とある転生者の上限破壊<オーバーフロー>   作:ゴールド龍

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原作前
1話


 ある日、突然だが俺は死んだ。普通に会社へ行き、仕事を終えた帰り道で俺が運転していた車にトラックが突っ込んできたのだ。死因はトラックに車ごと潰された事による圧死。多分、運転手は居眠りか意識がなかったのが原因だと思うが、よりにもよってなんで俺の車に突っ込んできてんだよ·····。まあ、他に巻き込まれた人はいなそうだったからそこは良かったけど。

 

 とにかく、俺は自身が死んだ瞬間も覚えているし、潰された感覚も覚えている。だから、もう目覚めるなんて感覚は二度とないと思っていたが、()()()()()()()()()()。目覚めてから周りを見ると、普通の住宅によくあるワンルーム。だが、俺はこんな部屋には住んでいない。つまり、みんなが知ってる言葉を借りるとなれば〝知らない天井だ〟という状況だ。

 

「おぎゃあ! (何だこの部屋、俺の部屋じゃない!)」

 

 ん? なんかおかしいぞ。なんで()()()()()()()()()()()()? そう思い、俺は周囲をまた見渡す。だが、近くには赤ん坊らしき子供はいない。んじゃあ一体どこから·····と思った時、ふと俺の視線は下へ向く。すると·····。

 

「お、おんぎゃあああああああ!? (な、なんじゃこりゃああああああああ!?)」

 

 ·····俺の体は縮んでいて、俺自身が赤ん坊だと気づいたのだった·····。まじで、なんでこうなった!? そう混乱していると、部屋の外から足音が聞こえて来てドアを開けた。

 

「あらあら〜どうしちゃったのかなー?」

 

 見た感じ20代前半位の女性がやってきて、俺をあやす為か抱き上げ、背中をポンポンとさする。·····やばー、この人めっちゃタイプなんだけど。·····ていうか、俺がこの状況になっているって事は、この人俺の母親って事か? ·····まじかよ、転生とか漫画とかラノベの中の話じゃなかったのかよ!? 俺転生しちゃったっつーのかよぉ!? 

 

 そう驚きながらも、俺は納得していた。まあ、死んだと思ったら知らない部屋で、しかも赤ん坊になって寝てたんだからそりゃそうか。だけど·····まさか転生しちゃうなんてなぁ·····。神様的な人には会っていないけど、なんか転生による特典とかは無い感じなのか? ·····後で確かめてみるか。

 

 俺が一応泣き止んだためか、母親らしき人は俺をベッドへと寝かしつけ、部屋を出ていった。おそらく、家事に戻ったんだろう。·····まあ、こうなっちまったからにはしょうがないし、この二度目の人生楽しんで生きてやろうじゃねえか! 

 

 俺はそう思いながら、瞼を閉じて寝に入った。とりあえず、赤ん坊になってんだから赤ん坊らしい事しとくか·····。

 

 

 

 

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 そこから一気に時は経ち、4年後。俺は赤ん坊から、幼稚園児へとレベルアップした。·····ちなみにこの4年間の間に何があったかと説明すると、まず自分に何か転生特典的な物があるか調べた。しかし、どうやらそういう特典(もん)は持っていないらしく、普通の赤ん坊だった。·····まあ、成長していくにつれて俺の考えている通りに体が動く様になったが、正直異常なまでに早い発達だと親に思われてしまったけどな! 

 

 一応俺には父親もいるらしく、転生したと気づいた時の夜、俺の父親に遭遇した。まあ言葉で表すとなれば、イケメンで、親バカだということだ。帰ってきて早々俺を抱っこすると、「ただいま京介えええええええええ!」と熱烈なスキンシップをしてきたのだ。·····まあ、親にめっちゃ愛されているってのはいい事だけどな。ちなみだがその時、この世界での俺の名前が分かった。

 

 とりあえずそれは置いといて(閑話休題)、2歳を超えた頃、俺は天才児だと思われるようになっていった。·····いやまあ、これ自体は元から持ってたもん(前世からの知識)だから、俺自体は天才なんかじゃないと自覚している。確かに2歳児がとる行動や、言葉遣いをしちまってる所があったと思っている·····もう少し2歳児っぽいことしときゃ良かった。

 

 まあ、色々とやらかしてはいるが一応は順調な滑り出しではあったから良しとする。んで、幼稚園に入園になったんだが、すげえ奴がいた。なんかめっちゃ不運な目に会う奴がいて、みんなが色々と「あいつに近づくと不幸になるー」って言って石を投げつけたりしていて、しかもその親達に至っては止める所か「疫病神の様な子と自分の子供と一緒にさせたくない」とその子を追い出そうとしていた。

 

 それを見た俺は、正直な所「うわー·····幼稚園児の頃からいじめって起こるもんなんだなー」と思った。いやさ、いくらその子がよく不幸に見舞われるからっていっても自分達も本当に不幸になるなんて有り得ないでしょ。迷信を信じるなんてなぁ·····本当に情けねえ子と親達だな。なんかムカついてきた。そう思うと、俺はその話をしていた親達へと向かっていった。

 

「·····ん? どうしたんだい僕。何かあったのかな? (確かこの子、軍丞さん家の息子だったか)」

 

「えぇ·····まあ、色々と思う事があって」

 

「思う事? 一体どうしたんだい(まあ大した事ないだろ。適当に流すか)」

 

「それはですね·····()()()()()()()()()()()()()()()()()()1()()()()()()()()()()()とする大人がいるとは思ってなかったんで困ってるんです」

 

「なっ·····君、失礼じゃないかなそんな態度? 親は一体どんな教育を·····(幼稚園児のガキが一体何を言い出すんだぁ?)」

 

「少なくとも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()よりかはマシだと思いますけど」

 

「なっ·····!? (何だこの子供!? 4歳児とは思えない事ばっか言いやがって!?)」

 

「僕の言葉でどもるって事は、少なくとも自覚はあったんですね(笑)まあ、そんな事やるよりも自分の子供にもっとマシな教育したほうがいいと思いますよ?」

 

 俺は今思いついた最大限の煽りと忠告を言う。こちとら元社会人ぞ!? 普通だったら、親ってのは子供に正しい教育をして社会に送り出す責任があるって言うのに、親が率先してイジメを教える馬鹿な事してたら、そりゃ文句の1つ言いたくなるっつの! 

 俺が言った言葉を聞いた親達は、すぐに自分の子供を連れて帰っていった。·····あー、今思い返したら幼稚園児とは思えん言葉言っちまってたな。これは反省しとくとして、多分あんな親は俺も同じ目に合わせようとするから、とりま明日から気をつけるか·····。

 

 翌日、また登園すると同級生は俺を無視する様になった。·····単細胞すぎねあいつら? まあ大した事じゃないし、放っておいておくか·····。

 

 俺に対してのイジメが始まってからおよそ1週間。まあ、普通に無視だとか悪口言う程度なので大した事は無い。むしろこういう事があった事を親に知られる方が不味い。·····うちの親、良くも悪くも親バカだからなぁ·····こんな事があったら色々と面倒くさくなりそうだ。

 

 あ、そうそう。ちなみになんだけど、イジメられていた子とは仲良くなった。名前は知らなかったから本人に聞いてみた所、上条当麻(かみじょうとうま)と言う名前らしい。なんかどっかで聞いた事がある気がする名前だけど·····まぁいっか。とりあえず当麻とはよく遊ぶ様になった。当麻は最初は「僕と一緒にいると不幸になるから、来ない方がいいよ·····」って言ってたので、「そんな事関係無い! 俺はお前と仲良くしたいだけだよ」って言ってやった。少なくとも俺の言葉が支えになるといいが·····。

 

 それから当麻とは色々な遊びをした。あやとり、積み木遊び、じゃんけんとかけん玉·····とにかく色々だ。遊んで行くにつれて当麻の事で分かった事は、思っていたよりも明るい子だという事だ。·····多分、これが本当の当麻なんだろう。とりあえず明るさを取り戻したようで良かった。

 後もう1つ。当麻はドが付くくらいのお人好しでもある事も分かった。·····ちなみにだが、当麻が不幸という話はどうやら本当らしい。気になった俺は「当麻が傷つかない程度でいいから、どんな事が今まであったんだ」と、聞いた。そしたら、「あんまり面白い話じゃないけど·····」と言いながら、話してくれた。聞けば聞く程とてつもない程の不幸に見舞われていた。·····よく今まで大丈夫だったな当麻·····。俺だったら絶対途中で色々と諦めるぞ。

 

 とりあえず、そこから先は当麻とは仲がいい友達として過ごしていき、なんとか2人とも無事に幼稚園児生活を送る事が出来た。だが、卒園式が終わってから俺の人生を大きく変える事に出くわしたのである。

 

 

 

 

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 (わたくし)上条当麻は、不運に愛されているとしか思えない程不幸な少年だ。軽い不幸なら、道を歩けば小石につまづき、鳥からはフンを落とされる等は良くあること。やばい時には借金を抱えた人にいきなり包丁を刺され、死にかけた事もある。

 それ程不幸な事がよくあるせいか、周囲の人達からは疫病神だなんだと言われ、俺と同い年の子から石を投げられたりした事もあった。·····正直言えば、すごい辛かったし幼稚園に行く事が嫌になった事もある。·····だけど、そんな俺に対して普通に接してくれた子がいる。その子の名前は軍丞京介(ぐんじょうきょうすけ)って言う。確か、親が言っていた話じゃ「2歳にして色々な言葉を喋り、更には文字も難なく書ける天才児」だとか言われていた。

 

 一応、軍丞と仲良くなってからその事を聞いた所、「まあ、そんな事もあったなー」と軽く流していた。·····今更だけど、軍丞って年齢の割に色々と大人びているよなぁ。言葉使いも親と大して変わんねえし、色々と俺が知らない事知ってるから本当にすげぇ。

 

 最初俺に話しかけてくるとは思ってなかったから、色々と驚いたけど本当にあん時は嬉しかったなぁ。·····まじでこの上条さんは、あん時は嫌われていたから友達なんて出来なかったから、本当に軍丞と仲良くなれて良かったよ·····。そん時俺は「近づいたらきっと君も不幸になる」的な事言ったけど、軍丞の奴「そんな事関係ない!」って一蹴してくれた。·····今思い返すとまじであいつ4歳児かよって思う。

 

 まあそこからよく遊ぶ様になると、幼稚園が嫌にならなくなっていった。軍丞の家によく幼稚園が終わった後遊びに行ったし、逆に俺の家に軍丞が遊びに行くようにもなってった。俺が軍丞を連れてきた日なんて、そりゃもう上条さんの親は大騒ぎでしたよ。何せ上条さんのあまりの不幸ぶりで友達なんていませんでしたからねアーッハッハッハァ! 

 ·····はぁ、言ってて悲しくなってきた。まあいいや、そこからは軍丞の家族ぐるみで色々する位になっていって、何となく「これからもこんな感じで生きていくんだろうなー」と俺は感じていた·····あの日までは。

 

 幼稚園の卒園式が終わってから、俺は父さんに呼び出された。そこには、母さんと軍丞と軍丞の親も来ていた。·····一体なんだろうなぁ。軍丞だけじゃなくて親も呼ぶなんて。気になった俺は父さんに何があったかを聞く。

 

「父さん一体どうしたんだ? 軍丞も呼んで」

 

「ああ、実はな·····」

 

 俺の父さん·····上条刀夜(かみじょうとうや)はとても話しづらそうだけど、言葉を繋ぐ。そして、父さんが次に言った言葉で俺は驚きを隠せなかった。

 

「父さんな·····お前を学園都市へと行かせようと思うんだよ」

 

「はぁ!? 一体なんでそうなってんだよ!?」

 

「ごめんな、当麻。確かに驚くのも無理は無い。·····だけどな、父さん心配なんだよ。このままここの地区の小学校に通わせるのが」

 

「ええ? 一体、どうしてそう思ったんだ?」

 

「昔っから当麻はよく不運な目にあうだろう? その事で幼稚園の頃からイジメられる事があっただろう? ·····今だったらまだ大きな怪我をする程のイジメじゃないが、小学校へと上がったとしたら、イジメがエスカレートしてしまいそうで心配なんだ」

 

 父さんがそう言うと、俺の母さん·····上条詩奈(かみじょうしいな)が父さんの言葉に続くように口を開く。

 

「母さんもね当麻。今まででもとても心配だっただけど、更に酷くなるかもしれないと刀夜さんから言われたのだけど·····確かにそのままだと当麻の体が持たないかもしれないと思ったんです。だから今回の事には賛成したんですよ。でもね当麻、これだけは言いますけど、母さんも刀夜さんも、決して当麻が嫌いだからこんな決断をしたのでは無いんですからね? ·····当麻の事が心配故の決断という事、忘れないでくださいね?」

 

 俺は父さんと、母さんの言葉でハッとした。確かに今まででも辛かったイジメだが、今後更にスカレートするかもしれないと言われたら、流石にこの上条さんと言えど無理かもしれないと思ったからだ。·····だけど、なんで軍丞と軍丞の親御さんまでその話に参加してるかは分からねえ。俺はその事も父さんに質問した。

 

「今回の決断に関しては分かったよ父さん、母さん。でも、なんで軍丞や軍丞の親御さんまでここにいるんだよ?」

 

 俺の言葉で、父さんと母さんの表情が歪む。そして少し間を開けて父さんが口を開く。

 

「今回のこと·····当麻の学園都市行きについてだけど軍丞さん一家に話したんだ。そしたら、これが暫くの別れになるかもしれないからという事で、来てもらったんだ·····。本当にすまない! 当麻には辛い思いをさせてしまうかもしれないのに·····」

 

 そう言うと父さんは頭を下げて俺に謝る。·····そうか、確かにそりゃそうだよなー。俺が学園都市に行くからって軍丞も行く訳じゃない。軍丞には、軍丞の都合があるもんな。·····確かに暫く会えないってなると寂しいけど、もう会えなくなるとは限らないしな。俺がそう思ってると、軍丞の父さん·····軍丞成明(ぐんじょうなるあき)が俺に話を始めた。

 

「上条くん、家の息子と仲良くしてくれて本当にありがとう! ·····暫く会えなくなるけども、君の事はもう1人の息子の様に思っている。だから、学園都市に行ったとしても決して諦めることが無いように頑張ってくれ! 俺達も応援しておるからな! そして、いざって時は俺達の事も頼ってくれ!」

 

 相変わらず軍丞の父さんはいい人だなぁ。·····俺が不幸の子だと知っても「そんな事は関係ないぞ? 京介が連れて来た友達なんだ。だったら俺にとっても大事な子でもあるからな!」と、普通の子と同じ様に·····いや、第2の父の様に接してくれた。

 軍丞の母さん·····軍丞春江(ぐんじょうはるえ)も俺の方を見て涙ぐみながら「京介ちゃんと仲良くしてくれてありがとうね·····? 私も成明さんも一緒に応援しているから、頑張ってね? 辛くなったら、いつ帰ってきても良いからね?」と言ってきた。

 

 軍丞の母さんも、「あらあら、いらっしゃい上条ちゃん。京介と仲良くしてくれてありがとうね? 遠慮せずに、京介ちゃんと一緒に自分の家の様に寛いでいってね?」と、本当に暖かく接してくれた。·····くそ、まじで本当にいい人達だよなぁ。暫く会えなくなるの、辛くなっちまってきた。

 

 そう思っていると、軍丞の父さんの隣で暫く考え事をしていたと思う京介が、俺と俺の父さんと母さんだけでなく、軍丞の親御さんですら驚く言葉を発した。

 

「·····父さん。やっぱり、俺も学園都市へと行ってみたいと思う」

 

「·····はぁ!? い、いきなり何を言っているんだ京介ぇ!?」

 

「え、ええ!? どうしたの京介ちゃんいきなり!」

 

「いやさ、俺もよく考えたんだけど学園都市に行きたいと感じたんだよ。まあ、上条と一緒の所に行きたいってのもあるけどさ」

 

 ええ!? なんでいきなりそんな事を決めているんでせうか軍丞!? そんな簡単に決めちゃっていいのかよ!? 

 

「お、おいおい軍丞! いくらなんでも俺に付き合う必要はないんだぞ!?」

 

「いいじゃあないか? 少なくとも、俺は一緒にそっち(学園都市)へ行った方が面白そうだと思ったんだよ。だから、お前のせいとかは関係ないぞ?」

 

 軍丞がそう言うと、俺の父さんと母さんが驚きながらも軍丞へと話しかける。

 

「ぐ、軍丞くん。確かにそれは俺としては当麻と一緒に行ってくれた方が安心できるし嬉しいけども、無理に付き合う必要はないんだぞ!」

 

「そ、そうですよ? 今回の事ですけど、私達夫婦で話し合って苦渋の決断でしたけど、今後を思って当麻を学園都市へと通わせようと思ったんです。軍丞くんが一緒に行かなくても、いいんですよ?」

 

 俺の父さんと母さんの言葉を聞いた軍丞は、少し考える素振りを見せてから返答する。

 

「いえいえ、確かに俺が無理して行く必要は無いんでしょうけど、俺としては無理しているつもりもないですし、むしろ良い機会だと思ったんです」

 

「「良い機会?」」

 

 あ、父さんと母さんの台詞がハモった。相変わらず仲がいいんだなと場違いではあるけども俺は思った。·····でも、良い機会ってどういう事なんだ? 俺がそう疑問を持った所で、軍丞が持論を話し始める。

 

「学園都市って確か、能力開発を行いより良い人材を社会へと送り出す機関だと伺っています。能力開発開発を受けることによって、もっとより良い効率で俺は成長できるかも知れませんし、俺的にも親を楽させたいので将来の為の可能性は広く持ちたいと考えています。更に言うと、基本的に学園都市であるならばこっちの学校よりも質のいい授業や器具などがあると思いますので、その方が良いとも思ったから学園都市に行きたいって結論に至ったんですよ。·····まあ、俺の考えとしてはこんなところです」

 

 ·····やっぱ、お前6歳児じゃないだろ·····。普通だったらそんな歳でそんな考えまで至らんと思うんだけどなぁ。·····実際、俺だってそこまで未来を見据えていたわけじゃないしな。第一俺は軍丞みてえに頭良くないしなー。っていうか、軍丞の親御さんは大丈夫なのか? 息子がいきなりこんなこと言い出すし·····と俺は思い軍丞の親御さんへと視線を向けるが·····。

 

「春江、俺達の息子は、まだ6歳だってのに、こんなにも成長していたみたいだぞお·····! (号泣)」

 

「こんなにも良い子に成長して·····お母さん、感動しすぎて涙が止まらないよぉ! (号泣)」

 

 えぇ·····何これは。軍丞の親御さんは軍丞の成長ぶりに感動しすぎて、2人して泣いている。·····そういや言ってたっけ、軍丞曰く「家の親は度が行き過ぎている程の親バカだ」って。軍丞へと視線を向けると、困惑している表情を浮かべている。すると、成明さんと春江さんがいきなり立ち上がり、こう言った。

 

「よし! こうなったら京介がやりたい事やりなさい! お父さんもお母さんもお前のやりたい事を全力で応援するからなぁ! 寂しいけども、こっちには春江もいるから安心して行ってくるんだぞ!」

 

「えぇ! 学園都市へ行って、京介くんの夢が叶えれるようにお母さん達応援するわ! ·····寂しいけども、成明さんがいるから大丈夫よ! だから、頑張って行くのよ!」

 

 よーしこうなったら善は急げだ春江! 急いで学園都市への転入届けを作りに行くぞ! と言って、軍丞を置いて軍丞の親御さん達は家を飛び出して行った。·····いきなりの展開で俺ら家族は着いていけず、母さんですら目を見開いて呆然としている。·····いや、まじで凄かったなぁ、あの勢い。

 

 そう思っていると、軍丞が「おほん!」と咳払いをして俺と父さん達の視線を集め、口を開く。

 

「·····とまあ、色々とありましたけどこれからもよろしくお願いします」

 

 ·····こうして、俺と軍丞は学園都市へと行く事のなったのだ·····なってしまったのである。

 

 

 

 

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「·····ふむ、計画(プラン)には入ってはいないが、問題は無いだろう」

 

 




はい、ゴールド龍と言うものです。最近とある科学の超電磁砲3期を見ていまして、久しぶりにとあるブームが来ています。今回の作品を書くのにあたり、「学園都市に気づいたらいた」とか「学園都市の人に憑依した」とか「学園都市じゃなく、魔術サイドに転生した」等はよくあるけども、「上条さんと幼なじみ系主人公」ってあんまり見た事ないなーと思ったところからです。

見切り発車で書き出した作品なので、闘魂間隔が空いたり、矛盾が生じるなどあると思いますが読んでいただけると幸いです。また、この作品以外にも同時進行オリジナルの小説「崩壊世界と異世界姫様」というゾンビパニック系サバイバル小説を書いているので、良かったらそちらも読んでいただけると幸いです。(自分の他の作品を売っていくスタイル)

·····とまあ色々とありますが、この作品を読んで面白い等思った方。ここはこうした方がいい等思った方は評価、感想を残していただけると幸いです。次回は早めに完成させれるようにしますので、また良ければ次回も見てください!
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