士郎がカルデアの職員になるようです   作:レンリック

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縁と絆

士郎が決意を固めて三日現在士郎はレイシフトの記録が保存されている資料室に来ていた。

 

「へぇー立香ヘラクレスと戦ってたんだな」

 

士郎は第四特異点オケアノスの記録を読んでいた。そこに書かれていたのはとても興味深い内容だった。

 

「やれーヘラクレスー」

「■■■■■■ーーーーーーー」

 

勢い良くマシュ目掛けてヘラクレスが突進してくる。何故こんなことになったのか。確かに乱入してきた時点で既に戦う以外有り得ないと思っていた。が、乱入してきた船長がイアソンだったのは驚いた。そして今の状況から見れば分かると思うがヘラクレスはイアソンの命令によって動いている。さっきまではランサーとマシュで何とか防ぎきれていた。しかし相手のランサー「ヘクトール」の参戦によりランサーがこの戦闘から離脱、これによりさっきまで保てていた均衡が一気に崩れる。

 

「■■■■■■■■ーーーーーーー」

「ぐっ、がぁ、はあはあはあ先輩危険です。ドレイクさんの所に行って下さい」

「でもそれじゃあマシュが…」

「大丈夫です。押し返すのは無理でも耐えることくらいは出来ます。耐えれてるうちに速く行って下さい」

「………分かった」

 

マシュの言葉に従いドレイク船長の元に行こうと走り出した直後世界が裏返った。

 

「えっ?」

 

次の瞬間全身に強い痛みが来るのを感じた。

 

「あっ………せん…ぱい?」

 

マシュの声が小さくて聞こえた。

 

「マズイ。速く医務室の医者を呼んでこい」

「メアリー、アン今すぐにその子を安全な場所まで連れていけ」

 

メアリーとアンが私の方に近付いてくる。

 

「こんなところで死なせないからね」

「今は我慢してて直ぐに治療が出来る場所まで連れていくからね」

 

その言葉を聞いて私は自分の体を見た。服が赤く染まっている。恐らく流れ弾に当たったのだろう。どんどん服がお腹の辺りから広がり始めている。意識がモウロクとしている。

 

「ここは拙者に任せるでござる。二人はその子を連れて速く後退を」

 

黒髭が立香を守るために他のクルーと共に敵と戦っている。私はその背中を見ながら目を閉じた。

 

「■■■■■■■ーーーーーーー」

「速く先輩のところに行かないといけないのに隙がない」

 

ヘラクレスの猛攻をマシュはただひたすらに受け流すことが精一杯で立香の所に行けないでいた。

 

「■■■ーーーー」

「なっ!?しまった」

 

戦闘以外の事を考えていたマシュの隙を突きヘラクレスがマシュの守りを突破する。そしてその剣がマシュの心臓を捉え振り下ろされる寸前

 

「なにぼさっとしてるのよ。死にたいの?」

 

次の瞬間ヘラクレスの巨体が吹き飛んだ。何が起きたか分からない。だけどこの魔力は間違いなく

 

「メディアさん」

 

カルデアで魔術のことを教えてくれたキャスターのメディアだった。

 

「ふぅ何とか間に合ったよ。マシュは速く藤丸君の所に向かってくれ」

 

Dr.ロマンの声が聞こえる。どうやら急いでレイシフトの準備をしていたようだ。

 

「分かりました。メディアさん。ここをお願いしても良いですか?」

「私に言わないで。ここはあの人の持ち場だから」

 

刹那ヘラクレスの腹に穴が開いた。

 

「すまんなマシュ。少し遅れた」

 

そこには人類最後のマスターの一人葛木宗一郎がいた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「えっ!?ここで終わりなのか?」

 

士郎はページの文字を読み驚く。

 

「こんな良いところで終わりってそりゃないだろう」

 

士郎はオケアノスの資料を見て愚痴を溢す。これからというときにその資料がない。恐らくまだ出来ていないのだろう。しかし非常に気になる。どうしたもんかと悩んでいると資料室の扉が開いた。

 

「あら坊やこんなところにいたのね」

 

メディアだ。その時士郎は瞬時にこの問題の最適解を導いた。分からないなら当事者に聞けば良いのだと。

 

「メディア頼む。俺にオケアノスのこの後のことを教えてくれ」

 

士郎はキャスターに土下座する。しかし問うの本人は

 

「そんなの会って聞けば良いじゃない?」

「えっ?」

 

こんな回答である。ん?ちょっと待て今会って聞けばって言った?

 

「キャスター、会って聞けば良いってどゆこと?」

「そのままの意味よ呼んで聞けば良いのよ。多分記憶引き継いでると思うわよ」

 

確かにそっちの方が速いな。よし呼ぶか

 

[召喚室」

 

「また名前変わったなー」

「部屋の名前なんて気分よ気分」

 

才ですかー。俺とキャスターは話ながら召喚するための魔方陣に入る。

 

「坊やとセイバー、そして私とこの元夫(ゴミ)を使えば呼べる筈よ」

「だからセイバーを呼んでこいって言ったのか」

 

確かにセイバーを呼んでこいとは言われた。しかしイアソンに対する言い方と今の状態のせいで何とも言えない気持ちになる。今のイアソンは袋に入れられており動けなくされている。

 

「おい、メディア何で俺を此処にそいつらと一緒に連れてきた?」

「黙りなさい。直ぐに分かるわさあ坊や召喚頼んだわよ」

「了解」

 

もうイアソンのことは考えないようにしよう。俺は陣に手を置き召喚するための詠唱を開始する。

 

「誰かが呼び掛けに答えたようですねキャスター」

「そうね、でもこれは絶対にヘラクレスだと思うわよ。今此処にいるのヘラクレスの関係者だから」

 

セイバーとキャスターの話を聞きながら俺は詠唱を終える。

 

「!!」

 

次の瞬間陣が光部屋一体が光に包まれる。そして…

 

 

「■■ーー。■■■■■ーーーーーーー」

 

 

目の前にはバーサーカー「ヘラクレス」がいた




FateよりこのすばのSSの方がモチベあるってヤバイな。こっちも速く更新しなければ
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