やはり俺に義妹が出来るのはまちがっている。 作:マッキーガイア
授業がぁぁ!!
ある休日。リビングから部屋に戻ろうとソファーから立ち上がり歩き出すとトイレら辺で声が聞こえた。お兄ちゃんの声らしい。電話をしてるようで一人で会話している
「…、言…わかり………言……」
電話である事ははっきり分かったけど何か籠ってて音が聞きにくい、
「ーーー愛してるよ。」
「っ…!?」
な、な、な、何を言ってるんだろう、あの人は…!?
色っぽい声でたしかに「愛してる」と聞こえた気が、でもたしかにお兄ちゃんの声だ。
「じゃあ、後は宜しくお願いします。」
そう言うと話し声は途絶えた。
慌てていると暫くしてガチャっと扉を開ける音が聞こえる。
「ん…?心か、どうかしたか?」
何もない様に惚けた顔で私に向かい合う義兄。
「なんだ?相談か?」
さっきまであんなに色っぽい声で"私"以外に愛を囁いていた、あの声で私に話しかける。
私に無断で誰かにあんな事を…
あの夜、あの時、最初だったのは、私の筈なのに。
、、、あ〜、そう言う事ですか。
「…ん?なんだ…?急に冷や汗が…。」
兄さん貴方は、私の知らない場所で。
「え、笑顔が怖いんだけど、、、?心さん…?」
フフフ、そう言う事ならこっちにも考えがあります。
「いえ、なんでもないですよ。」
そう、彼に笑いかけた。
…ユルサナイカラ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
怖い。
ってか怖い。
なんなのあれ?何あれ凄い怖い。
今朝、雪ノ下さん…つまり雪ノ下雪乃の姉、雪ノ下陽乃さんに電話をかけられた。
まぁ、いつも通り適当に話を振られるのを流すのだが、
「ねぇ、比企谷くん。」
「何ですか?」
「この間ね、面白い物を見ちゃったんだよね〜、比企谷くんが可愛い女の子と歩く所…あれ誰なの?」
「あ〜、前言ったでしょう?義妹出来たって、それですよ。」
「それにしては仲良かったけど?まあ良いや。この間頼まれた"あの件"だけどさ、お礼まだだったよね?」
「お、お礼ですか…?と、とりあえず聴きましょう…」
「「愛してる」って言ってくれない?私最近色恋沙汰から離れちゃっててさ〜、ちょっと気分だけでも良いから感じてみたいって思うの」
「気分だけって…俺の愛してるにそれだけの価値ありますか?」
「あるよあるよ、ありまくるよ〜、私の冷え切った慈愛の心が暖まり過ぎてマグマに溶けるくらいあるよ〜、それに雪乃ちゃん辺りを揶揄うのにこれ以上の素材無いからね〜」
「本音漏れ出してるよこの人。」
「…で?言ってくれるの?くれないの?」
「ま、まぁ、雪ノ下さんには今回頼りっぱなしでしたからね…」
「うん、そうだね〜、何度即死トラップに引っかかりそうになったか分からないよ。」
「…即死トラップって何すか…そんなに危険だったんすか…?」
「うん、でも下手したら雪乃ちゃんにも被害が及ぶからね。私頑張ったよ。」
「本当にありがとうございます!」
「…で…?」
「…ぐっ、わかりました言いますよ、言えばいいんでしょう?…」
「ーーー、愛してるよ。」
「……っ、き、効くねぇ、」
「薬かなんかですか…?
じゃあ、後は宜しくお願いします。」
まぁ、あの後悶えて水道に足をぶつけたのだが。
なんかあれから心の視線が、笑顔が、怖い。
ハイライトが消えていて、何かずっと壊れた様に笑みを浮かべている。
「どうしたんだ?」と聞いても、
「なんでもありませんよ。」と敬語で目が笑ってない笑みを浮かべる
小町に聞いても分からない見たいだし、
もしかして、誕生日忘れた?…いや、そんな訳ない。妹達の誕生日は朝起きたら毎日音読している。(心に引かれた前科持ち)
約束事…も無いよな、妹達の予定は全て携帯のカレンダーに書いてある。(自分のは無い。)
じゃあ何をした…?分からない。あのままじゃ俺を殺しかねないぞ、
俺…まさか死ぬんじゃ…?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
お兄ちゃんに彼女かぁ〜、雪ノ下さんとか由比ヶ浜さんは無いよねぇ、告白したら一目散に私たちに言いそうだし。
となると外部の人かぁ〜、
だったら比較的、
殺りやすいな、
なお、この状況が最終回まで続く模様。
ヤンデレエンドは無いからね!!