ONE PIECE エピソードオブ恋姫†無双 無双の姫たちと九人の海賊   作:HAY

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予告の通り、今回はオリジナル話です。




第17話 “有難(ありがた)い”

~とある山中~

 

山道を進む一行がいた。

 

「「や~まがあるから山なのだ~♪か~わがあっても気にしない~♪」」

 

仲良く歌いながら、先頭を進むルフィと鈴々。

 

「こら鈴々、ルフィ殿も…変な歌を大声で歌うな。恥ずかしいだろ…」

 

その後からついて来る愛紗、さらに後からは星もついて来る。

 

「何言ってるのだ愛紗。山を歩くときは、クマ避けに歌を歌った方がいいのだ。じっちゃんがそう言っていたのだ」

 

「そうだぞ、鈴々の言う通りだ。こんな山の中で、いきなり愛紗に出くわしたら、熊がビックリするだろう」

 

「そうそう、こんな山の中で私に出くわしたら、熊が可哀想……って何でだ⁉」

 

星のボケにノリツッコミをする愛紗。

すると星ニヤニヤしながら愛紗を見る。

 

「どうした星?私の顔に何かついているか?」

 

「いや、公孫瓚殿より、やはりお主の方が面白いと思ってな」

 

「…………」

 

「あ~…なんかくまの話してたら、腹減ってきたな~」

 

先頭を歩いていたルフィがそんなことを言い出す。

 

「「「え?」」」

 

「久しぶりにくま鍋食いてェな~。くま~!出てこ~い!」

 

「やはり熊避けに歌った方が良いな…」

 

「腹を空かせたルフィ殿に…熊が出くわしたら…」

 

「クマがかわいそうなのだ…」

 

ザッ…

 

「ん?」

 

突然前方に、武器を手にした男達が現れた。

よく見ると前だけでなく、左右後方の木陰、岩陰、茂みからも何十人という男が現れる。

 

「…どうやら熊の代わりに、山賊が現れたようだな」

 

「熊の方が、まだ可愛げがあるかもしれんな」

 

「でも、クマの方が強そうなのだ」

 

「まー何でもいいじゃねェか……行くぞ!」

 

「「「おう!」」」

 

そして乱闘が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~その頃―――その山の(ふもと)

 

1万を超える軍が、そこに陣取っていた。

 

「…この山でいいのね」

 

「はい、付近の住民から聞いた話から考えて、この山で間違いないかと」

 

「荀彧、斥候を…」

 

「すでに向かわせました」

 

「そう、さすがね。夏侯惇、夏侯淵!」

 

「「はっ!」」

 

「いつでも出陣できるように準備を!」

 

「「はっ!」」

 

「申し上げます!」

 

「何事か?」

 

「山中で賊を確認!何者かと戦闘中とのこと!」

 

「わかったわ!直ちに出陣するわよ!」

 

「「「はっ!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~山中~

 

「ハァーーーーーッ!」

 

「ぎゃあ!」

 

「ぐああっ!」

 

ルフィ達の戦闘は続いていた。

 

「何だこいつら!?」

 

「ひるむな!たかが四人!叩き潰せ!」

 

山賊達は、ルフィ達の強さに驚きつつも、次々に襲い掛かる。

 

「コイツら何人いるのだ⁉」

 

「随分と大規模な賊のようだな!」

 

ルフィ達の方も、相手の異様な数に驚愕していた。

すでにそれぞれ十人以上倒しているが、敵の数は一向に減る様子がない。

 

「何人でもかかってこォーい!」

 

ルフィはそう言って賊の群れに突っ込み、一気に吹き飛ばす!

 

ドガァァァン

 

「「「「「「「「「「ギャァァァァァ!」」」」」」」」」」

 

しかし、いくつかの間の悪さが重なり、問題が起こった。

 

1つ目はルフィが飛び込んでいった先が、崖だったこと。

2つ目はその崖の先が川、それも結構深く、流れが急だったこと。

3つ目はその崖付近の足場が、ルフィが飛び込んだ丁度そのタイミングで崩れたこと。

 

バキッ

 

「あ~~~~~⁉」

 

ドボ~~~ン

 

「ルフィ殿ォ~~~⁉」

 

ルフィは真っ逆さまに川に落ち、そのまま流されていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「曹操様!賊を発見しました!これより戦闘を開始します!」

 

「ええ!好きなだけ暴れなさい!」

 

「はっ!よォし!突撃ィーーー!」

 

「「「「「「「「「「おーーーっ!」」」」」」」」」」

 

「ふふ、頼もしいわね春蘭は」

 

「曹操様」

 

「どうしたの夏侯淵?」

 

「兵士から報告がありまして、近くの川で上流から男が一人、流されてきたそうです」

 

「…賊の仲間かしら?」

 

「今のところは何とも」

 

「ま、とりあえず介抱してあげなさい」

 

「はっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおりゃあーーーっ!」

 

ドカッ!

 

「ガフッ…!」

 

「くそっ!きりがない…!」

 

「早くルフィ殿を助けねばならんというのに…」

 

愛紗達はルフィを助けようにも、大量の賊に囲まれ身動きが取れず、焦り始めていた。

また、ルフィがいなくなったことで戦力が下がり、苦戦し始めていた。

 

その時…

 

「うわぁ!」

 

「ギャー!」

 

突然、少し離れた場所から賊の悲鳴が聞こえてきた。

 

「⁉何だ⁉」

 

「大変だ!官軍が現れた!」

 

「何だと⁉どこの軍だ⁉」

 

「曹操軍だ!」

 

「まずい!ずらか…」

 

「遅い!」

 

ズバッ!

 

「がっ…!」

 

逃げようとした賊の1人が、官軍の将らしき女に斬られた。

 

「うわァ!もうここまで来やがった!」

 

「行けェ!一人も逃がすなァ!」

 

「「「「「「「「「「おーーーっ!」」」」」」」」」」

 

官軍の加勢により、賊はあっという間に退治された。

 

 

 

 

 

 

賊を退治し終えた愛紗達の前に、官軍の指揮官と思われる女性が現れた。

 

「部下からの報告で聞いたわ。あなた達がここの賊と戦っていたのね」

 

「は、はい」

 

「うわ~…このお姉ちゃん、すっごい頭クルクルなのだ~」

 

「こ、コラ鈴々!」

 

慌てて鈴々の口を塞ぐ愛紗。

 

「し、失礼した!この者は髪型を言ったのであって、頭の中身がどうこうという意味では…!」

 

「愛紗よ。それは逆に失礼ではないか?」

 

「子供言うことだもの、別に気にしてないわよ」

 

「は、はあ…」

 

「子供って…」

 

「さてと…あなた達から少し話を聞きたいのだけれど、麓にある我が軍の陣まで同行願えるかしら?」

 

「あの…申し訳ないのですが…」

 

「どうかしたの?」

 

「先ほど、戦闘中に仲間が一人、川に落ちてしまいまして…急いで探さねば…」

 

「…それってひょっとして、(わら)で編んだ帽子を被った、目の下に傷がある男?」

 

「⁉ご存じなのですか⁉」

 

「ええ、先ほど我が軍の者が拾って、今は陣にいるはずよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方―――

 

「ん?」

 

ルフィが目を覚ますと、そこは天幕の中だった。

 

「気が付いたか?」

 

周囲にいた兵士が声をかけてきた。

 

「誰だお前ら?」

 

「我々は曹操軍の兵士だ」

 

「“ソウソウ”?」

 

「入るぞ。おお、目が覚めたか」

 

水色の髪の女性が天幕に入ってきた。

 

「夏侯淵様!」

 

「誰だ?」

 

「私は“夏侯淵”。一応聞くが、お主が“ルフィ”だな?」

 

「ああ。何で知ってんだ?」

 

「“関羽”と言う女から聞いた」

 

「愛紗達を知ってんのか?」

 

「ああ、真名は知らぬがな。その者達が我が主と一緒にお待ちだ。来てくれるか?」

 

「うん、わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛紗~!鈴り~ん!星~!」

 

「ルフィ~!」

 

「ルフィ殿!」

 

「ご無事で何より」

 

ルフィが天幕に入ると、鈴々はルフィに抱き着き、他の2人も駆け寄ってきた。

 

「ああ!お前らも無事だったんだな!」

 

「再会を喜んでいるところ悪いけど、さっそく話を聞かせてもらえるかしら?」

 

ルフィが秋蘭に案内された天幕には、愛紗達3人のほかに、華琳、春蘭、桂花がいた。

 

「うわ~…すげェ頭クルクルだなお前」

 

「る、ルフィ殿!」

 

「ふふ…親子そろって同じことを言うのね」

 

「親子?」

 

「あら?てっきりその張飛って子は、あなたと関羽の子供だと思っていたのだけれど…違うの?」

 

「ち、違います!私達は義兄妹でして…!」

 

「そう…それじゃあ、関羽はまだキレイな身体のままなのね?」

 

「⁉」

 

華琳の言葉と頬を赤らめた表情に、思わず身震いする愛紗。

 

「そ、曹操様!そのような話をするために、この者達を呼んだのではないでしょう⁉」

 

ライバルが増える予感がしたのか、桂花は必死で話題を変えようとする。

 

「そうだったわね。では、本題に入りましょう」

 

華琳のその言葉で、全員落ち着きを取り戻し、天幕内に真剣な空気が満ちる。

 

「まずは自己紹介から、私がこの軍の総大将、“曹操”よ」

 

(この者が“曹操”…。最近都で頭角を現してきたという…)

 

華琳の実力を確かめるように、凝視する星。

 

「こちらにいるのが我が軍の主将、“夏侯惇”、“夏侯淵”。そして筆頭軍師の“荀彧”よ」

 

「お初にお目にかかります。我が名は“関羽”。こちらが私の義兄の“ルフィ”殿、義妹の“張飛”、旅の同行者の“趙雲”殿です」

 

「まず状況を整理するけど…あなた達四人はあの山で山賊と戦っていた。

そしてその途中で、そこのルフィという男が川に落ちてしまった。

残りの三人で戦っていたところに、夏侯惇が加勢して賊を征伐した。

同じ頃、流されてきたその男を私達が拾った。

間違いないわね?」

 

「ああ、そうだ。水色の奴から聞いたよ、助けてくれてありがとう」

 

「お礼なんていいわ。私達もあなた達のおかげで、いくらか賊討伐が楽になったもの。お互い様よ」

 

ルフィと華琳は互いに感謝を表す。

 

「曹操様!別にこやつらの助けがなくとも、賊討伐などできました!」

 

「何をー!鈴々達だって、お前らの助けなんかなくても、あんな奴らやっつけられたのだ!」

 

しかし、空気を読まずに売り言葉に買い言葉で、言い争う鈴々と春蘭。

 

「姉者、止めぬか…」

 

「こら鈴々…」

 

互いの姉妹を止める愛紗と秋蘭。

 

「お互い、脳筋の馬鹿には手を焼いているようね…」

 

「まったくだな…」

 

その様子を見て、思わずため息をつく星と桂花だった。

 

「それで…話を戻すけど、あなた達があの山賊達と戦っていたのは何故?」

 

華琳がルフィ達に真剣な顔で訊ねる。

 

「何故と訊かれましても…」

 

「向こうが襲ってきたから、戦っただけだ」

 

「つまり、ただ迎撃しただけという訳ね」

 

少々残念そうな顔をする華琳。

愛紗はその表情が気になり、訊ねてみた。

 

「あの山賊達がどうかしたのですか?」

 

黒山賊(こくざんぞく)というのを聞いたことはない?」

 

「聞いたことがある。元々は司隷、河内(かだい)郡の黒山を拠点にしていた、大規模な盗賊団のことだろう?

張燕(ちょうえん)という者が仕切っており、構成人数は一万人を超えているとか」

 

華琳の質問に、星が答えた。

 

「その通りよ。ただ、その情報は少し古いわね。今、黒山賊の構成人数は十万を超えているわ」

 

「十万だと⁉」

 

「いくつもの賊を吸収し、規模を拡大していると聞いていたが、そこまでとは…」

 

華琳の言葉に愛紗と星は驚く。

 

「一つの郡や州にも匹敵する兵力を持った奴らは、軍をいくつかの隊に分け、大陸の各地に分散。そして、さらなる勢力の拡大を謀っているらしいわ」

 

「我々は朝廷からの命を受け、この山に潜んでいる黒山賊の一隊を討伐、さらには黒山賊全体について、情報を得るべく出陣してきたという訳だ」

 

「黒山賊については正確な情報が少ないし、頭領の張燕については完全に正体不明といっても過言ではないわ。

だから、あなた達が何か情報を持っていれば、と思ったのだけど…」

 

「そういうことだったのですか…お役に立てず、申し訳ありません」

 

「構わないわ。ところで、私達はこれからこの辺りを治めている張繍(ちょうしゅう)殿のもとへ向かうのだけれど、一緒に来てもらえるかしら?」

 

「え?」

 

華琳からの思わぬ誘いに、愛紗は思わず声をあげた。

 

「今回の賊討伐はあなた達にも功績があるわ。そのことはちゃんと報告して、相応の報酬を渡すべきだもの」

 

「いえ、私達はそんな…」

 

「他者の手柄を横取りするような下賤なマネはしたくないの。私の名誉のためと思って、来てくれないかしら?」

 

「……わかりました」

 

華琳の言葉に、愛紗だけでなく星や鈴々、ルフィも内心敬意を抱いたのだった。

 

こうして、ルフィ達は華琳達に同行することになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~夜―――曹操軍の陣~

 

昼間の勝利を祝い、宴が開かれた。

 

「いいらろくれ!(いいだろこれ!)」

 

その宴席のど真ん中で、ルフィは鼻に割りばしを入れ、ザルを持って踊っていた。

 

「はっはっは!最高だなその踊り!」

 

「鈴々もやるのだ~!」

 

「おう!やれやれ~!」

 

「…何て品のない…」

 

「くくっ…まァ、面白くて良いではないか」

 

「ああ!このような愉快な踊りは初めて見ましたぞ!はっはっは!」

 

一部の者を除き、踊りは大ウケしていた。

 

「賑やかでいいわね。…少し夜風に当たってくるわ」

 

そう言って天幕を出る華琳を見て、愛紗も天幕を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「曹操殿」

 

「あら関羽」

 

「ルフィ殿のことといい、同行を許してくれたことといい…ありがとうございました」

 

「昼間言ったでしょう?別に構わないわよ」

 

「いえ、私は嬉しいのです。今の世の中に、曹操殿のような方がいて」

 

「…………」

 

その言葉から華琳は何となく、愛紗の今の世の中を嘆く気持ちを感じた。

能力ではなく、渡せる賄賂の量で人を評価する世の中を。

それ故に、正当に評価されない人物が大勢いる世の中を。

 

「確かに、今の世の中では有難(ありがた)いことかもしれないわね…。でも、私にとっては当たり前のことよ。礼を言う必要はないわ」

 

華琳は少しだけ、優しそうな笑みを浮かべてそう答えた。

 

「曹操殿…」

 

「ただ…」

 

…と、そこで急に華琳は愛紗と距離を詰め、愛紗のあごに手を添える。

その表情は、先ほどの()()()な笑みではなく、不敵でどこか()()()()笑みになっている。

 

「どうしてもお礼が言いたいのなら…(ねや)でたっぷり聞かせて貰うけど?」

 

「⁉」

 

愛紗は華琳と距離をとろうとするが、いつの間にか腰に手を回されており、離れることができない。

華琳は愛紗に熱い視線を向け、口説くような口調で語りかける。

 

「あなたのその髪、なかなか美しいわね…」

 

「い、いえ…これは人に自慢できるような物では…!」

 

「きっと下の方も…しっとりツヤツヤなのでしょうね…」

 

「⁉」

 

同性同士なので気付きにくいが、この発言立派なセクハラではないだろうか?

 

「是非…味わってみたいわ…♡」

 

愛紗は武術の腕は立つが、こういうことには全く慣れていないため、思考回路がショート寸前になり、微動だに出来なかった。

 

「…あ…いえ……あの…」

 

ドゴォン!

 

「「⁉」」

 

その時、天幕の中から轟音が響き、2人は急いで天幕に戻った。

すると…

 

「…………」

 

ピクピク

 

気絶した春蘭が地面にめり込んでいた。

 

「……これはどういう状況なのかしら?」

 

「うむ。話せば長くなりますが、ルフィ殿が宴席に出ていた肉を全部食べてしまいまして…」

 

「姉者がそれに腹を立てて、襲い掛かったのだ」

 

「―――で、ルフィが赤いお姉ちゃんを返り討ちにして、こうなったのだ」

 

「この気絶している馬鹿が襲い掛かった瞬間、一撃沈められてしまい、止める暇もありませんでした」

 

「……そう」

 

「…………」

 

想像以上にくだらない理由だったため、呆れる2人。

 

「キサマァァァァァ!」

 

「…復活したか」

 

「よくもォォォォォ!」

 

「何言ってんだ、襲ってきたのお前じゃねェか」

 

「キサマが私の分まで肉を食うからだろうが!」

 

「静まりなさい‼」

 

「ひっ⁉華琳様⁉」

 

「彼らは客人なのよ?無礼なマネは止めなさい!」

 

「で、ですが華琳様ァ~…!」

 

「お肉ならまだあったでしょう?もう少し料理してかまわないから止めなさい」

 

「はァい…」

 

「ハァ…興が冷めたわ…。関羽、続きはまた今度にしましょう…」

 

「はい。……へっ⁉続き⁉今度⁉」

 

「か、華琳様⁉」

 

「そ、それはどういう意味ですか⁉」

 

華琳の言葉に愛紗だけでなく、春蘭と桂花も取り乱す。

 

「関羽、私はあなたを諦めるつもりはないわよ?必ず私のモノにして見せるわ」

 

そう言うと華琳は天幕を出て行った。

 

「き、キサマァ~!」

 

「よ、よくも華琳様を誑かして―――!」

 

「ご、誤解です!私はそういった趣味は―――曹操殿に対して、そのような気持ちは微塵も―――」

 

「キサマ、華琳様が魅力的ではないというのかァ‼」

 

「華琳様の魅力が分からないなんて、万死に値するわ‼」

 

「えええ⁉」

 

「まったく…姉者も桂花も華琳様のことになると人が変わるな…」

 

「夏侯淵殿…気のせいか手にしている杯が、メキメキと音を立てているような…?」

 

こうして、夜は更けていくのであった。

 

 




今回の話は、ルフィ達が華琳達と出会う話でした。
できるだけ早いうちに、面識を持たせたかったんですよね。

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