【完結】劇場版 ヴァールハイト・プリキュア アカシックスターズ!ゲームの世界を脱出せよ!絆のプリキュア!キュアエクス対キュアクロス!   作:32期

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ごきげんよう、32期です。今回で、”劇場版”最終回となります!長かったぜ~!最後だし、なんかはっちゃけようと思って、お酒飲んで書いたから、なんか変になったかもしんないです!一応、途中のプールとかいろいろは、エンドロールに出てくる1コマみたいなのを、こんなことしてたよ!みたいにしたものです!映画的には”本当の始まりだ!”位でエンドロールが始まると思います!Cパートはアカーシャで旅立つとこくらいからだと思ってください!では、お楽しみください!

駆「ま、間に合った!」

はな「駆君!遅いよ~!主役なんだから!」

種「お兄ちゃん、緊張して寝れなかったんだよ!」

いちか「あ~!その気持ちわかるよ!」

みらい「私も!ワクワクもんだよね~!」

はるか「みんな、始まるよ!駆君も座って座って!」

コルーリ「カケル、お隣どうぞチュン!」

駆「今日は妖精の状態なんだね」

コルーリ「緊張で変身できないんだチュン……」

駆「・・・・・ハハハ」


ラストチャプター:いっぱい遊ぼう!プリキュア・アカシックスターズ!

MUGENコーポレーション 研究室

 

side:駆

 

駆「・・・戻って・・・来たんだ」

 

僕は、プリカディア……”累さんと源馬君の楽園”から戻ってくることが出来た。種にもう一度キュアモーフを付けてもらって、ログアウトすることによって……。僅か1時間にもならないはずなのに、自分の身体が懐かしく感じてしまう。

 

種(お帰り!お兄ちゃん!……心配したんだからね!)

 

駆「……ただいま、種……心配させてゴメンね」

 

種からの”お帰り”に、僕は”ただいま”で返す。少し泣いているように感じるが……今は言わないでおこうかな。

 

コルーリ「カケル……カケル!!!」

 

駆「コルーリも……ただいま。ありがとう、すごく助かったよ」

 

コルーリ「もう!私……心配……したんですよ!」

 

駆「……ごめんね」

 

コルーリ「反省……してください」

 

コルーリは泣きながら僕の胸に飛び込んできた。助けられたり、心配をかけてしまったことをまた今度謝ろう。次は、何か甘いものでも作ろうかな。

 

はな「駆君!」

 

さあや「やったね!」

 

ほまれ「めっちゃイケてたよ、あんた!」

 

えみる「駆さんは、正義の味方なのです!」

 

ルールー「みんな、あなたに感謝しています。もちろん……私もです!」

 

HUGっと!プリキュアさん達からの労いの言葉……だけでは終わらず、次々に他のプリキュアさんが押し寄せてくる。

 

いちか「すごかったよ、駆君!」

 

ひまり「はい!とってもすごかったです!」

 

あおい「やったじゃん!駆!」

 

ゆかり「うふふっ!……やるじゃない、駆」

 

あきら「うん!本当に!」

 

シエル「トレビアン!カッコよかったわよ!」

 

みらい「駆君!すごかったよ!駆君の大活躍に、もうワクワクもんだったよ!」

 

リコ「……まあ、頑張ったんじゃない!……よくやったわ、駆」

 

ことは「はー!!!駆!カッコよかったよ~!」

 

はるか「やり切ったんだね……駆君」

 

みなみ「……お疲れ様、駆君」

 

きらら「最高にキラキラしてたじゃん!カッコよかったよ、ケルケル!」

 

トワ「はい、とても立派でしたわ。お疲れさまでした……駆」

 

駆「……ありがとうございます!ただいま帰りました……皆さん!そして……」

 

研究室のドアが開き、そこからやってくる人影が2人。そして、”彼女”に抱えられたモフルンとペコリン、一緒に入ってくるアロマとパフ。

 

駆「……お帰りなさい、累さん」

 

累「はい……駆さん!」

 

僕の言葉に、笑って返事を返す累さん。彼女も……本当の笑顔で帰って来た。ゲーマー、源馬君……二人の思いは……彼女を救ったんだ。

 

種(それだけじゃないよ!お兄ちゃんのおかげでもあるんだから!)

 

駆(そうかな?)

 

会長さんも一緒に入ってきている。さあ、会長さんにも……最後に聞きたいことがある。ゲーム世界で言っていた……”累さんの気持ちを裏切った”と言う事の”真実”を……。

 

 

獄臣「累、これを……」

 

累「これは、お母様のお手紙?お父様に宛ててある」

 

会長さんの手から累さんに渡されたのは、累さんの母”黒栖”さんが夫である会長さんに宛てた手紙。累さんは手紙の封を開けて、中に入っている手紙の内容を読んでいく。

 

累「あなた……この手紙を読んでいる時……」

 

黒栖『この手紙を読んでいる時、私は……もういないのでしょうね。あなたにお願いがあるのです。累には……誰かを幸せにする才能があると私は思うのです。だから、あの子の大切なものを……守ってあげて欲しいのです。あの子は……優しい子です、これから生まれてくる”弟”のため……精一杯に努力しています。いなくなる私の代わりに……どうか、お願いします。      黒栖より』

 

愛する娘を守って欲しい……その思いが込められた手紙。その手紙を読み終えると、会長さんは累さんの目ををしっかりと見つめて話を始めた。

 

獄臣「私は……源馬を守れなかった、黒栖との約束を果たせなかった。だから、お前の事を絶対に守ろうと思い、お前が作ったゲームを製品化し、お前の夢を叶えたかった。プリカディアは……素晴らしいゲームだ、お前が丹精を込めて作ったのはよく分かっていた。しかし、それが源馬との思い出という事を……源馬を失ったショックで……見えなくなっていた。私は……父親失格だ!」

 

累「そんなことありません!」

 

累さんは会長さんに抱き着き、言葉を続けていく。

 

累「私も……お父様を信じていなかった!こんなに思ってくれていたのに……世界を恨み、お父様を傷つけてしまった!私こそ……お父様の娘失格です!」

 

獄臣「……お前はまだ若い。間違えることは……たくさんあるんだ。それに、私は傷ついたって構わんさ、親とは……子のためなら、いくらでも傷つくことが出来る。お前は……私たちの宝物なんだ。これくらい訳ないさ」

 

累「……お父様!」

 

優しい思いのすれ違い……そこから生まれた間違い……。でも、もうそんなものはない。今、この親子の絆は確かなものに他ならない。きっとこれからも……仲良くしていけるだろう。

 

駆「……これにて、一件落着……かな!」

 

累「あっ……あの!駆さん!」

 

僕は、いきなり累さんに呼び止められる。一体どうしたのだろう?

 

累「せ、せめてもの罪滅ぼしをさせて下さい!よ、よろしければ……我が社が保有するホテルに……駆さんと……皆さんで来ていただけませんか?」

 

駆「ホテル……ですか?」

 

種(賛成!賛成!!!賛成!!!!!行こうよ、お兄ちゃん!)

 

はるか「あっ!でも、私たち……学校に戻らないと……」

 

累「私が、ノーブル学園の寮にお伝えしておきます。お父様はノーブル学園の卒業生ですから、話は通しやすいはずです」

 

きらら「会長さん、あたしたちの先輩だったんだ!」

 

はるかさん達プリンセスプリキュアの皆さんが学校に戻らなくてはならないと言うと、累さんは学園に連絡すると申し出る。そして、会長さんがノーブル学園の卒業生だと言うことが発覚し驚くきららさん。その言葉に、会長さんが言葉を返す。

 

獄臣「昔の話さ。白銀さんには私から話を通しておこう」

 

みなみ「ありがとうございます、夢幻会長」

 

きらら「で、ホテルで何する訳?まさか、またあたし達を誘い込んでなんかするんじゃないでしょうね?」

 

トワ「きらら、そのように言うのは……」

 

累「大丈夫です。私は、疑われて当然の事をしましたから……。ほ、ホテルにはプールやエステ、我が社自慢のゲームを完備しておりますし、宿泊とお料理もご提供します。皆さんに、ひと夏の思い出を提供できればと思ったのですが……」

 

累さんは、プリキュアさん達の誘拐と言った行為の罪滅ぼしとして、ホテルのいろいろな施設を自由に使って楽しんでほしいと思ったらしい。彼女なりのお礼という事なのだろう。

 

はな「プール!行きたい!ねえ、みんなで行こうよ!」

 

「・・・・・・」

 

はなさんは大きな声で、何とも彼女らしいことを言う。その発言の後に、何とも言えない沈黙が辺りに広がる。そんな沈黙の中、はなさんは心配そうに言葉を発した。

 

はな「み、みんな?」

 

駆「……ふふっ!そうですね!行きましょうか、プール!僕も入りたいです!」

 

いちか「は~い!私も入りたい!」

 

みらい「私も!私も!」

 

はるか「私も~!あ、でも水着がない……」

 

僕たちは、はなさんの意見に賛成の声を上げる。そんな時、はるかさんが水着がない事の心配をする。確かに……僕も水着がない、どうしよう?

 

累「み、水着のレンタルが有ります!皆さんが好きなデザインの水着を選べますよ!」

 

はな「決まり!よ~し!泳ぐぞ~!」

 

さあや「私も泳ぎたいな!」

 

ほまれ「そうだね!はぐたんの水着、可愛いの選ばなくちゃ!」

 

えみる「でしたら、私とルールーが!」

 

ルールー「スペシャルライブを披露します!」

 

ひまり「ホテルという事は、ビュッフェでしょうか?スイーツもたくさん……行きましょう!」

 

あおい「ほ~!ライブか!なら、あたしも混ぜさせてもらうよ~!」

 

ゆかり「エステ……いいわね」

 

あきら「私は、プールかな」

 

シエル「私もプールね!泳ぐわよ~!」

 

リコ「プール……どうしようかしら?」

 

ことは「はー!リコもプールだよ!もちろん私も!」

 

みなみ「私もプールが良いわね!」

 

きらら「あたしはエステかな~!トワっちはどうすんの?」

 

トワ「わたくしは……プールに行きたいですわ」

 

コルーリ「わ、私も!ぷ、プールに行きたいです!わ、私も行っていいんですよね?」

 

いろいろな意見が出てきたみたいだ。結局、皆行く気ままなんだな。

 

種「はい!は~い!みんなでお泊り会しようよ!こんなに女の子いるんだから、夜にお話ししたり、好きな子教え合ったりしたい!絶対したい!あっ!それと累ちゃんも絶対参加だからね!絶対!!!」

 

累「えっ!?わ、私は業務がありますし、これは皆さんへの恩返しですし……」

 

獄臣「行ってきなさい。せっかくできた友達だ……お前だって……”彼”と行きたいんだろ?」

 

累「お、お父様///!!!」

 

僕から主導権を奪った種は、なんと累さんの強制参加を要求した。累さんは最初は拒否しようとしたが、会長さんが後押しをした。何やら顔真っ赤になって怒っている……何か言われたのだろうか?まあ、いいか!

 

駆「僕も、累さんと行きたいです!行きましょうよ、累さん!」

 

僕は、主導権を種から奪い返して累さんを誘う。せっかくなのだから、彼女の楽しむ姿を……源馬君や黒栖さん……ゲーマーにも見て欲しい……そう思ったから。

 

累「……はい、駆さん!」

 

さあ、今日と言う”特別な1日”の……本当の始まりだ!

 

 

ムゲンダイバシティ・グランドクロスホテル 特別屋外プール

 

駆「貸し切りとは恐れ入ったな……」

 

なんと、本日このホテルは……累さんのご厚意で”貸し切り”である。ホテルの貸し切りなんて聞いたことないよ。社長ってすごいんだな……今度のライダーの題材にどうかな?そういえば、”ジオウ”はどうなったのだろう?最後に見たのは”アナザー響”の回で……まだ終わってなかったよな?まだ、最終フォームだって見てないし……20作目だから、きっと”大時計”とか、ディケイドリスペクトで”遺影”を超えに来るに違いない!それだと……”仏壇”だろうか?”オーマジオウ”の力に近づくって事だから、きっと金ピカに違いない!……そういえば僕がやってることって”ジオウ”と同じじゃない?他のプリキュアに”なる”ってことは”継承”って事じゃない!嘘!すごい!僕も”時の王者”とか、”最高最善の魔王”とか……いや、王は絶対にないか。……今度からアイテム手に入れる度に、コルーリに”祝って”もらおうかな……考えておこう。

 

種(いらないと思うよ、お兄ちゃん)

 

駆「・・・・・・だよね」

 

いけない……つい熱くなってしまった。いや、でもやっぱり”祝い”って必要で「カケル!」……ん?

 

コルーリ「お待たせしました!……この水着、ど、どうでしょうか?」

 

駆「うん、良く似合ってるよ。良い水着だね、コルーリ」

 

コルーリは、自分の髪色と同じブルーのオフショルダービキニを身に着けていた。僕はファッションに疎いのでよく分からないが、”攻めた水着”と言うヤツではないだろうか?露出が多いし……。でも、コルーリは色白のため青色とのコントラストが良いと思う。しかし、コルーリは……その……胸が慎ましいので、捲れてしまわないかが心配だ。

 

コルーリ「そうですか///気に入っていただけて……よかったです///チチュン///……あっ!駆の水着も似合っていますよ!」

 

駆「ありがとう……と言っても、普通のトランクスタイプの水着だけどね。……みんなも、もうすぐ来るの?」

 

コルーリ「はい。もうすぐ着替え終わるはずですよ。ゆかりさんときららさんはエステに向かいました。終わったら合流するそうです」

 

はな「駆く~ん!お待たせ!」

 

駆「あっ!はなさん!皆さん!」

 

どうやら、みんな来たみたいだ。しかし、こんなに女の子がいる中でプールなんて……学校の授業以外だと殆どないな。あれ?累さんがいない……あっ!あきらさんの後ろに隠れているみたいだ。どうしたのだろう?

 

累「・・・・・・ッ!」

 

あきら「累ちゃん、駆君が待ってるよ」

 

累「は、はい。……私の水着、どうですか?」

 

累さんの水着は、真っ赤なビキニにパレオを巻いたもの。いろいろすごいな……累さんはスタイルが良いとは思っていたが、締まった腰回りに、美脚、透き通るような白い肌……あとは……僕と同い年にしては”主張が強い胸部”。さすがの僕でも、少し目で追ってしまいそうになる……そう言うのはいけないとは分かっているのだが……いけないな、僕って奴は。

 

累「駆さん?……お気に召しませんでしたか?」

 

駆「えっ///!い、いえ!とってもお似合いです!」

 

いけない、動揺しそうになる……。

 

はな「駆君、見て!この水着、ちょ~イケてない?」

 

あ~……はなさんらしいかな。累さんの水着を見ておかしくなっていた頭が正常になっていく。ありがとう、はなさん。

 

種「さて!鼻の下を伸ばしたお兄ちゃんは置いといて……よ~し!みんな!準備運動をしたら、プールに突撃だ~!」

 

「「「「「お~~~~~!!!!!」」」」」

 

累「お、お~!」

 

駆(伸ばしてはいない……!伸ばしてないからね、種!)

 

 

さあや「はな、ボールがそっちに行ったよ!」

 

はな「任せて!ぶへっ!?」

 

累「はなさん!?」

 

みなみ「気を付けなくちゃダメよ、はなさん」

 

種「はなちゃん!ナイス顔パス!めっちゃイケてるよ!」

 

 

あおい「ギターであたしに付いてこれるか?いくぞ~!!!」

 

えみる「ルールー!私たちもいくのです!」

 

ルールー「はい!あおい、あなたこそ私たちに付いてきてください!」

 

 

きらら「お待たせ~!みんなやってるじゃん!私も混ぜて~!」

 

ゆかり「ふ~……そうだわ。駆、日焼け止めを塗ってくれるかしら?」

 

駆「えっ///!?い、いや……それは///」

 

ことは「あっ!ずる~い!駆!私も塗って~!」

 

リコ「こら!はーちゃん!すぐに脱ごうとしないの!」

 

累「……駆さん///、私も……塗っていただきたいです///」

 

コルーリ「カケル!私もお願いします!」

 

駆「……めちょっく」

 

 

駆「トワさん、泳がないんですか?」

 

トワ「わ、わたくし……あまり泳げませんの///」

 

みらい「そうなの!じゃあ、リコと一緒だ!」

 

あきら「よかったら、私たちがお手伝いするよ」

 

 

いちか「気持ちいい~!すっごいプールだね、ひまりん!」

 

ひまり「本当ですね!」

 

シエル「そういえば、はるかのお家は和菓子屋さんなのよね!」

 

はるか「そうなの!ケーキとは違うけど、とっても美味しいんだ!」

 

はな「そ~なんだ!私のお祖母ちゃんも和菓子屋さんなの!」

 

 

はぐたん「ぷ~る!きもちいい!」

 

ほまれ「はぐたん……きゃわたん!」

 

ハリー「良かったな、はぐたん!さすがは、ほまれやな!この水着、良いセンスしとるで!」

 

ほまれ「ッ///!?……べ、別にあんたのために選んだんじゃないし///!」

 

ハリー「ん?……はぐたんに似合う様に選んだんやから、俺が関係ないのは当たり前やろ」

 

ほまれ「……バカ」

 

 

ムゲンダイバシティ・グランドクロスホテル レストラン〈MUGENダイナー〉

 

駆「・・・・・・おいしい!味付け、焼き加減、ソースのセレクトまで……完璧に計算されている!」

 

累「お口に合いましたか?」

 

駆「最高です!是非、レシピがあるなら頂きたいくらい!」

 

累「……でしたら、後でお部屋にお持ちします。その……遅くになってしまうと思いますが、訪ねに行っても……いいですか?」

 

駆「?……分かりました。カギを開けておきますから、勝手に入ってきてください」

 

累「……はい///」

 

 

ムゲンダイバシティ・グランドクロスホテル スペシャルスイートルーム

 

駆「疲れた……。すごい一日だったな」

 

18人ものプリキュアさん達と協力して、世界を救う……その上、僕は一人でプリキュアになると言う経験までした。コルーリが時間の流れを調べてくれたが、明日の朝には落ち着くらしい。明日の朝……お別れをしなくてはいけない。

 

駆「種?……寝ちゃってるみたいだな。累さん、遅いな……」 

 

僕の部屋は、”何かの間違い”が起きないように、皆さんとは別に用意されている。スペシャルスイートと言うスゴイ広い部屋を”僕一人”で使っているのだが、落ち着かない。話し相手は種だけなのに、もう寝てしまったみたいだし……レシピを持ってきてくれると言った累さんもまだ来ていない。お泊り会の恋バナとか、枕投げとかはもう終わってしまっているし、もう訪問者は来ないだろう。

 

駆「コルーリも部屋だろうけど、明日の準備で忙しいって言ってたし……寝ちゃおうかな?」

 

パチッ!

 

駆「ん?電気が……」

 

累「……駆さん」

 

いきなり、部屋の電気が消えてしまい真っ暗になる。すると、入口の方から累さんの声がする。どうやら彼女が部屋の電気を消したらしい、僕を驚かせようとでもしたのだろう。

 

累「……お待たせしました」

 

駆「累さん、随分時間かかっていたんですね。どうかしたんですか?」

 

累「えっと……どれにしようか……迷っていまして」

 

どれにしようか迷う?料理の種類の事かな?

 

累「どれを”着て”来ようか……いっぱい考えたんです。駆さんは……どのようなものが好みなのか、分からなかったので……なので、一番喜びそうな……”露出が多い”ものにしました」

 

着て来よう?僕の好み?”露出が多い”?なんか……僕が思っている事と違うような気が……。

 

累「明かりがあると恥ずかしいので……申し訳ありませんがこのままで……」

 

少しずつ目が慣れてきた。僕は、累さんの姿を確認するために、彼女がいるであろう玄関側を見る。するとそこには……

 

累「駆さん///私を……あなたのものに……してください///」

 

そこにいたのは、黒のベビードールを纏った累さんだった。纏っているのはその一枚のみ……どういうつもりなんだ?落ち着け……冷静になれ……一回、深呼吸しよう。

 

駆「す~……は~!……累さん、その恰好は一体?」

 

累「私は……あなたに酷いことをしました。その上であなたは……私を救ってくれた。あなたへの恩は……返し切ることが出来ません……ですから、私を……あなたに捧げようと……」

 

駆「……もっと、自分を大事にしてください。好きでもない人間に、そこまでする必要はありません」

 

累「……それは……違います///」

 

駆「えっ?」

 

累さんは顔を真っ赤にして、僕に言い放った。

 

累「私は……駆さんが……好きです///ですから、あなたになら……何をされてもいいし、あなたとこれからも……一緒にいたい///」

 

駆「・・・・・・」

 

彼女の気持ちはとても嬉しい。しかし、僕は”この時代”の人間でなければ、この”パラレルワールド”の人間でもない。そして、まだ使命は終わっていない……”プリキュアさん達を救う”と言う……大切な使命が……。

 

累「駆さん!」

 

駆「ッ!?……累さん」

 

累さんにベッドに押し倒されてしまう僕。彼女は僕に跨るようにして、僕を見下ろしている。

 

累「……駆さん///」

 

駆「……すいません、それは……出来ません」

 

累「ッ!?……私では、不満でしょうか?わ、私!駆さんの望むこと……何でもします!ですから……」

 

駆「そういう意味ではないんです。……僕は……僕たちは、”この時代”の人間ではないんです」

 

累「……どういう事ですか?」

 

彼女には話していなかった……僕たちがここにいる訳を、僕たち”ヴァールハイト・プリキュア”の目的を……話すなら、今しかないだろう。

累「……そうだったんですね」

 

駆「僕たちは……この時代にとって”異物”なんです。ですから……」

 

累「……行きます」

 

駆「えっ?」

 

累「私も!駆さんに付いて行きます!」

 

僕たちの旅に付いてくると言う累さん。しかし、それでは……。

 

駆「累さん、そしたら源馬君との”最高のゲームを作る”と言う約束はどうするんですか?」

 

累「それは・・・」

 

言葉に詰まってしまう累。大事な弟が奇跡の中で伝えてくれた願いと約束……それを守れなくなるかもしれないと言うことを、彼女は考える。

 

駆「……僕たちは、”特異点”と呼ばれる存在です。世界の捏造、改竄が起きても僕らは大丈夫ですが、累さんは違います。それに、命に係わる場合だってある……あなたは生きると約束したんだ。だから、僕はあなたに生きて欲しい!そして……あなたのゲームを、今度はしっかり遊びたい!」

 

累「駆さん・・・」

 

駆「……僕たちは離れ離れにはなりません。僕らは”心”で繋がっている。一度重なった心は、決して無くならない。だから……大丈夫です!」

 

プリキュアさん達や、その仲間である皆さんとの約束や思い……消されてしまった思い出もあるが、僕の心に確かに残っている。だから分かる……重なった”心”が無くならないことを……。

 

累「重なった心……きゃあっ!?……駆さん///」

 

僕は彼女を抱き寄せて、話を続ける。

 

駆「僕の心は、累さん……あなたとも重なってい ます。だから、あなたは”この世界”で生きてください……あなたと”彼”のために」

 

累「……分かりました。それが……あなたの願いなら」

 

累さんは僕の胸に顔を埋める。服越しに伝わる……彼女の”涙”が冷たく、僕の心を締め付ける。これで……良かったんだ……きっと、これで……。

 

累「お願いします。今夜だけは……このまま、あなたの傍に……いさせてください」

 

駆「・・・・・・はい」

 

僕たちは抱き合いながら、離れる事なく傍に居続けた。そして、僕たちはゆっくりと……夢の中へと落ちていった。

 

 

ーAM 7:00ー 

 

駆「……眩しい、もう朝か?」

 

もにゅっ!

 

駆「・・・・・・もにゅっ?」

 

ベッドから身体を起こそうと手を伸ばすと、何か柔らかいものに触れる。それは大きく、手に吸い付くようである。少し力を入れて揉んだりしてみると、力を込めた指に合わせて形が変わる。……そういえば、累さんが見当たらない。僕の上に跨っていたはずなのだが……それに眠ってしまう前まで毛布は掛けていなかったはずなのに、”毛布が掛けてある”。

 

あっ・・・・・・だめっ・・・です・・・・・

 

知っている声が、毛布の中から聞こえる。そう思い、僕は毛布を捲ると……そこには累さんと、彼女の”胸部”を鷲掴みしている僕の手があった。

 

累「駆さん///あの……初めて……なので……優しく///」

 

待て・・・待て待て待て!?やばいよ!?こんなの見られたらやばいよ!

 

種(もう見てるよ……ヘンタイお兄ちゃん)

 

た……種!?

 

コルーリ「カケル、おはようございます!よく眠れました・・・か・・・」

 

はな「駆君、おはよう!」

 

いちか「おはよう、駆君!もう朝ごはん出来てるって!」

 

みらい「おはよう!昨日は楽しかったね~!」

 

はるか「おはよう、駆君!みんなで朝ごはん食べに行こ~!」

 

なんとコルーリも合わせた19名が僕の部屋に入ってきた。皆さんの目の前にある状況は、”僕と累さんがベッドにいる”、”累さんはベビードール一枚だけ”、”僕は累さんの胸部を鷲掴みしている”と言う感じである。そういえば……鍵開けたままだったんだよね……僕。

 

コルーリ「・・・・・・バカ」

 

駆「へっ?」

 

コルーリ「カケルの・・・・・・バカあああああ!!!!!」

 

駆「ゴッ!?」

 

コルーリはとてつもないスピードを持った右ストレートを僕に放つ。その一撃は僕の目を持ってしても捉えきれず……僕はベッドにもう一度沈む事となった。

 

 

夢幻台場シティ郊外 プリキュアカーシャ着陸ポイント

 

累「駆さん……大丈夫ですか?頬が真っ赤ですよ?」

 

駆「いえ……自業自得なので……。いや、僕の方こそ……その……すいませんでした」

 

累「気にしないで下さい。私は……嫌ではなかったですから///」

 

駆「えっ///?」

 

コルーリ「カケル?もう準備が出来ました……さっさとこっちに来なさい!」

 

とてつもない怒りを押し殺せていないコルーリの声が、僕に向けられる。あの一件からずっとこんな感じである。もう許して欲しいよ……。

 

種「それは出来ないんじゃないかな~?私だって怒ってるんだよ、ヘンタイお兄ちゃん!大きなオッパイにデレデレしちゃって……」

 

駆「してない!断じてデレデレはしてない!」

 

さあや「わ~!一人漫才みたいね!」

 

ほまれ「さあや、少しは空気読んでよ……」

 

コルーリ「カケル!いいから!来・な・さ・い!!!」

 

僕はコルーリに”無理やり”右腕を組まれて、アカーシャの中に入れられる。最後のお別れなんだから、もう少し優しくしてよ……。しかも腕組んでから、全然離さないし……まあ、”当たる物”が無いだけ、僕は精神的に穏やかだよ。

 

駆「は~、締まらないけど……皆さん、今回はありがとうございました!」

 

はな「ううん!こっちこそ助かっちゃったよ!」

 

いちか「種ちゃんにも、それから駆君にもね!」

 

みらい「それに、みんなとの冒険も!ワクワクもんだったよね!」

 

はるか「うん!本当に楽しかった!」

 

僕の言葉に対して、プリキュアさん達は優しい言葉で返してくれた。そんな時、”彼”の声が聞こえた。

 

おいおい!俺を忘れんなよな!

 

駆「この声って!?」

 

種(もしかして!?)

 

累「はい。昨日……駆さんの所に行くのに時間が掛かったのは、着ていくものを選んでいただけではないんです。ミラクルゲーマーライトのデータから新しくボディと、メモリーの修復をしていたんですよ。ねえ、”ゲーマー”!」

 

ゲーマー『おう!累お姉ちゃん!って言うか駆よ~!お前、何でお姉ちゃん選ばねえんだよ~!累お姉ちゃんほど良い女いないだろうがよ~!俺との”累お姉ちゃんを助ける”って約束はどうしたんだよ!?”将来的”にも守れよ!』

 

駆「”将来的”は……無理かな」

 

なんと、ゲーマーは累さんにより復活していた。しかもスマホの中にいて、僕に暴言すら浴びせる始末である。と言うかなんでそんなこと知ってるの?あの時、累さんスマホは持ってなかったよな?

 

ゲーマー『スマホのインターネット回線を使って、スイートルームにあったPCにいたんだよ!内蔵カメラから見てたからな!』

 

……このゲーマーこそ、今最も危険な”コンピューターウィルス”なんじゃないのか?……でも。

 

駆「まあ……いいか!お帰り!ゲーマー!」

 

ゲーマー『へっ!ただいまだぜ!俺、参上!ってな』

 

種「お帰り、ゲーマー!今のセリフ、”電王”でしょ!お兄ちゃんがみてたヤツだ~!」

 

ゲーマー「おお、種!なんだ、駆の身体にいたのか!声が駆のまんまだから変だな!」

 

種「え~!キュアシードの時は私の声だよ!可愛い私の声だからね!」

 

感動の再開を楽しんでいたけど……そろそろ行かないと。離れるのが……辛くなってしまう前に。

 

駆「……もう、行きます!累さん、ゲーマー、プリキュアの皆さん!また、ゲームやりましょう!」

 

種「ばいばい!みんな!累ちゃんも、ゲーマーと仲良くね!」

 

ゴープリ+まほプリ+プリアラ+ハグプリ「「「「「またね~~~~~!!!!!」」」」」

 

累「駆さん!また……またいつか!!!」

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

ポイッ!

 

駆「えっ?」

 

アカーシャのハッチが閉まるのと同時に、はぐたんが何かを僕に投げる。それは、ゲームの中からはぐたんと共に出てきた”ミラクルライト”だった。そう思うのも束の間、プリキュアカーシャは碧の光を放ち、浮き上がる。

 

コルーリ「カケル、出発ですよ。座席に付いてください」

 

駆「……分かったよ。行こう、ハピネスチャージプリキュアさんが待つ”2014年”に!」

 

僕はミラクルライトをQaフォーンのケースに付けると、気持ちを切り替えてアカーシャの座席に向かう。助けを待つプリキュアさん達の時代に向かうために……。

 

 

side:累

 

累「駆さん……どうか、ご無事で」

 

空を駆け抜ける”碧色の流れ星”……彼が私に見せた同じ色の光のように……彼らの船は空の彼方へ消えてしまう。私は……命を懸けた戦いに向かう彼を思い、願った。そんな私に、ゲーマーや彼女たちが声を掛ける。

 

ゲーマー『……元気出してよ、累お姉ちゃん!お姉ちゃんの人生はまだまだこれからなんだぜ!』

 

はな「そうだよ、累ちゃん!私たちもいるんだから!フレ!フレ!累ちゃん!」

 

いちか「そうだ!キラパティでスイーツ食べてかない?私たちのスイーツは美味しいですぞ~!」

 

みらい「スイーツ!?私たちも食べたい!ねえ、はるかちゃん?」

 

はるか「うん!私たちも食べたい!」

 

彼がいなくなって寂しいと感じていたはずなのに……なんでだろう、彼女たちの声で少し元気が出てくる。これが……彼女たちプリキュアの”力”なのでしょうか?……ううん、これが駆さん、あなたが言っていた……”重なる心”なのでしょうね。

 

累「はい!私も……皆さんと一緒に食べたいです!」

 

さあや「決まりだね!」

 

ほまれ「それじゃあ、行こうか」

 

ルールー「スイーツ……!」じゅるり・・・

 

えみる「ルールー!ヨダレを拭くのです!」

 

ひまり「いちかちゃん!頑張りましょう!」

 

あおい「あたしたちのスイーツ、見せてやろうぜ!」

 

ゆかり「うふふっ……いい顔になってるじゃない」

 

あきら「そうだね、ゆかり」

 

シエル「最高のスイーツを御馳走するわよ!」

 

リコ「最高のスイーツ……!楽しみね!」

 

ことは「はー!すっごいワクワクもんだし~!」

 

みなみ「そうね、行きましょう!」

 

きらら「ドーナツあるかな~?」

 

トワ「もう、きららったら……うふふっ!」

 

私たちは妖精の長老さんたちが待つ、”キラパティ”と言うところへ向かう。そんな時だった。

 

?「おっと!あ、ごめんなさい!この辺で”緑色の流れ星”が飛んだの見なかった?」

 

私は人にぶつかってしまった。私はその人に謝ろうと彼の顔を見ると……そこには、もういないはずの”駆さん”がいた。

 

累「……駆さん!?」

 

駆「えっ?なんで僕の名前を?……あれ、よく見たらMUGENコーポレーションの社長さんだ!そうか……僕と同じ学校だったっけか……。まあ有名だよな……僕、学年最下位だし」

 

?「駆、何してるの!さっさとこっちに来なさい!」

 

駆「わかったよ、”種姉ちゃん”!……はあ~。あっ!ぶつかってゴメンね!もう行くから!」

 

累「あっ!あの!」

 

私は無意識に彼を呼び止めていた。

 

駆「ん?……何?」

 

累「学校で、また会ってもらえますか?」

 

駆「えっ?……いいよ!それじゃ!」

 

そう言うと、彼はお姉さんと思わしき人の所に向かって走り出す。

 

何やってたの、駆!お姉ちゃんから離れないでって言ってるでしょ!いいかしら、駆!女の子はね、皆オオカミなの!駆には、危ないものなのよ!駆にはお姉ちゃんがいるんだから、他の女の子と必要以上に話さない事!そもそも、お姉ちゃんこそ駆にふさわしい女の子なんだから!私以外を見る必要は……

 

はあ~……

 

どうやら……いろいろあるみたいです……。

 

ゲーマー『累お姉ちゃん!今のって……』

 

累「”この時代”の……駆さん、なのでしょうね」

 

思わぬ出来事に驚いていると、先に進んでいた彼女たちに呼ばれる。

 

はな「累ちゃ~~~ん!置いてっちゃうよ~~~~~!!!」

 

累「ふふっ!……今行きます!」

 

私の人生……きっと、いいことがある気がします!

 

 

side:?

 

少年「……良かった」

 

5歳くらいの少年がビルの上から、累を見下ろしている。そして、ただ一言、安堵の言葉を呟く。

 

少女「クロノ君、ママ達、無事だったね!よかった~!」

 

少年を”クロノ”と呼ぶ少女が後ろからやってくる。そんな少女と共に、真夏の中で黒コートを着た……それもフードまでかぶって顔を隠した背の高い人物が立っていた。

 

クロノ「……はぐみ。……そうだな」

 

?「君たちには感謝しているよ。俺のお願いで”過去”にまで来てもらえてね。君たちがいなかったら、この時代で”彼ら”は、プリキュアを救えなかった」

 

フードの男は、話を続ける。

 

?「クロノ君、君がいなかったら俺が盗んでおいた”100番の抽選券”を彼に渡せなかった。はぐみちゃん、君がいなかったら彼に落ちたままだった”モフルン”を渡せなかった。そして、二人がいなかったらプリカディアのプレイヤー達から光が集められなかった。全て、君たちのおかげだよ」

 

クロノ「何でこんなことするために、未来から俺たちを連れてきたんだよ?」

 

?「言っただろ?君たちの”ママ”のためだって……」

 

はぐみ「それは聞いたよ?どうしてママのためなの?」

 

フードの男は少し悩むと、また話し出す。

 

?「一つ目はクロノ君のママ……”累さん”のため。彼女を泣かせてしまったことが、”俺”の心残りでね。二つ目は、はぐみちゃんのママ……”はなさん”のため。彼女を”消してしまった”ことに対しての……俺の罪滅ぼしなのさ」

 

男は右手を自分の横に向けると、空間に裂け目が出来る。

 

?「ママ達が恋しいだろう?もう帰っていいよ。この穴を潜れば、”この世界の未来”……君たちの時代に着く。未来でも社長たちの子供として仲良くしてるんだよ」

 

クロノ「結局、お前は誰なんだよ!お母さんを助けるために協力しろとか言って、俺やはぐみを過去に連れて来て……なんでそんなことが出来るんだよ?」

 

はぐみ「ママを助けるお手伝いをした。けど、最後までおじさんの事……分からなかった。教えて、おじさん!」

 

フードの男は子供たちの言葉を受け、また考える。すると、フードを取り子供たちに顔を見せて話し出す。

 

?「俺は……正義の味方だったんだ。”ネツゾーン”って言う敵と戦っていた。でも、その戦いで大事なものをたくさん失った。妹も、俺を愛してくれた人も……”プリキュア”達もな。俺は世界を救ったんだ……”プリキュア”の存在全てを消し去って……」

 

クロノ「その顔!?」

 

はぐみ「クロノ君のお父さん!?」

 

?「違うよ。クロノ君のお父さんは、この世界の”俺”だ。顔が同じってだけだよ」

 

男は二人に近づいて抱きかかえると、自分が開いた空間の裂け目に歩いていく。

 

?「付き合わせて悪かったね。でも、君たちじゃなきゃいけなかったんだよ。だって、”俺が”ぶつかった少年は”クロノ君”……君だったし、”俺に”モフルンを渡してくれたのは”はぐみちゃん”だった。だから、君たちに頼るほかなかったんだ。”俺が”経験したことの通りに……ことを進めるには……ね!」

 

クロノ「なっ!?」

 

はぐみ「きゃあっ!?

 

?「ばいばい、二人共!未来で仲良くね~!」

 

男は二人を裂け目に投げ入れ、裂け目を閉じる。そして、ゆっくりとつぶやいた。

 

?「進んでいけ……時生 駆!お前に待っているのは……絶望だけだ!なぜなら……!」

 

男の顔は……。

 

駆「俺が経験したことだから……な」

 

大人びてはいるが……駆と全く同じ顔だった。

 

 

Fin……?




駆「皆さん、いかがだったでしょうか?」

種「今回で劇場版は終了となりました!」

コルーリ「しかし、私たちの冒険はまだ終わらないチュン!」

駆「次のプリキュアさん達が!」

種「私たちを待ってるからね!」

コルーリ「これからも駆と種、ヴァールハイト・プリキュアの活躍を!」

シード・コルーリ「応援、よろしくお願いします!」
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