やはり俺に義妹が出来るのはまちがっている。 作:マッキーガイア
あとサブタイは…特に意味はありません
朝、比企谷八幡はとてつもなく眠かった。
というか最近はずっとこんな感じだ。
起き上がるとかならず隣のベットに心はいない。
片手を見ると綺麗な長髪が俺の腕に引っかかっていた。
「はぁ…またか、」
仕方なく手から髪の毛を取っていきため息を吐く。
しばらく目を擦り周りの寒さに肌を震わせると現実に目を向けた。
「1ヶ月前の俺が見たら発狂するだろうな」
となりにはあり得ないほどの美少女が一人俺の枕の半分を占領している。この小さいベッドの上に二人の男女、まず義理の兄妹でもなければ勘違いされる。否、義理の時点で兄妹でも勘違いされる。
このおかしな状況を俺はしばらく冷静に考えた。
あれ?兄妹ってなんだっけ?
これって恋人云々の関係じゃないの?
いや勘違いするなよ比企谷八幡!俺たちは兄妹だ!義妹に愛してるって言われても俺たちは兄妹だ。…だよな?
「…はぁ、まったく可愛い顔して、考えることはまさに狼だからな…」
俺をこの状況に抑え込むとはお前まさに悪女だな、なんて思いながら彼女の頬をふにふにと押す。
なんだよ、柔らかっ、
「むにゅ…に、兄さん恥ずかしいんですけど…」
ほっぺを押されながら目が覚めた様だ。
「ベッドを半分貸してやってるんだからこれくらい我慢しろ。」
「むー、だったらこっちも触らせてくださいよ〜」
「あー、、、、、、そのうちな」
「…兄さんって卑怯ですよね。」
「ははは、よく言われる」
しばらく心の頬を押したあと時間に気づきとりあえず俺たち向き直った。
「とりあえず兄さん。おはようございます。」
「…ん、ああ、おはよ」
心の目を擦りがなら言う言葉にこちらも目を擦りながら答えた。
最近もっぱら心が俺のとなりから離れようとしてくれない。ソファーに座っても必ず俺の隣に座るし、学校でもトイレや先生の手伝い以外基本俺のとなりに鎮座している。はっきり言おう、俺は一人の空間を失った。
まぁ良い、別に良い。心がそれで安心するようならば別に良いだろう。可愛いし可愛いし、可愛いは正義だよね!
だがしかし、お風呂に侵入しようとするのだけはやめてほしい切実に…
「あれ?かまくら。久しぶり。」
俺のベッドの上を見ると猫が一匹ぽつんと座っていた。いや、俺より心側の布団だが、ふとかまくらの頭を撫でながら聞く。
「お前がこの部屋にくるなんていつぶりだ?珍しいな」
「にゃー、」
触んなってことか。てめぇ、
「まったく、愛想がないな、」
「それは兄さんだけですよ。」
「さいですか、」
そんな会話をしながら撫でるとふと時間を見る。もうそろそろ時間か。
「お兄ちゃーん、お姉ちゃん!朝だよー!」
下から小町の声が聞こえてきた。朝ご飯が出来た頃かな。そういえばと心を見る。
「そう言えばお前今日目が覚めるの遅かったな」
「えぇ、じつは課題が中々終わらなくて、」
おっと聞き捨てならないことを聞いたぞ?
「…えっと、心さん?課題ってなんの話でショーか?」
「え、数学の課題ですけど」
オワタ
☆☆☆☆☆☆☆
朝起きて身支度を整えようと洗面台に立つ。
「はぁ……」
雪ノ下雪乃は学校に行くのが億劫だった。数日前、姉から電話が来たのだがある事実が判明したのである。
神田さんが聞いたという『愛してるよ』と言う電話なのだが、
『あー、それ私〜、なんだか言ってもらいたくて電話かけたの。テヘツ』
だそうで姉さんだった。姉さんの声を聞くあたり悪気のわの字もなさそうだったが、つまりは私たちは見えない敵と戦っていたのである。はぁ、疲れた
ついでに姐さんが私にその事をみんなに伝えといてと伝言を残して勝手に切ってしまうと私は顔を真っ青にした。
「…私、殺されるかも…」
知ってる人は知っているだろう。みんな私も含めてその『彼女探し』話をしている時、修羅の顔であった。もう人を殺せるんじゃないかと言う程に、そのせいで数日たった今でもいまだに言えてないのだが、
時刻は7時半もう学校に行かなくてはならない。
、、、はぁ、行きたくないなぁ、