皆は俺の妹~パンツァー・フォー   作:とあるP

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とあるPです。


最初に行っておきますが、オリ主はロリコンではありません。
そして、うぷ主もロリコンではありません。

それでは本編どうぞ!!



第十九話(直哉と小さな努力家)

 

 

次の日、直哉と佳代子がホテルから出てくると、ロビーにはルクリリが居た。

 

ルクリリ「おはようございます。直哉お兄様(・・・・・)

 

佳代子「お兄様~!?」

 

突如としてお兄様発言をして来たことについて驚いた佳代子だったが、直哉は気にすることなくルクリリに引っ張られる形になった。

 

ルクリリ「さぁ行きますよ」

 

直哉「わかったから、引っ張らないでくれ…」

 

ルクリリは直哉の腕をつかむと、車に向かって歩き出した。その様子は兄を迎えに来た妹か、それとも恋人同士に思えた。

 

直哉「あれ?いつもは、マチルダに乗ってきたよね?」

 

ルクリリ「昨日の、演習で私のマチルダが大破してしまったので、今日は車で来ました」

 

直哉「そうなんだ、なら俺が修理するよ。その為の整備部だからね」

 

ルクリリ「ありがとうございます。なら、一緒に整備しているところを見てもいいですか?」

 

直哉「ああ、もちろんだとも」

 

ルクリリ「わかりました。なら、お昼休みに迎えに行きますね」

 

直哉「わかったよ」

 

そう言って、車は走り出すのであった。その時佳代子からこんな事を聞かれた。

 

佳代子「ちょっと!なに直哉お兄様って?」

 

直哉「昨日、ルクリリのマチルダが演習中に大破して、助け出した瞬間に爆発してね」

 

佳代子「あ~昨日の爆破それだったんだ」

 

直哉「その後、気を失ってしまって、保健室で寝てたんだよ。そして、ルクリリが落ち込んでいたから、励ます為に言ったんだ『年下の女の子を心配するのは年上の役目』って。そしたら、お兄様って呼んでいいですか?ってね」

 

佳代子「はぁ~相変わらずモテモテだね~」

 

直哉「そんな事ないですよ」

 

そうこうしている内に学校に着いた。

 

ルクリリ「それでは、直哉お兄様また、昼休みにお会いしましょうね」

 

直哉「わかったよ」

 

そう言って、ルクリリは学校に向かっていった。因みに木の陰からダージリンとアッサムが覗いていた。…その目には光がなかったと言う。

 

「ごきげんよう」

 

「ごきげんよう」

 

直哉「ごきげんよう?」

 

未だにお嬢様学校に慣れない直哉であったが、その為に校内を散策していた。そこで、図書館らしき建物に入って行った。暇だったので、直哉は入ってみることにした。そこは、数千を超える本の数があった。

 

直哉「すごいな、こんなに本があるなんて」

 

???「誰ですか?」

 

そこには、オレンジ髪を小さくまとめた子が居た。確かあの子はダージリンと一緒にいた子だったはず…

 

直哉「失礼、ドアが開いていたから勝手に入ってしまったよ」

 

???「そうですか、なら仕方ありませんね」

 

直哉「確か君はオレンジペコさん?」

 

オレンジペコ「そうですよ。直哉さん」

 

直哉は一目でおとなしい子だと思った。そして、その手には『格言大全集』と握られていた。

 

直哉「面白い本を読むんだね」

 

オレンジペコ「あ!これは、ダージリン様に頼まれていたもので///」

 

直哉「照れなくてもいいよ。確かにダージリンちゃんは格言とか難しい言葉とか知ってるからね」

 

オレンジペコ「あの?直哉さんは昔のダージリン様の事を知ってるんですか?」

 

直哉「うん、ちょっとね」

 

オレンジペコ「詳しく知りたいです」

 

直哉「そうだね…なら、練習終わったらここに来てもらえるかな?その時に教えてあげるよ」

 

オレンジペコ「わかりました。なら練習後にまた」

 

そう言うと、ペコと直哉は図書館を後にした。昼休みは、マチルダの修理がてらルクリリとお昼ご飯を食べた。

 

その時、昔話をしたり、好きな女性のタイプは何かと色々聞かれた。直哉は、練習中にルクリリ以外のマチルダ車の動きを見ていた。昨日の事があり、確認したい事があったのである。結局その悩みは稀有に終わった。

 

そして、練習後のルクリリ、ダージリンとアッサム包囲網を突破し、図書館にむかうのであった。

 

~オレンジペコside~

 

昼間の図書館は好きな部類に入ります。この静寂が好きでよくここに来ますね。今日もこの本を読んで勉強しないと思いここに来ました。ダージリン様からこの紅茶のソウルネームを頂いたからには、頑張らなければならない。

 

しかし、1年生の私が他の先輩たちよりも、早くソウルネームを名乗るのに少しばかりの抵抗がありました。

 

当初は『ダージリン様に、ただ引っ付いてるだけ』、『可愛がられている』、『なんであの子が…』そんな憶測や嫉妬が飛び交うこともありました。

 

そんな中、ダージリン様はおっしゃいました。『言いたいことがあるのなら、この私に堂々と言いなさない!』この一言で周囲からの目はなくなりました。その時思いました。この人についてゆこう!ゆくゆくは、隣に立って支えるように頑張ろうと思いました。

 

そんな時に部屋にあった『格言大全集』を手に取って眺めていた時です。図書室のドアが開いのは。

 

そこにはこの学校では有名な男の人がいた。

 

???「すごいな、こんなに本があるなんて」

 

オレンジペコ「誰ですか?」

 

私は、少しだけ警戒してしまいました。すると男の人は「失礼、ドアが開いていたから勝手に入ってしまったよ」と仰っていました。よくよく見れば今週から日本戦車道連盟から派遣されていました直哉さんでした。

 

オレンジペコ「そうですか、なら仕方ありませんね」

 

???「確か君はオレンジペコさん?」

 

オレンジペコ「そうですよ。直哉さん」

 

中々会う機会がないので、すっかり忘れていましたね。そして、私も『格言大全集』を持っていたのを忘れていました。

 

直哉「面白い本を読むんだね」

 

オレンジペコ「あ!これは、ダージリン様に頼まれていたもので///」

 

直哉「照れなくてもいいよ。確かにダージリンちゃんは格言とか難しい言葉とか知ってるからね」

 

オレンジペコ「あの?直哉さんは昔のダージリン様の事を知ってるんですか?」

 

直哉「うん、ちょっとね」

 

意外でした。あの人は昔話を多く語らない人であるから、そして純粋に気になってしまいました。

 

オレンジペコ「詳しく知りたいです」

 

直哉「そうだね…なら、練習終わったらここに来てもらえるかな?その時に教えてあげるよ」

 

オレンジペコ「わかりました。なら練習後にまた」

 

そして、別れて今は待ち人を待っている状態です。こんなにも胸が躍る日がなかったので、楽しみにしています。

 

そう考えていると乱暴に図書館のドアが開く音が聞こえてきました。どうやら走って来られたようで額には汗が出ていました。

 

直哉「ハァ、ハァ…ごめん!ごめん!遅くなったよ」

 

オレンジペコ「大丈夫ですよ。わたくしも今来たところですから」

 

直哉「そんな風に言うと、なんだか恋人っぽいね」

 

オレンジペコ「こ、恋人!やだ、そんな///」

 

両手を隠しながら少しだけ頬が熱くなるのを感じました。そして、図書館にある椅子に互いに向き合う形で座りました。

 

直哉「そう言えば、ダージリンの昔話だよね」

 

オレンジペコ「はい、ぜひ聞かせてください」

 

直哉「わかったよ。あれは10年前の話しになるね」

 

そう言って、直哉さんは昔話を話し始めました。(第15話を参照)

 

直哉「~てな事があったんだよ」

 

オレンジペコ「そうだったんですね。でも意外でしたね」

 

直哉「そうだよね。おっと、もうこんな時間か…寮まで送っていくよ」

 

オレンジペコ「いいんですか?」

 

直哉「こんな時間に1人に、させる訳にはいかないよ」

 

オレンジペコ「ありがとうございます。なんだか、お兄様みたいですね」

 

直哉「そうかな?妹がいないから、実感がないけどね」

 

そう言った直哉さんの顔は、笑顔でした。私はこの笑顔に安心と、信頼感を覚えました。そして、同時にもっと傍にいて安心したいと甘い要望が出てしまったのです。

 

~オレンジペコside終了~

 

 

今直哉はオレンジペコを寮に送り届けている最中で、2人で歩いている。

 

直哉「大丈夫かいオレンジペコさん?」

 

オレンジペコ「はい。それと私の事はペコでいいですよ。ダージリン様や親しい人はみんな呼んでいるので」

 

直哉「わかったよ。ペコちゃん」

 

オレンジペコ「はい♪」

 

某お菓子メーカの、キャラだなと直哉は思ってしまったが、あえて心の中に留めていた。そうこうしている内に寮の前についていた。

 

直哉「じゃあ、また明日ね!ペコちゃん」

 

オレンジペコ「…その前にお願いがあります」

 

直哉「なんだい?」

 

オレンジペコ「直哉さんの事…お兄ちゃんと呼んでもいいでしょうか?」

 

直哉「あ~理由を聞いてもいいかい?」

 

オレンジペコ「今日、図書室でお話しをしていた時に、とても安心したんです。私は一人っ子なので兄妹の感覚がないんです。だから、この時だけでも直哉さんを兄だと想いたいんです…」

 

彼女の真剣な想いに応えたい直哉であった。しかし、いずれ別れる時に負担になってしまうかもしれないと同時に思うのであった。

 

直哉「気持ちは嬉しいけど…『ダメですか』うぅ…」

 

上目使いと、涙目で迫られたら流石の直哉でも断れきれなかった。意思が弱いのである。

 

直哉「はぁ…わかったよ。但し、この学園に居る時だけだよ」

 

オレンジペコ「ありがとうございます。直哉お兄ちゃん!」

 

直哉は心の中でこう唱えていた『やっぱりペコちゃんは可愛いなぁ』と…

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

作者「毎回書いて思っているけど、やっぱりモテるよね」

冷泉久子「そうしているのは、アンタが原因じゃあないかい?」

作「おっしゃる通りで・・・」

久「まぁあたしも昔はモテたからね」

作「え?」

久「なんだい?以外そうな顔して?」

作「おばぁもしかして昔からマセてたのかな~」

久「・・・こりゃあお仕置きが必要かね」

作「戦略的撤退!!」

久「まちなーーーーー!」




と言う訳で、オレンジペコの話しでした。次回から長いのでペコにします。


次回は、暴走娘の登場です!

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オリ主と各隊長が幼馴染だったという設定は?

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