アクタージュ 暗殺者(になるはずだった)ルート   作:朕好こう

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朝の陽射しが翳る

 千世子ちゃんとの水族館楽しかったですね。好感度上がったんじゃないでしょうか?いやぁ、デートスポット、ネットで調べた甲斐がありましたよ。ビジネスライクへ1歩踏み出しましたね。

 

 さて、今日は本当に日常パートです。高校に出席します。動画では初めてですね。このゲームで学生であるメリットは本来あまり無いです。俳優ルートなら時間取るのが難しくて最悪中退、暗殺者ルートなら牢獄入りでENDなんてザラですので。ただ景ちゃんのようなメソッド演技特化型や他のルートでは楽しみつつ必要な時間になってきます。

 

 “暗殺の天使”において『知力』は必要ありませんが、景ちゃんに関わった映画研究部を殺すのは必要になります。景ちゃんに関わってしまったのが運の尽きですね。安心してください、痛みも感じさせないまま殺るので。

 

 >貴女は映画研究部に向かう。中ではスマホを弄った少女がソファに寝転んでいる。少女は貴女を誰かと勘違いしているようだ。

 

「吉岡、おっそいよ…」

 

 >笑顔で挨拶する。挨拶は仲良くなるための第1歩だ。

 

「えっと2組の頭鬼さん…?」

 

 >どうやら貴女のことを彼女は知っているようだ。貴女は映画研究部に入りたい旨を伝える。

 

「あ、いや、私はその幽霊部員みたいなものだから」

 

 知ってますよォ。リョーマくん大好きですもんね…ニチャァ。冗談です。NTRは個人の内で楽しむものだと思います。そんなどうでもいいことは置いといて、何故映画研究部に入部するかを説明しておきます。簡単に言えば、彼女たちと仲良くなって殺りやすくする為と夜凪景の帰る場所を作る為です。恋歌ちゃんが居た方がスムーズに行くと思うんですよね。やったことは無いですが、やる価値はあると思います。

 

 取り敢えずは距離を詰めていきましょう。彼女は景ちゃんにトラウマ付けられてますが、恋歌ちゃんほどの『器用』さならぐんっと近付けます。ぶっちゃけ寂しがり屋なんですよね、彼女。なのでリョーマくんが居ない時は恋歌ちゃんで埋めましょう。

 

 次回は少し進んで、デスアイランド編から始めたいと思います。ご視聴ありがとうございました。

 

 

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 その日はリョーマも居なくて、吉岡に飲み物をパシらせていたから部室に1人だった。リョーマも居ないし、飲み物さえ来たら帰ろうと思っていたら。ドアが空いた。

 

「吉岡、おっそいよ…」

 

 面倒臭いけど受け取ろうとしたら、可愛い黒髪の少女が立っていた。そして元気に挨拶される。戸惑う私に入部届を出してくる。

 

 彼女は最近スターズに所属したと言われる頭鬼恋歌だったか。2組の方だから遠いけど噂が流れてきていたから覚えている。可愛い、が夜凪景の方が上だな、なんて失礼なことを考えている自分がいた。

 

 でも間違いなく、会話のスキルは彼女の方が上だった。見下したりせず、対等に私と話してくれた。だからか、つい言ってしまったのだ。

 

「夜凪って居るじゃん?私、あの子のこと嫌いなんだよね…絶対見下してるし」

 

 今でも失言だったと思う。傷つけられたからって傷つけて良い訳じゃないのに。

 

 はっとした時には私はソファに押し倒されていた。そして笑顔の頭鬼恋歌に耳元で囁かれた。

 

「景ちゃんのこと、あんまり悪く言うと…×しちゃうよ?」

 

 冷や汗が止まらなかった。今まで温厚だった彼女が一瞬にして鬼に変わったかのように恐怖を感じた。身体が動かなくて、息が乱れる。彼女から放たれる威圧に対応出来ない。

 

「ご、ごめんなさい」

 

 そう言うのが精一杯で、彼女がよく言えました、と離れた時には号泣してしまった。その後は彼女からも謝罪があったけど。私はこのことを忘れない、いや忘れられないだろう。

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