アクタージュ 暗殺者(になるはずだった)ルート   作:朕好こう

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お久しぶりです。
完結までは頑張って書きます。展開が急になっていたら申し訳ないです。
でも、走り切りたいよなぁ!!!!


凪いだ夜

 信じてた相手に降板を懇願される“暗殺の天使”ルート、始まるよ〜。

 

 再開と共に心労を増やすな、アホがよォ!!また失踪するとこでしたよ。でも、アキラ君と口論になったおかげで、恋歌ちゃんの感情値が激怒かつ、アキラ君のステータスがめきめきと上がっています。

 

 いや、真面目に今回のアキラ君はいいステータスしてるんですよね。『メソッド演技』もC-評価と低いながら持ってますし、『百式演技術』に関してはB評価、スターズの中でも上澄みだけが獲得できる『一等星』に『七光(改)』など…きちんと取得してるの偉すぎるな…?元々高かった『耐久』、『知力』や少し低めだった『精神』を含めて、1段階以上上がっているので中々ですよ。

 

 ステータス整理をしていて気がついたんですが、恋歌ちゃんって『耐久』が恐ろしい程に低いんですよね。どっかで休ませないとマジで死にそう。『知力』の次に低いとは…

 

 でも、休ませないよ。デデドン!(絶望)

 

 というか、休んでいる暇がないという方が正しいですね。景ちゃんと千世子ちゃんと戦うなら、休んでる暇はマジでないです。この世界、ブラックすぎるよ…

 

 なんやかんやでサイド甲の公演初日になりましたね。マジで死にそうになりながら、ステータス上げをしていましたが、勝率は10%あればいい方です。そして、恋歌ちゃんの成長率は完全に終わりました。少なくともこれ以上、俳優としては伸びないでしょう。残酷ですが、羅刹女が最後の作品になります。

 

 ゲーマーとしては仕方ないで終わらせることも出来ますが、個人としてはもっと伸ばしてあげたかったですね。…いや、これ続行は普通に胃がキツイな…

 

 あれだけあった百合描写はどこへやらと言った感じですが、原作的にここはキツい場所ですからね…そんなことやってたら、「こ、ここに今まであった百合は!?」状態になるというか。

 

 >貴女は控え室へと通される。星アキラや源真咲、他の演者たちは既に通されているようだ。星アキラが貴女に話しかけるが軽く会釈するだけに留め、他の演者に声をかける。

 

 あんなことがありましたからね。感情値の為にも、アキラ君と仲良くする訳にはいかないというか…

 

「…おい、恋歌。もうちょい、愛想良くしろ。お前らしくないぞ」

 

 >源真咲に自身の態度を咎められる。しかし、感情は未だ冷めることは無い。

 

 真咲君の言うことも間違っては無いんですよね、『精神』が低いのでいつ激怒から憎悪に変わってもおかしくないので。

 

 で も 愛 想 よ く し ま せ ん 。

 

 所感ですが、『恋式演技術』は対象に対して恐怖や心酔の状態が一番効果的らしい気がする(多分)なので、激怒のまま続行します。態度が悪くても、実力でねじ伏せていけ(人間のクズ)

 

 というか、そろそろ始まるので画面に集中して、『洞察力』で少しでも経験値貯めましょうね〜。オラッ!寄越せよ!

 

 >貴女は食い入るように、画面を見る。塵一つすら見逃さないように、自身の糧とするために。

 

 お!これは経験値がめちゃくちゃ手に入る演出では?やっぱり、日頃の行いが出るんだな。

 

 >中々、幕が上がらない。貴女は痺れを切らしそうになるだろう。

 

 あー、この演出懐かしいですね。ここはマジでドキドキしました。プレイヤーに対してもきちんと立体音響使って、視覚的にも聴覚的にも演出してくれて、『来る』って思わされたんですよね。

 

「 あぁ 腹が立つ 腹が立つ 」

 

 >痺れを切らし、立ち上がろうとする貴女を縫い付けるように、声が聞こえる。畏怖すべき神の声が。彼女が歩く度に、視線を向けるのを躊躇う。誰もが喉を鳴らすことすら躊躇っていた。

 

 

「おい、俺だ!」

 

 >貴女はその声によって、正気に戻される。貴女の原点たる彼の一声は空気を変える。恐怖は安堵に、それこそが自身に無いカリスマと呼ばれるものだと貴女は思い知らされる。

 

 王賀美陸は『カリスマ』や『魅力』の観点においては全キャラでもトップです。まぁ、恋歌ちゃんも『魅力』に関しては頑張れば届くかもしれせんが、『カリスマ』に関してはリセマラ必須ですね。これが中々出ない。

 

 ウホッ…それより、いい身体してるな…いや、走者はノンケなので関係ないんですが……

 

 >舞台が進むにつれ、貴女は焦る。夜凪景の、景ちゃんの演技が格段に上がっていることに。自分では届かない領域へと、彼女は飛び立とうとしている。嫌だ、やだ。止めてと懇願しても、画面越しには届かない。

 

 また、ログがおかしくなってますね。マジでなんなんだろう。この一人称視点。

 

 そんなことを話していると、次の場面に移りそうですね。

 

 >次は羅刹女が牛魔王に化けた孫悟空によって、本物の芭蕉扇を奪われる場面だ。しかし、王賀美陸は全く演技を変えていない。貴女は彼の傲慢さに少し失望した。これなら少なくともサイド甲には勝てる。貴女はそう思うことだろう。たかが、観客の同情を誘っただけで勝てる試合じゃない。

 

 

 >拍手喝采ではない、困惑が広がる。それほどまでにお粗末だった。これなら勝てる。今の“私”でも通用する。

 

 恋歌ちゃんがおかしくなっちゃったんですが、無事に初日は終わりました。そう、初日は。この後、甲は修正してくるはずです。そして、これも完全にランダム。初日だけこうなるのは確定イベントではありますが…いや、今回は所々違った気はしますけど。

 それでも、B+以上を出す可能性の方が高い。千世子ちゃんたちはA-以上を出してくる可能性が高いので、自分たちは最低でもAを取らなければならないという鬼畜仕様です。

 

 さて、ステータスの更新も見届けて、稽古もした上でサイド乙を見ましょうか。

 

 >貴女はサイド乙の公演を見るために、控え室へ入ろうとすると夜凪景に呼び止められる。

 

 これは無視一択です。何故って。激怒状態だからですね…

 激怒状態は羅刹女の時はいい感情値ですが、他者に対してはマイナスにしか働かないのでオススメはしないです!これ以上、景ちゃんに嫌われたくない(なお、この後は殺す模様)ので、ここは仕方なく無視します。無視の方が好感度下がる比率が少しだけ低いんですよね…

 

 >しかし、貴女の手を彼女は掴んで離さない。そして、そのまま、貴女の唇を奪う。柔らかい感触と、自分と同じシャンプーの匂いがふわりと香る。

 

 Why?Kiss me?(クソザコイングリッシュ)

 

 >夜凪景は貴女から少し離れると、全てを虜にしてしまうような微笑みで貴女に告げる。

 

「ねぇ、恋歌。私は貴女を愛しているわ。ずっと、ずっと前から。だから、ごめんね」

 

 >彼女が謝ると同時に、貴女の頬が熱を帯びる。顔が赤いのはキスをされたから、だけではない。ビンタも食らったからだ。

 

 Why?binnta me?

 

「愛しているのと同じくらい、憎くて、嫉妬しているの」

 

 クレイジーサイコレズに巻き込まれたところで、今日の実況はストップです。これ以上は心身ともに耐えられない。

 どうなってんだ、このガバルート!!!!走者のせい!

 

 それはそう!!!!!お疲れ様でした!

 


 

 いつからだろう。恋歌が帰ってこなくなったのは。

 私も稽古や怒りを保つのに精一杯で、恋歌と話す機会を失っていた。

 

 早く会いたい。舞台を成功させて、恋歌と愛し合うのだ。

 

 でも、久しぶりに会った恋歌は明るさも可愛さも何もかも失っていた。

 獣が唸るような声、憎悪と怨嗟に満ちた目、不眠不休による隈、恐ろしい程の覇気。

 

 私が愛していた彼女はそこに居なかった。彼女の目に映っているのは私でも、千世子ちゃんでもない、誰かだった。

 

 それが信じられなくて、その場から逃げ出した。悪夢のようだ。何が悪夢か。その変貌を受け入れることができなかった自分が何より信じられなかった。

 愛する人が変わることを受け入れられなくて、何が愛か。

 

 …でも、その変貌が良くない方向だったら?例えば、牛魔王(父親)のような。使い捨ての愛はこの世で最も醜い。それは私が最も嫌悪するものだ。

 

 恋歌にとって、私も、千世子ちゃんもただの糧なのだろうか。そうでは無いと信じたいのに、信じきれていない私の愛は真実なのか。

 

 泣いても、苦しんでも、明日は来て。公演の日になった。

 

 公演初日はそれはそれは大変だった。恋歌に対する感情だけではない、花子さんやアレに対する怒りや憎悪も含めて。

 でも、皆のおかげで私は自分がいかに恵まれているかを思い出すことができた。

 

 私はこの上なく、幸せなのだ。あのカムパネルラが言ったように。羅刹女がそう望んだように。

 

 なら、私は貴女に伝えなきゃいけない。

 

 サイド乙の公演初日。私は1歩、踏み出す。

 

 控え室に入ろうとする恋歌を見つける。目の隈に、何も見ていない昏い目。彼女の姿を見るだけで、もう浮き足立つことは無い。もちろん、迷いも恐れもない。

 

「おはよう、恋歌。今日も可愛いわ」

 

 前と同じ挨拶。少しだけ目線が向けられるけど、そのまま控え室に入ろうとする。こういう態度を取られるのは分かっていた。とはいえ、心がチクチクするのを感じながら、彼女の腕を取る。

 

 そして、唇を奪った。私のものだなんて、マーキングでは無い。だって、彼女は物では無いから。彼女は人だから。

 

「ねぇ、恋歌。私は貴女を愛しているわ。ずっと、ずっと前から。だから、ごめんね」

 

 愛を伝える。その上で、彼女の頬を思い切り叩く。私の手にも熱さがジーンと伝わってくる。

 

「愛しているのと同じくらい、憎くて、嫉妬しているの」

 

 彼女の才能は本物だ。千世子ちゃんと同じか、それより上だとも思っている。羨ましいし、憎いという感情が正しいのか分からない。けれど、そんな彼女が卑屈であることが許せない。そんな彼女が愛されないのは許せない。

 

「本気で来てくれるのは嬉しい。私のことをそんなに見ていてくれるのは嬉しい。でも、もっと自分のことを大切にして欲しいの。自分が幸せであることから逃げないで。私たちの愛をなかったことにしないで」

 

 私は我慢していたはずの感情が決壊していくのを感じる。頬を温かいものが伝って、止まらなくなる。

 

「貴女を心の底から愛しているわ、恋歌。だから、だからね」

 

 子供の癇癪のようなものだ。これが彼女に届くか分からない。でも、それでも言葉を届ける。私と同じで不器用で、幸せに気がつけない人に。

 

「貴女も自分のことを愛してあげてほしい」

 

 私のことを照らしてくれた太陽のような貴女を、私も照らしてあげたい。

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