「立派なお城ですね〜。」
「だろ?ここで僕はここで仕事してるんだ。」
「すご〜い!何なの?何やるの?」
「城の護衛隊の隊長さ。」
「お~!強いんだ~!」
「まあね。めったにここは攻められないから、あんま意味ない称号だけどね。…どうした、二人とも?」
「…」「…」
「おい。」パチ
「はっ!…え、なに、ランス?」
「…大丈夫か?城を入ってからその調子だけど。」
「う、うん、まあ。」
「…分からなくもないけど、シャキっとしろよ。相手は王家だからな。」
「知ってる。」
…ん〜何でこの二人を選んだんだろうか?
隊長として暇のあまりないランスは、学問と友達関係以外で城を出掛けるのは滅多。そのため、王家の者と関係を持つほとんどの人物には、少なくとも顔見知りとなっている。
特に、ソーラとルーナの上司である、ウィッピーの虎男良く知ってる。とても優秀なトラベラーであり、王家の依頼を多く受けた、それなりに名のしれた人物なのだ。
王家にとってもそれが当然の筋の気がしたが、何で…
と、質問をぶつけて見たところ。
「ゴメン、わかんない…エクザビエルの手紙には、ちゃんと僕たちの名前が乗ってたし…」
ソーラは珍しくはにかみながら答えた後、だんまりとした。さっきも言ったけど、無理がない。
今四人がいるのは、宮殿の中の、特に重要な部屋…の外だ。
彼らは、入り口の壁沿いに置かれたベンチに座ってる。部屋全体が黄色い斑の青に塗られ、属性「星」を表す宮殿にはぴったりのデザインだ。
「本当に…なんでだろうね。」ルーナがため息をつく。事の大きさで圧倒されすぎて、逆にあきれ返ったのか…?「こんな子供二人に何の用が…」
「「こんな」は無いだろ?学校じゃ成績トップだし…」
「でも、虎男先輩ほど有名じゃないし…」ソーラも戸惑う。
…コスモだけ、子供のように足を軽くバタバタし、場違いな気楽さで部屋をキョロキョロ見回す。
「う…うーん…」二人揃って納得する物には、反論は難しいと経験で分かるランスは、答えに詰まってしまった。「ま、まあ王様が来てくだされば分かることですから、少々お待ちを…」
「入ってよろしいです。」
「「「「!!」」」」
巨大な扉が開かれ、一人の若い女性が顔を除く。紫色のドレスに銀色の長い髪の毛の似合う、紫の瞳のメイド長だ。
「あ、メグ。いいのか?」
「ええ。姫様はコスモ様の出会いを待っております。大王様は…」紫の目は、青と赤のものに向けられる。あなたたち双子にも話を伺いたいと。」
「…お、おお。」
…強く生きろ。お前たちは絶対忘れない。
と、思いながら、取り残されたランスは静かに思うのだった。
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長い廊下をとおり、低い三段階段を上ったところに、ひとつの、人の身長の二倍はある高さのいすが置かれてる。赤いクッションに金色の縁の、豪華なもの。
これこそが、
その前に、メイド長、メグについて、ソーラ、ルーナ、コスモは向かう。王座には若い男性が座ってる。薄茶色い髪の毛と短いひげ、まだ若さを保つ青い瞳。赤いローブを纏、彼の頭には、小さな金色のの冠が置かれる。
その隣に、一人の女の子。ポニーテールに束ねられた黒い髪の毛と、まーるく大きい眼鏡がが特徴的な子は、赤いドレスと、一回り小さいコロネットを身に着けている。
その姿を見ただけで誰なのか判断したホール双子は、たちまち硬直してしまった。
(うわわ…王だよ!大王様だよ!)
(お、落ち着いて…!妙に慌てると、逆に怪しまれる…)
「あ、あの…この国の王様ですよね。」一人、コスモだけ、まったく警戒する素振りもなく、しかし敬服をし、丁寧にお礼をする。「とても、立派な国ですね!」
「…ふふ。」あっけにとられたメグに変わって、王座の隣の少女…この国の王女が優しく微笑んだ。「変わり者だね!」
「ああ…どうやら、引き取って正解みたいだな。」王座に座る男…星の王の座を持つ者は、「ようこそ、
「よろしく!あ、別に「姫」とつけなくても大丈夫です!」
出会って五分。いつの間にか緊迫した空気は、あっけなく晴れてしまった。
「え、そうですか?じゃあ…ルミナ!これからよろしくね!」
「うん!あ、お父様、早速コスモちゃんと、城の案内してもいい?」
「うむ。せっかくの客を迷わせるわけにはいかんからな。メグも、一緒に行きなさい。」
「かしこまりました。では、ルミナ様、コスモ様、こちらへ。」
「オッケー!コスモ、こっち!」
「うん!ソーラ、ルーナ、ありがとね!それじゃ!」
「あ、うん…」ソーラが呆然とつぶやいたまもなく、コスモはルミナ(姫)とメグと一緒に、別の部屋へと消えていた。
「…」
「…やはり、未練があるのか?」
「あ、いや…ちょっとあっけなくて…」
「不思議な少女なのは確かです。」ルーナはロベルト王を向いて言う。「ここでは大して珍しいことじゃないけど…」
「大丈夫。彼女の保護は保障する。それに、城に閉じ込めるつもりもない。」小さく笑い、ロベルトは左…西の方向へと向く。「ルミナは学問に興味をもってな。よく学校の図書館に訪れるんだよ。コスモを連れて行っても、不思議はない。」
「ええ!」
「それより…だ。残念ながら、まだ用は済んでないんだ。」
「!…」突然暗くなった王の顔を見て、ソーラは引き詰まる。「じゃあ、やっぱり…」
「わざわざ虎男先輩じゃなくて、私たちを呼んだのに、ちゃんと訳ありね…」
なんとなく見当が付く。王が二人の子供に興味を持つほどの理由と言えば…
「なに、何も無理なことをさせるつもりはない。ただ…虎男から連絡があってね。君たちが最近であった…「者」について。」
「…
「…そうだ。ただの悪い予感かもしれないが…どうも二週間前から騒いでる勘を見逃すわけにはいかん。詳しく…聞かせてくれんかね?」
「…」
三人しかいなくなった廊下に、徐々にしゃべり声が響き渡る…
「おお!ここは?」
「気に入った?私の展望台よ!」
「展望台!…って何?」
「宇宙を観察できる特別な部屋です。」
「スゴーイ!ねね、どうやって?」
「ほら、ここから覗くとね…ほら!」
「わ!お星様ばっかり!綺麗~!」
「でしょ!私、こういうの好きなんだ!」
「でも、何でだろう?なんか懐かしいような…?」
最近、fanfiction.netという、英語小説ウェブサイトで、この話を書き始めました。
興味持つもの、ぜひ読んでみてください!(ただの丸翻訳ですが。)
英語のタイトルは、「Sunshine Blue、Monnlight Red、 Starglow Yellow:Infinity Wishes」です。