生徒会長になる女とその右腕になるかもしれない男子生徒のお話   作:バロックス(駄犬

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ミギー「ゆゆゆとウルトラマンやら仮面ライダーのヒーロー系のクロスSSが多いのは分かるが、どうしてキン肉マンのクロスSSがないんだ?」

蓮華「愚門ねミギー。ミギーは結城友奈が『屁のツッパリはいらんのですよ!満開!!』とか言いながらギャグ寄りな流れで散華したとして、東郷美森はその脚本に納得するかしら?」


ミギー「あ、また壁壊れる」

蓮華「そういうことよ」


ミギーと蓮華と時々黄金休暇と夢

 五月上旬。

 俺はこの上なくゴールデンウィークを満喫していた。

朝から太陽が昇り、二度寝としゃれこんでいる中母親から強引にたたき起こされたのを除けば授業もない、宿題もさほど多くないこの長期休暇はまさに最高であった。

 

 

 長期休暇中、最初の数日は香川県を回って、うどんを食って寝て、うどんを食って寝る。

 これだけ聞いているとだらしがない生活だと思われがちだが連休中の帰宅部は本当にやること無ければこんな感じなのだ。

 

 

 毎朝起きてランニングとかして春の特有の気怠さを払拭するために行ってはいたが開始した三日目あたりで終了したのは言うまでもない。

 この連休の為に父親が善意で用意してくれた新品のランニングシューズがこれから先、日の目を見ることはないだろう。

 

 

 唐突だが、夢とか、将来の仕事について話をさせてもらう。君はどんな仕事に就きたい?

 

 

 

 お金が貰える仕事?それが例えやりたくない仕事でもいいか?

 それとも昔から抱いていた夢を仕事にするかい?

 

 

 

「誰かが言ってたっけな、〝やりたくない仕事を我慢して続けている人間は既に才能の塊だ〟って」

 

 

 人はどうせなら、心の底からやりたい事を仕事にしたい。その方がやる気が出るからだ。

 俺だってそうだ。どうせなら、朝から8時に出社して定時に帰って固定給を貰える仕事よりも得意としているFPSゲーで日本一のプロゲーマーとして稼ぐという夢のある仕事をしたいね。

 

 

 でも人生とは不思議で、不条理でな。

 必ずしも、誰もが自分で『求めていた仕事』になんて就くことが出来ないらしい。俺の父親がそうだ。

 

 

 父親は昔、こうなりたかったらしい。

 

 

 

 小学生の頃はプロ野球選手。純粋だな。

 中学生の頃は中二病を拗らせて黄金聖闘士(ゴールドセイント)

 高校の頃は名前の響きがカッコよくて弁護士。

 大学生の頃は紐。もはや職業じゃない。というか何があった。

 結局、悩みに悩んで就職浪人やら色んなすったもんだの人生経験を積んで生涯の就職先として選んだのは中小企業のサラリーマンなのだから、人生とは分からないものである。

 

 

 それでも今の母親と結婚し、俺という子供を抱え、自身は経理課長まで位を上げた。結婚記念日は毎年欠かさずお祝いをして、俺の誕生日の時はなるべく期待に応えようとプレゼントを買い、ボーナスが出た時は奮発してステーキを振舞う。その姿はまさしく、一家の大黒柱と呼ぶにふさわしいだろう。

 

 

 一度、父親に聞いたことがある。

 『今の仕事って楽しいから続けているのかな』って。

 

 

 父親はこう言っていた。『いいや』って。

 

 

『楽しくはないよ。正直、自分が思っていた職業とは違う職種に就いているからね。

 

 子供の頃はたくさん夢があった。

 今なら〝バカだな〟と思えて、でも当時は〝いいな〟って思える理想像があった。

 父さんは将来、絶対にこういう仕事に就くんだって思ってたな。

 

 でもな、年を取るにつれて、いろんな事を知っていくとな、昔に抱いていた〝なりたい自分〟になれないっていうのが、分かってくるんだよ。

 

 夢を追求する意欲っていうのかな、それが無くなってくる。そうなると、自分が何に成りたかったんだろうって立ち止まっちゃうんだ』

 

 

 大人になる事。それは現実を知る事。

 理想から現実に叩き落されることだと、父親は言った。

 

 

『色んな場所で仕事したな。

 大学卒業して、でも悩んでたら仕事が決まらなくて実家に帰ってきて。

 

 両親に金返せってめちゃクソ怒られて。

 就職浪人だって周りから馬鹿にされた。

 でも払うものは払わなきゃいけないからね、年金とか色々。それでバイトから始めてたな。

 

 〝やりたいことがきっとどこかにあるはずだ〟って考えが捨てきれなかったからかな、正社員じゃなくてバイトとかパート止まりだったのはそれが理由。

 んで、4~5年くらいして、28の時だ。今の母さんと出会って、結婚とか考えてたら当然、収入を今より増やさなきゃいけない。

 そうして初めて、〝なりふり構ってられなくなって〟就職したのが今の仕事。

 

 ……2,3年して、仕事に慣れてきたからかな自分でも驚くほどに割り切って仕事してた。

 運が良かった。父さんは〝嫌な仕事でも続けられる精神力と忍耐力〟を昔から持っていたんだ。

 お前も生まれて、もっと頑張らないとな、って思って。

 でもそこには本来自分がやりたかった理想は既に無くて。夢とかいつの間にか無くなってた。

 

 紆余曲折を経て今の状態に落ち着いた父さんの人生だけど、父さんはそれでよかったと思っているよ。

 何もないな、って思ってた自分でも才能というか、自分だけが持つ強みっていうのが分かったからさ……それが父さんが息子であるお前に自慢したいことだね』

 

 

 だけど、と父は続けた。

 

 

『いつでも思い続けてたんだ。〝後悔だけはしたくない〟って。

 時間は有限、そして夢を追いかけられる時間も有限なんだ。

 

 夢を追ってる時ってのは貴重でな、すごく、キラキラした気持ちで居られる。情熱だね。

 〝これを目指している時の自分は無敵だ〟、〝これの為なら、どんなに苦しくても頑張れる〟っていうものは若い時にしか持てない、ちょうどお前くらいの年のくらいの子供は持っていていい。

 

 たくさん悩めよ、我が息子。

 人生は長いからな!そして一回きりだ!

 父さんみたいに時間が掛かっても構わん、自分の進みたいように生きろ。

 自分で悩みぬいた結果なら、父さんはお前を否定したりしないし、叱ったりも……いや、そうすると母さんが五月蠅いから、少しだけ叱るかな。

 

 いつか酒が飲める年齢になったら、もう一度この話、してみるか。

 昔の思い出話に花を咲かせながら飲む酒はな、美味いんだ』

 

 

 分かったような口ぶりで語る父親であったが、俺はそんな父おやを誇らしげに思えた。

 自分がやりたいことを見つけられず、視野を狭めていたために来るべき時が来たために夢を捨てた男。

 だけど、父親として家族の為に身を粉にして働いていたその姿は誰よりも尊敬するべき姿である。

 

 

 

「はてさて、俺に何が出来るのやらねぇ」

 

 

 自分には果たして、父親のような忍耐力や精神力があるか分からないから。

 まだだいぶ先の未来なのだと問題を先送りにした俺は今日も部屋でゴールデンウィークの為に購入した積みゲーを消化し始めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――そして大型連休も遂に最終日のしかも夕方になった頃。俺は何を思ったか、一人で外に出ていた。

 

 

 

 

 

 一日中積みゲーを攻略するために時間を割いていた俺は24時間中、一度も外に出ないのはあまり良くないと目の前のゲームよりもこれからの自身の健康に気を使ったのだ。

 

 

 ではどれくらい外に出るのか、たがだか所要時間10分程度のモノだ。

 幸いにも自宅から500メートル程歩いたところにコンビニがある。そこにある週間雑誌と、夜風呂上りに食べるアイスでも買おうと思ったのだ。実に健康的ではないか。

 

 

 財布の中身を気にしつつ、入学祝で貰った千円札があることを確認して近場のコンビニへ。 

 連休最終日だからと言って、人の入りがあまり活発ではないこの店舗は俺にとっては暇つぶしの穴場である。

 

 

 買い物カゴに商品を入れながら、こんな事を思う。

 あぁ、明日からまた学校なんだよなと。

 見事なまでに青色に染まった吐息を漏らしながらレジで会計を済ませては、明日の朝からまた普通一般の男子学生による学校生活が始まるのだなと、自動ドアが開け放たれた時。

 

 

 

「あ」

 

「あ」

 

 

 俺の退屈に彩られていた双眸は一人の少女を映し出す。

 黒髪で、青色のワンピースに身を包んだ見覚えのある少女だ。

 いや、忘れるはずもない。

 頭部に被っている白のニットが何よりの特徴であるその少女は――――弥勒蓮華は小さく笑う。

 

 

「どいてくださる?」

 

 

 にっこりと。

 微笑む裏では確かな圧力と言うものを感じて俺は咄嗟に扉の端へと移った。

 この場合、どちらかが気を聞かせた譲り合いの精神で動けば話は済むのだがこの弥勒蓮華という少女の場合は己の進む道を阻む存在を許さないタチである。

 

 

 開け放たれた扉のスペースを悠々と歩いて店内へと入ろうとする蓮華を他所に俺はある予感を抱いた。

 逃げなくては。そうしなければ、何かに巻き込まれそうな気がしたからである。

 

 

 そして、俺の危険予知が的中した。

 

 

「少しそこで待ってなさい」

 

「あ?え?」

 

 

 一言だけそう告げて「やや速足」で店内へと入っていく蓮華に俺は呆気にとられたまま彼女を見送った。

 完全に逃げ出すタイミングと言うものを見失ってしまったのである。

 

 

 

 コンビニの外で止む追えず勝手に待機を命じられた俺はスマホの画面を気にしつつ店内で買い物する蓮華の一部を見ていた。

 少し買う物があらかじめ決まっていたのか、乱れることなく商品を買い物カゴに入れてレジへと進んでいく、財布を取り出して金を出し、店員が「ありがとうございましたー」と口にするころには既に蓮華は扉の外側へと高速移動していた。

 

 

 商品をカゴに詰めてから店を出るまでの間、およそ1分という早業である。

 そして俺に向けた開口一番のセリフがコレ。

 

 

 

 

「あら、逃げなかったのね」

 

「お前が待てって言わなかったけ?」

 

 

 

 

 そして、漸く歩き出していた。俺と蓮華は。

 奇跡的にも帰り道も一緒だということもあって、止む無く二人で並んで帰っている最中である。

 

 身長は俺の方が少しだけ高いから横目で見る蓮華は頭のニット帽が最初に飛び込んでくる。

 穏やかな風が蓮華の黒髪を優しく撫で、ふわりと花のような香りが俺の鼻腔をくすぐる。

 

 

 柑橘系の、石鹸の香り……こいつ、まさか風呂あがりか!?

 

 

 風呂上り女子に魅力を感じる男子生徒からすれば間違いなく最高のイベントであることだろう。

 ましてや、相手はあの弥勒蓮華だ。学校では紛れもなく誰も美少女だと認めている。

 

 すまない、男子生徒諸君。しかし、俺は断じて下心を抱いたわけではないのだ。巻き込まれただけなのだ。

 

 

 そんな事を思っていると。

 

 

「ん?ふふっ、今弥勒の方を0.5秒程チラ見したわね。風呂上りの弥勒の姿に見惚れていたのかしら?」

 

「なんで少し嬉しそうなんだよ。というか、やっぱり風呂上りかい」

 

「ええ。弥勒はこの時間まで鍛錬を行っていたのよ。

 同居人の先輩が『ガリガリ君食べたいねーん買ってきてやー』と口にしていたから買い出し次いでにコンビニに寄ったということね」

 

「あぁ、お前ん家って確かシェアハウスなんだってな」

 

 

 同学年の女子から聞いた話では弥勒蓮華はもともと高知の生まれであり、この象頭中学へ編入するにあたって同じく編入してきた女子生徒と同じ住宅で暮らしているという。

 高知か、そういえば何年か前に友人たちと遊びに行ったことがあったっけ。

 

 

「調理係はこの弥勒よ。

 同居人が『今日はいーっぱいトレーニングしたからタンパク質多めの鶏ササミ系がいいなー』と言うものだから、頼まれたのならば仕方ないわ。弥勒が腕によりをかけて振舞うつもりよ」

 

 

 なんでも、集団生活において家計のやりくりをしているのは蓮華なのだとか。

 料理も出来て、家事全般をこなせる女子中学生。将来は嫁の貰い手には困らないだろう。

 

 

「しかし、ゴールデンウィーク中まで鍛錬するかね。しかも最終日もよぅ」

 

「フフッ、ミギー。

 弥勒は何も四六時中鍛錬に勤しんでいるわけではないわ。

 この連休中は朝方から夕方までくらいで、それ以降は自由にしているのだから」

 

「なにお前、修行バカかなにかなの」

 

「む。この弥勒の行いを馬鹿呼ばわりとは聞き捨てならないわねミギー。

 これも全て、弥勒による万人の暮らしために繋がる事よ」

 

 

 その時、何故か自分の父親の言葉を思い出した。

 

 

「それがお前の……やりたいこと、なのか?」

 

「……なんですって?」

 

 

 俺の言葉に思わず、蓮華が聞き返していた。

 

 

「いや、実はな―――――」

 

 

 自分に何が出来るのだろうか、そんな普通の男子中学生が抱く些細な悩みを蓮華に相談してしまったのか。

 

 

 だが、聡明な蓮華なら何か答えをくれるのではないか。

 神託染みたことを告げてくれるのではないかと期待していたのだ。

 

 

「ミギーには夢がないの?」

 

「ないなぁ……いまんとこ」

 

「ペガサス流星拳を会得したいと思わないのかしら」

 

「それただの中二病だよ!俺の親父みたいなこと言ってんなお前」

 

 

 ふむ、と珍しく神妙な顔をした蓮華。

 しかし、わずか2秒ほどでそれは解けた。

 

 

「分からないわ……だって、これは弥勒自身の事ではなく、ミギー自身のことだもの。

 他人のものさし、自分のものさし。それぞれ寸法というものは違うものよ」

 

 

 相田みつおは偉大だな。

 そう考えていると、蓮華から意外な言葉が返ってきた。

 

 

「弥勒にもないわ。何に成りたいとか……明確なものは」

 

「は?『万人の暮らしを守るため』がお前の夢じゃないのか?」

 

「確かに、それは弥勒の夢よ。心に描く理想的なモノ。

 そのために何に成るか、どうするかは別のことよ。

 

 『海賊王に俺はなる!』というのと、

 『ブロンズ聖闘士がゴールド聖闘士を倒して女神アテナを救い出す』と同じくらいに別物よ」

 

 

「夢の引き合いにワンピースと聖闘士星矢出すヤツを俺は初めて見た」

 

 

 でもね、と蓮華は言う。

 

 

「夢があれば、信念があれば、志があれば。

 人はあらゆる事を成し遂げられるわ。クラーク博士が言っていたわね。『青年よ、大志を抱け』って。

 

 弥勒が『万人の暮らしの為に』という理想があれば、揺るがないモノが心にあれば、自ずとやるべきことが見えてくるはずよ」

 

 

 

 この時、俺は弥勒蓮華と言う女の覚悟を見た。

 人類を救済するような、漫画の主人公みたいなセリフには自信が溢れている。 

 彼女の思想はこの先、決して色褪せない。そして、揺らぐことのない信念となる。

 

 

 それは弥勒蓮華を弥勒蓮華とたらしめるものである。

 

 

「スゲェよな。お前……まるで裏で闇組織と戦ってるヒーローみたいだ」

 

「ふふ、もっとこの弥勒を褒めなさい。そうしたら、夜な夜な枕を高くして眠れるように弥勒が四国の平和を守ってあげるわ。あなたの平和もね」

 

 

 俺に言われたことがやたらと嬉しそうに、いつも自嘲気味に鳴らす言葉が砕けた笑みを浮かべていた。

 

 

「弥勒に付いてきてくれるなら……見せてあげるわ」

 

 何を?

 

「ミギーが自分の夢を抱けるような、そんな世界を。

 弥勒は有言実行を絶対とする女よ、損なんてさせない。

 ミギーが何かを成そうと思えるきっかけを作ること、造作もないわ……弥勒を信じなさい」

 

 

 遠回しに、『あなたの夢を探す手伝いをする』と言われている気がした。

 他者の運命まで介入しようとする女を俺はこれまで見たことなどない。

 

 

「生徒会に入れってか?」

 

「そうね……」

 

 

 立ち止まって、互いに向かい合った蓮華の顔は夕陽が差し込んでいたからか、少し赤くなっていた。

 

 

「そうなれば、弥勒は歓迎する」

 

 

 そう断言した彼女を見て、後頭部をぽりぽりと掻いた俺は気恥ずかしさから思わず視線を逸らしていた。

 

 

「考えとく……」

 

「ええ、待ってるわ……明日までね」

 

「明日!?」

 

「ほら!見なさいミギー!夕焼けがいつになく綺麗よ!」

 

 

 返事が期限付きだったことに思わず向き直した蓮華の顔は明後日の方角を向いていた。

 

 

 茜色した細長い雲が色づいた西空があった。

 それはしばらく見入ってしまうほどの凄まじい夕焼けだった。

 

 

「そうだな。……あぁ、キレイだ」

 

 

 いつもは見当違いで何を見ているか予想もつかない蓮華だったが、この時だけは違った。

 

 

 同じ時間で。

 同じ場所で。

 足並みを揃えて、同じ景色を見て、同じ気持ちを共有していた。

 そう思える程に心が繋がっていた気がしたんだ。

 

 

 

 大型連休が終わって再び学校生活が始まる。

 俺にとってはもう退屈と無縁な、そして慌ただしい日々の再開だ。

 

 

 

 相も変わらず、俺の夢とかやりたいこととかの答えは未だに出ていないが。

 

 

「さぁミギー。今日の生徒会の活動は再来月の体育祭についてよ。

 未来の生徒会長である弥勒の補佐役として、しっかりと役目をこなしなさい」

 

「へいへーい、分かりましたよー蓮華様ー」

 

「返事は〝はい〟と言いなさい、ミギー」

 

 

 それは今すぐに用意することはないはずだ。

 そう簡単に自分の未来を決めて堪るかって。

 時間かけて、誰かと一緒に探しながら出す答えでもいいだろう?

 

 

 

 楽しまなきゃもったいないぜ。だって、人生は一回きりなんだからな。




これでまだ付き合ってないらしいぜ。

蓮華さん、言質とったから勝ち確ですね。
ゆゆゆ杯における投稿はこれで終わり。結局時間無くて、企画後の完結になっちゃったけど。

少しだけ間を置いて、また再開します。
ミギーが生徒会に入って、蓮華の右腕となるまでのお話が第一部。
 
その後、問題の神世紀72年。本格的な鏑矢稼業が始まる時間軸でミギーの夢とそれぞれのエンディングを展開するのが二部でございます。


メディアで「あかゆ」の真相が明かされないなら、自分で作るしかないじゃない!
でもシリアスは95%なしで。日常背景しかなくて、最後まで楽しく、笑って、明るく未来へ向かえるようなお話になる……はず。


アニメ「はめふら」が予想以上に面白かったのでOPとEDを毎日聞いてます。
破滅フラグが没落フラグに見えて「なんか弥勒さんで話つくれんじゃね?」って考えてたらなんか既にそんな感じの作品があって驚いていました。


やられたぜ。ではまた逢う日まで。


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