士郎がカルデアの職員になるようです   作:レンリック

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ある少女を召喚する為に少し雑になってるかもしれません。


新サーヴァント召喚

オルレアンを攻略した藤丸達は現在新しいサーヴァントを召喚する為サーヴァント召喚部屋こと召喚ルームに来ていた。

 

「新しいサーヴァントを召喚するって言ってもなあ誰が来るか確信あるのか?」

「確信ではないですけどオルレアンにいた人の誰かは来ると思いますよ」

 

やっぱりツッコミしてくるよね。士郎さんはこの話を聞いて召喚ルームに一緒に来てくれた。というのも今回はDrロマンもダヴィンチも召喚には立ち会わないからだ。次の特異点のことで忙がしいらしい。

 

「でも戦力増強って面では召喚は大事だと思いますよ士郎さん。オルレアンでは結構戦力面が辛かったので今回の召喚で最低でも2騎は欲しいですね」

「単位がおかしいぞ藤丸、と言うか英雄をサーヴァントとして召喚するのに単位をつけるな」

 

ありゃりゃやっぱり怒られたか。まあそうだよね、士郎さんはサーヴァントを人として扱ってるし私もサーヴァントのことは使い魔と言うよりかは仲間、もしくは家族のように思えるときがある。いや、家族は違うな表現するの難しい。そう思いながら聖晶石を使い私は召喚を始めた。

 

「今回の英霊は誰でしょうね?」

「さあな、とりあえず敵対的なら直ぐに俺が藤丸を逃がすか保護して守るから安心しろよ」

心の声(藤丸)「士郎さん、優しすぎる」

 

そんなことを考えているとランサーを召喚した時と同じように魔方陣が光り始めた。そして………

 

「サーヴァント・ルーラー。ジャンヌ・ダルク。お会いできて、本当によかった!」

「「ジャンヌ!!」」

 

まさかジャンヌが召喚されるとは、確かにオルレアンで縁が出来ていたとはいえまさか来るとは驚いたな。

 

「ジャンヌ会えて良かったよー、ジャンヌが味方ならこれからの人理修復も少し楽になりそうだよ」

「そうですか、何か良いように使われてる気がしますがこれから藤丸は私のマスターです。私の持てる力全てを使ってマスターのサポートをしましょう」

「良かったな藤丸」

「うん、ありがとう士郎さんジャンヌもこれからよろしくね」

 

やっぱり藤丸は優しいな。そう思いながら士郎はジャンヌの方に視線を向けた、が向こうもこちらが気になっていたらしく先程から俺に視線を向けていたのを俺は知っている。

 

「俺は衛宮士郎、カルデアの職員で藤丸のサポートをしているものだ。これからよろしくなジャンヌ」

 

「なるほど職員の人でしたか。私はジャンヌと言います。と言っても知ってますよね」

「ああ、記録を見たからな。でもこうして会えたのも何かの縁だ。一緒に頑張ろうぜ」

「はい、共に頑張りましょう」

 

仲良くなるの早すぎでしょ。え、もしかして士郎さんとジャンヌ同じ人種?とても息合いそうなんだけど、私より士郎さんの方が好感度高いとかショックだよジャンヌ~。藤丸はそう思いながら内心焦りだしていた。すると召喚に使った聖晶石の残りがまだあることに気付いた。その時藤丸の頭で何かが閃いた。

 

「まだ石残ってるね、そうだ士郎さんも召喚やってみようよ」

「急になに言ってんだ藤丸。大体、職員の俺が召喚何て出来るわけないだろ」

「士郎さんなら出来る気がするそんな気がする」

 

なにその理屈絶対俺がやっちゃ駄目なことだよ。もしこれでやったら他の人達に何て言えば良いんだ。つい出来心でやっちゃいましたてへぺろですむ問題じゃないぞ。そんなことを考えていると藤丸は俺の前に来て

 

「お願いします。今回だけで良いのでお願いします」

 

土下座された。流石にこの状況で断ることは出来ない。ジャンヌも俺の方を見て何故か笑顔だ。流石に腹をくくるしかない、そう思いながら士郎は土下座している藤丸に

 

「分かったよ、俺の敗けだ藤丸。でも今回だけだからな」

「ありがとうございます士郎さん」

 

やっぱり人に甘いな俺、そう思いながら士郎は聖晶石を手に取り召喚を始めた。

 

「士郎さん誰を呼び出すんだろう?」

「士郎さんは職員なので概念礼装かもしれませんよ」

 

後ろの二人は楽しそうだな。まあ後からDrロマンやダヴィンチに怒られるのは確定だしこうなりゃやけだ。心の中で呟きながら士郎は召喚を続けた。すると魔方陣が光だし召喚ルームをその光が飲み込んだ。何が起きたのかは分からないが恐らく召喚は成功したのだろう。俺と藤丸、そしてジャンヌが目を開けて魔方陣のところを見ると

 

「問おう。貴方が私のマスターか?」

 

俺の運命が決まったあの夜と同じ言葉を言いながら目の前の金髪の少女に俺達は驚きを隠せなかった。

 

「セイバーなのか?」

「!?」

 

俺の発した一言にその少女は驚きそして藤丸やジャンヌも俺とセイバーを見ながら固まっていた。

 

「士郎? 士郎なのですか」

「ああ、セイバー俺だよ。」

「こんな、こんなことがあるとは士郎」

「セイバー」

 

俺達は互いに名前を呼びそして抱き合った。聖杯戦争においてマスターとサーヴァントだったもの、そして繰り返しの四日間を共に経験した二人は再会できたことを喜び涙を流していた。

 

「まさか本当に召喚出来るなんて、凄すぎるよ士郎さん」

「凄いで表せるものではありませんマスター」

「そうだけど本当にこんなことって有り得るの?」

「私も召喚されて間もないですが有り得ると思いますよ。何しろ私は縁によって召喚されています。恐らくですが士郎さんとあのサーヴァントも縁によって引き合わされたのでしょう」

 

何が起きたか何て私には分からない、けど一つだけ分かることがある。それは士郎さんとあのサーヴァントが嘗て聖杯戦争で共に戦い、そして今再会できたということだけだ。縁によって召喚されるのなら士郎さんは聖杯戦争以外でサーヴァントとの縁はほとんどない。その為聖杯戦争にいたサーヴァントなのだと私は思った。私とジャンヌは処理の追い付かない頭の中でこの状況を整理していた。目の前で涙を流し笑顔で抱き合っている二人を見ながら………次回に続く。

 

 

次回「士郎とセイバー」




次回は士郎とセイバーの関係とカルデアのこれからに付いての話を投稿します。まあ内容が内容ゆえにすぐには無理ですが。
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