【完結】劇場版 ヴァールハイト・プリキュア アカシックスターズ!ゲームの世界を脱出せよ!絆のプリキュア!キュアエクス対キュアクロス! 作:32期
?「お~~~!良い!ライダーみたいに大きな闇を持っているような描写とか…すっごく良い!」
?「やよい、ちょっとは静かに見れへんのかい?」
?「まあまあ、あかねさん。とても面白い映画という事ですし…」
?「れいか、無理に庇わなくてもいいよ?」
?「みんなお待たせ~!」
?「ポップコーン買ってきたクル~!」
夢幻の園―裏夢幻メイキュウ〈MUGEN巨神階層〉― 最深部
side:キュアシード
エール「いくよ、みんな!」
アンジュ・エトワール・マシェリ・アムール「「「「うん!」」」」
HUGっと!プリキュア「「「「「たあああああ!!!」」」」」
クロス「あら、5人だけでいいのかしら?でしたら…ふっ!」
エール「嘘!?ん、ん~!!!動けない!?なんで!?」
クロスに飛び掛かったHUGっと!プリキュアさん。しかし、攻撃はクロスに当たることなく、5人は空中に静止する。
クロス「その程度で”プリキュア”なのですか?…そんなんだから”源馬”を救えないのよ!跪け!!!」
HUGっと!プリキュア「「「「「きゃあっ!?」」」」」
シード「エール!みんな!」
ホイップ「私たちも行くよ!」
ミラクル「うん!」
空中に静止していたHUGっと!プリキュアは、クロスの力によって地面の叩きつけられて這いつくばっている状態になり、動くこともできない。そんな中、キラキラ☆プリキュアアラモード、魔法つかいプリキュアの二組もクロスに攻撃を開始する。
ホイップ「ホイップ・デコレーション!」
パルフェ「パルフェ・エトワール!」
クロス「…ふざけないで。こんなふざけた攻撃で、私に傷をつけることは出来ない!」
ミラクル「それなら!」
マジカル「これでどうよ!」
ホイップとパルフェの技は、クロスに当たらない。クロスの周囲に半径1メートルほどのバリアがあるのか、攻撃が遮られてしまっているからだ。その光景を見たミラクル、マジカルはルビースタイルとなり浄化技の体制に入る。
ミラクルRS・マジカルRS「「プリキュア・ルビー・パッショナーレ!」」
フェリーチェ「プリキュア・エメラルド・リンカネーション!」
クロス「無駄よ!ふっ!」
カスタード「今です!たあっ!」
魔法つかいプリキュアさん達の攻撃を、両手を前に出してバリアで受け止めるクロス。その隙をついて、残るプリアラメンバー4人のクリームエネルギーがクロスを拘束する。
カスタード「やっぱり!バリアを一か所に展開する時は、他の防御は出来ません!」
フローラ「みんな、一気に行くよ!」
ゴープリ+まほプリ+プリアラ+ハグプリ「「「「うん!!!」」」」
クロスを拘束し動けなくすると、4組のプリキュアたちは、一斉に最大の浄化技を仕掛ける。
MUGENコーポレーション 研究室
side:コルーリ
はぐたん「はあぎゅううううう!!!」
ハリー「な、なんや!?」
はぐたんは光を放つと、中央モニターの画面に入り消えてしまった。
ハリー「は、はぐたん!どういうことや!?」
コルーリ「あっ!ハリーさん!はぐたんがプリキュア達の所に出現しました!」
ハリー「なんやて!?」
はぐたんは突如として、プリキュアたちのいるゲーム世界に出現する。一体…何が起きてるの?
夢幻の園―裏夢幻メイキュウ〈MUGEN巨神階層〉― 最深部
side:プリキュア
はあ~~~ぎゅう~~~!
エール「えっ!?…はぐたん!」
はぐたん「ぷいきゅあ!がんばれ~!」
エール「うん!いくよ!」
はぐたんも揃い、HUGっと!プリキュアの最大浄化技が発動する。
HUGっと!プリキュア『『『『『メモリアルキュアクロック!マザーハート!』』』』』
キラキラ☆プリキュアアラモード『『『『『『スイーツキャッスル!レッツ・ラ・おきがえ!』』』』』』
魔法つかいプリキュア『『『キュアップ・ラパパ!アレキサンドライト!』』』
Go!プリンセスプリキュア『『『『モードエレガント・ロイヤル!』』』』
シード「すごい…キラやばだよ~!」
今までにない程の輝きを見るシードは、ミラクルライトを振って応援しちゃってる。いや、シードもなんかしなよ…。
HUGっと!プリキュア「「「「「ゴーファイ!みんなでトゥモロー!」」」」」
キラキラ☆プリキュアアラモード「「「「「「プリキュア・ファンタスティックアニマーレ!」」」」」」
魔法つかいプリキュア「「「プリキュア・エクストリーム・レインボー!」」」
Go!プリンセスプリキュア「「「「プリキュア・グラン・プランタン!」」」」
シード「いけ~!みんな~!」
この浄化技を避けようとしないクロス。これで勝負は…!
クロス「これだけ?退屈ね…ふっ!」
シード+ゴープリ+まほプリ+プリアラ+ハグプリ「「「「「ッ!?」」」」」
クロス「プリキュア…サザンクロス・デリート!」
ゴープリ+まほプリ+プリアラ+ハグプリ「「「「きゃあああああ!!!!!」」」」
一瞬で決まった。拘束を解いたクロスは、右手を十字に動かした瞬間にプリキュア達の浄化技を粉砕していた。
シード「嘘…!こんな簡単に…あっ!」
はぐたん「はぎゅううううう!!!」
駆(はぐたん!?)
シード「危ない!ふっ!…ダメ!間に合わない…きゃあっ!?ミラクルライトが!」
クロスの攻撃による衝撃で吹き飛ばされてしまうはぐたん。何とかキャッチしようとジャンプするが間に合わない。その上、手に持っていたミラクルライトも離してしまい、はぐたんと共に消えてしまう。
クロス「あら…さっきの赤ん坊も救えないのね。やっぱり、真のプリキュアは…私だけね」
シード「っ!…どうしてこんなことするの!会長さん…お父さんなんでしょ?それに、プリキュアさん達を攫ったり…あなたの本当の目的は…何なの?」
クロス「・・・」
シード「会長さんが言ってました。”私があの子の気持ちを裏切ってしまった”って…教えてください!あなたの事…そして…源馬君と…あなたのお母さんについて…」
こちらの言葉を聞き、動きを止めるクロス。倒れ伏すプリキュア達を見回すとゆっくりと口を開く。
クロス「いいでしょう。あなた以外のプリキュア達は休憩中みたいですし…回復までお話ししましょうか」
”回復しても問題ない”…そんな余裕の態度をとるクロスは話を始める。
クロス「まずは、私の目的から…と言っても…あなたにはもう言ったはずですよ、駆さん?」
シード「えっ?」
僕にはもう言った?いったい何時?
クロス「会社の応接室で…お話しした前半の内容は”嘘ではない”んですよ」
シード「まさか…」
クロス「はい。私の目的は…”病に苦しむ人を救う事です”」
確かに、あの時そう言っていた。でも、それと”コンピューターウィルス”に何の関係がある?
クロス「プリキュアの回復力を治療に組み込むと言うのは嘘ですが、目的は事実ですよ」
シード「それが事実だとして、コンピューターウィルスの製作…何が繋がるんですか?それに、コンピューターウィルスなんて出来てないじゃないか」
クロス「あら、もう目の前にあるじゃありませんか…”コンピューターウィルス”なら…」
シード「まさか…”キュアクロス”がコンピューターウィルスだって言うんですか?」
クロス「ええ、その通りです。電脳世界に存在するプリキュアの力を持った”意志を持つ”ウィルス…それこそ、私が考え…私が変身する”キュアクロス”なのです!」
もう、天才の発想すぎてついていけない。意志を持つウィルスなんて…危険すぎる!
シード「その力を使って…どうしようと言うんですか?」
クロス「ネットを使い世界を移動しながら、世界の電子機器を”全て破壊します”」
シード「そんなことしたら…あなたの”病に苦しむ人を救う”って言う目的とは逆のはずです!人工呼吸器だって、心電図だって、病院内は電子機器の山だ!そんなことしたら!」
クロス「ええ…みんな、命を落としますね」
シード「分かっているなら…なんで?」
なんで、そんなことするんだ?…なんで!
クロス「そのような事態になれば…”政府”だってそれ相応の対応をしなくてはならない。政治家のおじさまやおばさまたちは、今の日本医療の実態を分かっていない。医療技術の最先端であるアメリカとの医療技術との差を考えていない…これから多くの命がなくなれば、政府も動くでしょう。”日本の医療技術進歩のため”に…これから命を落とす人は…そのための大事な”犠牲”です。源馬やお母様の様な”病で苦しむ人”を…もう出さないための…ね」
シード「未来の命のために…今の命を切り捨てるって言うんですか!」
クロス「そうです。そのための大切な”犠牲”です」
ふざけるな…!人の命を…何だと思ってるんだ!
クロス「あなたには分からないでしょうね、ただ”当たり前”の中だけを生きてるあなたには…。駆さん、あなたは…なくなった弟の身体を拭いたことがありますか?今まで知っている姿からは見えないものが見えるんですよ…。どれだけの苦しみ…痛み…辛さ…その”絶望”と戦ってきた…誰よりも生きたいと望んだ人の姿です。でも…そんな源馬を救ってくれる者なんていなかった!願ったって…いない…」
シード「累さん…」
種(累ちゃん…)
クロス「私は…お母様と約束したのです…!」
2010年 夢幻台場シティ 夢幻台場総合病院 産婦人科病棟
累『おかあさま、もうすぐ生まれるんでしょ!』
黒栖『ええ…もうすぐ累は”お姉ちゃん”になるのよ』
累『わ~!おかあさま!私、絶対良いお姉ちゃんになる!この子の自慢のお姉ちゃんになる!』
黒栖『きっと…きっとなれるわ。あなたは…お父さんとお母さんの”自慢の娘”ですもの』
累『うん!うふふっ!早く生まれて来てね…お姉ちゃんが待ってるからね~』
ベッドに座る母”黒栖”のお腹をなでる累。もうすぐ生まれてくる自分の弟が待ち同しくて仕方ないため、身体を母のお腹ぺったりとつけて赤ん坊の鼓動を感じようとする。そんな彼女に待っているのは…楽しみにしていた弟との出会いと…母との別れだった…。
分娩後 病室
累「おかあさま!おかあさま!!!」
黒栖『ふふ…大丈夫よ…いつものだから…。ほら…累は…”お姉ちゃん”になったのだから…泣いちゃダメよ…』
ベッドでぐったりとする黒栖。彼女も先天性の病を患っており身体が丈夫ではなかった。それだけでなく、自然分娩による出産、分娩の時間も押してしまったため体力的にも限界なのだ。
獄臣『…黒栖、帝王切開でもよかったのだぞ…なぜ…?』
黒栖『あの子は…私の”最後の子”になる…そう思ったからです。だから…私がしっかりと…産んであげたかったの…』
累『おかあさま…!』
黒栖『累…お願いがあるの…いいかしら?』
累『ッ!…うん!』
累のベッドに置かれた手をゆっくりと握ると、黒栖は累をしっかりと見つめてお願いをする。
黒栖『累…お姉ちゃんとして…あの子を…源馬を…守ってあげなさい。私は…もう抱きしめてあげられないから…累が…いっぱいの愛で…抱きしめてあげなさい。お願いね…あなたは…源馬の…自慢の”お姉ちゃん”…なんだから…いい?』
累『うん…分かった…!私が…源馬を守る!絶対!…グスッ!…絶対!!!」
黒栖『良かった…!…あなた…二人を…お願いします』
獄臣『…任せてくれ…黒栖…愛しているよ。…これからも…ずっとお前を愛し続ける!』
黒栖『嬉しい…!もう…これ…で…』
ピーーーーーーーーーーー!!!
累『おかあさま?…おかあさま!』
獄臣『累…やめなさい。お母様は疲れているんだ…寝かせて…あげなさい」
力尽きる黒栖。その表情は、とても幸せそうな笑顔だった。しかし、生まれたばかりの源馬は…生まれた後すぐに集中治療室に運ばれてしまった。累は…病室の外でまだ見ぬ弟に誓った。
累(私が!…お姉ちゃんが!…絶対に守るからね!おかあさまの代わりに…絶対!絶対!!!)
夢幻の園―裏夢幻メイキュウ〈MUGEN巨神階層〉― 最深部
クロス「私は…お母様との約束を守れなかった…。しかし、源馬との約束だけは絶対に守ってみせる!あの子が”みんなを助けて”と願ったのは…こう言うことだ!私に、この救いなき世界を壊し、命を救えと言う意味なんだ!そうでなければ、あの子が!源馬が!生きる事を諦める訳がない!私のゲームを…もういいなんて言う訳がない!!!」
シード「・・・」
ゲーマー「累…!」
クロス「黙れ、失敗作が!お前は源馬じゃない!源馬は、生きたかったに決まってる!お前の言ってることは、源馬の言葉じゃない!」
シード「「いいかげんにしろ(なさい)!」」
クロスのゲーマーに対しての暴言に、シードは声を上げる。
シード「…累さん、あなたは…源馬君の事を何もわかっていない」
クロス「なにぃ…!」
シード「源馬君の本当の気持ちを分かっているなら…こんな事しない。今あなたがやっていることは…結局はあなたの思い込みに過ぎない!」
クロス「黙れ…!」
シード「あなたは…源馬君を守っていたんじゃない。あなたは…源馬君に支えられて…守られていたんだ」
シードの言葉に怒りを露わにするクロス。それでもシードは言葉を止めない。
シード「あなたは寂しがり屋なんですね。AIにいなくなった家族の名前を付けてるくらいですからね」
クロス「苦しんだことのない人間が…」
シード「結局は、自分の事しか見えてないんじゃないですか?」
クロス「知ったようなことを言うな!!!!!」
今まで、同じ場所から動かなかったクロスは、ついにシードへ向かい飛び掛かる。シードは相手の攻撃を見ながら、神がかった反射神経で攻撃を避けていく。その間もクロスは自身の過去を吐き出すように話し続ける。
クロス「お父様もそうだ!プリカディアは…源馬のための楽園なのに!何が私のためだ!商品化して、自分の利益が欲しかっただけだ!」
シード(攻撃が早い!?…まだだ!もう少し…!)
クロス「”Cross”だって…!あの子が喜ぶゲームなんだ!私がお母様から受けた”愛情”をAIで再現する…お母様を知らない源馬のために作った!きっと生きる希望になるはずだったんだ!」
種(お兄ちゃん…累ちゃんを助けるための隙…絶対あるはずだよ!だから…もう少し頑張って!)
クロス「お前たちプリキュアもだ!何で源馬を助けてくれなかったんだ!…だから、お前たちはプリキュアではない!これから世界を救う!私こそ、真のプリキュアなんだ!ふんっ!!!」
シードの回避がついに読まれ、クロスのパンチが当たってしまう。先の【MUGEN:CROSS】の攻撃が優しく感じるくらいである。
シード「ゴホッ!…くっ…やばい…かな?」
種(もう一回、あの”赤い光”なら…!)
クロス「どうした?あの”黒い光”は使わないのか?…なら!」
シード「「イチかバチか…やってみよう!」」
クロス「”私が”見せてやろう!」
お互いにQaフォーンを取り出し、プリキュアプリをタップする。シードは碧色のエネルギー弾を形成していくと再び”赤”に変わる。右手首に巻かれたリボンは先ほどと同様に”白”から”赤”に変わっていた。クロスは”黒い光”に似たエネルギーを右腕に纏い、十字を刻み始める。
シード・クロス「「「プリキュア!」」」
シード「ストライク…」
クロス「サザンクロス…」
シード「シーーーーード!!!」
クロス「デリート!!!」
結果はすぐに出た。クロスの技により、シードの技は一瞬で消され…黒の十字がシードに迫っている。
シード((ダメ…なの?))
バッ!!!
シード「「えっ?」
ゲーマー「シードを…プリキュア達を…失わせない!」
僕たちの前に出てくるゲーマー。攻撃はいまだこちらに向かっている!そんなことしたら!?
シード「「ゲーマー!」」
ゲーマー「うおおおおお!!!」
ドーーーーーン!!!!!
目の前で起こる爆発。衝撃で瞑ってしまった目をゆっくりと開くと…そこには少しずつ崩壊し、粒子になっていくゲーマーがいた。
シード「ゲーマー!待ってて!すぐに!」
クロス「キュアシードの移動不可!」
シード「なっ!?この…!動け…!動け!!!」
クロスのシステムによる拘束。直ぐにでもゲーマーの所に行きたいシードは、動きを止められてしまう。ほんの1メートルもない距離を詰めることが出来ない。
クロス「いい加減目障りね…。そうだわ…ゲーマー、”質問”をいいかしら?”あなたが源馬なら、何故私に皆のためにゲームを作れと言うの?”」
ゲーマーは崩壊していく身体で…ゆっくりと答えた。
ゲーマー「…累…お姉ちゃんが…俺の”希望”だから…」
クロス「黙れ、”失敗作”。お前に”お姉ちゃん”なんて言われる筋合いは…ない!」
パリンッ!
崩壊寸前のゲーマーを…クロスは右手に纏った黒いオーラを使って切りつけ…ゲーマーを”消滅させた”。
シード「「ゲーマーーーーー!!!!!」」
エール「そんな…!」
ホイップ「ひどい…ひどいよ!」
ミラクル「なんで…どうして!」
フローラ「あなたの事を…あんなに思ってたゲーマーを…ひど過ぎるよ!」
プリキュア達の怒りの言葉を受けて尚、クロスは落ち着いた表情で言葉を口にする。
クロス「知らないわ…そんなこと。もうあなた達に用はない…そろそろ、私もこの楽園を抜けて…世界に向かおうかしら!リモート作動!私のデータを〈テストサーバー〉から〈プリカディアサーバー〉へ!正式版プレイヤーたちのネットを経由して、私は全ての世界に行ける!そして…私が世界を救うのよ!!!」
シード(どうしようも…ないのか…?)
種(これで…終わりなんて…いやだ!ゲーマーの約束…まだ…果たせてないもん!)
シード…プリキュア…。
シード「えっ?」
累お姉ちゃんを…救って…。
エール「ゲーマー…」
ホイップ「…うん!任せて!」
ミラクル「私たちが!」
フローラ「絶対に…救ってみせる!」
突如として聞こえる”ゲーマー”の声。ゲーマーの思いは…僕たちが繋いでみせる!
シード「確かに…受け取ったよ…ゲーマー!」
クロス「…ん?なんだ…まだ立てるのか?」
シード「思いを重ねて…未来に繋げる!」
シード(駆)「それが!」
シード(種)「私たち!」
そうだ!それこそが!
シード「ヴァールハイト・プリキュアだ(だよ)!」
エール「そして!」
ホイップ「私たちが!」
ミラクル「世界を…みんなを守る!」
フローラ「”プリキュア”なんだから!!!」
その言葉と共に、プリキュア達は立ち上がる。
MUGENコーポレーション 社長室
side:社長室・会長室捜索隊(アロマ、パフ、モフルン、ペコリン)
アロマ「もう一回ロマ!せ~の!」
アロマ・パフ・モフルン・ペコリン「「「「ロマ(パフ)(モフ)(ペコ)!…わ~~~~~!!!!!」」」」
ロマ!パフ!モフ!ペコ!
換気扇の蓋を体当たりで何とか外す妖精たち。しかし、換気扇の場所が天井近くだったため、外れた拍子に床に四人とも落ちてしまう。アロマに関しては…パフに掴まれていたせいだが…。
アロマ「いててて…あっ!見るロマ!機械があるロマ!」
モフルン「さっき、社長さんが何かいじってたモフ」
ペコリン「ペコ…どうやって動かすペコ?」
パフ「う~ん…分からないパフ…」
そう言って考えていると、急にパソコンが動き出し、変なメーターが現れて数字がどんどん溜まっていく。
キュアクロス:〈テストサーバー〉から〈プリカディアサーバー〉への転送…55パーセント
モフルン「な、なんかついたモフ!?」
ペコリン「ど、どうするペコ!?」
アロマ「なんか危険そうロマ!パフ!ボタンを押して止めるロマ!」
パフ「お兄ちゃん、分かったパフ!パフパフパフパフパフ!」
error!error!error!…error!error!error!…error!error!error!
パフ「わっ!?ど、どうなっちゃったパフ?動かないパフ…」
パソコンの画面は…”綺麗な青一色”に小さなよく分からない言葉が映るだけとなった。
MUGENコーポレーション 研究室
side:コルーリ
ハリー「なんや!?急に画面から…ってはぐたん!?おととととっと!よかった!無事みたいやな!…って何持っとんのや?」
コルーリ「これは…タネが持っていた”ミラクルライト”でしょうか?」
長老「な、何ジャバ?画面になんか映ってるジャバよ!」
コルーリ「えっ?…あなたは…ゲーマーさん!」
コンソールの画面に映るゲーマー。その姿はひどくノイズが混ざっていて、ところどころ消えたりしている。
コルーリ「これは…ミラクルライトのアイテムデータと…ゲーマーさんのデータ…どうしてこれを…?」
コンソールの画面に、ゲーマーによって2つのデータが出現する。1つ目は”ミラクルライト”のアイテムデータ。確認すると、プリキュア達の居場所を見つけるためのマーキング及び、追跡機能だけでこれと言った機能はない。2つ目は”ゲーマー”の構成データ。その中には”プレイヤーの経験値を別のプレイヤーに移すことが出来る”能力データがあった。
コルーリ「これを…使ってという事ですか?」
ゲーマー『・・・』
画面に映るゲーマーは、確かに頷いた様に見えた。きっと…プリキュア達を助けたいのだ…それなら!
ハリー「お、おいコルーリ…何急にパソコンを動かしてるんや?」
コルーリ「この2つのデータを使って、新しいアイテムデータを”今から”製作します」
長老「そ、そんなことが出来るジャバ?」
ハリー「もうそんな時間無いで!」
コルーリ「大丈夫です…私、アカシック王国でデータ作成とハッキング…主席ですから!」
コルーリはコンソールを利用して、新たなアイテムを作っていく。このアイテムが、プリキュア達を救う…”真のミラクルライト”となる。
To the Next chapter……
いかがだったでしょうか?累の目的が判明し、そして彼女の計画が少しずつ崩れていきます。さて、ようやく”真のミラクルライト”の完成です。このライトがどんな奇跡を呼ぶのかは…お楽しみです!次回は、プリキュア達の反撃!現れる、新しい”ミラクルライト”!そして…!乞うご期待ください!
?「ん~!燃える展開!キュンキュンだね!」
?「コルーリのあの頑張り方…愛だね!」
?「めぐみ~、それ言いたいだけじゃないの?」
?「マナもよ。少しは静かにしなさい」
?「このドーナツとっても美味しいわ。ハニーキャンディとも合いそう」
?「あら、本当ですわ。セバスチャン、紅茶をお願いします」
?「かしこまりました、お嬢様」
?「ポップコーンがあるわ!買ってこようかしら?」
?「ダメよ!こういうところで買うポップコーンは高いんだから!」
?「ですが、ここで買うからこその美味しさもありますわ!」
?「そうよね!マナ~!ポップコーン買いに行こう!アイちゃんもね!」
?「ア~イ!」