士郎がカルデアの職員になるようです   作:レンリック

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最初の文が長くなってしまった


士郎とセイバー

士郎と別れてから私は再び戻ってしまった。この丘にある数えきれない程の屍の上に私は今たっている。前回の聖杯戦争ならば次があると信じこの丘で待っていただろう。だが今の私には待つという選択肢はもう無い。聖杯が汚染されたと分かった今もう待つ理由は無く、それ故に私はもう聖杯に頼ることを止めた。後ろから音が聞こえてくる。振り返るとそこには私と共に戦った仲間である友がいた。私はそのものに聖剣を戻すように伝えこの人生に幕を閉じるのが良いのだろう。しかし私は知っている。聖杯戦争における士郎とアーチャーの関係を、その在り方を、その生きた先にある悲劇を私は既に知っている。恐らく私にとって士郎はもう一人のマスターでは無くなっていた。私にとって大事な人だ。私は救いたかった。彼自身があのようなことにならないように、彼自身が抑止の守護者となり不幸にならないように。だから私はなった。抑止の守護者に、そして今抑止の守護者となった私は召喚された。もう二度と会えないと思っていた大事な人に。

 

 

「こうしてまたセイバーに会うことが出来るなんて、言葉がでないよセイバー」

「私も同じ気持ちです士郎。まさか貴方にもう一度会えるとは」

 

俺とセイバーは互いに相手にかける言葉が見つからなかった。確かに召喚された時は喜びそして抱き合って再会できた喜びがあった。だがこうして終わってみると流石にかける言葉が見つからない。二人の長い沈黙にやっと頭の処理が追い付いた藤丸がその沈黙を終わらせるように言葉を発した。

 

「士郎さん、やっぱりそこにいるセイバーさんは聖杯戦争の時の」

「そうだ、聖杯戦争で俺が召喚したサーヴァントであり共に戦った仲間だ」

 

やっぱりここにいるセイバーさんは士郎さんのサーヴァントだったんだ。なら

 

「貴方がセイバーさんですか?」

「はいサーヴァントセイバー、アルトリア・ペンドラゴンです。ここでは真名で呼んだ方がいいようなので私のことはアルトリアで結構です。」

「う、うんよろしくねアルトリアさん」

 

アルトリアってことはアーサー王なんだ。やっぱり士郎さんと聖杯戦争で戦った人なんだ。

 

「それでアルトリアさんの今のマスターは士郎さんで良いんだよね?」

「はい、私のマスターは士郎です」

「じゃあやっぱりこの手にある令呪は本物なんだなセイバー」

「はい、私を召喚したのは士郎です。その令呪は私と士郎を繋ぐものです」

 

やっぱりか。さっきからこの手にある令呪の感覚が聖杯戦争の時と同じ感覚だったからもしかしたらと思ったが俺の勘は当たったらしい。しかしそうなると俺もマスターになるわけだから人類最後のマスターが二人になるということか。そんな事を考えていると召喚ルームの扉が開き二人の人物が入ってきた。

 

「一体何が起きたんだ。急にこの部屋の状態が変になったってダヴィンチから報告を受けたんだかどういうことか説明してくれるね藤丸君士郎君」

 

俺達は今起きたことを全てDrロマンとダヴィンチに伝えた。Drロマンは驚きダヴィンチは頭を抱えて何かを言っていたがうまく聞き取れなかった。

 

「つまりそこにいるジャンヌは藤丸君のサーヴァントでもう一人のサーヴァントは士郎君のサーヴァントってことで間違いないね二人共」

「はい、それであってます」

 

Drロマンは驚きこそしたもののすぐに状況を理解し確認してきた。

 

「まさか士郎君がマスターになるとは。勝手にやってしまったことだから怒りたいけど起きてしまったことは仕方がない。士郎君もこれからは藤丸君と一緒にレイシフトに参加してもらうよ」

「はい、分かっています。勝手にしてしまったことは俺の甘さが原因です。Drロマンの言葉に従います」

 

今回のは完全に俺達の独断で行った結果だ。その責任を取るためなら罰でも何でも受けると思っていた俺だが俺もマスターになってしまったが為に藤丸と共にレイシフトすることになるとは当たり前と言えば当たり前か。俺は分かりましたとDrロマンに言おうとした。が、俺がレイシフトするのに異議を唱える人が人物がいた。

 

「ちょっと待ってくれロマニ。確かにマスターが二人でレイシフトするのは良いかもしれない。だかその間に敵がカルデアに攻めてきたら戦えるのは私くらいだ。なら士郎君とそのサーヴァントをカルデアの守りとしておいたらどうだ?」

 

ダヴィンチの予想外の言葉に俺達はなにも言えなかった。確かにカルデアが襲撃されるという点で言えばダヴィンチ以外に戦える人はいない。しかしレイシフトした場合は作戦の幅が広がり特異点を攻略しやすいというメリットもある。その為俺達はDrロマンの言葉を待った。

 

「確かに守りのことは特異点攻略を優先していたからあまり考えていなかった。でも人理修復という点で言えば二人にレイシフトしてもらう方が良いんだ。だからダヴィンチの言葉であってもそれには賛同できない」

「確かに君の言うことも一理ある。でも特異点に二人をレイシフトしている間にここが落とされでもしたらそれこそ意味が無くなるというものだ」

「………」

「なあロマニ、確かに人理修復も大事だ。だけどそれ以上にここカルデアも人理修復という点に置いて重要な場所なんだ。ここが落ちたら今までしてきたことが無駄になってしまう」

 

それからDrロマンは少しの間に沈黙しそして答えを出した。

 

「確かにそうだ、ここが落とされでもしたら全てが無駄になる。人理修復も大事だがそれ以上にここも大切だ。士郎君、君にはカルデアを君のサーヴァントと共に守ってもらいたい。出来るかい?」

 

Drロマンから告げられたその言葉に俺はすぐに答えを出した。カルデアを守ること、それはつまり藤丸をサポートする上で無くてはならない存在を守るということだ。だから直ぐに答えは出た。だか俺だけでは答えられない。そう思い後ろを見るとセイバーは俺の方を向いていた。セイバーが何を考えているのかは直ぐに分かった。俺はセイバーに頷くとDrロマンの方に向きを変えそして

 

「はい、カルデアの守りは俺とセイバーが引き受けます。命をかけて守り抜いて見せます。」

 

俺の言葉にDrロマンは頷きありがとうと言って部屋から出ていった。ダヴィンチもそれに続き俺の方を見た後に部屋から退出した。藤丸は特異点のことなら私達に任せてと言いジャンヌと一緒にサーヴァント達のところに向かっていった。最後に残ったセイバーと俺は互いに向かい合い

 

「これからよろしくなセイバー。一緒にカルデアを守っていこう」

「はい、マスター」

 

俺達は互いに言葉を交わした後その部屋から出ていきセイバーのことを皆に教えて回ることにした。これからセイバーと共に守ると誓ったここカルデアで………

次回「第二特異点攻略、士郎の仕事」




何か書いてて実感なかった。と言うかやばい、この後に書くこと考えずに書いたから次どうやって書こうか分からなくなってしまった。明日の俺頼んだぞ。
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