アクタージュ 暗殺者(になるはずだった)ルート   作:朕好こう

47 / 55
諸事情により投稿がだいぶ遅れた上に、文も短く、申し訳ありません。

明日か明後日も投稿します。日時などは小説情報にてお知らせします。

遅れて申し訳ありませんでした。


愚者の告解

 俳優に限らず、人には消費期限が存在する。

 

 時間が経つにつれて人は劣化する。類稀な美貌も優秀な頭脳も老いには勝てない。

 ガワだけ取り繕っても結局、何処かでボロが出てしまう。

 

 私の消費期限はこの“羅刹女”で終わりだ。この後から私は景ちゃんと千世子ちゃんに勝てなくなる。この舞台を終えたら技術、美貌、才能を含めてあらゆる点で追いつけなくなる。

 

 今まではそれが怖かった。2人に置いてかれるのが怖くて、ずっと怯えていた。

 

 だけど彼女達は天才で、私なんてものともせず、進化していった。景ちゃんにはひなちゃんみたいな普通の友達ができて、千世子ちゃんには景ちゃんというライバルが出来た。

 …それに私は嫉妬していたんだと思う。嫉妬という気持ちがこれで正しいのか分からないけど。私以外に特別な誰かが出来たことが嫌だった。

 

 そこでやっと、私は気づいた。置いてかれたくないなら、私が成長しなければいけないのだ。

 

 私は2人と違って、突出した才能や美貌、技術なんて持っていない。凡人なりに2人の才能や技術を限りなく近いものとして模倣しただけ。持ってるものはその模倣した残骸だけ。

 

 あぁ、全くもって愚かだ。凡愚が天才に立ち向かうなんて少年漫画みたい。勝てない戦いに臨むなんて私らしくない。

 決して届かない星に私は手を伸ばす。偽物の癖に、生き恥を晒して足掻く。

 

 でも勝ちたいから、私は諦めない。

 

 私が2人にとっての特別でいたいから笑顔を絶やさない。

 

 私は最期まで女優でありたいから。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 主人公相手に無謀な戦いを挑む無理ゲー、やっていきたいと思います。

 

 さて、前回のあらすじをさらっと話すと、恋歌ちゃんが景ちゃん&王賀美陸と千世子ちゃん&阿良也くん相手に、アキラくんと挑みます。

 

 …失踪したいんだよなぁ。

 

 ぶっちゃけ言いますと勝ち目は無いです。こちらサイドが余程の天才揃いでないと勝てません。そうですね、景ちゃん程じゃないにしても、そのくらいの天才が居てやっと勝率5割行くか行かないかです。

 これはアキラくんが足を引っ張るどうこうではなく、純粋に相手側が強過ぎます。“星の王子さま”の時は“銀河鉄道の夜”の方とは被らないように、別のターゲットを狙ってました。評論家より、家族連れとかカップルだとか舞台に興味が無い人達にも目を向けていたので勝つことが出来ました。

 

 でも今回の舞台“羅刹女”は、その場で相手と同じ観客に見比べられます。ということは優劣がハッキリつくわけですね。その場合、恋歌ちゃんは勿論、恋歌ちゃんより演技ステータスの劣っているアキラくんや他のキャストでは、ハリウッド帰りの王賀美陸や舞台専門の阿良也くんに、全く歯がたちません。

 

 なので、恋歌ちゃんの女優人生を終わらせないことが、今回のポイントですね。どうしても勝敗は付きますが、評価値がある程度高ければ恋歌ちゃんの女優人生が終わることはありません。多分。ちなみに、ここで恋歌ちゃんの女優人生が終わると、そのままGAME OVERです。その状態でやり直すと、最初からに飛ばされますので気をつけましょう。

 普通に俳優プレイする際は、景ちゃんか千世子ちゃんのどちらかのサイドに入ることをオススメします。まぁ、こんな三つ巴なんて初めて聞きましたし、再現が可能かも分かりませんが…

 

 取り敢えず、進めていきます。台本が届いたようなので、今回は台本の読み合わせと顔合わせですね。さて、誰が居るのかな。ここで原作に出てきた人が居れば、勝率は少し上がります。景ちゃんと関わった人は伸びるので。

 

 >貴女は顔合わせする為の会議室に、時間より2時間早く到着する。貴女は珍しく緊張しているようで、息を整えてから会議室に入る。

 >中には既に星アキラが座っていた。星アキラはこちらに気がつくと声を掛けてくる。

 

 おっ、開いてんじゃ~ん!

 

「おはよう、恋歌君。随分、早いね。予定より2時間も早く来るなんて珍しいな」

 

 >貴女もおはよう、と返した後、それは堀先輩も一緒じゃないですか、と言う。

 

「そうだね…でも、あの4人が僕らの敵である以上、一分一秒が惜しい。だから君も早く来たんだろう?」

 

 アキラくんが積極的なのはいい事ですね。これは勝率も1割くらい上がるんじゃないでしょうか。

 

 >貴女が頷くと、星アキラは早速読み合わせをしようと提案してくる。

 

 ここははいを選択して、全員揃うまで待ちましょうか。

 

 

 >貴女と星アキラが読み合わせをしていると、扉が開く。入ってきたのは源真咲以外は知らない者ばかりだ。

 

 あっ⋯⋯(察し)。いや、でも1人は原作キャラだし…もしかしたら他の人も天才的な俳優かも知れません。王賀美陸とタメ張れるくらいの天才が居るかも!そしたら、アキラくんクビになりますね。別に構いませんけど。

 

 >演出家から主演、助演の順に挨拶していく。貴女が見る限り、星アキラ、源真咲以外はそこそこ出来る程度の印象だ。

 

 ファァァァァック!!(クソッタレがよォ!)

 

 あーもうめちゃくちゃだよ…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。