アクタージュ 暗殺者(になるはずだった)ルート 作:朕好こう
クライマックスから始まる実況です。今回は景ちゃんも千世子ちゃんも本気の演技になって、デスアイランド運営から逃げるシーンです。
>周囲がざわめく。百城千世子と夜凪景の演技はリアリティに溢れる演技で、逃げていく様にごくりと喉を鳴らす者も居る。
>百城千世子の仮面が崩れ始めている。本当の芝居に近づき、リアリティが増すほど彼女の芝居は美しく輝きを放つ。
良いですね、長かった…“天使”の称号は俺のもんだ!~完~とは簡単に行きません。千世子ちゃんが天使で無くなったからといってまだまだ無名の新人が天使を名乗ることは出来ません。これからも育成しないと行けません。王賀美陸くらいになれれば名乗れるんじゃないですかね。 人生5周くらい掛かりそうですけど。
>百城千世子の足が水に取られる、だが夜凪景によって突き飛ばされ夜凪景は林の向こうへと消えていく。
「ケイコ!!」
>百城千世子から台詞が出てこない。仮面が崩れて行く。綺麗な
ヨシ!(現場猫)。千世子ちゃんの成長と『“天使”から私へ』のトロフィーをゲットしました。それじゃあ景ちゃん助けに行きますかね。
>貴女は百城千世子の仮面が無くなったのを確認すると夜凪景の元へ駆け出していく。
場所は分かってるんで邪魔すんなよォ!?
「ちょ、恋歌ちゃん!?」
「おい、待てって」
>貴女が駆けつけると、百城千世子たちに囲まれた夜凪景がネットに引っかかっており、擦り傷以上の傷は見当たらない。
「千世子ちゃん、恋歌、私…顔ケガしてない?」
>貴女と百城千世子は笑顔で頷く。
さて、最終日までは飛ばしますね。見所さんがっ!?
>貴女は夜凪景の部屋で目が覚める。ずっと付きっきりで看病していた。
「恋歌、もう撮影は終わり…?」
>体調が良くなった夜凪景が問う。貴女は頷き、外に出るように促す。
クランクアップですね。やっと評価が出ますよ。Aだと良いですね。前回のCMではA+でしたが、ここまで規模が大きいと評価も厳しいので。
評価S+
……?バグ?すみません、もう一度見ますね。
評価S+
アイエエエエ! S+!? S+ナンデ!?演技ステータスを見てみます!!おっかしいだろ、オーバーフロー持ちとはいえさぁ!?『メソッド演技』A評価。まぁ、これは良いでしょう。これは予測出来ました。『恋式演技術』…?こんなのwikiに乗ってませんよ?しかも評価無しってなんだ?買ってそんなに日にち経って無いんですけどバグり始めましたかね??胃痛凄いんですが……
「恋歌、これ美味しいわ」
「おい、夜凪、お前取りすぎだろ」
「元気で何よりだな」
「せやね…タレ零れるで景ちゃん」
放心状態のままボタンを押していたら夜になっていましたね……取り敢えず『恋式演技術』は置いておきます。現実逃避とも言いますが、分からないものは分からないので。
>貴女は夜凪景から串に刺した肉を受け取る。こんな風に大勢で食べたのは久し振りでテンションが上がる。
>夜凪景達と食事をしていると、誰かが近づいてくる気配がする。『気配察知Lv2』の習熟度が少し上がった。
あ、これは千世子ちゃんですね。景ちゃんと反省会でしょう。恋歌ちゃんがそれにお呼ばれするようなミスはしてないので大丈夫です。肉うめぇ〜!
「夜凪さん、恋歌ちゃん、ちょっと
>笑顔の百城千世子が貴女と夜凪景に話しかける。
ご、ごめんなさい。何かしましたか(震え声)
>静かなさざ波が聞こえる。満天の星空の下、貴女と夜凪景、百城千世子は歩く。百城千世子は夜凪景と喋りあっている。
これ、恋歌ちゃん必要でしたかね?こんな所に居られるか!俺は帰らせて貰う!
>この場に居ていいものか悩んだ貴女はそそくさ帰ろうとして百城千世子に袖を掴まれる。
「恋歌ちゃん、私はもう“天使”じゃ無くなっちゃった。でも、夜凪さんのお陰で私は本当の意味で天使になれる」
そうですか…じゃあこの手を離してもろて……
「私、貴女に“天使”のまま勝とうと思っていたんだ。だけど、夜凪さんと共演して今のままじゃ無理だって気づいた。だから夜凪さんの芝居を盗んで貴女と同じステージに立つ」
>夜凪景に見えないように位置を調整され、急に百城千世子が零距離になる。
「これは決意表明。貴女に対する気持ちと新しい私への」
>百城千世子は貴女から離れると自分の舌でペロッと可愛らしく唇を舐めて笑う。
「貴女も、私以外に負けちゃ駄目だよ」
>百城千世子は軽い足取りで夜凪景と花火をしに行ってしまう。貴女はそれを呆然と見つめる。
…………どうなってるのぉ?これぇ
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線香花火を見ながら、デスアイランドを撮る事が決まってから今日までのことを思い出す。
千世子ちゃんのことを理解せず、顔が見えないことを恐れたこと、仮面を被っていることを哀れんだこと、でもその仮面が本当は優しさと強さで出来ていたこと。
恋歌の演技がカレーCMの時とは比べ物にならないほど良くなっていたこと。感情の込め方も、それを相手に伝える技術も、俯瞰する技術も。今の私では勝てないと思ってしまうくらいに。
サインを下さいと言われ、嬉しかったこと。オーディション会場で武光くんに、真咲くんに、茜ちゃんに出会えたこと。茜ちゃんに迷惑をかけたこと。真咲くんにフォローして貰ったこと。武光くんにお前と共演したいと言って貰えたこと。
最後までお芝居が出来て、花束を貰ったこと。美味しい食事を食べれたこと。
千世子ちゃんと反省会で喋れたこと。
それら全てが大切な思い出で、私の醜い感情を抑えてくれる。
…千世子ちゃんが恋歌とキスをしていた。私に見えないようにしようとしていたけど。本当に偶然に見えてしまった。
こんなに黒くてドロドロした感情はお母さんが死んだ時以来だ。恋歌とあの人が喋っていた時以上の昏い感情に驚く。私には母が死んだ時と同じ感情が眠っていたのだ。
線香花火がポトっと落ちる。それを足で踏みにじる。野犬の時とは違う。何度も振り落とすものではなく、相手に永遠に痛みを与えられるようにぐりぐりと手加減する。
そして先程の流れ星に願ったことには続きがある。一生、お芝居を続けるだけじゃなくて恋歌の隣に居る。それが私の願い。お芝居を続けていれば、もっと上手くなれば、千世子ちゃんを超えれば貴女は私だけを見てくれる?
ねぇ、恋歌、どうすれば、貴女に■して貰えるのかしら。