アクタージュ 暗殺者(になるはずだった)ルート 作:朕好こう
危うく失踪しかけた暗殺者ルートですが、大丈夫です。夜凪景親類パターンでも殺れます。殺れると言ったら殺れるんです。
>貴女は了解の旨を伝えると、ルイとレイを起こしに行く。昨日は2人ともはしゃいでいたのでぐっすりで中々起きない。
>仕方なく貴女は2人の腋をこちょこちょし始めた。貴女の器用な手から繰り出されるこちょこちょは抱腹絶倒すること間違い無しだろう。
「ふっ、あはは!!」
>耐え切れず2人は起き出す。2人の髪を整えつつ、朝食の席に着くように言う。
幸せそうな家族ですね。良いですねぇロリショタに美少女とか最高ですよね。いや恋歌ちゃんはノンケなんで手を出したりしないですけど。
「ありがとう、恋歌。…いただきます」
>カレーをよそった器を人数分置き、手を合わせる。
そういえば、今日は何時なんですかね。時系列がよく分かってないんですが。景ちゃんが女優になってくれないと暗殺しにくいんでオーディション前だといいんですが。
「そう言えばお姉ちゃんたち、今日5次審査だよね?」
「そうね」
カレーに夢中になってるルイ可愛いなぁニチャアと見ていると、レイの方がそんな事を言ってきます。まじか、原作スタートじゃん!まぁ、自分が何もしなければ黒山墨字に拾われ……ん?今レイちゃんなんて?お姉ちゃん“たち”?
「だから、5次審査だよね?」
「恋歌、忘れてしまったの?スターズのオーディション。一緒に受けるって言ったでしょう?」
??こっちがやってない事が勝手に進んでるなんてあるんですかねぇ!?どうなってんだこのゲーム!?続行はしますが、恐ろしいですね。こんなルートがあったとは。
>忘れていた、と貴女は言うと景とレイは笑う。恥ずかしくなって貴女は赤面する。
忘れていた、じゃねぇんだよ!!冒頭で説明しろ!!と、怒るのはここまでにして進めているとオーディションが始まりそうですね。お題は“悲しみ”。夜凪景はここでメソッド演技を披露し黒山墨字の目に留まりますが、恋歌ちゃんは駄目です。そこそこの演技にしてください。ていうかスターズに入るメリットとか暗殺者ルートだと……あるかも知れないですね。星アキラ、百城千世子等はガードが硬いです、物理的に。なので殺りにくいんですよね。というわけで演技はちゃんとこなしましょう。(入れるかどうかは知ら)ないです。
……終わりましたね。一応評価はAでしたが、どうなるか、神のみぞ知るですね。そう言えば演技ステータス確認してませんでしたね。ちょっと見ますか。ええっと何何、『メソッド演技』がB評価、『百式演技術』がC評価?なんで?メソッド演技は景ちゃんの技術を『洞察力』で見ていたから所持しているのはまだ分かります。B評価なのは『器用』の恩恵かも知れません。でも、『百式演技術』を所持しているのはなんでぇ!?もしかして百城千世子とも関わりあるの!?死んじゃう!暗殺者ルート閉じちゃう!?
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星アキラは俳優としては凡才だ。ただ人並みの感性はあるし、才能には敏感であると自負している。それは百城千世子という天才が近くに居るからかもしれない。
そんな彼から見て、夜凪景の演技はただ立っているようにしか見えなかった。だが黒山墨字は彼女から“悲しみ”を引き出した。それを見て、彼は恐怖と驚きを感じた。自分に無いもの、自分では到達できないものに対する恐怖、羨望、驚愕。様々な感情が入り混じったままオーディションは続いた。そして、黒山墨字はその横にいた少女にも興味を示した。
頭鬼恋歌。このオーディションに参加する者達の中では逆に目立つくらい容姿は普通だ。可愛くはあるが、スターズでは埋もれるだろう。ただ…
「おい、頭鬼。お前も出来るだろう」
その一言で彼女の印象は変わった。頭鬼恋歌は一瞬で涙を流し、“悲しみ”を表現した。すると彼女はさめざめと泣き始めた。まさに“素の演技”という言葉が似合う。いや、“素”なのかもしれないが。ただそれで空気も印象も変わった。急に泣き出したと思えば、その後笑顔になり大丈夫だと言う。本当に泣いたのかと思った他の者達は胸を撫で下ろす。けれど自分が抱いたのは違った。
「…おかしい」
あそこまで本気で泣いて、笑顔になれるのは普通の人には居ない。しかも彼女は芝居未経験者なのに“視点”を理解していた。千世子ちゃんと同じ技術を持ち、夜凪景と同じ才能を持つ化け物。それが頭鬼恋歌に抱いた第二の印象だった。
ただ彼女と夜凪景は落とされ、二度と会わないと思ったのに…翌日会うことになってしまい、複雑な気持ちになったのは秘密だ。