ハイスクール・フリート クロイツェル家の養子 作:レオパルト
???「目標発見!艦長、発射しますか?」
???「晴風に二発!しらなみに六発!潜水艦の恐ろしさを思い知らせてやれ!」
???「了解!まずは1番と2番、晴風に!残りは全部、しらなみに撃て!」
同時刻海上にて
しらなみ水測員「先程から捕捉していた潜水艦、魚雷を発射しました!五時の方向、六発!」
しらなみ砲雷長「VLS、1番から6番!VLA発射用意!」
しらなみ副長「撃てー!」
副長の合図ともに発射ボタンが押され、前甲板VLSから六本の煙の筋が飛び出す。
同時刻晴風艦橋にて
万里小路『艦長、伊201から魚雷二本、艦尾の方向からいらっしゃいましたわ』
明乃「野間さん!魚雷見える?」
野間『いえ・・・・・・発見しました!五時の方向!雷跡二!』
明乃「鈴ちゃん!取り舵一杯、回避急いで!」
鈴「は、はい!」
艦が転舵したことで、左に大きく傾く。
駿太郎「おー、航洋艦って結構、揺れるんだな」
幸子「驚いてないで、助けてくださいよ・・・・・・」
???「なんだ、このド下手クソの操艦は!艦長は誰じゃーい!」
艦橋に訛りのきいた広島弁で、シュペーから脱出してきた金髪の女子が入ってくる。
幸子「ですから今、潜水艦と戦闘中でして・・・・・・」
???「んなこと、わかっとるわ!だったらなんで照明を点けてる!このドマヌケ共が!」
明乃「照明消して!」
艦橋の照明が消え、赤色灯だけが光る。
芽依「うわっ、暗っ!」
???「夜目を慣らして置かないからだ!航海灯も消せ!」
鈴「そんなことしたら、他の船とぶつかっちゃうよ〜」
???「ドアホ!戦闘中に自分の姿を晒す馬鹿がどこにいる!」
鈴「ひ、ひぃ!」
???「取り舵一杯!」
鈴「は、はい・・・・・・取り舵20度・・・・・・」
???「聴音、聞き逃すなよ」
万里小路『承りしましたわ』
???「これでしばらく時間を稼げる」
どうやら彼女のターンは終わったようだ。宗谷さんが質問をする。
ましろ「お前は誰だ?・・・・・・」
???「ワシ?ワシか?ワシはヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァ・・・・・・」
駿太郎「あーもう、長い長い!ミーナでいいよな?見た感じ同い年だし」
ミーナ「・・・・・・まあいい。だが、ワシは二年だぞ?見た感じお前たちは一年だろ?ワシはお前たちの先輩だぞ」
明乃「えっミーちゃんって、二年生だったの?」
ミーナ「ああそうだ!」
駿太郎「やっぱり同い年だな。俺、二年だし」
ましろ「浅海さん、二年だったんですか!」
駿太郎「じゃないと横須賀まで来ないよ、普通」
俺が二年生であることに驚いた晴風艦橋組だったがミーナの一言で静まりかえる。
ミーナ「浅海・・・・・・だと?」
駿太郎「俺の苗字は浅海だけど何か?」
ミーナ「もしかして下の名前は駿太郎か?」
駿太郎「ご名答、てかなんで知ってるの?」
ミーナ「そうか・・・・・・お前が浅海駿太郎か・・・・・・」
駿太郎「俺、ミーナに会ったことあったっけ?」
本来、有り得ないはずの初対面の人から名前を言われたので確認をとる。
ミーナ「いや、シュペーの艦長・・・・・・テアが言ってたんだ。「浅海駿太郎の私の弟の名前だ」と・・・・・・」
駿太郎「ちなみにそのシュペーの艦長の名前って?」
ミーナ「テア・クロイツェルだ」
駿太郎「本当に俺に姉がいるのか?」
するとその一言がミーナの逆鱗に触れたのか、少し怒気の含まれた声で胸ぐらを掴まれる。
ミーナ「このどマヌケが!まだ一度も会ったこともないお前のためにどれだけ艦長が、テアが心配していたか、分かるか!」
駿太郎「すまないが俺は姉の存在を今まで知らなかった。あいにくドイツには行ったことがなくて俺が家族と呼べる人がマリアさんしかいないと思ってた。君の艦長が俺のことを心配してくれたなら本当に申し訳ない」
冷静に胸ぐらを掴まれていた手をゆっくりと離し、謝罪の意を伝える。だが、その目尻には少し涙が浮かんでいた。
ミーナ「お前!・・・・・・そうか・・・・・・なら、仕方がない」
明乃「二人とも大丈夫?」
ミーナ「ワシは問題ないぞ」
駿太郎「俺も大丈夫だ」
涙を拭いながら、返事する。
しらなみ副長『艦長、伊201を捕捉。どう対処しますか?』
万里小路『艦長、艦尾方向にスクリュー音を探知しました!』
駿太郎「名前は知らないけど晴風水測員の人、こちらで対処するから一旦、ヘッドホン外してくれ」
万里小路『了解しましたわ』
駿太郎「副長!アスロックで対処しろ!最終的には短魚雷でも構わない!敵を足止めしてくれ!」
副長『了解しました!』
駿太郎の指示を受け、しらなみが左に転舵して潜水艦の方へ向かう。十数分後、水中で爆発音と水柱が立ち伊201が緊急浮上してきた。撃沈せずに無力化できたことに晴風乗員だったが一つ、大事なことを忘れていた。
駿太郎「しまった、寝る場所無いじゃん・・・・・・」
晴風艦橋組「「「「「あっ・・・・・・」」」」」
こうして、新たな問題が晴風に襲いかかった。
どうして1000文字で終われないんだろう・・・・・・
アンケートはドイツ組優勢ですね。(まあ当然)
ヒロインは誰がベスト?
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晴風艦橋組
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晴風艦橋組以外
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劇場版勢
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ドイツ勢
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その他