皆は俺の妹~パンツァー・フォー   作:とあるP

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とあるPです。

かれこれ1ヶ月投稿が遅れて申し訳ありませんでした。

今後は早めに投稿出来るようにします!

それと今回でサンダース学園編が終了します!

それでは本編をどうぞ!


第三十五話 デートと別れ

絶好のデート日和となり、直哉はプールがある施設の前で待っていた。そこに、4人の姿が現れた。

直哉「おはよう」

ケイ「おはよう~直哉おにぃ~」ダキ

ナオミ「おはよう」

アリサ「おはようございます」

ベロニカ「…おはよう///」

 

 ケイが抱き着いてきたのは相変わらずなので諦めていた。4人揃ったところで、プールに入り更衣室の前で別れた。

 先に出てきた直哉は近くの店でパラソルやシートを借りてケイ達を待っていた。そこに、水着に着替えてきた4人が現れた。

『お待たせ~』

直哉「遅いぞ…」

 

 ケイ達の水着姿に言葉を失った。

 

ケイ「どう?似合っている?」

先ずはケイ。星条旗をモチーフにしたビキニ水着に、きめ細かくかつこれでもかと主張している胸が印象的な格好だった。ホットパンツから覗かせている太股が魅力的だった。

 

ナオミ「どうかな?言ってくれないと恥ずかしい///」

次にナオミ。黒のビキニでケイほどではないが、スレンダーで均等の取れたボディーラインをしていた。ショートカットでありながら何処か男心をくすぐる仕草をしていた。

 

アリサ「…何よ///」

 そして、アリサ。可愛いらしいピンク色のフリル水着を着ており、ちょっぴり恥ずかしそうにしており、顔を赤く染めていた。いつも通りに振る舞っているが、同級生というよりは妹と言う言葉がしっくりくる。

 

ベロニカ「…えっち///」

 最後にベロニカ。昨日買った黒のビキニを着ていた。ナオミと同じだがこちらは、大きな胸がはち切れんばかりの状態であった。思わず唾を飲んでしまったのを気づかれないように平常心をしていた。

 

直哉「みんな凄く似合っているよ」

ケイ「え~ホントに?」ダキ

直哉「ちょっと!ケイ抱き着くなよ」

ケイ「そんな事言って嬉しいくせに~」

直哉「そ、そ、そ、そんなことないよ」

ベロニカ「む~」

直哉「どうした?ベロニカ」

ベロニカ「…ん///」ダキ

直哉「ベロニカさん!」

ナオミ「お~!あのベロニカまでも抱き着くとはね。さて、両腕が無くなったから何処に抱き着こうかねアリサ?」

アリサ「ふぇ!///べ、別にそんな事考えてはないわよ!」

ナオミ「そうかい。なら、私は背中でも行こうかね」

直哉「ナオミ!よかった、助けてくれ!」

ナオミ「それは、聞けない願いだね」ダキ

直哉「ナオミも~!」

 

こうして、3人からの熱い?ハグが終わったところで、これからどうするか決めていた。それにより直哉とケイ、ベロニカはビーチバレーを、ナオミとアリサは流れるプールで遊ぶことになった。

 ひとしきり遊んだ後で、昼食にした。5人で囲んで楽しい時間を過ごした。

 

 閉園時間も迫った時、ベロニカが「観覧車に乗りたいと」と言い出したので、直哉+4人ずつで乗ることになった。壮絶なじゃんけん大会により、順番はケイ→ベロニカ→アリサ→ナオミとなった。

 

最初にケイと乗ることになった。いつもよりも若干照れていた。

ケイ「お邪魔しま~す」

直哉「どうした?いつものケイらしくないぞ」

ケイ「あはは…何だか緊張しちゃって///」

直哉「そうか?」

ケイ「…うん///」

 

 動き出しても、中々話し出さない。痺れを切らした直哉はケイの隣に来て話し始めた。

ケイ「ちょっ、ちょっと!」

直哉「…うるさい///」

ケイ「うん///」

直哉「思えば、この学校に来て楽しいことばかりだったな」

ケイ「そうだったね」

直哉「ケイはちゃんと隊長していたし、他の子達の手本になる様にしていたからな…」

ケイ「そりゃあ、みんなの前では頼れるお姉さんでいたいからね」

直哉「アハハ!確かに!」

ケイ「もう!笑わないでよ」

 

 お互い変な雰囲気もなくなり、いつも通りの2人に戻っていた。そして、あと少しで終わろうとした時である。

 

ケイ「あのね、直哉おにぃ。話しがあるの」

直哉「なんだい?」

 

 ケイは少し深呼吸し落ち着かせた。そして…

ケイ「直哉おにぃ…いいえ、直哉!私はあなたの事が好きです!」

直哉「…」

ケイ「子供の頃から、ううん、あの時助けて貰った時から好きだった。だから、付き合ってください!」

 

 顔が真っ赤になるくらい恥ずかしい思いをして、ケイは告白してきた。直ぐにでも返事をしたかった直哉であった。

直哉「ケイ、ありがとう。けど…」

ケイ「分かっているよ。直ぐに答えを出さなくてもね」

直哉「すまない」

ケイ「なら、今はこれで我慢してあげる」

直哉「え?…ん!」

ケイ「ん!」

 

 ドアが開く瞬間に、ケイがキスして来たのだ。これには、直哉はあっけに取られて反応出来なかった。

ケイ「あとでちゃんと答え聞かせてよ!」

 

 それを見て入れ違いに入って来た、ベロニカはむすっとしていた。

 

 次はベロニカの番なのだが、先ほどのケイとのやり取りを見て少々ごきげん斜めのようだ。

直哉「あの~ベロニカさん」

ベロニカ「…何よ」

直哉「ハァ~」

 

 入って来るなり、直哉から離れようとせず、ずっと右腕に抱き着いていた。

ベロニカ「…」

直哉「…」

 

 しかし、右腕から聞こえてくる心音はとても心地よい音色であった。

ベロニカ「…ねぇ」

直哉「うん?」

ベロニカ「…いつ帰るの?」

直哉「来週の火曜日には、本土に入る」

ベロニカ「…そっか」

直哉「うん…」

ベロニカ「…ぜったい」

直哉「うん?」

ベロニカ「…絶対帰って来なさいよ///」

直哉「分かった」

 

 それ以上言わずに2人は下に着くまで抱き合っていた。

 

 そして、アリサと乗っていたが互いに話さず窓の外に映っている街並みを見ていた。しかし、ここで思いもよらないハプニングが発生した。それは、あと少しで着く時だった。

 

『ガクン!』

 

アリサ「え!なによ!」

『只今機械故障により、一次停止をしております。お客様には申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください』

 

アリサ「何よそれ!」

直哉「落ち着けアリサ」

アリサ「落ち着いていられるわけないでしょ!もし落ちたりしたらどうするのよ!」

 

 アリサは軽いパニック状態に陥っており、少し揺れていた。これではマズイと思った直哉はある行動に出た。

直哉「アリサ!」ダキ

アリサ「ふぇ!な、な、な何しているのよ!

直哉「その時は、俺が全力で守るから!だから、今は落ち着け!」

アリサ「う、うん///」

 

 ある程度揺れが収まってアリサも落ち着いていた。

直哉「落ち着いたか?」

アリサ「うん」

直哉「なら、よかった」

アリサ「…ねぇ、なんでアンタはここまでしてくれるの?」

直哉「何が?」

アリサ「私とアンタはあくまでも仮の恋人関係なのよ。こんなに優しくしても意味ないでしょ…」

直哉「そうだな…」

アリサ「でしょ。だから「けど!」え?」

直哉「それだけで、アリサを突き放す理由にはならない。それに、そんなアリサも可愛いと思っている」

アリサ「…バカ///」

 

直哉とアリサは、下に着くまでお互い抱き合っていた。そして、ナオミと入れ替わり最後の観覧車となった。

 

ナオミ「アンタを見ていると、初めて会った時を思い出すよ」

直哉「確か、ファイヤフライで故障した時だよな」

ナオミ「あの時は、自車の故障も見抜けないほど焦っていたからな」

直哉「けど、こっちはいい仕事ができた。感謝している」

ナオミ「そうかい。確かにあれで直哉の腕は確かだったと思い知らされたよ」

直哉「良かったよ」

ナオミ「…ねぇ教えて欲しい。どうして直哉は整備士になろうとしたの?」

直哉「一番は、親父の影響かな。優秀な整備士でいい仕事をしている。だから、俺も整備士になろうと決めた。あとは、機械いじりが好きだった」

ナオミ「そっか」

 ナオミがそう言って、直哉の隣に来て、腕を絡ませて来た。

 

直哉「な、ナオミ!?」

ナオミ「なら、私は直哉の好きなことをもっと知りたい。だから、いつまでもそばにいさせてくれ」

直哉「…直ぐには答えは出せない」

ナオミ「それでもいいよ。待っている///」

 

 そう言って、指でピストルを作ってバーンと撃った。

 

みんなとの観覧車デートを終えた直哉は、どうやって打ち明けようかと考えていた。そして、近くに公園があることを知った直哉は「ちょっと話さないか?」と皆に提案した。

 

ケイ「話って何かな?」

直哉「実はみんなに黙っていた事がある…」

 

 その一言で、皆の顔つきが変わった。1人先に知っていたベロニカは不安があった。

 

直哉「実は、明後日に本土に帰らなければならない。だから、「知っているよ」え…」

ケイ「だって、直哉の顔を見ればね…」

ナオミ「ああ、それに私たちの告白をあれだけ断っておいて何かあると思っていたからね」

アリサ「と、当然私は知っていたけどね」

ベロニカ「あれ~昨日私の所に泣きながら「直哉さんのこと教えて~」って言ってきたのはどこの誰かな~」

アリサ「な、な、な、何を言っているのかしら…」

 

直哉「そっか」

 

 直哉としては、拍子抜けした部分もあるが結果的に、彼女たちを傷つけることは無くなった。

 

ケイ「けど、聞き捨てならない事があったね~ナオミ~」

ナオミ「…何のことかな?」

ケイ「さっき、「私たちの告白を断っておいて」って。もしかしてナオミも告白したの?」

ナオミ「…ああ、した」

ケイ「へ~あのナオミがね~」

ナオミ「なにかな…」

ケイ「べ~つ~に~」

直哉「そういう事だから、皆の告白は嬉しかったよ。けど、俺は本土に帰るし、まだまだ修行中だから特定の人と付き合うことはできない。それに、皆の事は妹の様に思えてしまってね…だから、一人前の整備士になった時にちゃんと答えを出すよ。それまで待ってくれるかい?」

 

 そう言って、4人を見渡した。みな、暗い表情をせず頷いた。そして、

ケイ「なら、答えは決まっているわ」

ベロニカ「ええ、ケイに言われるのは癪だけど」

ナオミ「ああ、こればっかりはケイに感謝だね」

アリサ「なら、答えは決まっているわ!」

 

そう言って、ケイはアイコンタクトをして

 『直哉!私たちの兄さんになってくれ(ください)!』

 

直哉「え?」

ケイ「ええ、私たちを妹として見ているのであれば、兄の方がいいと思ってね」

ナオミ「それに、年齢的にも直哉は年上だしね」

ベロニカ「それよりも、「お兄ちゃん」の方が良かったかしら?」

アリサ「へ、変態!」

直哉「そんな事ない!けど、兄としてなら大賛成だよ」

 

 4人は一斉に直哉に飛び付いて喜びを分かち合った。しかし、

 

直哉「これでまた、妹が増えてしまったな」

ケイ「どういうこと?」

直哉「いや、ダージリン達にも同じことを言われてね」

ケイ「へ~ソウナンダ」

 

 その瞬間、ケイの目からハイライトが消えた。そして、「ドウイウコトカセツメイシテ」と脅されながら5人一緒に帰った。そして、次の日。

 

直哉「短い間ですがお世話になりました。ここでの思い出は忘れません」

 今日は、体育館を貸し切って直哉の送別会を行った。そこには、昨日の4人、戦車道のメンバー、心を入れ替えたタカシの姿があった。

 

 「それでは、皆さんで直哉さんを送ってあげましょう」と教師が言って、直哉が体育館から出ようとした時である。突然、ケイがみんなに合図を送り…

 

ケイ「それじゃあみんな!せーのっ!」

 

『元気でね~お兄ちゃん~~』

 

 全校生徒から「お兄ちゃん」コールを聞きながら直哉は恥ずかしながら、体育館とサンダース学園を去って行った。

 




と言うことで、サンダース学園編終わりました。

初オリキャラの口調や性格に悩みましたがいかがでしょうか。

次回からは、アンツィオ高校編になります。

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オリ主と各隊長が幼馴染だったという設定は?

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