皆は俺の妹~パンツァー・フォー   作:とあるP

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どうも!とあるPです。

この話は劇場版の後日談として位置付けています。

なので、戦闘描写は余りありません。(練習風景であるくらいですね)

5/17タイトル追加
11/8 加筆修正
それでは本編どうぞ!!




第一話(直哉の新生活)

 

「大洗連合チームの勝利!!」

 

大洗女子学園が廃校の奇跡から復活し、その後行われた大学選抜との試合に辛くも勝利した。その勝利宣言はこの町にも届いていた。そして、この俺土門 直哉(どもん  なおや)はと言うと…

 

直哉

「へ~あの連合チームが勝ったのか」

 

???

「まったくだ。寄せ集めのチームでどこまで行くかと思っていたがな」

 

???

「それはいいから早く朝ごはんを食べて頂だい」

 

 時刻は午前7時。我が家の朝ごはんは和食がメインとなっている。俺は親父土門 昭人(どもん あきと)と母さんの綾子(あやこ)の3人で食事を取っていた。

 

 父の昭人は代々整備師の家系に生まれてきたおかげで整備の腕はピカ一!本人曰く「一日中戦車に触れていればできる!!」の精神論でなんとかなったらしい…

 

 母の綾子は元戦車道日本代表選手(車長)で父とは同じ高校の先輩でよく父に整備を頼んでいた。その甲斐があって徐々に惹かれていき、社会人リーグで活躍していた綾子の整備主任が昭人になり、それをきっかけに交際をスタートし結婚した。

 

直哉

「わかったよ」

 

昭人

「そうだな。母さんおかわり」

 

綾子

「はいはい」

 

 俺は高校を卒業してこれから就職先を探している。正直、戦車道関連の仕事には付く気は全く考えていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…母さんからあの言葉を聞くまでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾子

「あ!そうそう、直哉。アンタの就職先決まってあるからね」

 

直哉

「へ?どこ?」

 

綾子

「日本戦車道連盟 整備部よ」

 

直哉

「はぁ!?聞いてないぞ!!」

 

綾子

「だって今言ったから」

 

直哉

「なんで黙っていた!」

 

綾子

「だって言ったらアンタ絶対に駄々こねるでしょ。だから直前まで言わないでおいたわ」

 

直哉

「駄々こねるって…俺はガキかよ!」

 

昭人

「まぁまぁ直哉諦めろ」

 

直哉

「父さん…(我孤立無援状態って感じかよ…)わかったよ。なら何処に行けばいいの?」

 

綾子

「日本戦車道連盟に行ってちょうだい。そこで、連盟の理事長から話しを聞いて」

 

直哉

「わかった、なら挨拶してくるよ。…ごちそうさま!じゃあ行ってくる!」

 

昭人・綾子

『いってらっしゃ~い!』

 

 時刻は午前8時。俺はスーツと長年連れ添った相棒(作業着)を持って、日本戦車道連盟の建物の前にいた。

 

 

 

 

直哉

「相変わらずデカい建物だよな」

 

そう思って、中に入り受付を済ませようとし受付女に挨拶した。

 

直哉

「失礼します。本日付けで日本戦車道連盟 整備部に配属されました。土門直哉と申します。理事長にご挨拶に伺いました」

 

???

「はい。少々お待ちください。」

 

???

「ねぇ、香音あの子イケメンだよね~!」

 

???

「ちょっとひびき、やめなさいよ。」

 

ここのスタッフだろうか。仲良く3人で受け付けとはご苦労なことだな。

 

???

「確認が取れました。どうぞ案内致します。」

 

直哉

「わかりました。」

 

重厚なドアの前には「理事長室」と書かれていた。女性はその前に立ち3回ノックした。

 

???

「理事長。土門様をお連れしました。」

 

???

「おー!開いているか通してくれ。」

 

先ほどの女性に続いて俺も部屋に入った。中に入ると紋付袴に、スキンヘッド(禿でないことを祈ろう)という恰幅のいい男性がいた。

 

直哉

「失礼します!本日付けで日本戦車道連盟 整備部に配属されました。土門直哉です。」

 

???

「君が土門君か。初めまして日本戦車道連盟 理事長の飛田(とびた)だ。レミ君。彼にお茶を出してあげてくれ」

 

レミ

「かしこまりました」

 

俺を案内した女性が給湯室に消えていった。

 

飛田

「さぁ立ち話もなんだから座りたまえ」

 

直哉

「はい。失礼します」

 

レミ

「どうぞ」

 

直哉

「ありがとうございます」

 

飛田

「さて、単刀直入に言うと君には整備部に行ってもらい、そこで各校の整備及び指導を行ってもらう」

 

直哉

「…お言葉ですが私はまだ若輩の身。それでいきなり各校の整備ましてや、指導と言った事まで行っても大丈夫でしょうか?」

 

飛田

「なに、全てを君に任せるつもりはないよ。何名かベテランの人を付けるよ」

 

直哉

「ありがとうございます。それを聞いて安心しました」

 

飛田

「それに君はあの綾子君と昭人君の自慢な子だからね」

 

直哉

「…父と母をご存じですか?」

 

飛田

「私が日本戦車道連盟立ち上げ当初からいた二人だからね。それなりに実力も知っているよ」

 

直哉

(流石が父さんと母さんだな…ここまで有名になっているとは)

 

 そう、直哉の父昭人は日本一の整備の腕を持ち、母綾子は元戦車道日本代表選手である。二人のDNAを受け継いだ直哉は言わばサラブレットとも言うだろう。

 

直哉

「わかりました。整備と指導の件承りましょう」

 

飛田

「うむ。よろしく頼むよ!!」

 

こうして直哉は気が進まないまま、戦車の整備士として暮らしていくのだ。

 




とりあえず、理事長との邂逅で一旦終了します。

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