限られた世界を彩る花   作:ペットボトルのふた

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台本のキャラ名のところをこだわりました。注目していただけると嬉しいです。


第三話「もう恐れない」

ーーー都内・某ビル

 

チュチュ「No!もう一度。Agein!」

 

パレオ「チュチュ様!一度休憩にしましょう!」

 

チュチュ「いえ、まだ駄目よ!このままじゃRoseliaに勝てないわ!」

 

レイヤ「でもこのまま闇雲にやっていてもだめだと思うよ。」

 

チュチュ「それでも、、、それでもやらなくちゃいけないの!」

 

マスキング「、、、でも、このままじゃダメだろ。」

 

ロック「そう、、ですよね、、」

 

チュチュ「なら、、なら、どうしろって言うのよ!」

 

 

レイヤ「今日はもう練習やめよう。」

 

マスキング「そうだなー。」

 

チュチュ「、、、マスキングまで、、、、、わかったわ、、」

 

パレオ「チュチュ様、、、」

 

チュチュ「しばらく一人にして頂戴。」

 

パレオ「わかりました、、」

 

 

▼▼▼▼▼

 

 

マスキング「おい。」

 

レイヤ「ん?」

 

マスキング「本当に会う気か?」

 

レイヤ「うん。今のRASを変えられるのは()しかいないんだ。」

 

マスキング「、、、わかった。」

 

レイヤ「みんなに言わないでくれてありがとね。」

 

マスキング「口が裂けてもチュチュには言えねーよ。」

 

レイヤ「うん、、そうだね。じゃあまたね。」

 

マスキング「ああ。」

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

 

 

レイ「時谷さんですか?」

 

未来「はい。あなたは、、」

 

レイ「和奏レイです。RASのベースボーカルです。」

 

未来「僕は時谷未来です。とりあえずここで話すのもあれなので何処か入りませんか?」

 

レイ「そうですね。」

 

 

 

ーーー喫茶店

 

 

未来「まさか花園さんとお知り合いだったとは思いませんでしたよ。」

 

レイ「私も花ちゃ、、、たえちゃんと仲がいいのは知りませんでした。」

 

未来「それで、、今日はどうして僕を?」

 

レイ「こういうことを対バンの相手に聞いていいのかわからないんですけど、、、今のRASを元に戻すにはどうすればいいかを聞きたくて、、、」

 

未来「なるほど。」

 

レイ「チュチュとは前に会いましたよね?」

 

未来「うん。いきなり学校に来られてびっくりしちゃったけどね。」

 

レイ「本当にすみません、、、私が止められなかったばっかりに、、」

 

未来「ううん。特に何かをされたわけじゃないから。それに彼女の音楽に対する情熱を見れたから。」

 

レイ「RASは、、チュチュが作ったんです。『最強のバンド』を目標に。」

 

未来「彼女は『最強』をやけに追及していたね。理由は何かあるの?」

 

レイ「、、、ここでは話せない、、、です。すみません。」

 

未来「ううん。大丈夫。誰にだって話せないことに一つや二つはあるからね。それが他人に関することとなればもっと。」

 

レイ「、、、、今の、、今の崩れそうなRASを助けていただけますか?」

 

未来「ここまで話を聞いておいてこんなことを言うのは非常に申し訳ないんだけど、、僕はRASを助けることはできない。」

 

レイ「そう、、ですよね、、すみません。こんなことにためにお時間取っちゃって。」

 

未来「でも」

 

レイ「、でも?」

 

未来「()()()()を助けることはできる。」

 

レイ「それってどういう、、」

 

未来「百聞は一見に如かず。とりあえずついてきてもらってもいいかい?」

 

 

 

 

 

ーーーCIRCLE

 

 

ますき「お。レイ。」

 

レイ「あ、ますき。どうしてここに?」

 

ますき「ああ。レイのことが気になって、チュチュが行った学校の人に聞いたんだ。」

 

レイ「、、、怖がられなかった?」

 

ますき「大丈夫。笑顔で答えてくれたから。それより横のは?」

 

レイ「(笑顔だったのって、、変な事したら何かされると思っていたからじゃないかな、、?)」

 

未来「時谷未来です。Roseliaのマネージャーです。」

 

ますき「私は佐藤ますき。RASでドラム叩いてる。よろしく。」

 

未来「よろしくお願いします。ますきさん。」

 

レイ「あ、私も名前呼びで構わないよ。」

 

未来「わかりました。レイさん。」

 

ますき「でも、どうしてレイと一緒にいるんだ?」

 

レイ「それが教えてもらえなくて、、」

 

未来「でしたらますきさんも一緒に来ていただけませんか?」

 

ますき「あ?どうして私も?」

 

未来「必要なことを伝えられると思うので。」

 

ますき「、、、まあ暇だしいいぜ。」

 

レイ「じゃあ行こっか。」

 

 

 

ーーースタジオ

 

 

未来「レイさん。ここに来る前に言ったこと、覚えてますか?」

 

レイ「うん。見ててもらうだけって。」

 

未来「そう。今から僕がやることを見ててください。そうすればきっとあなたたちなら求めている物を得られるはずです。」

 

ますき「やることって?」

 

 

 

未来「それでは、、RAISE A SUILENより、『R・I・O・T』」

 

レイ・ますき「「っっ!!」」

 

 

 

レイ「(すごい、、、私やますき、ううん、、、、RASのだれよりも演奏がうまい、、、それに、、)」

 

 

 

ますき「(なんだよ、、、こいつ。レベルが私たちと違う、、、Roseliaはこんなやつと一緒に練習しているのか、、、、こいつのうまさは、、、そうか、、)」

 

 

 

 

 

未来「どうでしたか?」

 

レイ「すごかったよ、、チュチュにも見せてあげたかった。」

 

ますき「そうだな。あいつが見たら喉から手が出るくらい欲しがるんじゃないか?お前のこと。」

 

未来「でも、チュチュさんは僕の演奏を聞くよりも成長した皆さんの演奏を聴くほうが嬉しいと思いますよ。」

 

未来「あなたもそう感じているんですよね、、()()()さん。」

 

 

ますき・レイ「「えっ!!」」

 

令王那「、、、やはり、、ばれていたのですね。」

 

 

 

 

未来「演奏に集中しているとはいえ見えたからね。」

 

令王那「そうでしたか、、、素晴らしい演奏でした。」

 

未来「そう言ってもらえてよかったよ。」

 

ますき「ちょっと待てよ。どうしてお前はパレオのこと知ってるんだよ。」

 

未来「、、先日たまたま彼女と出会い、話す機会があったんです。」

 

レイ「そうだったの?」

 

令王那「はい、、ようやく見つけることができた私の居場所、、それが崩れていくのが、、怖かったんです、、、私はとても迷いました、、でもその時、、未来さんが公園で泣いていた私に話しかけてくれたんです。」

 

ーーーーー

 

未来「君。大丈夫かい?」

 

令王那「はい、、ありがとうございます。、、もう少しだけ、、、ここにいてくださいませんか、?」

 

未来「うん。わかった。君が落ち着くまで僕はここにいるから、、、」

 

 

令王那「すみません、、お恥ずかしいところをお見せしてしまいました、、」

 

未来「何かあったのかい?」

 

令王那「私、鳰原 令王那と申します。私は今、、RAISE A SUILENというバンドに所属しています、、キーボード担当です、、」

 

未来「そうか、、君はRASの方なんだね。」

 

令王那「RASをご存じなのですか?」

 

未来「うん。何せ僕は今度君たちとライブをするRoseliaの一人だからね。」

 

令王那「え、、」

 

未来「驚かせちゃってごめんね。泣いている君を見ていたらいてもたってもいられなくて。」

 

令王那「お優しいのですね。本当にありがとうございます。」

 

未来「警察とかに通報されなくてよかったよ。」

 

令王那「いえ、そんなことしませんよ。」

 

未来「よかった。また今度会うんだよね。僕たちはステージの上で。」

 

令王那「そうですね。でも、、会うことがないかもしれません。」

 

未来「、、どうしてだい?」

 

令王那「私の話を、、聞いてくださいませんか?」

 

ーーーーー

 

令王那「私はすべて話しました。私がRASであることも、私がどんな人間であるかも、、、RASが今どんな状況にあるかも、、、なぜ話したのかは私にもよく、、わかりません。でも、未来さんには相談したい、、話したいって、、その時、思ったんです。」

 

未来「僕が彼女を見たときには彼女は限界を超えていました。でも彼女は僕が話しかけたときに拒絶することなくすぐに信じて、すべてを打ち明けてくれた。そんな優しくて素直な子を僕は見捨てられなかった。」

 

令王那「私のあの時の感覚は正しいものだったと、今日、改めて知ることができました。」

 

レイ「そうだったんだ。、、、、気付けなくてごめんね。」

 

令王那「いえ、、悪いのは相談をできなかった私ですからレイさんは気にしないでください。」

 

未来「それはそうとして、今のRASの方々なら今の状態をすぐに解消できるはずです。ライブの日を楽しみにしていますね。」

 

ますき「随分とRoseliaは余裕なんだな。敵に向かって助言をくれるくらいに。」

 

未来「敵?違いますよ。音楽に敵なんてものは存在しません。存在するのは切磋琢磨するライバルだけですから。」

 

 

 

 

レイ「Roseliaってすごいんだね。」

 

ますき「ああ。今までのRASじゃ絶対にかなわなかった。」

 

レイ「でも今なら勝てるかもしれないね。」

 

令王那「、、、、、」

 

レイ「パレオ?」

 

令王那「、、、あ、はい!そうですね。」

 

ますき「どうした、ぼーっとして。」

 

令王那「なな、何でもありませんよ!」

 

レイ「えーほんと?」

 

ますき「もしかしてパレオ、お前未来(あいつ)に惚れたのか?」ニヤニヤ

 

令王那「ち、違いますよ!」

 

レイ「あはは。可愛いね、パレオ。」

 

令王那「だから違いますってば!」

 

ますき「いいんじゃないか?あいつと話してるときのお前の顔、すごい生き生きしてたぜ。」

 

令王那「そ、そんな、、、」

 

レイ「応援するよ。」

 

パレオ「うー、、、、チュチュ様のところにいきますよ!」

 

マスキング「はいはい(笑)」

 

レイヤ「ますき、あんまりいじめちゃだめだよ?」

 

ますき「分かってるって。」

 

 

 

 

 

友希那「そう。わかったわ。」

 

未来「勝手に行動してごめん。」

 

友希那「構わないわ。私たちにしたら相手が強いほうがいいでしょう?」

 

未来「うん。そうだね。」

 

友希那「それにしてもRASがあそこまで追い込まれているとは思わなかったわ。」

 

未来「余裕があるようには感じられなかったけど、、僕もまさかあそこまでとは思わなかった。少し言いすぎちゃったかな。」

 

友希那「そんなことないわ。きっと大丈夫よ。それよりも、今は自分たちのことに専念しましょう。」

 

未来「うん。そうだね。どんな相手だろうと手を抜くわけにはいかないからね。」

 

友希那「ええ。私たちが目指す場所はここよりもずっと遠くにある。それに届くまで私たちは進み続けるわよ。」

 

未来「できる限りサポートしていくよ。」

 

友希那「頼もしい限りだわ。これからもよろしく、未来。」

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

ーーー都内・某ビル

 

パレオ「チュチュ様!チュチュ様!」

 

チュチュ「What,,,,何かしらパレオ。私は今忙しいの。何もないのならどこかへ行ってくれるかしら?」

 

パレオ「待ってくださいチュチュ様!」

 

チュチュ「何かしら。パレオ。」

 

マスキング「なぁ、チュチュ。もう一度演奏させてくれよ。」

 

レイヤ「うん。今ならきっとチュチュの納得の演奏ができると思う。」

 

チュチュ「それは本当かしら?」

 

マスキング「ああ。任せろ。」

 

ロック「(皆さんの雰囲気が今までと違う、、、あわせずに本気で行かなきゃ、、私も飲まれてまう!)」

 

 

チュチュ「曲は?」

 

レイヤ「『R・I・O・T』で。」

 

チュチュ「わかったわ。じゃあ始めてちょうだい。」

 

 

 

♪Come into the world

 

♪響き渡るのは絶妙な 存在意義の concerto

 

♪分厚い rule は破り捨てて

 

♪Let's shake it down!さあ声高く

 

♪聴こえたのなら…

 

♪Just follow me, and trust me

 

 

チュチュ「(Wait,,,,,Wait!何よ、、何よこれ!、、、数日前とは何もかも違うじゃない、、、でも、、悪くなっていない、、むしろ良くなってる、、、いったい、、どこで、、何をしてきたのよ!)」

 

 

 

♪勝利の女神から always 熱視線受けて

 

♪passions run R・I・O・T passions run R・I・O・T

 

♪無敵な flavor を纏わす

 

♪さっさと白旗を振って降参しなと

 

♪passions run R・I・O・T passions run R・I・O・T

 

♪無駄な争いには get tired

 

 

 

♪小細工は要らない 正面から go ahead

 

♪逆らえない衝撃で Bang!

 

 

「Don't waste your breath.」

 

 

♪Come into the world

 

♪降り立つ姿は 絶大な輝きの fantastic art

 

♪至高の音楽を味わえと

 

♪Let me show you 酔いしれればいい

 

♪僕らの音は 世界へと憑依する

 

 

チュチュ「(Good,,,Exciting,,,,これなら、、Roseliaにだって負けやしない、、!)」

 

 

♪声色に中毒性 too many 混ぜて

 

♪passions run R・I・O・T passions run R・I・O・T

 

♪高揚感に身を委ねては

 

♪序破急全てひっくるめ 脅威を孕む

 

♪passions run R・I・O・T passions run R・I・O・T

 

♪賞味期限切れは get away

 

 

♪お喋りは必要ない 聴覚だけ please give me

 

♪心強く揺さぶって Bye!

 

 

♪Come into the world

 

♪魅せて魅せられた 情熱で炙り出す鮮やか

 

♪僕らの周波数に tuning して

 

♪All of you 浴びれば最後

 

♪離れられずに 溺れてしまうだろう

 

 

 

マスキング「(演奏ってこんなに楽しいものだったんだな、、)」

 

ロック「(よーし、みんながその気なら私も、、、、どえれーもん見せたる!)」

 

パレオ「(どうかこの思いが、、皆さんに、、届きますように、、!)」

 

 

 

「There's nothing to worry.」

 

 

♪Come into the world

 

♪響き渡るのは絶妙な 存在意義の concerto

 

♪分厚い rule は破り捨てて

 

♪Let's shake it down!…さあ声上げろ!

 

 

 

♪Come into the world

 

♪降り立つ姿は 絶大な

 

♪輝きの fantastic art

 

♪至高の音楽を味わえと

 

♪Let me show you 酔いしれればいい

 

♪僕らの音は 世界へと憑依する

 

 

レイヤ「(大切なのは、、仲間を信じること。それと、、、真剣に向き合い、、恐れないこと!)」

 

 

 

 

 

レイヤ「どうだった、チュチュ。」

 

チュチュ「Excitingよ!Perfect!これならどんなバンドにも負けやしない!」

 

マスキング「それは、、、わからないけどな。」

 

チュチュ「あら?今日は弱気ねマスキング。何かあったの?」

 

マスキング「なんもねーよ。ただ、、、、この世界にはまだまだ上がいるってことを知っただけ。」

 

チュチュ「まあ今はそれでもかまわないわ。いずれRAISE A SUILENはこの時代の覇者となるんだから!」

 

パレオ「はいー!チュチュ様!」

 

 

 

 

 

 

レイヤ「それにしてもロックはすごいね。」

 

ロック「へ!?ど、どうしてですか!」

 

レイヤ「私たちが気付く前からずっと正解に気付いていたから。」

 

ロック「正解なんてそんな!私はただ、このRASっていうバンドが好きで、、音楽が好きだっただけです。真剣に向き合えたのは皆さんと一緒に演奏ができていたからです。」

 

レイヤ「そっか。やっぱりロックはすごいよ。」

 

ロック「レイヤさんもすごかったですよ。特に今日の演奏は今までとは一線を画すほどの演奏でした!」

 

レイヤ「ありがとうロック。一緒にこれからも頑張っていこうね。」

 

ロック「はい!」

 

 

 

パレオ「(もう、、パレオも令王那も、、何も恐れない!仲間を信じて、、)」

 

 

▼▼▼▼▼

 

 

チュチュ「どうやら逃げずに来たようね!Roseliaの皆さん。」

 

友希那「あなたたちこそ。今日は楽しませてくれるのかしら?」

 

チュチュ「ええ。もちろん。perfectなライブをあなたたちに見せてあげる。楽しみにしていて頂戴。」

 

友希那「ええ。楽しみにしているわ。」

 

 

 

 

ーーー客席

 

香澄「うー、ドキドキする!」

 

有咲「落ち着けよ、香澄。見てるだけじゃんか。」

 

香澄「でもでも!ドキドキするじゃん!」

 

有咲「まぁ、、しなくもねーけど、、、」

 

 

モカ「蘭ー。そんなに楽しみなのー?」

 

蘭「どうして?」

 

モカ「モカちゃんにはー蘭の口角が上がってるように見えてるんだけどー。」

 

蘭「、、、仕方ないじゃん。」

 

モカ「それもそうだねー。」

 

 

 

???「(また来ちゃった、、、あの時見せてもらったものを、、もう一度見たくて、、、!)」

 

 

 




書いててパレオのことが3倍好きになりました。

そしていよいよ新しいバンドが、、、、



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