限られた世界を彩る花   作:ペットボトルのふた

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投稿がんばろ、、

追記:8月29日にタイトル変更させていただきました。


第十四話「青薔薇が花開く時(前編)」

リサ「教えてほしいな、、、」

 

未来「、、、、、わかった。でもその前に夜ご飯を食べないか?」

 

リサ「、、、わかった。」

 

未来「じゃあ用意してくるね。」

 

リサ「、、、うん、待ってる。」

 

 

 

ーーーキッチン

 

未来「(さて、、、どうしようか、、、真実を伝えればきっとリサは受け止めてくれるだろう。しかし、、、彼女の心に動揺が起こることは目に見えている。もしかしたら深い傷ができてしまうかもしれない、、、どうすれば、、、、、、)」

 

 

 

 

ーーーリビング

 

リサ「(確かに紗夜とは仲良さげに見えたけど、、、、きっと日菜つながりだろうと思っていた。性格も似てるし、、、、でもさっきの会話の感じそれだけじゃないんだろう、、、、、きっと過去に未来と紗夜は会っていて何かしらの関係を持っていたに違いない、、、、、、それを聞いたら、、、アタシは今のままでいられるんだろうか、、、、、)」

 

 

 

 

未来「できたよ。食べよっか。」

 

リサ「うん、、いただきます。」

 

未来「召し上がれ。」

 

 

 

ご飯を食べている間、リサと未来は一切言葉を話さず、部屋に響く音は食器の奏でる金属音とすやすやと眠るレインの寝息だけだった。

 

 

 

 

 

 

リサ「ごちそうさまでした。おいしかったよ。」

 

未来「ならよかった。」

 

リサ「、、、、、、」

 

未来「話すよ。僕と紗夜の関係について。」

 

リサ「うん、、、」

 

 

 

 

未来「じゃあ話すよ。(ごめん、、、リサ。少しでだけ嘘を混ぜて話すことを許してくれ、、)」

 

リサ「うん。」

 

 

 

 

 

 

 

未来「まず、、僕はもう親がいないんだ。」

 

リサ「!!!」

 

未来「だいたい幼稚園ぐらいだったかな。その時にはもう親はいなかった。だから、図書館に行って本を読んでいろんな知識を手に入れた。家事とか生活に必要な知識とかあとは趣味で勉強とかしてたかな。その時に紗夜とは出会ったんだ。」

 

リサ「そう、、だったんだ、、、」

 

未来「紗夜は小さい時からあんな感じでね、その時は彼女から話しかけてくれたんだ。当時の僕は人との付き合いをほとんど0にしていたからとてもうれしかった。話していくうちに紗夜とは仲良くなっていってね、ある時彼女がギターをもって来たんだ。ああ、お母さんと一緒にね。その時に彼女がギターを貸してくれて僕も初めて弾いたんだよ。知識はあったから弾くことはできたんだ。それに僕には、、、、、才能もあったんだと思う、紗夜よりも上手に弾けてしまったんだ。」

 

リサ「ちょっと待って、、未来は小さいときにどうやってお金を手に入れていたの?」

 

未来「ああ、たまたま両親が置いて行った家にへそくりがたくさんあったんだ。きっとへそくりなんかではないと思うけど、、、大体小さめの家が買えるぐらい。」

 

リサ「そんなに!!」

 

未来「つづけるね。紗夜はそれから僕にギターを教えてって来てくれたんだ。それで教えていた。」

 

リサ「そうだったんだ、、、、」

 

未来「だいたい小学3年生位までだったかな。ちょうどその時、紗夜が引っ越したんだ。」

 

リサ「うん。」

 

未来「それで、、、僕と紗夜の関係は切れた、、、はずだったんだ。」

 

リサ「そしたら奇跡的に会えたってこと、、、?」

 

未来「うん。僕もびっくりしたよ。」

 

リサ「そうだったんだ。(なんだ、、、私、、そんなことがあったのに疑ったりしてたんだ。最低だな、、、)」

 

リサ「ごめん、、、そんなこと話させて、、、」

 

未来「いいんだ。いずれは話さなければいけない問題ではあった。たまたまそれが今日だっただけだから。」

 

リサ「うん、、、」

 

未来「さ、今日はもう寝よう。」

 

リサ「そうだね。こんな話しちゃったあとはもう何する気にもなれないしね。」

 

未来「うん、じゃあ寝よっか。」

 

リサ「お休み、、、未来。また明日。」

 

未来「うん、おやすみ。また明日。」

 

 

 

 

 

 

未来「ごめんな、、、リサ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未来「おはよう、リサ。朝早いね。」

 

リサ「うん、目が覚めちゃって。」

 

未来「そうなんだ。僕、シャワー浴びてくるね。」

 

リサ「うん。」

 

 

 

 

 

ーーー風呂

 

未来「ふぅ、、、、、これで、、、よかったんだよな。」

 

 

 

 

 

リサ「ん?なんだろう、友希那からだ。」

 

友希那『今日、CIRCLEに来れるかしら?』

 

リサ「なんだろう、、、とりあえず未来に伝えて聞いてみよう。」

 

 

 

 

未来「いい湯だった、、、、朝ごはん作ろう。」

 

リサ「ねぇねぇ、未来。今いいかな?」

 

未来「ん?どうした?」

 

リサ「実はさっきさ、こんなものが友希那から送られてきたんだけど、、、」

 

リサは携帯に友希那からきたRINEを見せた。

 

 

未来「なるほど、、、いいよ。僕と行こう。午後にでも。」

 

リサ「いいの?」

 

未来「うん。実は僕今日、バイトあったし、、、」

 

リサ「わかった。ありがとう。友希那に伝えておくね。」

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

未来「じゃあそろそろCIRCLEに向かおうか。」

 

リサ「うん。じゃあまたあとでね、レインちゃん。」

 

「ニャア」

 

 

 

 

 

 

ーーーCIRCLEに向かう道

 

未来「リサ、久しぶりじゃない?外に出るの。」

 

リサ「そうだね。友希那とかに会うのも久々だね。」

 

未来「楽しみだね。」

 

リサ「うん。」

 

 

 

 

ーーーCIRCLE

 

未来「こんにちは。」

 

リサ「こんにちは。」

 

まりな「あれ?リサちゃん、どこかケガしてるの?」

 

リサ「実は少し前に足を怪我してしまって、、、」

 

まりな「そうだったんだね。でもどうして未来君が押してるの?」

 

未来「今は僕の家にリサがいるからですよ。」

 

まりな「そ、そうなんだ~。(えっと、、、、どういうこと?)」

 

リサ「あはは、、、あっ、友希那来てますか?」

 

まりな「友希那ちゃん?まだ来てないけど、、、、」

 

リサ「そうですか。じゃあ待ってようかな。」

 

未来「僕は着替えてきますね。じゃあリサ、少し待ってて。」

 

リサ「うん。」

 

 

 

友希那「あら、リサ。先についていたのね。事情はお母さんから聞いてきたわ。最近リサの部屋に明かりがつかないのはそういうことだったのね。」

 

リサ「そう。ごめんね、急に決まったことで友希那に伝えられなかったね。」

 

友希那「それは別に構わないわ。ところで、今日は何を伝えに来たかわかるかしら?」

 

リサ「うーん、、、何だろう?」

 

友希那「今日リサを呼び出した理由は大きく2つあるわ。1つは私たちのバンドの名前が決まったわ。あなたに何も聞かずに決めてしまってごめんなさい。」

 

リサ「そうだったんだ!全然大丈夫だよ!」

 

友希那「ありがとう。2つ目は、、、新しいバンドメンバーが加入するかもしれないということよ。今日はその人のオーディションよ。」

 

リサ「なるほどね。」

 

友希那「もう少ししたら紗夜や燐子も来るはずよ。先にスタジオに入りましょうか。」

 

リサ「うん。」

 

 

 

 

 

 

ーーースタジオ

 

リサ「でもどうやって、新しいメンバー候補なんて見つけたの?」

 

友希那「実はね、、、」

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

ーーーーー

???「私!RinRinのところでドラムやる!」

 

RinRin「え、、、、」

 

「ええええええ!!!!!!!!!!」

 

RinRin「ほんとに!?あこちゃん!」

 

???「うん!今から練習する!おねーちゃんに聞いて!」

 

RinRin「頑張って!私、友希那さんに聞いてみるね。」

 

???「ありがとう!あこ、必ずRinRinのバンドに入るよ!」

ーーーーー

 

燐子「ってことがあって、、、、」

 

紗夜「彼女は初心者なんですよね?」

 

友希那「そんな人が私たちについていけるのかしら?」

 

燐子「そ、、それは、、」

 

紗夜「さすがに無理があります。時間だってかかってしまいます。」

 

友希那「ええ。私たちの目標はFWFよ。そんな人に合わせて練習していたんじゃ到底達成できる目標ではないわ。」

 

燐子「はい、、、、そう、、ですよね、、、、」

 

友希那「悪いけど、、、断っといてもらえるかしら?」

 

燐子「わかり、、、、ました。」

 

▼▼▼▼▼

 

 

友希那「ということがあったのよ。」

 

リサ「そうだったんだ。あれ?でも今日はその子のオーディションなんだよね。」

 

友希那「ええ。そうよ。」

 

リサ「もしかして続きある?」

 

友希那「もちろん。今から話すわ。」

 

 

▼▼▼▼▼

 

ーーーーー

RinRin「ごめんね、、あこちゃん。」

 

???「そっか、、、でもね!あこもっと頑張ってみる!」

 

 

 

ーーー3週間後

 

???「ねぇねぇ!RinRin!」

 

RinRin「どうしたの?」

 

???「あこね!結構叩けるようになったの!」

 

RinRin「そうなの?」

 

???「うん!今送るね!」

 

RinRin「うん!」

 

 

燐子「(すごい、、がんばったんだね。あこちゃん!)」

 

RinRin「すごいね!あこちゃん!」

 

???「えへへー!すごいでしょー!おねーちゃんにたくさん教えてもらったんだ!」

 

RinRin「これならオーディション受かるかもしれない!私、友希那さんに聞いてみるね!」

 

???「ありがとう!RinRin!」

ーーーーー

 

燐子「お願いします!あこちゃんのドラム、一度だけでも見てあげてください!」

 

友希那「、、、私たちにそんなことしている時間はないわ。」

 

紗夜「では一度だけ見ましょうか。」

 

友希那「何を言っているの?紗夜。私たちには時間が、」

 

紗夜「確かに私たちには時間がありません。しかしそれは一人の演奏も見れないほどなのですか?もしかしたら新しいメンバーを迎え、私たちはさらにレベルの高いバンドになることができるかもしれません。」

 

友希那「それは、、、そうだけど、、、、、、」

 

燐子「お願いします!」

 

紗夜「どうするんですか?湊さん。」

 

友希那「、、、、、わかったわ。」

 

▼▼▼▼▼

 

リサ「なるほどね、、、、それでその子を見るのが今日ってことね。」

 

友希那「ええ。できれば、、彼も呼びたいのだけど。」

 

リサ「未来のこと?呼べば来てくれると思うけど、、、」

 

紗夜「ええ。未来君はとてもやさしいですし、、、何より教えることに長けています。」

 

リサ「紗夜!」

 

紗夜「今井さん。お久しぶりです。足の具合はどうですか?」

 

リサ「まぁ、、だいぶ楽にはなってきたかな。ただずっと立ってたりすると痛いんだけどね。」

 

紗夜「無理はしないでくださいね。」

 

リサ「うん。ありがと!」

 

 

 

 

燐子「お待たせ、、、しました!」

 

友希那「それで、オーディションの子は?」

 

あこ「はい!」

 

紗夜「この子ですか?」

 

リサ「あっ、あこじゃーん!」

 

あこ「あっ!リサさーん!どうしてここにいるんですか!?」

 

リサ「私、このバンドのベース担当だよ〜。」

 

あこ「そうだったんですか!?」

 

紗夜「今井さん、この子とはどういう関係なんですか?」

 

リサ「あことは同じ部活なんだ〜。」

 

あこ「あこ、リサさん足怪我したって聞いて心配だったんです!大丈夫ですか?」

 

リサ「うん、大丈夫だよ〜。心配してくれてありがとうね。」

 

友希那「どういう関係だろうと贔屓はしないわ。早速オーディションに移りましょう。」

 

紗夜「ええ。そうしましょうか。」

 

燐子「あこちゃん、準備しなきゃ、、」

 

あこ「うん!あこ頑張る!」

 

リサ「頑張ってね!」

 

紗夜「私は未来君を呼んできます。」

 

友希那「ええ。お願い。」

 

 

 

ーーーロビー

 

紗夜「未来君、少しだけスタジオに顔を出してくれませんか?」

 

未来「うん。いいけど、、、何かするの?」

 

紗夜「今からオーディションをするんです。」

 

未来「オーディション、、、さっき燐子が連れてきてた子かな?」

 

紗夜「はい。未来君にも見てもらいたくて、、」

 

未来「わかった。じゃあ行こうか。」

 

 

 

 

ーーースタジオ

 

紗夜「連れてきました。」

 

未来「紗夜から話は聞いたよ。オーディションするんでしょ?」

 

友希那「ええ。あなたにも見てもらいたくて。」

 

未来「じゃあ早速やろう。僕も一応バイト中だからね。」

 

リサ「バイト中にごめんね。」

 

未来「大丈夫、少しならね。」

 

あこ「じゃあいきます!」

 

 

 

 

 

燐子・未来「「(惜しい(な))」」

 

 

 

友希那「なるほど、、、、」

 

あこ「どう、、、でしたか?」

 

友希那「紗夜はどう思ったかしら?」

 

紗夜「努力は感じられました。初めて少しでこれだけ叩けるのは素晴らしいと思います。ですが、、、」

 

友希那「ええ、私も紗夜と同じ意見よ。あなたの実力ではここでは通用しない。」

 

あこ「そう、、、、、ですか、、、」

 

未来「少しいいか?」

 

友希那「そうね。あなたにも聞いておくおかしら。」

 

未来「確かに今の演奏では紗夜や友希那には到底及ばない。」

 

友希那「なら、、」

 

未来「でもこの子には才能がある。これは僕と、、、、燐子にしかわからないだろうけどね。」

 

燐子「っっ!!」

 

友希那「どういうことかしら?」

 

未来「君、名前はなんていうの?」

 

あこ「宇田川あこです。」

 

未来「宇田川さんね、、、ん?まあいいや。宇田川さんのドラムはまだまだ発展途上のレベルだけど、経験を積み練習をしていくことでとてつもないレベルのドラマーになることが僕にはわかる。」

 

友希那「なるほど。確かにあなたが言うのならそうかもしれないけれど燐子はどうしてかしら?」

 

燐子「私、、、音楽している人の感情とかその、、、才能とかがわかってしまうんです。この前未来君に言われたのは感情だけで、ばれてないって、、、、思ってたんですけど、、、、」

 

未来「でもきっとそれだけでは友希那は納得しないよね。」

 

友希那「そんな言葉だけに流されるわけにはいかないもの。」

 

未来「だから、二日。時間をくれ。」

 

友希那「なぜかしら?」

 

未来「二日あれば友希那の納得するレベルまであげられるから。」

 

友希那「そんなこと出来るわけないでしょう?そもそもさっきあなたは『経験をつみ、練習をしていくことで』といったわ。二日やった程度で上がるならそういう風に言わなくてもいいんじゃないか?」

 

未来「ああ。確かにそう僕は言った。でもそれは宇田川さんが一人で歩んでいく場合だ。」

 

紗夜「なるほど。そういうことですか。湊さん、ここは未来君に任せましょう。」

 

友希那「紗夜まで何を言い出すの?」

 

未来「宇田川さんは本気でこのバンドに入りたい?」

 

あこ「も、もちろんです!」

 

未来「なら僕と練習に付き合ってくれないか?必ず二日後にはこのバンドに入れることを約束するよ。」

 

あこ「本当ですか!?やります!」

 

友希那「何を言っているの?私が許可した覚えはないし許可をするつもりもないわ。」

 

未来「いいや。友希那は許可せざるを得ない。」

 

友希那「、、、、、、、まぁ、いいわ。二日後にまた会いましょう。宇田川さん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ようやくバンドストーリーが進むぞ!

なんか燐子がチートキャラ化している気がしてるなぁ。

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