え?なに?完結させなさいって…?
至極真っ当でございます…。
幕開け
17歳の時に高校を退学処分とされた"不良"というのが彼の世間一般的なイメージである。
退学処分の理由というのが喧嘩で、相手をぶん殴って怪我をさせたから。
なんとも不良らしい理由だ。
彼自身はやってないというが、所詮は"不良"の言い訳。信用なんてされるはずもなく、結局彼は高校を去った。
そして、しばらくして、こんな話を聞くようになった。
「"
と。
「"Bad Actors"…?」
見慣れないバンド名を湊 友希那はずっと見つめていた。
明日行われるライブに友希那たち"Roselia"も参加するのだが、このプログラムによると、1組目のバンド
は"Poppin'Party"や、"Afterglow"といった有名所ではなく、"Bad Actors"というバンドなのだ。
「…不思議ね。」
何故かずっと昔から知っているような感覚。
「見せてもらおうかしら。」
どうせ自分たちの出番は最後で────それまでは何もできないのだ。
折角なので明日は"Bad Actors"というバンドを見てから、本番に臨むこととにし、その旨を他のメンバーへと伝えるのだった。
「初めてのライブで一番手…ねぇ」
不思議と緊張はしない。この5人なら、大丈夫だ、という自信があるからだ。ふと、少年──坂田 蛍は声をかけられる。
「蛍は緊張しないんだ。」
「そんなに。
「…お腹いたい、かな…?」
そういって苦笑する少女は
「お…おい!?大丈夫か?」
「大丈夫…だよ。
「一応下痢止め飲んどく?」
「もう…
夕奈がそういうと胸を撫で下ろした二人の少年の名は、
雄がベース担当であり、将人がドラム担当である。
と、誰かが夕奈の肩を叩いた。
「緊張してないって…強がりかなぁ…夕奈?」
「え、えええ
夕奈の肩をそっと叩いたのは
蛍はボーカル担当でたまにギターを行う。
和気藹々と話していると…
「…と、さてそろそろ時間だね。行こうか、皆。」
と、蛍がメンバーに声をかける。
その瞬間に彼らの纏う雰囲気が変わる。
そして、彼等の鮮烈なる幕開けが訪れる。
『一曲目は、L'Arc~en~Cielの〈Honey〉でした…!』
「凄い…!」
演奏技術は並より少し上程度のものだった。
それなのにRoseliaの誰もが感嘆している。
未だかつて、こんなバンドがあっただろうか。
音ではなく、別の何かで人を惹き付けるバンドがあっただろうか。
いや、無い。ある訳が無い。
『続けて二曲目です。聞いてください…〈スタンドバイミー〉』
そんな彼らの二曲目はレミオロメンの〈スタンドバイミー〉。
安定した音が会場に響く。
しかし、アウトロに差し掛かった時だった。
不規則なノイズと友に、曲が切り替わる。
そのまま三曲目───Coldrainの〈Feed the fire〉に突入。そして〈Roundabout〉〈Back in Black〉〈DIE SET DOWN〉と、バンドサウンドを存分に活かした選曲。
「これが…"Bad Actors"…!」
友希那は心の奥底から震えていた。
(いつか彼等と…対バンできたらいいわね…)
友希那は、いつの間にか笑顔で彼らのステージを眺めていた。
蛍は興奮していた。
予想外に観客ウケが良かったからだ。
七曲目の〈ユリーカ〉、八曲目の〈Freedom〉ときて、残すは二曲。
どちらも大好きな曲だ。だから我儘を言って、二曲とも入れてもらった。
九曲目はHAWAIIAN6の〈MAGIC〉。
夢見る全ての人にこの曲を聞いて欲しい。
そんな思いを込めながら歌っていると、一人の少女が目に入った。
(怖ッ…)
ずっと笑顔で見つめてくる彼女。
(でも…なんだろ、心地いい敵意………対抗心、かな?彼女から感じられるのは。)
蛍は何かをその少女に感じた。
(話してみたいな…。)
もしかしたら彼女と話すことで何か分かるかもしれない。
そんな期待を抱きながら九曲目を終わらせる。
そして十曲目、最後の曲になる。
「この曲で最後になります。聞いてください。」
蛍は一つ息を吐くと、最後の曲名を告げた。
「SEKAI NO OWARIの〈深い森〉」
『ありがとう、"Bad Actors"でした。』
大きな歓声。あれだけポップな曲なら普通はこのくらいは盛り上がるのだろう。
しかし、友希那には喉の奥に魚の骨が刺さったような妙な違和感を感じていた。
「…?」
違和感の正体は、まだ分からない。
「なんなのかしらね…この違和感は」
その呟きには誰も答えないのだった。
実は蛍君は中二病です。
精神年齢は14歳です。
痛い発言が多いです。
カワイソウですねー(棒)
psもしあれだったら深い森で検索を。