皆は俺の妹~パンツァー・フォー   作:とあるP

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とあるPです。


今後、サブタイトルに題名を付けたいと思いますので、過去の作品にも随時付けていきます。

5/17タイトル追加
それでは本編どうぞ!!



第十八話(直哉と三つ編み乙女)

 

直哉が練習を見るようになって2日が経った。特別これと言った、ハプニングもなく、練習は続いた。

 

直哉(流石、決勝常連校。練度が段違いだ。これが、みほちゃん達が戦った学校なのか)

 

直哉は素直に感心するしかなかった。そして、練習を終えたルクリリ達が戻ってきた。

 

ルクリリ「マチルダ隊、状況報告して休憩しろ!その間弾の補充と燃料の補給を忘れるな!」

 

『了解』

 

どうやら、練習が終わったらしい。それを聞いた直哉はルクリリの下へ向かうのであった。

 

直哉「ルクリリさんお疲れ様。はい、お茶だよ」

 

ルクリリ「直哉様、ありがとうございます」

 

直哉「そんな、直哉様だなんて恥ずかしい。普通に呼んでくれ」

 

ルクリリ「なら、私の事はルクリリと呼び捨てにしてください」

 

直哉「わかったよ。ルクリリ」

 

ルクリリ「はい、直哉さん」

 

入学当初は、色々あったが今では気さくに声を掛け合うほどになった。そんなことしている内に弾と燃料の補給が終わったみたいだ。

 

ルクリリ「では、直哉さんまた練習に戻ります」

 

直哉「わかったよ。頑張って」

 

ルクリリが戦車に戻っていく様子を見た直哉は、練習後の整備について準備をしていた。その時である

 

『ドゴ――――――ン』

 

明らかに衝突音らしき音が響いた。それは、先ほどルクリリが向かった方向で会った。直哉はそこへ走っていた。幸い近くだったのでそんなに時間はかからなかった。

 

辺りを見渡すと、ルクリリのマチルダが土手にぶつかっており、履帯が破損していた。それはいいが、後ろの燃料タンクから液体が漏れ始めていた。直後直哉はまずいと判断して、マチルダに走っていた。

 

そして、キューポラから顔を覗かせた。

 

直哉「大丈夫か!」

 

ルクリリ「何とか大丈夫です」

 

モブ「私達も大丈夫ですわ」

 

直哉「後ろから燃料が漏れ始めている、早く脱出しろ!」

 

ルクリリ「なんだって!みんな早く脱出するんだ!」

 

しかし、他の子達はパニックを起こしてしまい、車内で暴れ始めた。

 

直哉「落ち着け!!1人ずつゆっくり脱出するんだ!」

 

直哉の一喝である程度落ち着きを見せた子たちは、順番に脱出していった。そして、ルクリリが残った。

 

直哉「あとは君だけだルクリリ!急いでくれ!」

 

ルクリリ「はい、わかりました」

 

しかし、脱出しようしたが、服の一部が引っ掛かってもたついてしまった。仕方なく直哉は外す作業を手伝い、お嬢様抱っこで、何とか脱出しようとした次の瞬間…

 

 

『ドゴ――――――――――――ン』

 

 

さっきの衝突音の何十倍の音で戦車が爆発したのであった。

 

『ルクリリ様―――!』

 

何とか、タイミング良く脱出したが、その爆風によって直哉は弾き出されてしまった。

 

直哉「グッ!」

 

ルクリリ「キャア!」

 

直哉は何とかルクリリを抱きしめる事には成功したが、それにより受け身を取ることが出来なかった。そして…

 

ルクリリ「直哉さん、ありがとうござ…直哉さん!直哉さん!しっかりしてください!誰か、担架の準備を!」

 

受け身を取ることが出来なかった直哉は頭を地面に打ち。意識を失ってしまった。

 

~ルクリリside~

 

昨日から直哉さんが練習を見に来てくれていた。私は失敗するまいと、少し焦っていたのかもしれない。各隊の連絡を聞いて、練習場へと向かっていた。

 

「そう言えば、昨日から直哉様が練習を視察しているそうよ」

 

「そうですわね。少し殿方に見られるのは恥ずかしですわね」

 

ルクリリ「お喋りはそこまでにしろ!そろそろ、例のポイントだぞ」

 

『了解』

 

まったく。直哉さんがいるとすぐこれだ。これでは先が思いやれれる。

 

「あれ、おかしいな…」

 

ルクリリ「どうした?」

 

「車長!それが、操縦桿が上手く行かなくて」

 

ルクリリ「なに?大丈夫なのか?」

 

「多分大丈夫かと思います…『ドゴ―――ン』キャア」

 

ルクリリ「馬鹿者!ぶつかってしまったではないか」

 

「すみません…」

 

ルクリリ「まぁいい、他の人は大丈夫か?」

 

『大丈夫です』

 

その時、直哉さんがものすごい形相でキューポラか顔を覗かせてきた。

 

直哉「大丈夫か!」

 

ルクリリ「何とか大丈夫です」

 

『私達も大丈夫ですわ』

 

直哉「後ろから燃料が漏れ始めている、早く脱出しろ!」

 

ルクリリ「なんだって!みんな早く脱出するんだ!」

 

しかし、パニックになっている子達には伝わらなかった。

 

直哉「落ち着け!!1人ずつゆっくり脱出するんだ!」

 

そう言った直哉さんに続いて皆が脱出していった。後は私だけとなったが、パンツァージャケットがどこかに引っ掛かってもたついてしまった。何とか取り外したものの、直に走れる状態ではなかった。そんな時に直哉さんが

 

直哉「しっかりつかまるんだぞ」

 

ルクリリ「え?キャ!///」

 

なんと、お姫様抱っこをしてきたのだ。抗議しようとしたら、今はそんな時ではなかった。一刻を争う時なのだ。そして…

 

 

『ドゴ――――――――――――ン』

 

 

 さっきの衝突音の何十倍の音で戦車が爆発した。

 

『ルクリリ様―――!』

 

間一髪で脱出した。あと一歩遅かったら、とんでもない事になっていたかもしれない。その爆風によって直哉は弾き出されてしまった。

 

彼はルクリリを離すまいと必死に護っていた。そして運悪く頭撃ってしまい、意識を失ってしまった。

 

ルクリリ「直哉さん、ありがとうござ…直哉さん!直哉さん!しっかりしてください!誰か、担架の準備を!」

 

私は、今保健室の一室にいる。原因はわかっている。私を庇って直哉さんが爆風に巻き込まれたのだ。

 

幸い、軽い脳震盪であることから、今は良く寝ている。

 

先ほど、ダージリン様やアッサム様も見舞いに来られた。ダージリン様は私を見たとき『どこか怪我はない?』と心配してくださった。

 

ああ、何と優しいお方だと思った。そして、直哉さんの容態を確認すると、今日の練習は中止する連絡をする為、出て行かれた。その時謝ろうとしたが、「それは、目覚めた彼に言う事よ。私ではありませんわ」と言い残し、去って行った。

 

私は、馬鹿だと、浮かれていたと自身の行動を悔やんだ。そして、彼が目覚めたらいの一番で謝ろうと決めたのであった。

 

直哉「う…ここは?」

 

ルクリリ「気が付きましたか!?直哉さん!」

 

直哉「ルクリリか・・ここはどこなんだ?」

 

ルクリリ「学園内にある、保健室です」

 

直哉「そうか…」

 

ルクリリ「直哉さん!申し訳ありませんでした!!私の身勝手な行動でこんな事になってしまって」

 

直哉さんは黙って、私を見ていた。しばらくして、声を出した。これから、ひどい事を言われるんだと思っていた。

 

しかし、返ってきた事は全然違っていた。

 

直哉「ルクリリは大丈夫だったか?」

 

ルクリリ「……え?はい、大丈夫でした」

 

直哉「そうか、良かった」

 

ルクリリ「なんで、なんでそんな事言えるんですか!一歩間違えば2人とも大怪我じゃあ済まされなかったんですよ!」

 

直哉「そうだけど、君みたいな女の子に傷でもあったら大変だと思っていてね」

 

正直、罵倒される覚悟であったが、実際は全くの逆で心配されてしまった。本当にお人好しと言うか何というかであった。今まで、考えてきた自分がアホらしくなってきた。

 

直哉「それに、年下の女の子を心配するのは年上の役目だもんね」

 

ルクリリ「直哉さん///」

 

その時に見せた笑顔が何とも心地よくて、頼りがいのあるものだと思った。そして、つい意地悪をしてしまった。

 

ルクリリ「…なら、直哉さんのことを、その…お、“お兄様”と呼んでもよろしいでしょうか?」

直哉「え!?」

 

ルクリリ「ダメですか?」

 

直哉「う~ん「年下の面倒を見るのは年上の役目ですよね?」…わかったよ」

 

ルクリリ「ありがとうございます!直哉お兄様///」

 

こうして、私に義理のお兄様が誕生いたしました!けど、この胸の高鳴りは何でしょうか?

 

~ルクリリside終了~

 

保健室で先生に診てもらい、問題ないと判断された俺は、ルクリリと一緒に帰っていた。腕に抱きつかれた状態で…

 

直哉「なぁルクリリ?」

 

ルクリリ「なんですの?直哉お兄様?」

 

直哉「…なんでもない」

 

今更説明しても、無理だと判断した直哉はホテルまで、この状態だったと言う。因みに、これを目撃した他の子からダージリンとアッサムに伝わったのは言うまでもない…

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

作者「今回も騒動に巻き込まれましたね」

好子「そうよね~大丈夫かしら?

淳五郎「まぁ直哉君なら大丈夫だろう」

作「今後は出さない様にしたいんですけどね・・・」

好「それよりも、また優花里が偵察に行ったんだけどお父さん知っている?」

淳「確か「聖グロのパンツァージャケットが着たいのであります!」って言って

  出て行ったきがするぞ」

作「え!優花里ちゃん来るの?」

好「そのようね。直哉君を見に行くんじゃあないの?」

淳「そうかもしれないな」

作「直哉君!全力で逃げて~!」

好「どうしてそんなこと言うの!」

淳「そうだぞ!」

作「色々大変なんですよ!!」




と言う訳で、ルクリリさんが落ちましたね。

大洗メンバー以外はこんな感じで妹化していくのでよろしくお願いします!

☆4評価 紅月雪様ありがとうございます!!

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オリ主と各隊長が幼馴染だったという設定は?

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