ONE PIECE エピソードオブ恋姫†無双 無双の姫たちと九人の海賊 作:HAY
ドンドンドンドンドン!
その日は朝から戦の太鼓の音が鳴り響いていた。
冥琳の頭の中で。
「うう…さ、流石に飲み過ぎたか…」
二日酔いになった冥琳は筆を手に机に向かうも、頭に手を当てて唸るばかりで仕事が全く進まない。
「大殿達から聞いてはいたが…ナミ殿があそこまで酒に強いとは…」
「冥琳様ー!大変ですー!」
「っ!」
慌てた様子の小喬が大声を上げながら部屋に入って来た。
「冥琳様ー!」
「ほ…紅李…お願いだから大きな声を出さないで…」
「雷火様が倒れられましたー!」
「⁉何ィ⁉」
▽
冥琳は小喬に案内され、すぐさま雷火の自室に向かった。
「雷火殿!」
「おお…冥琳か…」
部屋の中では寝巻を着た雷火が寝台に横たわっており、すぐ近くに悲しげな表情をしたシャオ、粋怜、祭が立っている。
シャオは冥琳の方を見ると口を閉じたまま静かに首を横に振る。
「ううっ…」
「雷火殿!」
冥琳は寝台に駆け寄り、シャオ達は入れ替るようにこっそりと入口の方へ行く。
「言われた通りにやりましたよ」
小喬は小声でシャオ達に話し掛ける。
「ご苦労じゃったな紅李、後はわしらに任せろ」
「はーい」
小喬はこっそりと去って行った。
一方、雷火と冥琳は…
「冥琳…わしはもう駄目じゃ…」
「何を弱気な事を…!大殿様の代よりあまたの窮地を乗り越え、孫家を支えてきた雷火殿ではないですか!病なんぞに負ける筈が…!」
「さりとて寄る年波には勝てぬわ…」
「…っ!それは確かにそうですが…」
「なんじゃとォ⁉」
「⁉」
(ちょっ…!雷火!)
(作戦!作戦!)
(抑えろ!抑えるのじゃ!)
(お、おう…そうであったな…)
反射的に雷火は声を荒げて起き上がるが、後ろでシャオ達が身振り手振りで訴えるのを見て再び横たわる。
「冥琳よ…わしの命の灯はもうすぐ消えようとしておる…。その前に
「わかりました!しばしお待ちを!」
冥琳は駆け足で部屋を出て行った。
「…これで仕込みは完了じゃな」
冥琳が出て行くのを確認すると、雷火はゆっくりと起き上がった。
「これで雪蓮姉様達、仲直りしてくれるかな?」
「ま、今は祈るしかないな。それではわしは着替えるから少し部屋の外に出ていて下され」
雷火はシャオ達が出て行くと部屋の戸を閉めた。
「…それにしても、雷火が仮病だってバレなくて良かった~…」
「全くじゃ…年の事を言われた途端に豹変しおって…」
「雷火先生ってばホント年の事にうるさいんだから…」
「年長者扱いされるのも若者扱いされるのも嫌がりおって…。面倒くさいにも程があるぞ…」
「考え方も古いし頭も固いしね~…」
「同感…」
「ほほーう…それは悪かったのー…」
「「「…………」」」
この後、3人はそれはそれは恐ろしい折檻を受けたという…。
▽
一方、雷火の部屋を飛び出した冥琳は一つの蔵に向かっていた。
「確かこの蔵の奥の棚に…」
冥琳が奥の棚に向かうと…
「雪蓮⁉」
「⁉冥琳!」
棚をまさぐっている雪蓮に出くわした。
「雪蓮、あなたどうしてここに⁉」
「雷火が危篤状態で『死ぬ前にアレを一口』って言ってたから…」
「あなたも⁉でも、雷火殿は先にあなたが来ていたなんて…」
バタン
「「⁉」」
その時、突然蔵の戸が閉まる音が響き、2人は急いで入口に向かう。
「⁉鍵が⁉」
「ちょっと!誰の仕業よ!私達が中にいる事を知っててやってるの⁉」
「勿論知ってるよ~」
「鍵をかけたのは包達ですからね~」
「わしの指示でな」
「「⁉」」
声が聞こえ、見てみると蔵の3つの窓からそれぞれ梨晏、包、雷火が顔を出していた。
「雷火!どういう事よ⁉あなた死にかけていたんじゃなかったの⁉」
「まさか…お芝居だったのですか⁉」
「いやはや…わしはアレとしか言っておらぬのに、お二人共それが何なのかを瞬時にご理解していただけたとは…。家臣冥利に尽きまするぞ」
「あなたが死に際に求めそうな物っていえば、私が生まれた記念に仕込んだっていう秘蔵の壺酒ぐらいしか思いつかないもの」
雪蓮の言葉に冥琳も頷く。
「しかし、その場所まで覚えているとは驚きましたな」
「お師さんって愛されてるんですね~」
「私達新参者はそんなお酒がある事すら知らなかったもんね~」
「そんな事より、何故私達を騙す様なマネをしたのですか⁉」
「ここ数日のお二人の様子を見て、しばらくそこで頭を冷やして貰おうと思いましてな…」
「ど、どういう意味よそれ⁉」
「そ、そうです!頭を冷やす様な事は何も…!」
「全く…。素直に反省するのであればすぐにでも出すおつもりでしたが、やはりもうしばらく閉じ込めておく必要がありそうですな…。
とにかく!今日一日そこで仲良く反省して下され!
あと、厠に行きたくなったら、わしが幼少の頃使っていたお丸が蔵のどこかにある筈ですから、それを使って下され」
「雷火が幼少の頃使っていたって…」
「一体何十年前の…」
「そんなに昔ではないわ!」
(まァ、お師さんだったら今使っても絵的には全然違和感ないですけどね)
「包、お主今何か失礼な事を考えなかったか?」
「ひゃわわ⁉そ、そんな事ありませんよ!」
「…ま、そういう事だから。じゃあね~」
梨晏の言葉を最後に3人の顔が窓から消えた。
▽
「全く…あの二人はわしをいくつじゃと…ととと…」
蔵を離れた瞬間、雷火はよろけてしまった。
「雷火様、大丈夫?」
「だからもっと長い梯子を持って来ましょうかって言ったじゃないですか…。意地張ってつま先立ちしているからですよ…」
「やかましい!さっさと仕事に向かうぞ!お二人がいない分、お主達にも今日はいつも以上に働いて貰うぞ!」
「勿論ですよ!雪蓮様や冥琳様の代わりなんて包でも務まるんだって事を証明してみせますから!」
「言い方はともかく、その意気でやって貰うぞ」
3人は去って行った。
▽
その日の昼間、中庭をロビン、愛紗、明命が歩いていた。
「そうですか…『江東丸』のしまい場所はまだわかりませんか…」
「亞莎さん達、相当苦労してそうね…」
「はい。人員を増やして夜を徹して目録を調べさせているのですが、古い物は字が擦れて読みにくい物も多く、難航している様なのです。
もともと古い蔵の中は製造方法や用途に使用方法、名称すらわからない様な物品が多く保管されていて、あまり整理ができていない事もあり……はっ!お二人共隠れて!」
「「⁉」」
突然明命が2人を近くの茂みに押し込んだ。
「どうしたの周泰さん?」
「まさか曲者⁉」
「いえ、あそこに―――お猫様が♡」
「は?」
「ネコ?」
明命の言う通り、前方にある岩の上で一匹の白いネコが昼寝をしていた。
「お二人共、ここは私にお任せ下さい!」
「「任せる?」」
「お猫様~ご機嫌いかがですか~?」
頭に疑問符を浮かべるロビンと愛紗を余所に、明命は話し掛けながらネコに近づいていく。
「決して怪しい者ではございません。ただ、少しばかりお身体をモフモフさせていただけないかと…」
「「もふもふ?」」
「勿論タダでとは申しません。この様に献上品をお持ちしましたので…」
「献上品?」
「煮干しね」
「にゃ~ん」
気を良くしたのか、ネコは煮干しを平らげると明命の前にゴロンと寝転がる。
「ああ!よろしいのですね!では早速…」
明命はネコの身体を撫で始める。
「あ~ん♡可愛い~♡この毛触り♡この温もり♡たまりませ~ん♡あうあう~♡」
表情を蕩けさせ、抱きしめて頬ずりまでし始める。
(あ、アレは一体…?)
(周泰さんも可愛い…♡)
愛紗は明命の様子に呆気にとられ、ロビンはポーカーフェイスを保ちつつも頬を赤らめる。
「さ、関羽殿とロビン殿も!お猫様の気が変わらぬ内に!」
そして…
「にゃ~ん」
「はあ~♡」
「あうあう~♡」
(可愛い…♡)
3人は思う存分ネコと戯れるのだった。
「あれ~?明命~?それに関羽とロビンも~!」
「皆さんお揃いで何してるんですか~?」
そこへ休憩中の梨晏と包がやって来た。
「あ~!にゃんこだ~!か~わ~い~♡」
愛紗に抱かれているネコに気付いた梨晏が嬉しそうに近づいて来る。
「もしかして太史慈殿も?」
「うん!猫の下僕になりたいくらい!」
「へ~…確かにこの猫可愛いですね~」
そう言いながら包も近づいて来る。
「ちょっと包!猫はみんな可愛いでしょ!」
「そうです!失礼な事を言わないで下さい!」
…と、途端に梨晏と明命が怒り出す。
「ひゃわわ⁉そういう意味じゃないですって!こういう猫だったら好きな人は多いだろうなっていう意味で…」
「魯粛殿、あなたもう少し口の利き方に気を付けた方が良いと思います…!」
「そんな言い方しないで。二度と」
「は、はい…気を付けます…」
愛紗とロビンにまで言われ縮こまる包であった。
「所で私にもその猫抱かせてくれない?」
「はい。よろしいですよ」
「やったー!」
梨晏は愛紗からネコを受け取ると嬉しそうに抱きしめ頬ずりする。
「は~♡本当に可愛いな~♡……ふェ…ふえっくしょーーーい!」
「にゃっ⁉」
しかし、突然大きなくしゃみをしてしまい、驚いたネコは梨晏の腕から飛び出し逃げ去ってしまった。
「ああっ!お猫様~!」
「あちゃ~驚かせかせちゃった~…ぶえっくしょーーーい!ふえっくしょーーーい!」
「た、太史慈殿大丈夫ですか⁉風邪でもひかれているのでは⁉」
「い…いや…そんな事はないと思うんだけど…ぶえっくしょーーーい!」
「わわわ⁉梨晏様、鼻水と涙が凄いですよ⁉首の辺りとかも赤くなってますし…!」
「ええ⁉ど、通りで痒いと思った…ふえっくしょーい!」
「あ、あれ?でもさっきまで何ともなかったですよね?どうして急に?」
「…ねェ太史慈さん」
「ずずっ…何ロビン?」
「もしかしてネコを触った後、いつもそんな風になってない?」
「え?……そ、そう言われてみれば…子供の頃から猫を触るといつもなっていた気が…?」
「やっぱり…」
「ロビン殿、もしや太史慈殿の症状に何か心当たりが?」
「ええ。たぶん太史慈さんは猫アレルギーなんだわ」
「ねこあれるぎー…?何ですかそれは?」
「アレルギーというのは、大抵の人には無害な物が毒になってしまう体質の事をいうの。
金属に触ると肌が炎症を起こす金属アレルギー、特定の食べ物を食べると体調を崩す小麦アレルギーや海老アレルギーとかがあるの。
虫に刺された時に痒くなったり体調を崩したりするのもアレルギーが原因なの。
重度なものだと死んでしまう事もあるわ」
「ではひょっとして、“猫あれるぎー”は猫が毒になってしまう体質の事なんですか?」
「正確に言うとネコの毛やフケが毒になってしまう体質の事ね」
「え…?ちょっと待って…それじゃあ私は…猫に触れないって事…⁉」
「触れない訳ではないけど、触らない方がいいわね」
「触れば必ずさっきみたいになってしまう訳ですしね…」
「そんなァ!私はこんなに…!こんなに猫が好きなのにィ‼」
(あ、あれ…?梨晏様泣いてる?)
「あう…!そんなどうして…?梨晏様のお猫様へのお気持ちは本物なのに…!」
(ええ⁉明命さんも泣いてる⁉)
「ロビン殿!太史慈殿の症状はどうすれば治るのですか⁉」
「残念だけど、これは病気ではなくて生まれつきの体質だから治す事はまず不可能なの…。症状を和らげる事はできるかもしれないけど…」
「うう…!梨晏様とお猫様を引き離そうとする“猫あれるぎー”…!許せません!梨晏様!私が必ず“猫あれるぎー”を打破する方法を捜してみせます!」
「私も!可能な限りご尽力いたします!」
「うう…!ありがとう明命!関羽!」
「頑張って…!」
(……何ですかコレ?)
ネコ好き達の息の合い様についていけない包であった。
▽
そんなこんなで時は流れ…
「だいぶ日が傾いて来たわね…」
「はい…」
雪蓮と冥琳は蔵の中で座り込み、話しをしていた。
「雷火達、本気で私達を丸一日閉じ込めるつもりなのかしら?」
「そう簡単に出しては貰えないのは確かですな…」
「それにしても…こうして蔵にいると子供の頃を思い出すわね…。いたずらした時にお仕置きとして閉じ込められた時の事…」
「何を吞気な!ただでさえ今日は二日酔いで仕事がはかどらなかったというのに…!雷火殿が相手とはいえ、こうも見事に図られるとは…!周公瑾、一生の不覚!」
「ねえ冥琳、一杯食わされた仕返しに雷火の秘蔵の壺酒、二人で飲んじゃわない?」
「何言ってるのよ雪蓮!それは雷火殿が、雪蓮が生まれた日に『いつか自分に子供が生まれた時に飲もう』と考えて仕込んだ壺酒なのよ!
それを勝手に飲んだりしたら、後でどんな事をされるか…!」
「でも雷火のあの性格じゃ、それは望み薄だし…」
「…今の言葉、雷火殿の耳に入ったら本当に酷い目に遭わされるわよ…」
そう言うと冥琳は一つ大きなため息をつき…
「それにしても…この状況でそんな事を思いつく程お酒に意地汚いとはね…。それなら人に届いた酒を勝手に飲んじゃうのも頷けるわ…」
雪蓮は、その言葉が今回のケンカの原因である冥琳の名酒を指している事にすぐ気がついた。
「しつこいわよ冥琳!その事ならもう謝って……なかったわね…」
自分がちゃんと謝罪をしていなかった事を思い出した雪蓮は途端にしゅんとなる。
「ごめんなさい冥琳…。流石にあれは私が悪かったわ…」
「雪蓮…」
「けど!冥琳もどうしてそこまでグチグチ言うのよ!流石にちょっとしつこいんじゃないの⁉たかがお酒一本!それにあなたの分はちゃんと残しておいたんだし…!」
「あ、あれは…!……あのお酒は…特別だったのよ…」
頬を赤らめ俯く冥琳。
「特別って…確かに美味しかったけど、そんなに高いお酒だったの?」
「そ…そういう意味ではなくて……今年でちょうど十年目だったから、その日になったらあなたと一緒に飲もうと思っていたの…」
「十年目?」
雪蓮は考え込む。
「私と冥琳が出会ったのは十年以上前だし…初めて一緒に出陣した…のも違うわよね?……ああ!私と冥琳が初めてや…」
「わーーーっ!」
冥琳は慌てて雪蓮の口を押える。
「契りを結んだとか!愛を誓ったとか!もっと他に言い方があるでしょう⁉」
雪蓮は一体何と言おうとしたのか…?
「成程…それで拗ねちゃってたのね」
恥ずかしがる冥琳を余所に雪蓮はニヤニヤする。
「…た、確かにあなたにとっては大した事ではないかもしれないけど、私には…」
そう言いながら、冥琳は目に涙を浮かべる。
「大した事ではない訳ないでしょ…」
「…え?」
「私にとっても、あの日はとても大切な思い出の日よ」
「雪蓮…」
「冥琳、あなたの気持ちに気付いてあげられなくて…ごめんなさい」
「別にそこまで…」
「私…あなたがいつも隣にいる事に甘えちゃってたみたい…。
あなたの傍には私がいて、私の傍にはあなたがいる…。それが当たり前で、今までもこれからも変わらない…。
どちらかがいなくなるなんて想像できない程の強い交わり…。それがあるからって油断していたんだわ…。そのせいで…」
「―――雪蓮!」
「っ!」
突然冥琳が雪蓮の手を取る。
「もうそれ以上言わないで…。あなたの口からその言葉が聞けただけで、私…」
「冥琳…」
二人はどちらからともなく抱き合った。
▽
その頃、仕事を終えた雷火、粋怜、祭、梨晏、包、大喬、小喬はシャオ、ナミと一緒にバルコニーでお茶を飲んでいた。
「もうすぐ日没ですねー」
「雪蓮達、そろそろ仲直りできたかなー?」
「流石に大丈夫じゃろう」
雷火は静かな笑みを浮かべながら言う。
「じゃあ、そろそろ出してあげたら?」
「やれやれ…小蓮様もまだまだ子供じゃの?」
「どういう意味よ祭⁉」
「仲直りできたから、今夜は二人きりにしてあげるのよ」
「ふーん…」
粋怜の言葉に、シャオは不思議そうに頷くのだった。
▽
翌朝。
「本当にお待たせして申し訳ありません」
そう言う蓮華を先頭に、ナミ、ロビン、愛紗、明命、亞莎、包はある蔵へ向かっていた。
「昨日、『江東丸』はこの蔵にしまわれている事がわかりました」
蓮華はそう言って蔵の戸を開ける。
(あ、この蔵…。ま、問題ないでしょう)
蔵を見て包は何か考えるが、何も言わずにナミ達と中に入る。
「この蔵の薬品棚のどこかに…」
…と、一同は蔵の奥に向かう。
「「「「「「「⁉」」」」」」」
そこには生まれたままの姿で仲睦まじく床の上で眠る雪蓮と冥琳がいた。
「こ…これは…⁉」
(ひゃわわ…⁉ま、まさかこんな事になってたとは…!)
(き、昨日孫策さん達を閉じ込めた蔵って…ここだったの⁉)
何も事情を知らない蓮華やロビン達は勿論、蔵の場所を知らなかったナミや2人の交わりを想定していなかった包も混乱している。
「…ん?…何ですか一体…?」
ナミ達の気配を感じたのか冥琳が目を覚ました。
「こんな朝早くから誰…」
起き上がって眼鏡を掛ける冥琳。
「っ⁉」
次の瞬間、何かが粉々に砕け散る音が蔵の中に響き渡った。
しかし不思議な事に、蔵の中の物品は何も壊れていなかったという…。
▽
その後…
「旅の安全をお祈りしております!」
「ナミ~!またね~!」
「今度は孺子達も連れてこいよ~!」
「道中お気を付けて~!」
「皆さんお元気で~!」
「お世話になりました~!」
「ルフィ達にもよろしく言っておくわ~!」
「また会いましょう~!」
江東丸を受け取ったナミ達は蓮華、シャオ、炎蓮、明命、亞莎に見送られ、呉の港を出発した。
「これで『江東丸』は手に入りましたね」
「他のみんなも、目的の物を入手できているといいけど…」
「あいつらなら大丈夫よ!」
残る材料は、『持久草』と『南蛮象の臍の胡麻』。
何となく祭さんより雷火さんの方があっている気がしたので、配役を変えさせていただきました。
次はクリスマスから年末年始にかけて連続投稿する予定です。