皆は俺の妹~パンツァー・フォー   作:とあるP

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とあるPです。

久しぶりのガルパン投稿です。待たせてすみませんでした。ベロニカの話しを書こうかナオミにしようかと迷っていてこんなに遅くなりました。

悩んだ末ナオミの話しになりました。

それでは本編をどうぞ!!


第三十二話 直哉と砲手

昼休みを終えて今は放課後になった。これからサンダース戦車道の練習が始まる。

 

アリサ「全員気をつけ!」

ケイ「ハロー!今から練習を始めるわね。それと、戦車道連盟から派遣された人も居るから、自己紹介お願いね」

直哉「どうも、戦車道連盟整備部から派遣された土門直哉です!よろしくお願いします!」

『よろしくお願いしますー!』

ナオミ「ちなみに、ケイの幼馴染で初恋の人らしい」

直哉「ちょっとナオミさん!」

ケイ「そうよね!直哉おにい!」

 

そう言って、ケイは惜しげも無く腕に抱きついてきた。その瞬間周りから黄色い声援が挙がった。

『きゃ~~!』

しかし、これを面白くなさそうに見ていた人物がいた。ベロニカである。彼女も戦車道を履修しており

ムスッとした顔でこちらを覗いていた。

アリサ「静かにしなさい!」

ケイ「OK、OK。みんなはしゃぎたいのは分かるけど、今は練習が先よ。それじゃあ各車搭乗してちょうだい」

 

そう言って指示を出すケイ。そして、全員が搭乗したのを確認して

ケイ「今日は紅白戦をするわよ!勝ったチームには直哉おにいと一緒にディナーをする権利をあげるわよ!」

『WHO~!』

 

そう言って部下の士気を高めたのである。ちなみに直哉は、今知らされて焦っていたが「まぁケイだから仕方ないか」と割り切った。

 

チーム編成はケイ・ベロニカチーム20両とナオミ・アリサチーム20両の新旧チームのフラッグ戦となった。要するに、敵フラッグ車を撃破したチームの勝ちとなるのだ。

 

ケイ「それじゃあ行くわよ。GO AHEAD!」

 

ケイの掛け声で全車両が走り出した。それに続いて、アリサチームも動き出した。

直哉「始まったか」

 

直哉はオーロラビジョンの前で紅白戦の行く末を見守っていた。初めに動き出したのは、アリサチームだった。ナオミが操るファイヤフライが広い土地に出たケイチームの車両2両撃破した。負けじとケイも指示を出し、林に逃げ込みアリサチームの車両を2両撃破した。

両者は隊長車の指示を良く理解して動いていた。ケイチームから1両のチャーフィー先行して偵察に向かった。そして、アリサチームの位置を把握すると、すぐまさ反転しその情報をケイに伝えるのであった。

 

~ケイside~

「向こうは海岸線に横一列で展開しています!」

ケイ「台数は?」

「10両です」

ケイ「う~ん、アリサったら余程勝ちにこだわっているのね」

ベロニカ「どういうこと?」

ケイ「おそらく、海岸線のやつは囮ね。本隊は両サイドに別れていて、包囲殲滅するつもりね」

ベロニカ「なるほどね。で、隊長(アンタ)はどうするの?」

ケイ「もちろん、乗るわ」

ベロニカ「Why!?わざわざ敵の誘いに乗るっての!?」

ケイ「イエース☆」

ベロニカ「はぁ、…乗るって事はなんか作戦とかあるんだろうね」

ケイ「off course!作戦はね…」

ベロニカ「大丈夫なの?」

ケイ「多分ね!けどこれには、時間をかける為の囮がいないとね…」

ベロニカ「…なら、それアタシがやるよ」

ケイ「危険よ」

ベロニカ「元より承知の上よ。それにウチの隊なら得意そうだしね」

ケイ「…わかったわ。けど危なくなったら直ぐに撤退するのよ」

ベロニカ「了解((Roger!))

ケイ「そんなに直哉おにいとの食事がいいんだ~」

ベロニカ「ば!バカ/////そんなんじゃあねぇよ!」

ケイ「はい、はい。それじゃあよろしくね」

ベロニカ「わかったよ」

 

そう言って、ベロニカ隊8両は海岸線に向かうのであった。

 

ケイ「さて、ここからがスタートよ!」

 

~ケイsideout~

 

試合は中盤戦になり、アリサチームが海岸線横一列に展開していた。その数10両対するケイチームは8両と少ない両数だった。

直哉「あれは、ベロニカじゃあないか」

 

M4にブルドッグの厳つい顔をしたエンブレムはベロニカ隊のマークだった。そこに、両サイドから別働隊が飛び出して来た。しかし、ケイの本隊はどこにもいなかった。

 

直哉「それじゃあ、ケイの本隊はどこに行ったんだ」

それは直ぐにわかった。ベロニカ隊が海岸線の奴らを引き受けている間に、全力でアリサの本隊を囲み撃破していくのであった。射撃が有利なファイヤフライも林が邪魔で打てなかった。

そうこうしているうちに、残りはケイとアリサのM4だけとなった。そして、アリサ車両が撃破されゲームセットとなった。

アリサ「悔しい〜!今日こそ勝ってタカシに告白しょうと思ったのに〜!」

ケイ「お疲れ様アリサ!読みはいい方だけどまだまだね」

 

こうして、新旧チームはケイ・ベロニカチームの勝利で終わった。その後は大変だった。整備が終わった途端、ケイとベロニカに両腕を挟まれて、飲めや歌えやの宴だった。途中、コロナビールを模様した飲み物が出てきたが、ケイ曰く「ノンアルだから問題ナッシング」といい酔っ払いのように絡んできた。

ベロニカに至っては、雰囲気酔いになりずっと「直哉はどんな子が好きなの」とか「アタシ、ケイより大きよ」と言い胸を寄せてきて大変だった。そんな雰囲気を暖かい目で見る同級生。もうカオスな状態だった。

 

宴も終わりいい所で解散となった。直哉は気になる事があり、1人戦車倉庫に向かっていた。そして、1人の生徒がいた。ファイヤフライの砲手ナオミであった。

直哉「お疲れ様。ナオミ」

ナオミ「あ、あんたか。お疲れ様。」

直哉「珍しいな、ナオミがここにいるなんて」

ナオミ「まぁね。今日の紅白戦の反省会をしていたのさ」

直哉「そう言えば、最後なぜ撃たなかった?いや、撃てなかった(・・・・・・)の間違いかな?」

ナオミ「!」

直哉「図星の顔だな…」

ナオミ「いつからわかってたのさ」

直哉「最初に2両撃破したあとさ。あの後、色々チャンスがあったのにも関わらず、君は撃とうとしなかった。それは何故か、弾切れか、あとは故障したかの2択しか無かったな」

ナオミ「…全てお見通しって言うわけね」

直哉「おう!整備部なめんなよw」

ナオミ「確かに故障はしていたよ」

直哉「なら、直ぐにでも止めるべきじゃあないのか?」

ナオミ「それを理由に負けたくないんだよ。アリサは来年隊長になるかもしれない。そのデビュー前の試合を戦車の故障のせいで止めたくなかったのさ。何より、保有台数が1番のサンダースではあってはならないんだよ」

直哉「ナオミ…」

ナオミ「笑っちまうだろ。たかがちっぽけなプライドだけで、勝てる試合も勝てなかった!高校戦車道1の砲手が呆れちまうよな」

 

そう言ってナオミは暗い顔をしていた。

直哉「笑うかよ」

ナオミ「え?」

直哉「そんな事で笑う訳ないだろ!いいじゃないか仲間想いで」

ナオミ「けど!負けたら終わりなんだ!次があるか分からないし…」

直哉「ケイは、そんな事を言う奴か?」

ナオミ「なんで?」

直哉『ザッツ戦車道!これは戦争じゃない』

直哉「お前の隊長のセリフだろ。確かに戦争なら次はないが、これは戦車道だ。次があるんだよ」

 

そう言って、ナオミの頭を撫でるのであった。その瞬間、彼女の中で溜まっていたものがあふれ出して泣いてしまった。

ナオミ「あ、あ、う、うぁぁぁーー!本当は、本当は勝ちたかったよー!」

 

 溜まった物を全て泣いたナオミは、疲れて寝てしまった。そこには、高校生戦車道随一の砲手ではなく、まだ、あどけなさが残る16歳の女の子だった。

 

直哉「可愛い顔して…それじゃあ、俺はこのじゃじゃ馬の整備でもしようかね」

 

 そう言って、上着をナオミにかけて直哉は1人でファイヤフライの整備をするのであった。

 

 

次の日。戦車倉庫で寝ていたナオミは、いつもよりも早く目を覚めてしまった。そこには、最高の状態で整備されているファイヤフライと、スパナを片手に、顔中ススだらけ寝ている直哉の姿があった。

 

ナオミ「本当に治っているのかい?」

 

 ナオミは、車内に入ってトリガーを握ると、昨日とは違う感覚があった。

ナオミ「ちゃんと治っている…」

 

 改めて、直哉の腕を信じたナオミであった。直哉なら、全てを任せられると。そして、これからも共に居たいと思った瞬間であった。

 

ナオミ「そりゃあ、ケイが惚れる訳だ。…多分私もかな///」

 

 そう言って、直哉の横にやって来たナオミは、

ナオミ「いつか、アンタの…直哉のハートを打ち抜いてみせるよ」

 

 指で拳銃を作って「バーン」として、寝ている直哉にキスをした。一瞬で顔が赤くなるがそれだけでは

飽き足らず、一緒に寝るのであった。

 

それをケイとベロニカに見つかって直哉に雷が落ちるのは、また別のお話し・・・

 




と言うわけで、ナオミ回でした!

若干口調がおかしな所があったかもしれませんが、そこは暖かい目で見てください。

コロナで大変な日々が続いていますが、皆様感染には気をつけてください。

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オリ主と各隊長が幼馴染だったという設定は?

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