未来「わかりました。こんな感じで大丈夫ですか?」
七菜「ええ。そうですね。あらかた決まりましたし、もう外も暗くなりましたから今日はお開きにしましょう。」
未来「わかりました。」
七菜「まさか今日一日でここまで決まるとは思いませんでしたよ。」
未来「そうですね。後は許可取りぐらいですね。」
七菜「そこに関してはおそらく問題はないです。未来君は羽丘のほうに伝えてください。」
未来「わかりました。では帰りましょうか。」
七菜「そうですね。」
ーーー帰り道
七菜「あら、送ってくれるのかしら?」
未来「もう暗いですからね。」
七菜「ありがとう。なら行きましょうか。」
未来「どうして七菜さんは生徒会長になったんですか?」
七菜「どうして、、そうね、、、やりたかったからかしら。」
未来「そうなんですね。」
七菜「どうしてそんなこと聞くの?」
未来「生徒会に入ろうかと思って。」
七菜「未来君ならきっとできるよ。やってみたらいいんじゃない?」
未来「そうですかね?」
七菜「テスト満点で生徒の信頼を完璧に持ってるあなた以外に逆にいるのかしら?」
未来「何処で聞いたんですかそんなこと、、」
七菜「え?有名な話だよ?」
未来「そうなんですね。」
七菜「うん。だからやってみたらいいと思うよ。花咲川現生徒会長が推薦してあげるよ。なんなら推薦状でも書く?」
未来「そこまで七菜さんが言うならやってみますよ。」
七菜「おお。やった。」
未来「でも、生徒会長って何やればいいんですか?」
七菜「何もしなくていいんじゃない?」
未来「え?」
七菜「みんな立候補するときに『学校を変えます。』とか『より良い学校に、、』とか言ってるけど実際何もしてないんだよ。」
未来「そうなんですね。」
七菜「私もこんな感じで生徒会長してるけど何かしたって聞かれると何もして無いし、、、、、まぁ、そんなに重く考えなくていいんじゃない?」
未来「そうなんですね、、、参考にさせていただきますね。」
七菜「うん。まぁ、また何かあったら学校に来てくれれば多分いるから。あ、それか私の家でも構わないから。」
未来「わかりました。でも、僕七菜さんの家知りませんし。」
七菜「ここだよ。」
未来「あ、近いんですね。」
七菜「そうなの?」
未来「僕の家はあそこですから。」
未来と七菜の家およそ50mほどの距離にあった。
七菜「そうなんだ。いいこと聞いちゃったね。」
未来「別に僕の家に何かあるわけじゃありませんから。」
七菜「でも頼りにはさせてもらうね。」
未来「僕もです。では、今日はありがとうございました。」
七菜「うん。おやすみなさい。」
未来「はい、おやすみなさい。」
未来「ただいま、、リサ。」
未来「リサ、、?」
返事が返ってこなかった。
未来「リサ。なんだ、リビングにいたんだね。遅れてごめんね。」
リサ「、、、あぁ、ごめん。ボーっとしてた。お帰り、」
未来「リサ、疲れてるんじゃない?先に休んでも大丈夫だよ。」
リサ「ううん、、、大丈夫だよ。」
ーーー数時間前の羽丘
魁人「ここです。少々資料が多くて、、」
日菜「そうなんだー。大変だね、リサちー。」
リサ「うん。お疲れ様です。」
魁人「本当は僕一人でやらないとなんだけど、、ごめんね。」
リサ「いいですよ、全然。」
日菜「ちゃっちゃと終わらせちゃお!」
魁人「ええ。そうですね。」
魁人「ありがとうございました。二人のおかげで早く終わりました。」
日菜「じゃあ帰ろ!リサちー!」
リサ「うん。そうだね。」
魁人「すみません二人とも、最後に一つだけいいですか?」
日菜「ん?なに?」
リサ「何ですか?」
魁人「これを見てください。」
日菜・リサ「「んんっ!!」」
リサ「(今のは、、何だったんだろう、、、あれ、、なんだっけ?)
日菜「(今の変な感じ、、何?、、、、あれ、、何で悩んでたんだっけ?でもなんかるんってこないなぁ。)」
魁人「すみません。もう大丈夫ですよ。」
リサ「わ、わかりました。帰ろ?日菜。」
日菜「そうだね。帰ろっか。」
リサ「では、失礼します。」
魁人「お気をつけて。」
日菜「ねぇねぇ。リサちー帰ったら何する?(なんだか喉に魚の小骨が刺さってるみたいでいやだなぁ、、、なんだろ、、、)」
リサ「アタシ?アタシは、、、、ベースの練習でもしようかな。今度またライブすることになったからね。」
日菜「そうなんだ!見に行くよ!」
リサ「ありがと!」
日菜「あ!ライブで思い出したんだった!」
リサ「どうしたの?」
日菜「この間、なんか芸能事務所?の人に声かけられてたんだった!」
リサ「それほんと!?すごいじゃん!」
日菜「連絡返してないけど!」
リサ「返したほうがいいんじゃない?」
日菜「でもなー何するんだろ。」
リサ「いったん聞いてみるのもいいんじゃない?未来がいる時なら、、、、(あれ、、?)」
日菜「どうしたの?」
リサ「ううん、、なんでもないなんでもない、、、」
日菜「じゃあ、未来君がいるときに連絡してみよーっと!」
リサ「そうだね。それがいいと思う。」
日菜「あー!楽しみー!」
日菜「未来君、帰り遅いね。何かあったのかな?」
リサ「文化祭のやつが長引いてるんじゃない?」
日菜「じゃあ仕方ないかー!ねね!楽器ってどこにあるの?」
リサ「アタシのは部屋だけど、、、」
日菜「弾かせて!」
リサ「うん、いいけど、、、どうして?」
日菜「やってみたいから!」
日菜「一回リサちー弾いて見せてよ!」
リサ「わかった。見ててねー!」
ブンブンブンブン
リサ「どう?」
日菜「なんか、、、ズーンって感じ?」
リサ「???」
日菜「でも、、前の体育祭の時より音が変だったかも?」
リサ「えーほんと?チューニングずれてるかな?」
日菜「なんか、、気持ちが前と違うって感じ?」
リサ「そっかー、、日菜もかー。」
日菜「え?私も?」
リサ「うん。前に未来と話した時、そういう感覚を持ってる人がいるんだって。音から気持ちを汲み取れる人。」
日菜「私もそうなのかな?」
リサ「多分そうだと思うよ。」
日菜「そっかー!なんか不思議だね!リサちーはあるの?」
リサ「うーん、、、前に未来にちょっとあるみたいな話はされたんだよね。」
日菜「そっか!お揃いだね!」
リサ「うん!そうだ、ベースやる?」
日菜「やってみようかな。」
ブーンブンブンブンブン
リサ「うそ、、!」
日菜「え?」
リサ「超上手じゃん!」
日菜「本当!?」
リサ「うん!私より上手なんじゃない?」
日菜「えーそうかな?」
リサ「うん!」
prrrrrrr
日菜「ん?」
リサ「日菜、携帯なってるよ?」
日菜「今出るー。」
日菜「あっ!おねーちゃんからだ!」
紗夜『日菜!今どこにいるのかしら?』
日菜「今ねー!未来君の家にいるの!」
紗夜『もうそろそろ帰ってきなさい!』
日菜「はーい。仕方ないかー。」
紗夜『仕方ないじゃありません!』
日菜「じゃあ今から帰りまーす。」
日菜「おねーちゃんに帰って来いって言われちゃった!」
リサ「仕方ないね。電話は今度にしようか。」
日菜「うん。」
リサ「未来にも伝えておいたほうがいい?」
日菜「うん!まぁ私も電話しようかな!」
リサ「じゃあ帰ったら言っておくよ。」
日菜「はーい!」
日菜「じゃーねー!」
リサ「うん。また明日。」
ーーーーー
リサ「ううん、大丈夫だよ。」
リサ「ああ、そうだ未来。実は日菜に頼まれたことがあって。」
未来「どうしたの?」
リサ「実はさ、日菜が芸能事務所の人に声かけられてたんだって。」
未来「そうなの?」
リサ「うん。そうらしいよ。これ名刺の写真。」
未来「なるほど、、、聞いたことある事務所だね。」
リサ「だから今度未来がいるときに連絡したいんだって。」
未来「じゃあ、明日してみようか。」
リサ「学校で?」
未来「いや、放課後にしよう。」
リサ「わかった。」
▼▼▼▼▼
日菜「おっはよー!」
未来「おはよう、日菜。話は聞いてるよ。」
リサ「おはよう。未来が放課後しようって。」
日菜「わかった!んんー!楽しみ!」
魁人「さすがにまだ駄目か、、、」
ーーー未来の家
日菜「じゃあ電話するよ?いい!?」
未来「うん。いいよ。」
リサ「ちょっとアタシが緊張してきた、、、」
日菜「なんでリサちーが緊張してるの?あはは!おもしろい!」
リサ「からかわないでよー!」
日菜「あはは!」
未来「かけるよ。」
日菜「はーい!」
prrrrrrrrrr
prrrrrrrrrr
prrrrrrrrrr
ガチャ
???『はい、こちら芸能プロダクション【GP】でございます。』
日菜「あのー、前に町で声かけられたんですけどー。」
???『わかりました。その際に名刺を渡されませんでしたか?』
日菜「うん、もらったよ!」
???『そこに書いてある担当者の名前を教えてもらってもいいですか?』
日菜「えーと、、紡木って書いてありまーす。」
???『了解しました。あなたの名前を教えてもらってもいいですか?』
日菜「氷川日菜でーす。」
???『では11月24日に我々の事務所に来ていただくことは可能でしょうか?』
日菜「24って何もないよね?」
未来「うん。特に何もなかったと思うよ。」
日菜「大丈夫でーす!」
???『わかりました。では11月24日にお待ちしております。』
日菜「はーい。」
???『失礼します。』
日菜「なんか普通に終わっちゃったね。」
未来「ああ。今調べてみたけど、11月24日にはオーディションがあるらしい。」
リサ「なんの?」
未来「アイドル、、かな?」
日菜「えー!私アイドルになるの!?」
リサ「でも日菜ならできちゃいそうだね。」
未来「そうだね。まぁ、とにかく行ってみよう。僕もその日は一緒に行くから。」
日菜「わかった!ありがとう!」
リサ「でも、日菜が本当にアイドルになっちゃったらどうしよう!」
日菜「何も変わらないよ!」
リサ「だよね、、!」
日菜「うん!」
未来「紗夜には言ったのか?」
日菜「ううん、、言ってないよ。」
未来「言ったほうがいいよ。なんなら玲さんとかにもね。」
日菜「じゃあ、今から家来てよ!」
リサ・未来「「え?」」
ーーー氷川家
日菜「ただいまー!」
紗夜「あら、日菜。お帰りなさい。今日は早かったのね。」
日菜「うん!まぁ、未来君とリサちー連れてきちゃったけど!」
紗夜「ええ!?」
未来「こんにちは、紗夜。お邪魔しても大丈夫かな?」
紗夜「家に上がっていただくことは可能ですが、、、、今家には特に何もありませんし、、、」
リサ「大丈夫大丈夫!」
未来「うん。あんまり気を使わないで大丈夫。それより、玲さんいる?」
紗夜「いえ。今はいないですね。しばらくしたら帰ってくると思いますが、、、」
リサ「アタシも会ってみたいなぁ。」
紗夜「でしたら帰ってくるまで過ごしていてください。」
日菜「やった!あーそうだおねーちゃん!」
紗夜「なにかしら?」
日菜「私ね!芸能事務所に入るかもしれないの!」
紗夜「芸能事務所?」
日菜「うん!前にね!」
紗夜「そういうのは早く言いなさいよ!」
日菜「ごめーん!」
未来「まぁまぁ。とにかく、今度オーディションらしいんだ。」
紗夜「怪しい場所ではないの?」
未来「ああ。調べた感じしっかりしている。 」
紗夜「まぁ、あなたがそう言うなら大丈夫でしょう。お母さんには言ったの?」
日菜「んー?まだだよー?」
リサ「あはは、、、、」
紗夜「帰ってきたらしっかり言いなさいよ。」
日菜「分かってるー!」
玲「ただいまー。」
紗夜「帰ってきましたね。おかえりなさい。」
玲「ただいま、紗夜。あら?お客さん?」
紗夜「ええ。日菜が連れてきたの。」
玲「ならタイミングをずらせば良かったかしら。」
紗夜「いえ、大丈夫だと思いますよ。」
玲「え?」
未来「お久しぶり。」
リサ「こんにちは!」
玲「あら、未来なのね。それそちらは、、リサちゃんよね?」
リサ「はい!」
未来「今日は日菜の話をしに来たんだ。」
玲「私に様なの?」
日菜「そう!」
玲「とりあえず座りましょうか。」
玲「紗夜、お茶を出してくれる?」
未来「いや、大丈夫。僕やるよ。」
玲「じゃあ未来に任せようかな。お願いできる?」
未来「うん。」
リサ「仲、良いんですね。」
玲「勿論。家族だもの。」
未来「はい。」
玲「ありがとう、、、、うん、やっぱり上手ね。」
未来「良かった。」
玲「それで、話っていうのは?」
日菜「えっとね!私がアイドルになるかもしれないの!」
玲「詳しく説明してもらえる?」
日菜「なんかこの間ね!芸能事務所?の人に声かけられて今日電話したら今度のオーディションに来てくださいって!」
未来「調べてみたらそれがアイドルオーディションだったんだよ。」
玲「なるほどね。いいんじゃない?」
日菜「ほんと!?」
玲「ええ。いいと思うわよ。紗夜も熱中できるものを見つけたみたいだしそろそろ日菜も見つけてもいいんじゃないかしら?」
日菜「やった!」
未来「よかったね。日菜。」
日菜「うん!」
リサ「楽しみだね!」
日菜「早く来ないかなー!」
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