皆は俺の妹~パンツァー・フォー   作:とあるP

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とあるPです。

このSSを作るキッカケはガルパンとシスプリを変え合わせたら面白いんじゃないかという作者の妄想に駆られたものです

それでは本編どうぞ!!



第二十一話(直哉と幼なじみ隊長)

ここは、聖グロリアーナ女学院の広大な敷地内を走行している、マチルダ歩兵戦車の荷台である。運転は佳代子さんがやっている。しかし、直哉はそれどころではなかった…

 

直哉「あの~なんでみんなは睨んでいるいるのかな?」

 

『べつに~~~』

 

どうしてこの様な状況になってしまったのか。事の発端は今朝のホテル前に遡る…

 

 

 

 

 

聖グロリアーナ女学院に来て一週間がたった。そして、昨日理事長から電話があった。

 

直哉「もしもし」

 

理事長『おお!直哉君夜分にすまないね』

 

直哉「大丈夫ですよ。それでお話しとは?」

 

理事長『実は明日から、3年生の整備を見て欲しいんだよ』

 

直哉「え?3年生は佳代子さんが担当のはずですよ」

 

理事長『そうなんだが、どうしてもって言う子が居てね』

 

その時直哉にはある予感がしていた。あの人ならやりかねないと

 

直哉「わかりました。それなら仕方ありませんね。明日から3年生の整備をしますよ」

 

理事長『ありがとう。佳代子君には代わりに、1、2年生の担当する様に伝えておくよ』

 

直哉「お願いします」

 

理事長『じゃあ、そう言うことで失礼するよ』

 

そう言って理事長は電話を切った。そして、直哉はベットに入ってふと思っていた。

 

直哉(多分、ダージリンとアッサムが仕掛けた事なんだろうな…まぁ、いつも通りの仕事をするだけだ)

 

そして、直哉の意識は深い闇に飲まれていったのだ…

 

 

 

 

 

 

翌日、いつの様にホテルのロビーにルクリリが迎えに来ていた。しかし、今日に限っては訪問者が2人ほど増えていた。

 

『おはようございます。直哉お兄様(直哉おにいちゃん)(直哉にい様!)』

 

『はい?』

 

そこには、ルクリリ、オレンジペコ、ローズヒップの3人が出迎えをしていた。そして、直哉に挨拶した瞬間固まってしまった。

 

ルクリリ「直哉お兄ちゃん?」

 

ペコ「直哉にい様?」

 

ローズヒップ「直哉お兄様?」

 

それぞれ、直哉を兄と慕う3人からしてみれば、私こそ一番!と思っていたがそれぞれライバルが居たことに驚いていた。そして、その矛先は言うまでの無く…

 

『ちょっと!どういうことですか!?』

 

3人から、質問があり、冒頭のシーンに戻るのであった。

 

ルクリリ「それにしても、直哉お兄様がこんな人だとは思いませんでした…」

 

ペコ「まぁまぁ、ルクリリ様」

 

ローズヒップ「そうですわ!ルクリリ様、オレンジペコさん!直哉にい様はひどい人ではございませんわ!」

 

ルクリリ「それは、そうだが…」

 

直哉「確かに、みんなの気持ちを考えなく言った事かもしれないな…すまない」

 

そう言って直哉は頭を下げた。それに驚いていたルクリリ達は

 

ルクリリ「ちょっと!頭を上げてください!怒ってはいないですから!」

 

ペコ「そうですよ。寧ろ感謝しているんですから」

 

直哉「感謝?」

 

ルクリリ「私は、直哉さんのやさしさに惚れたんです」

 

ペコ「私も、初めて年上の人に甘える事が出来たんです」

 

ローズヒップ「私も、直哉にい様と一緒に走りたいと思ったんです。だから、自分を卑下しないで下さい」

 

直哉「みんな…ありがとう」

 

数日ではあるが、この子達と出会えて良かったと思うのであった。そうこうしている間に、学園に着いていた。

 

佳代子「さぁ、恋バナも良いけどちゃんと授業も受けるのよ」

 

佳代子の話しに『べ、別に恋バナではない(でありませんわ)』と頬を赤くするルクリリとペコであった。ローズヒップに関しては、「恋バナ?それはどんなバナナですの?」と言ってくる始末であった。

 

そして、仲良く3人は学園に向かうのであった。

 

直哉「ありがとうございます、佳代子さん」

 

佳代子「どういたしまして♪しかし、あのなおっちがタジタジだったわね~」

 

直哉「ちょっと!たからかわないでくださいよ」

 

肘で小突いてくるが笑えない冗談であった。確かに3人共妹として慕っているが、恋人となると話は別になってくる。大洗に残してきた5人の告白(第12話参照)も保留にしている始末である。

 

直哉「それに、今日からダージリンとアッサムがいる3年生チームの整備をするんですから、かっこ悪い姿を見せたくないんですよ」

 

佳代子「ふ~ん。まぁ寂しくなったらお姉さんが慰めてあげるからねw」

 

そう言って佳代子は、車両を戻すべく倉庫に走っていた。直哉も気持ちを切り替えて職員室に向かうのであった。

 

放課後になり、戦車道の練習になった。練習前にアッサムから連絡があった。

 

アッサム「今日から直哉様は我々3年生の整備を行う事になりました」

 

『了解』

 

ルクリリ達1、2年生からはあまり納得できない態度があったが、ダージリンとアッサムが睨みつけると黙ってしまった。仕方なく、練習を行うのであった。

 

直哉(昨日理事長から電話があったのはこの2人が仕組んだことだな。まったく…)

 

直哉は少しあきれつつも、あの2人ならやりかねないと思っていた。そうこうしている内に練習が終わり、チャーチルが戻ってきた。

 

直哉「お疲れ様ダージリ、アッサム」

 

ダージリン「ごきげんようですわ。それにこの程度の事造作でもありませんわ」

 

アッサム「良く言うわよ。ずっと緊張していたのはどこの誰かしら」

 

ダージリン「あ、アッサム!」

 

アッサム「ダージリンったら、『直くんが見てるからちゃんとしなきゃ』って言って、練習中も格言を言わずに集中していたのは」

 

ダージリン「あ、あなたね!///」

 

そう言っていたダージリンの顔は赤くなっていた。

 

ダージリン「そう言うアッサムも集中していなかった様に見えていたけど…」

 

アッサム「どういう事かしら?」

 

ダージリン「だってあなた、砲手であることを良いことに、ずっと直くんを見ていたでしょ?」

 

アッサム「そ、そ、そんなことないわよ!」

 

直哉「そう言えば、チャーチルの砲身がこっちを見ていたことがあったけどそんな事だったんだ」

 

アッサム「直くん!それはね///」

 

アッサムもそれっきり黙ってしまった。また、若干顔も赤くなっていた。

 

ダージリン「まぁ、これでお相子としましょう」

 

アッサム「そうね」

 

直哉「2人共お互いを見てるってことは仲がいいんだな」

 

そう言ったダージリンとアッサムは『はぁ~』とため息をついたのであった。

 

ダージリン「そう言えば直くん。今週末は何か予定があるのから?」

直哉「いや、特に予定は無かったよ」

 

アッサム「なら、ダージリンと一緒に出かけませんか?」

 

直哉「いいの?」

 

ダージリン「もちろんですわ。むしろ親が直くんを「早く合わせろ」ってうるさいんですわ」

 

直哉「わかったよ。ならお願いしようかな」

 

そう言うとダージリンとアッサムは小さくガッツポーズをするのであった。

 

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作者「次回はデート編か・・・自信ないな」

典子「作者さんなら大丈夫ですよ!なぁみんな!」

『はい!キャプテン!』

作「てか、直哉君いないのに元気だね」

典「はい!直哉さんがいつかバレー部のコーチになる日まで練習しますって

誓ったので!」

妙「そうですよ!」

あ「絶対守ってくれると信じているので!」

忍「それに、何だかんだで来てくれる予想がするので」

作「ソウダヨネ~」




と言うわけで、3人にバレてしまいましたねw

それより、今後から作者のやり取りは各キャラにしてきます。

聖グロ編はあと1、2回で終わりにしたいと思います。

次回は初のデート編!そして、ダージリンとアッサムの両親が登場します。

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