来「やれるもんならやってみろよ。」

 

???「こいつ!」

 

???「後で後悔すんじゃねーぞ!」

男たちは鉄パイプで殴り掛かってきた。

 

未来「遅い。」

未来は全部よけていた。

 

???「こいつ!」

 

未来「もうやめろよ!」

未来は鉄パイプを片手で受け止めた。

 

???「なに!?」

 

未来「(僕がここで相手をこれで殴ればリサが怖がるだろう。ここは大人しくリサを連れて逃げよう。幸いにも今は祭り。人が多いから空いても迂闊にもう一度手は出してこないはずだ。)」

 

???「ダメだこいつ!強い!」

 

???「ああ。強いな。でも、強いのはお前だけだ。やれ。」

 

リサ「ひ、、、」

ナイフを持った男はリサの足にナイフを近づけた。

 

???「動くなよォ?動いたらこいつがとうなるかわかってるよなぁ?」

 

未来「お前ら、どこまでクズなんだよ。」

 

???「黙れよ。お前が来なければそれで終わりだったんだよ!」

 

???「馬鹿め!止まったな!」

 

ガンッッッッ!!!!

 

未来「ウッ、、、いってぇ。」

 

???「こいつ、、何もんだよ!鉄パイプで思いっきり殴ったぞ!」

 

リサ「み、らい、、、、!!」

 

未来「大丈夫、、、だよ。リサ。」

 

???「おい、ここは退くぞ。」

 

???「まて、最後にやってからいけ。」

 

???「で、でもそれはさすがに、、、」

 

???「チッ、貸せ!」

 

???「おらぁ!」

 

未来「やめろ!!」

殴られた後だったため反応が少し遅れた。

 

 

 

グサッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイフがリサの脚に刺さった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「ああああああああぁぁぁ!!!」

 

未来「てめぇぇぇ!!!!リサに!リサに!!!」

 

???「行くぞ。」

 

未来「待てよ!!!!おい!!!」

リサを傷つけられたことで血が上った未来だったが冷静になるのは早かった。

未来「はっ、リサ!」

 

未来「リサ!大丈夫か!?」

 

リサ「うん、、、いたいけど、、大丈夫、、、」

 

未来「急いで病院に行かないと!(アドレナリンが出てるうちに早くしないと!)」

 

リサ「うん、、連絡、、とか、どうしよう。」

 

未来「僕がするから!リサはとりあえず安静にしよう。ナイフが刺さったままで怖いかもしれないけど抜いたら危ないからそのままにしよう。」

 

未来「それから救急車で、、、」

 

 

 

未来「わかりました。急いでください。」

 

未来「リサ。あと5分ぐらいで来るらしいからとりあえず安静にしてよう。」

リサ「未来。こっちに来て。」

 

未来「どうした?他にもどこか怪我を!?」

 

リサ「ううん違うの。」

リサは未来に抱きついた。

 

リサ「少しだけこうさせて。」

 

未来「ああ。いいよ。」

 

リサ「私さ、、怖かったよ。怖かったよぉ。」

リサは涙を流しながら話し出した。

 

リサ「でも未来が来てくれたから、、、嬉しかった。かっこよかったよ。」

 

未来「僕こそごめん。祭りなんてあんな輩が沢山いるって分かってたのに、、、」

 

リサ「未来のせいじゃないよ。」

 

 

 

 

救急隊員「大丈夫ですか?こ、これは、、」

 

未来「彼女は足を怪我しています。慎重に運んでください。ナイフは抜いてないです。」

 

救急隊員「分かりました。適切な処置をありがとうございます。」

 

救急隊員「では救急車に乗っていただけますか?」

 

未来「分かりました。」

 

 

未来達を乗せた救急車は荒々しいサイレンを鳴らしながら夜の街を走っていった。

 

 

2枚の願いの紙を残して。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

未来『これからずっとみんなが笑って過ごせるように。』

 

 

 

 

リサ『いつかこの気持ちを伝えられますように。』

 

 

 

 

 




???の方々怖すぎ。
てかこの街物騒ですね。色々起きすぎです。もしかしたら未来は名探偵コ〇ンみたいな感じで呼び寄せているのでしょうか?

???の方々は今後も登場していただきます。
救急車来たら騒ぎになると思った方へ
一応裏口に近い感じの場所で人気のない感じを想像してください。あと二次創作だから気にすんな))

それからこれから2週間ほど主が忙しくなるため基本投稿が出来ないと思います。出来ても1話かなぁ。
亀更新で申し訳ありません。

では次回もよろしくお願いします。

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