「
現在、俺こと軍丞京介は固法先輩とと一緒にとあるコンビニへと訪れていた。勿論買い物に来た訳では無く、仕事でだ。
どうやら最近、アルミを起点として
しかし、その爆発が起こる少し前に
何故か思っているよりもタイムラグが有るから一応今の所、一般生徒の負傷等は確認されていない。·····しかし、
だが、なんでタイムラグなんかあるんだろう。人を大怪我させるくらいの威力があるってんなら、すぐに爆破する事だって出来るはずなのにな。
「軍丞君、他の人の避難誘導をお願い。もし爆弾らしき物を発見したらすぐに報告お願いね!!」
「了解です!!」
「あ、あの一体何が───」
「店長さんですか? 現在この場所で
「ぐ、グラビトン·····? 一体それはなんなんだい??」
「簡単に言うと、爆発の前兆をこの店舗内から観測したんです」
「なっ、ば、爆弾だって!!!?」
「そうなんです、ですから早急の避難をお願いします!」
先輩がそう言うと、周囲にいた客が一斉に外へと逃げ始めた。·····まあ、爆弾があるなんて言われりゃあ逃げ出すに決まってるよな。そう思いながら爆弾を探していると、避難しようとしている1人の女生徒がいきなり転んだ。多分、急いで逃げようとしたら足がもつれたのだろう。
「大丈夫ですか、立てますか?」
「あっ、えっと、すみません·····足を挫いちゃったみたいで·····」
「そうですか───よっ、と。少し失礼します」
早くこの人も避難させねえとな·····って、ん? 何だこの人形·····ここの売り物にしちゃあ置く場所が違いすぎねえか?? 俺がそう思っていると、その人形は
───って、まずい、これが例の·····!?
「ちょいとすまねえっ!
俺が女生徒を庇い、能力を発動させるとすぐに───
ドゴオオオオオォォォォン!!!!
───と凄まじい音と共に人形が爆発した。
「グッ、おアァ!!?」
クソッタレ、完全に防御は無理か·····っ!? 俺の能力では、まだ強化出来るのは1つのみだ。その為2種類の属性というか特性を持った攻撃に関しては、全て防御するというのは今はまだ出来ない。
今回は爆風による熱波と、爆発によって生じた破片による2種類の攻撃が俺とこの女の子へと襲いかかった。幸いにも俺の体がある程度でかかった為、俺が庇った女の子は何とか守りきる事はできたので、それに関しちゃあ本当に良かったと思った。
「くっ·····、大丈夫ですか、怪我は有りませんか!?」
「わ·····私は大丈夫、ですけど、この人がっ!」
「がっ、は───くそ、結構効いたぜ畜生·····」
「っ!? 軍丞君、大丈夫なの!!?」
爆風が収まってから固法先輩がこっちへとやって来て、俺と俺が庇った子へと言葉を掛けてくる。俺が庇った子は、爆風によって顔や服など所々煤が付いているが、目立った傷は負っていない。
しかし、庇った俺は破片等は能力のお陰で刺さったり切り傷にはなっていないが、爆風は防げなかったので、背中じゅうに割かし深い火傷を負ってしまった。
·····くそ、何度位の火傷なんだ。結構痛むが、多分Ⅲ度位の大きい火傷では無いだろうが·····体感的にはⅡ度位だろうか·····まあ、クソほど痛え火傷には変わんねえけどな。
「なんて酷い火傷·····今すぐ、救急車を呼ぶわね!!」
「す、すんません固法先輩·····た、頼みます」
「すみません·····わ、私のせいで、こんな火傷·····!!」
「ははは·····、大丈夫、死ぬ程の怪我じゃあねえから·····君が、気に病む必要は、無いんだぜ·····? い、一般、生徒を守んのは、
「大丈夫よ軍丞君、もうすぐ救急車が来るからね!!」
先輩のその言葉を聞いてから凡そ5分位で、その救急車がやって来た。来るまでの間には、出来る限り応急処置をしていたので、さっきよりは痛みは少なくとも、自分で動ける位までにはマシになった。まあ、そう言っても結局大事を取って担架で運ばれるんだけどな。
「すみません先輩·····後のこと、頼んます」
「ええ───今は病院でしっかりその傷、治してくること·····いいわね?」
「了解っす。そんじゃ、行ってきますね」
そういい、俺は救急車へと載せられ、病院へと移動するのであった。
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───あれから数日、俺は非番で暇になった為第7学区をぶらついていると、当麻が何やら小学生位の女の子と一緒に歩いてる所に遭遇した。
どうやら、女の子は服屋さんを探していたが、道に迷っていた所に当麻を見つけ、一緒に行き方を教えて欲しいと言ったらしい。
「───って事があってな、色々大変だったんだぜ?」
「入院してたっつーのは聞いてたけど·····背中の傷はもう治ったってことでいいのか、軍丞?」
「ああ、一応な。あのカエル顔の先生曰く、『最近は便利なものが増えてきていてね? こういう傷なんて、トウモロコシの繊維を使った有機性人工皮膚を使えば後が残らないくらいにすぐ綺麗に治るんだね?』って言ってた。───まあ、まだ体に馴染んでねえから違和感はあるけども、それに関して聞いたら、後2日もすりゃあ体に馴染んですぐ治るってさ」
「───トウモロコシの繊維って、そんな風にも使えるのかよ·····相変わらず、すげえよな学園都市って?」
「本当だな·····まあ、お陰様ですぐに復帰できそうで良かったぜ」
「まあ、軍丞が無事ってんなら良かったよ。こちとら上条さんはお前が大きな怪我をしたって聞いて、本当に心配したんだぜ?」
「悪ぃ悪ぃ、心配掛けちまって。·····さて、どうやら着いたみてぇだな?」
「ありがとーお兄ちゃん達!!」
「おう、お礼は大丈夫だよ。俺もセブンスミストには丁度用事があったし」
「俺は一応
そう女の子に言い、当麻と一緒に店内へと入っていく。もう7月の中旬なので、店内は冷房が効いている。·····まじでこういう店のクーラーって快適だよなあ。なんでだろうか、暑い中歩いてきたからより一層涼しさを体で受けれるからか? そんな取り留めのない事を考えながら、俺は女の子と当麻の後ろについて行く。
しばらく歩いていると、女性服店が立ち並ぶエリアに辿り着いた。まあこの子は服屋さんを探してきてるんだから当然だけど。
「うーん、これじゃないなあ·····他の所へ探しに行ってもいいお兄ちゃん達?」
「大丈夫だぞー」
「おう、問題ないよ」
俺達がそう言うと、女の子は別の店へと走っていった。·····うーん、暇になりそうだな。まあ女の子だとしてもやっぱり買い物ってのは時間はかかるもんだよな。
俺がそう何気なしに考えていながらぼーっとしていると、ふと視界に茶色の髪色をしたショートカットの少女が何やら服を持ってショーウィンドウのガラスの前で何かをしている。·····っていうか、あれ御坂ちゃんじゃねえか?
「ん? どうしたんだ軍丞、何かをあったかー?」
「いや、あそこにいる子だけど、あれって御坂ちゃんかなーって」
「御坂·····? って、ビリビリの事か」
「ビリビリ·····? っつーか、当麻は御坂ちゃんの事知ってたのかよ」
そう俺が言うと、当麻はビクッと体を強ばらせる。───こいつ、一体何あったんだよ。
「いやー·····なんと言いますか、そのぉー·····喧嘩相手っつーか、一方的に喧嘩吹っかけられたって言うか」
「───おう、それだけで理解したわ。全く、一体何すりゃ御坂ちゃんに喧嘩吹っかけられるんだよ。相変わらずの不幸体質だととは思うけどよ·····」
「いやー、喧嘩って言ったけど、なんつーんだ? その、ビリビリが不良に絡まれててさ、不良を止めようとしたら何故かビリビリがまとめて攻撃してきて、俺が
「あー·····確かに御坂ちゃんは割かしバトルジャンキーっぽい所があるし、当麻の
「って言うか、軍丞もビリビリの事を知ってるなんてなあ。何処でビリビリの事を知ったんだ?」
「それがなあ、御坂ちゃんってよく自分に絡んできたスキルアウトとかを勝手に自分でぶっ飛ばしちまう事がよくあってな。一応能力ってのは人を傷つける事に使用するってのは条例で禁止されてんだけど·····御坂ちゃんはそんなんお構い無しなんだよ。んで、俺達
俺が長々とそう言うと、当麻は「·····お前も苦労してんだな」俺に同情を感じたのか、俺の肩に手を置き、わかってるぞという様に首を縦に振る。·····やっぱり良い奴だよな当麻は。苦労している同士、通じるもんがあったんだろう。
「───で、とりあえずどうする? あのまま放っておくか?」
「いや、折角だ。少しくらい話しに行こう。ただ待ってるっつーのも暇だしな」
「それもそっか·····おーいビリビリ、お前一体何してんだー?」
当麻が御坂ちゃんに話しかけると、御坂ちゃんはビクゥっと体を跳ね上がらせ、手に持っていた服を後ろ手で隠した。·····なんで服を隠したんだろうか?
「びっ、びっくりしたぁー·····ってなんであんたがここにいんのよ!!? しかも軍丞さんもいるじゃない!?」
「いちゃいけねえのかよ·····全く、何そんなに慌ててんだ?」
「ははは、この前ぶりだな御坂ちゃん?」
当麻は何かを怪訝な表情で、俺は笑顔を上手く浮かべれているか分かんねえが、とりあえず笑顔を浮かべている筈だ。それに対して御坂ちゃんの表情は、顔は真っ赤で目はグルグルと揺れ動いていて、いかにも動揺していますといった感じだ。
「·····見た?」
「見たって、一体なんの事だよ?」
「·····何かやってたのか?」
「いや、見てないんだったら良いんだけどさ·····っていうかあんた、軍丞さんと知り合いだったの?」
何を見たのかは分からないが、どうやら安心した様子になった御坂ちゃんは当麻にそう言った。
·····そういや、当麻と幼なじみだって事は御坂ちゃんには言ってねえな。いやまあ、言う必要が無いから言ってないだけなんだけども。
「知り合いって言うか、軍丞とは幼稚園の頃からの仲だぞ? いわゆる幼なじみってやつだ」
「そうなの?」
当麻がそう言い、御坂ちゃんからの質問に俺は簡潔に「そうだよ」と肯定の言葉をかける。
そういや当麻とはもう十何年もの付き合いだな·····時間って過ぎんの早いな、と柄でもないノスタルジックな気分に俺はなった。
「へぇ〜·····そうだったのね。なんて言うか、意外ね」
「む、意外ってどういう事だビリビリ。返答次第では上条さんはどうなるか分からんぞ」
「な、何よ一体·····ただ、真面目な軍丞さんがあんたと幼なじみってのが意外って思っただけよ」
「俺が誰とつるんでよーがお前に関係ないだろぉ!? ったく、やっぱりまだ礼儀がなってねえよなあビリビリは。お嬢様学校に通ってるんだったら、それ相応の礼儀で返せよな?」
「ほう·····? 不服だってんなら、今この場で昨日の決着もまとめてつけてもいいわよ?」
おっと、なんか不穏な雰囲気になってきてねえか·····? そろそろやばそうなので、2人を俺は止めようとする。が、それは途中で遮られる。
「お兄ちゃん達ー、これってどう?」
そう、さっきの女の子がどうやら自分好みの服を見つけたらしく、俺達の場所へと服の感想を聞きにやって来たのだ。
「おっ、いいんじゃあないか?」
俺がそう言うと、女の子は「えへへ」と顔を緩ませて喜んでいた。その女の子を見た御坂ちゃんは俺達を怪訝な目線で見てきた。·····なんだ?
「その子って·····軍丞さんか、あんたの妹?」
「ああ、いや、そうじゃねえよ。この子が服屋探して迷子になってたんだけど、服屋さんまで付き添いで来ただけだよ」
「俺はこの子と一緒に歩いていた当麻を見かけて、非番で暇だったから着いてきただけだな」
「そうなの·····はあ、なんだか気が抜けたわ。これは次の機会に持ち越しね」
そう言うと、御坂ちゃんは本当に戦う気が無くなったのか、拳を下げた。まあ、勝負を次の機会に持ち越しと言われた当麻は「まじかよ·····不幸だ」と項垂れていた。───まあ、なんだ、頑張れよ当麻。
「そういや、御坂ちゃんは1人でここに来たのか?」
「えっ、いや違うわね。初春さんと佐天さんと一緒に来たけど·····」
「あっ、初春ちゃんと来てたのか。·····ていうか、佐天ちゃんって誰?」
「あっ、そういや知らないんだっけ軍丞さんは。佐天さんは初春さんの同級生で、友達なの」
そう言う事ね。まあ流石に初春ちゃんの同級生までは知らないわ。初春ちゃんの同級生·····一体どんな子だろうか。
俺がそう思っていると、御坂ちゃんは何かを思いついたのか俺に話しかけて来る。どうしたんだ?
「折角だし、軍丞さん佐天さんに会ってみたら?」
「えっ」
えー·····まじで? 女の子達の買い物とかに乱入って、ハードル高いなおい。
「えー·····なんつーか、行っても大丈夫なのかあ? なんか場違いな気がするが·····」
「大丈夫大丈夫、きっと佐天さんとだって仲良く出来るから!」
「んー、どうするかねえ」
俺はそう思い、当麻の方へと視線を向ける。すると、当麻は生暖かい視線と笑顔を浮かべてこっちを見ていた。
「なんだよその表情」
「いやー? 上条さんの方は大丈夫だから、行ってくればいいと思うよー?」
「てめえ───ろくでもねえこと考えてるだろ今」
「いやー、なんでもないぜ女子中学生マスター?」
「てめえぶっ飛ばすわ」
そういい俺は能力を発動させ、当麻の頭へとダイレクトアタックの為アイアンクローの用意をする。·····てめえがそう来るってんならこっちには手段はあるんだぜ。『弄る』ってんなら、『ぶちのめされる』っつー覚悟は出来てんだろうなぁ〜〜〜???
「うわーっ!!? てめっ、それは反則だぁー!!! お前のアイアンクローなんか食らっちまったら、上条さんの頭は砕け散るですことよーっ!!!?」
「知るかあ!!! てめえがそう弄るっつーんだからなんだぜぇ!」
「って言うか、
「·····確かにそうだが、バレなきゃあ犯罪じゃねえって言う言葉があるんだよ。だからこそっ!!! お前をここでぶちのめしてやるってんだよぉ!!!!」
「───何やってるのよ軍丞さん。まあ、やるって言うんだったら手を貸すけど」
御坂ちゃんがそう言うと、当麻は「ひいっ!!!?」と悲鳴を上げ、後ろへと勢い良く後ずさる。まあ2人掛りでかかってもいいが·····一応ここは一般の人も沢山いるし、流石に辞めておくか。
「ふぅ·····、まあ、今回はここくらいで勘弁してやるぜ。命拾いしたな」
「あらそうなの·····なあーんだ、残念ね」
「ホッ·····流石に2人がかりで来られたら塵も残らないぜ全く。本当に良かったぁ·····」
「───とりあえず、俺は御坂ちゃんの方へ行くけど、当麻はどうするんだよ。一緒に着いてくるか?」
「いや、俺は俺でここに来た用事があるし、そっちを済ませてくるよ。帰る時になったら連絡してくれ」
「OK了解だ。·····んじゃあついて行くよ御坂ちゃん」
「分かったわ。初春さん達はあっちにいるから着いてきて」
そういい、俺は御坂ちゃんの後について行く。·····何も問題ないといいが·····まあ、為せば成る。とりあえず着いていくか。ついでに初春ちゃんに今日は何があったか聞こう。
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「ねーねー、この水着ってどうかな?」
「いいですね〜、佐天さんに合ってると思いますよ!」
到着したと思ったら、初春ちゃんと佐天ちゃんらしい人がガールズトークをしている件について。いやいやいや、こん中に入っていかねえといけないのかよ!!? いくら何でもこれは難易度高すぎねえかよ!!?
「おーい、初春さーん、佐天さーん」
「あれ、御坂さん·····って、軍丞先輩が何故ここに!?」
「おっ、御坂さんどうしたのー·····って、誰なんですこの人?」
「紹介するわね、この人は
「うっす、軍丞です·····君が
「はい、私が佐天涙子ですよー!! よろしくです初春の先輩さん!!」
「ああよろしく·····俺の事は、佐天ちゃんが気軽に呼びやすい名前で呼んでくれると助かる」
「んじゃあよろしくです軍丞さん!!」
元気な子だなぁー·····今どきの若い子って言うかなんというか。すげえな全く、太陽みたいな子じゃんか。
「先輩先輩、もう怪我は大丈夫なんですか?」
「ん? ああ、火傷のことか。一応もう問題ないらしいから、心配は大丈夫だよ」
「えっ? 軍丞さん火傷負ってたんですか? でも一体どうしてそんな怪我負うことになったんですか?」
うーん、これは言うべきか言わないべきか·····まあ、掻い摘んで説明すればいっか。
「んーとだな、佐天ちゃんは連続
「ああ、はい知ってますよ? なんだかアルミを爆弾に変えて爆破が起きてるんですよね」
「そうそう、んでこの傷はその事件の対処の時に負ったんだよ。避難し損ねた人を守って、ね」
「そうなんですかー!!? いやー、やっぱり
「まあそれが仕事だし、当たり前の事だと思ってるからね。まあでも、普通だったら突っ込んでいくなんてする方が可笑しいと思うから、比較する必要はないぜ?」
「そうですか? まあ、そうだとしても、なんて言うか羨ましいんです。あたしにも能力があったらそんな事だって出来るのかなーって。·····ちなみにですけど、やっぱり軍丞さんって能力者なんですか?」
「ん? ああ、一応
俺がそう言うと、佐天ちゃんは目を輝かせて俺を見上げてきた。うおっ!!? 一体どうしたんだ?
「レ、
「そんな凄い事でも無いよ? 能力だって、自分の身体能力を強化する位だしな」
「それでも·····能力があるだけ良いですよ。あたしなんて、
「───それは」
───プルルルルル、プルルルルル、プルルルルル。
突如として携帯の呼出音が聞こえた。音が聞こえて来た方は佐天ちゃんの隣にいた初春ちゃんの電話からだ。
「あれ? 一体誰が·····ちょっと失礼します。はい、もしもしー?」
『初春、聞こえていますの!!? 今何処にいますの!!!?』
「う、うわぁ!!? 白井さんですかあ!!? え、えっとこれは、そう、パトロール中で決してサボってなんか」
『それどころじゃありませんわ!! また例の連続
「え、えぇっ!!?」
「ちょっとごめん初春ちゃん、電話変わって」
「え、あ、はい分かりました」
「サンキュー。───軍丞だ、一体何処で反応があったんだ白井ちゃん?」
俺が初春ちゃんから変わって電話に出たら、電話越しに白井ちゃんの驚いてる様子が伝わってきた。·····まあそりゃそうなるわな。一応非番になってる筈の俺がいきなり電話を変わったんだから。
『軍丞先輩!!? 何故あなたが初春の電話に·····いえ、とりあえずそれは置いておきますの。それで、反応があった場所ですけど───』
その次に聞こえてきた言葉で、俺は驚愕を受ける事になった。
『───第7学区、セブンスミスト店内ですの!!!』
おいおい、マジかよ·····。よりにもよってここで反応とか、俺も当麻の事言えねえかもだな·····。
「セブンスミストですか!? 今丁度私と軍丞先輩が居る所ですよ!」
『なっ·····それは本当ですの!!?』
「はい、そうなんです。 んじゃあこれから避難勧告を出しに行きますから、そっちの方はお願いします!!!」
『ちょ、ちょっとういは───!!!?』
そこで初春ちゃんは電話を切った。───何かを白井ちゃんが言おうとしていたが·····まあ、今は置いとくしかないな。まず一般客の避難勧告を優先しねえと。
「よし、んじゃあ初春ちゃんは周囲に避難勧告を出しに行ってくれ。俺は店内を回って爆弾の捜索と、逃げ遅れている人の捜索に行く!」
「了解です軍丞先輩!! ───という事なので、佐天さんと御坂さんは避難をお願いします!! ついでに周囲に爆弾の事を言い回ってくれませんか!!?」
「ええ、分かったわ!!!」
「うっひゃあ·····なんかすごい事になって来ちゃったよ·····!!! わかったよ初春、あたしに何が出来るか分かんないけど、やってみるよ」
そういい、御坂ちゃんと佐天ちゃんは避難を開始した。さて、んじゃあ俺は俺の仕事をこなさねえとな。
「んじゃあ開始するか。初春ちゃん、そっちは任せたぜ」
「了解です! 爆弾が見つかり次第、報告をお願いしますね!!!」
その言葉に俺は強く首肯し、各々移動を開始した。さあ、爆弾探しの開幕だぜ!今度こそヘマ踏まねえ様に気をつけねえとな。この前みたいにはやられんぞ、 連続爆破事件の犯人さんよ。
今回はここで一旦切ります。次回は連続重力子爆破事件の続きからです。佐天さんってこんな感じで良いのかな?·····とりあえず、次回は木山先生の所まで行けるといいなあ。それでは、また次回をお楽しみに!!!!