【朗報】修羅場系パーティーに入った俺♀だったが、勇者とフラグの立たない男友達ポジションに落ち着く   作:まさきたま(サンキューカッス)

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44話「さらば占少女! ヨウィン旅立ちの日」

 深夜。

 

 ほろ酔いカールとの宴も開き、こっそりと夜闇に紛れた俺は、なんとか誰にも見つからずにユウリの屋敷まで帰ることが出来た。

 

 時折松明の日が揺れる程度の夜の街では、人間の顔を判別するなど不可能に近い。通りにちょくちょく人の気配はあったものの、何とか俺が手配中の実験動物精霊術師(イリーネ)だとバレずに済んだ様だ。

 

「ただいまですわ~、と」

 

 既に静かになった屋敷に、こっそりと忍び込む。

 

 みんな、もう寝てしまったのだろうか? 鍵を開けておいてくれたのは助かるが部屋の明かりは落ちており、居間に人の気配はない。

 

 うん、こうなればもう俺も部屋に戻ろう。

 

 誰も起こさないように、抜き足差し足忍び足で。

 

 

 

 

 

 

「……ふわぁ。やっと、戻って来たんだねイリーネ」

「あら」

 

 

 

 なるべく音を出さないように移動したつもりだったが、廊下を歩いていると部屋の扉が開いて話しかけられた。

 

 見れば、それは眠そうな目をしたパジャマ姿のユウリだった。

 

「ユウリ。貴女まだ、起きていましたの?」

「また父が深夜に演奏していたのでね、注意してきたところさ。それより無事に戻ってこれたようで何よりだよ、イリーネ」

「ええ、どうも」

 

 幼女からねぎらいの言葉を貰い、何とも言えぬ徒労感に襲われる。

 

 俺はどうして、守った街の住人から内臓を狙われなければならないんだ。

 

「ふふふ。安心したまえ、あんなのはほんの一部の過激派さ。この街の研究者の大半は、良識的で善良だよ」

「そう願いたいですわ」

「イリーネが逃げた後、ガリウス氏が騒ぎを聞きつけてあの連中を一喝してくれた様だ。明日は、もう狙われないんじゃないかな?」

「あら、それは助かりますわね」

 

 おお、流石はガリウスさんだ。フォローが早い。

 

「とはいっても、明日には出発するんだろう? 行先は何処なんだい?」

「……さぁ、分かりません。ですが、きっと女神様からカールに指令が来ると思います」

「そうかい。寂しくなるね」

 

 ユウリは少し目を伏せて、俺の服の袖をクイクイと引っ張った。

 

「少し、話をしないかい」

「ええ、構いません事よ」

 

 ふむ、こんな時間にどうしたのだろう。

 

 何か内密の話でもあるんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君が旅に出る前に、いくつかの恩を清算しておこうと思ってね」

「世話になったのは私達の方でしょう。屋敷に住まわせていただいて、学者に伝手まで用意して貰って」

「そんな程度の事じゃ、この恩はとても返しきれないさ」

 

 ユウリは意味深な顔でそう言うと、何やらゴソゴソと部屋の箪笥をあさり始めた。何かをくれる様だ。

 

 ふーむ? 俺って、ユウリにそんな大層な貸しを作ったっけ。

 

 街中に連れ出されてマゾヒズムに付き合わされた事くらいじゃないか、でっかい貸し。

 

「祖父の無念を晴らしてくれてありがとう。ボク自身、祖父の事を父のようなネタ魔導師としか見ていなかった。あの魔法が、そんなに凄いものだとは思わなかった」

「ああ、その件ですか。……貴女の祖父は、偉大なお方でした」

「違いない」

 

 ユウリは祖父の論文を胸に抱き、目を閉じて思いを馳せている。

 

 ただヤツは、マゾヒストの変態でもあるけど。そこはユウリも同じ穴の狢なので黙っておこう。

 

「ほら、君に渡そうと思っていたアイテムだ。これは認識阻害のブローチと言って、主に顔を見られたくない時に用いるアウトローな一品」

「……まぁ。これは、どういうものですの?」

「装備した者の、顔や声が印象に残りにくくなる効果がある。気休め程度だがね」

 

 犯罪者御用達の一品で、ブラックな市場でこっそり手に入れたものだとユウリは続けた。

 

 ちょっと待て、これ大丈夫か? 怪しい品物な気がするけど。

 

「何か犯罪行為をする時に有用なモノだ。是非役立ててくれたまえ」

「ちょっと待ってくださいまし。ユウリ、どうして貴女はこんなものを持っているのです? まさか何か犯罪行為を……」

「いや、ただの露出……、ん、ゲフンゲフン。すまないが、詳細は黙秘させてもらうよ」

「……」

 

 あ、ふーん。

 

 これ、ユウリの露出プレイ用のアイテムかよ。そんなことしてたのかこの変態幼女。

 

「猿仮面に変装する時に、セットで付けておくといい。より、正体を悟られにくくなるはずさ」

「……おお。確かに、それは役に立ちますわね」

「ガリウス卿から、資金援助はたっぷり貰ったのだろう? ボクから出来る援助は、こういうのの方が良いかと思ってね」

 

 成程、そういう使い道をしろと言う事ね。

 

 一応髪型とかは変えているけど、猿仮面は声も髪の色もイリーネと一緒なのだ。賢い人間が見たら、きっと一発で看破されてしまう。

 

 こういった小細工は、本当に助かる。

 

「意外とワルですのね、貴女」

「ふ、研究者は強かでないとやっていけないのさ」

 

 いや、露出性癖と研究は関係ないだろ。

 

「して、もう一つ聞いておこう。今も君はお嬢様口調だけど……。イリーネ、君の地は男口調の方だね?」

「ええ、そうですわ。お気づきになられましたか」

「比べてみると、今の君の方が演技っぽいからね。男口調の方は、殆ど演技を感じなかったけど」

 

 ユウリはそう言うと、ニッコリと悪戯な顔を浮かべた。

 

「君は貴族の令嬢として、今も相応しい仮面を身に着けている。しかし、その本性は粗野でバカな男口調の女の子」

「誰が、馬鹿ですか」

「そうやって生きていて、息苦しくならないかい? 本当の自分を出して、受け入れて貰いたいとは思わないのかい」

「ああ、そのことですの」

 

 ユウリは俺をからかうつもりなのか、はたまた諭すつもりなのか。

 

 しかして、その答えは……。

 

「答えはNOですわ。これがまた、全く息苦しくありませんの」

「……へぇ?」

「育ててくれた両親への恩義を背負い、令嬢として相応しい行いをする。それは、私自身とうの昔に受け入れた覚悟ですから」

「覚悟、か」

「自分の好きなように気の赴くまま、生きていけるほど世の中は簡単ではありませんわ。自分で背負うべきことは背負って、そして前に歩んでいくことが人生です。何か重荷を背負わされたとしても、ブゥブゥ文句を言って投げ出すような人間にはなりたくありません」

 

 確かに、男口調のまま地を出して生きていけたら最高だ。

 

 だけど、そんな事をしたら沢山の人に迷惑が掛かってしまう。

 

 俺は不義理な人間にはなりたくない。きちんと努力して適切な『令嬢としての仮面』を身に着ける事を選んだのは、他ならぬ自分自身だ。

 

「私はイリーネ。イリーネ・フォン・ヴェルムンド。ヴェルムンド家の令嬢であり、漢を目指す修行中の男です」

「……あ、そうなんだ。あの口調でもしやと思ったが、君の精神的な性別は」

「心は男よりですわね。まぁ、些細な事ですわ」

 

 ユウリには色々バレたし、もう会う事もないだろう。

 

 なのでもう全部隠さず、ぶっちゃけてしまった。妹以外にぶっちゃけたのは、これが初めてだ。

 

「そっか。道理で、父に裸を見られても動じなかったのだね」

「ええ」

「てっきりボクと同じく、裸を見られて興奮するタイプかと」

「その誤解、最後の最後に解けて何よりです」

 

 そんな誤解してやがったのかこの幼女。俺は見られて喜ぶ趣味なんざない。

 

 あーでも、いつかムキムキに鍛え上がった体を人前で披露してみたい欲望はあるかも。ボディビルダーみたいなノリなら、ちょっとやってみたい。

 

「あー」

「どうしましたか、ユウリ」

「じゃあイリーネは、女の子が好きなのか?」

「むー。どうなんでしょうね、今の所誰かに恋をしたことなどありませんから分からないです。でも、どちらかと言えば女の子の方が好きかも?」

「……」

 

 そーなのよなぁ。ぶっちゃけ可愛いなぁと思った子は何人もいたし、実家のメイドのサラとかまさに『理想のお姉さん』って感じで前世の俺の好みど真ん中なんだけど。

 

 女に生まれたせいか、風呂場でサラの裸体を見てもあんまりドキドキしなかったのだ。『わー、肌綺麗』とかそんな感想しか湧いてこなかった。

 

 だからと言って男相手はどうかと言えば、やはり抵抗を感じる。社交界でちょくちょく声をかけられたけど『うーん、筋肉ねぇな』と言う感想しか湧いてこなかった。

 

 いつかは親の顔立てて男と婚約する羽目になるんだろうが、暫くはお断りしたい。

 

「少なくとも、男よりはマシと言った感覚でしょうか」

「そっか、そういやイリーネはカールに興味無さそうだったか」

「無論、彼を剣士としては信頼しています。異性として好みかという話では論外ですが」

 

 本人の居らんところで扱き下ろしてすまんな、カール。

 

 でも実際、そんな感じなんだ。

 

「じゃあさ、イリーネ」

 

 俺の答えを聞いたユウリは、何かを決心した顔になり。

 

 俺が腰かけていたベッドの隣に、ちょこんと座り直してきた。

 

 

「────ボクと、キスをしてみないかい?」

「はい?」

 

 

 そして、少し声を震わせながら。

 

 そんな爆弾発言を、落としたのだった。

 

「え、その、ユウリ?」

「まぁちょっと、そういうのに興味もあって。イリーネなら優しくしてくれそうだし」

 

 そう言いながら、はにかんで笑う白髪の少女。

 

 少し緊張しているのか、ユウリには珍しく固めの笑顔だ。

 

「い、いえ、その。ユウリも、そっちの趣味だったりするんですの!?」

「さぁどうだろうね。でも何となく……今、イリーネと口づけを交わしてみたくなった」

 

 どくん、どくん、と鼓動が早くなる。

 

 おい、俺は何で焦っているんだ? 幼女にキスをせがまれたくらいで、何をテンパる事がある?

 

 落ち着け、大人の余裕を見せろ。きっとユウリは俺をからかっているんだ。

 

 まんまと、乗せられてはいけない。

 

「ユウリ、そう言うのは本当に好きな人ができてから」

「女の子同士だし、こんなのノーカウントだよ。ただの、感謝の気持ちのキスさ。それともイリーネは、ボクとキスするのが嫌なのかい?」

「そ、そんなことは、有りませんけれど」

 

 クスクス、と妖艶な笑みてユウリは俺を見上げた。

 

 え、何この娘。何か怖い。

 

「……それに、イリーネになら。何処までされても、ボクは怒ったりしないよ」

「……」

 

 待て待て待て、落ち着け。

 

 雰囲気に飲まれるな、一旦冷静になれ。

 

 何だこの状況、何でいきなり俺はロリ幼女から百合を迫られているんだ!?

 

 ユウリは何を考えている? もしかして本当に、この娘はそっちの気がある娘なのか!?

 

 

 

 はぁ、はぁと息遣いが荒くなる。

 

 二人きりのユウリの私室、少し眼の潤んだ白髪の少女は遠慮がちに俺の掌を握ってきて。

 

 

 

「……ボクじゃだめかな?」

 

 

 

 そんないじらしい台詞を、囁くようにぶつけてきた。

 

 ど、どうする。

 

 

 俺は。

 

 俺は、俺は、俺は────

 

 

 

 

 ……。雰囲気に流されてユウリと見つめ合うと、何やら彼女の表情から大きな欺瞞を感じた。

 

 これは……何かを誤魔化している奴の顔だ。

 

 

 

「……ねぇ、ユウリ。何か隠してません?」

「え、何を言うんだい。ボクの一世一代の決心を、そんな風に言われるのは心外だな……。ここはやはり責任を取って」

「ちょっと、そこの論文を拝借」

「あっ」

 

 

 ユウリがチラチラ見ていた、机の上にある論文を手に取ってみる。

 

 その表題とはすなわち『精霊術師の魔力組成』と題されていて。

 

 

 

 

 

 ────結論から言うと精霊術師の毛髪には、精霊が好む魔力素が混入している可能性が高い。また、その体液には強烈に精霊を魅了する効果があると思われるが、いずれも推測に過ぎず────

 

 

 

 

 

「……この論文は何ですの?」

「関係ないさ、イリーネ。もうボクは、覚悟を決めている。今からベッド上で欲望のまま、ボクの幼い肢体を好きにしたまえ!」

「誰がするかぁ!!」

 

 キャピ、と悪戯な笑みを浮かべてベッドにダイヴするマッドサイエンティスト。

 

 この幼女、自らの研究の為に貞操を差し出しやがったな。よく見たら、ちょっとユウリの目がグルグルしているマッドモードだし。

 

「ユウリ貴様、俺の身体から検体(サンプル)を回収する為だろ! お前まで、俺の身体を狙ってたんだな!」

「ち、違う誤解だ! その、ベッド上でくんずほぐれつしたら沢山のサンプルが集まるとは考えただけさ!」

「まぁ恩もあるし、髪の毛くらいならユウリに譲っても構わんが。だが、その、この論文に書かれている……」

 

 

 ────精霊術者が女性であれば、●●にまさる検体(サンプル)はなく────

 

 

「なんちゅーものを回収しようとしてんだこの変態幼女!!」

「あ痛ぁ!」

 

 なんとこの幼女、俺をベッドに誘ってとても貴族令嬢の口には出せないような物体を回収するつもりだったらしい。

 

 そんなの研究されたなんてことになったら、ヴェルムンド家に凄まじい悪評がばら撒かれる。

 

「……そこをなんとか、絞り出せないかなイリーネ? ホラ、ボクを好きにして良いから」

「そこに直れ、ユウリィ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 げ ん こ つ ! ! !

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……おはよ、イリーネ。あら、寝不足かしら?」

「ええ。昨夜は夜闇に紛れてこそこそと帰ってきましたので、少し疲れておりますの」

「まぁそうよね。出発までまだ時間あるし、もう少し休んでおく?」

「いえ、結構ですわ」

 

 ふぅ。無駄に疲れた一夜だった。

 

 ゲンコツ一発で気絶したユウリを、ベッド上に放置して俺は自室へと戻った。

 

 ありとあらゆる研究者が、俺の肉体を狙っていやがる。

 

 このまま、この街に居たら命に関わる。ドイツもコイツも、研究の為とあらば何をするか分からない。

 

「じゃ、下に降りてらっしゃい。もうカールが、女神から次の行先を告げられたらしいから」

「次の行先、ねぇ。女神を本当に信用してよいモノやら」

「現状、女神様以外に情報源も無いんだし。とりあえず、話を聞きに降りましょう」

 

 サクラ曰く、女神のお告げがあったのでもう次の行先は決まってしまった様だ。

 

 女神の『魔族が~に居る』という情報はそこそこあてになる。まぁ、従っておくのが無難か。

 

「ただ次の街は、こっから割と遠いみたいよ。確か湾岸都市って言ってたかしら」

「まさか湾岸都市アナト? あらまぁ、それは随分と遠出ですわね。ヨウィンからですと、1か月はかかりますわよ」

 

 その都市名を聞いて、思わず目を見開く。

 

 女神の示した次の行先は『湾岸都市アナト』。

 

 アナトは国の最東端の街で、西側ヨウィンからは正反対の位置。

 

 そして製塩業と漁業で潤う、国一番の海鮮の産地でもある。観光業も発達しており、美しい町並みが旅人を出迎えると聞く。

 

 生涯に一度は行ってみたかった水の都、アナト。

 

 そんな素晴らしい街に行けて嬉しいが、本当にアナトに行くのであれば国を横断する大移動となる。

 

 旅慣れていない俺やサクラが、そんな長旅できるだろうか心配だ。

 

「慣れぬ旅路で体調を崩して、間に合わなくなったりしなければ良いのですが」

「それが、向こうには半年以内に着けば問題ないそうよぉ。しばらくは魔族の襲撃もないそうで」

「え、そうなんですの?」

 

 半年以内? それならば、余裕だ。

 

 いろんな街で数泊観光しながら向かっても、全然間に合うだろう。俺やサクラが疲れたらその都度、休めば良い話だ。

 

「ま、急ぐ旅路ではないって事ねぇ。だからもうちょい、ここヨウィンでノンビリするのもアリかもしれないケド」

「私としては、いつ実験動物(モルモット)として拉致されるか分からないので可及的速やかに出発したいですわ」

「ま、そうねぇ」

 

 だがヨウィンでの滞在は論外だ。ユウリまで俺の身体を狙っているのである、この街に俺の安住はない。

 

「では、話を聞きに行きましょうイリーネ」

「ええ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして、ヨウィン最後の夜は終わりを告げた。

 

 俺達一行は頭にたんこぶを作ったユウリと別れを交わし、仕方ないので数本髪の毛を譲ってこの街を後にする。

 

警備(ガード)に捕まったって知るものか! 俺は奴等の血液を採取するんだ!」

「内臓をヨコセ!!」

「出やがりましたわね、このマッドサイエンティスト!」

 

 ガリウスの呼び掛けの甲斐なく、結局俺達は翌日も研究者に追い回された。仕方ないので逃げるように、俺達パーティーは街の外へと駆け抜ける。

 

「もう二度とこの街はごめんですわ!」

「全くだ、こんちくしょう!」

 

 こうして、俺達は慌ただしくも賑やかに、新たな旅路を踏み出したのだった。

 

 次なる街は────湾岸都市。

 

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