「かー、今日も暇だー...」
道すがら、そんなことを口走ってしまう程にはな。最近は人里の奴らに悪戯しても、しょうがないなぁ、だの、やれやれ、だの言って憐れむようにあしらいやがる
仮にも異変の首謀者だったんだぞ!?もっと怖がれよ!嫌がれよ!!終いにゃ、そんなに構って欲しいのかい?じゃ、無いんだよ!!けっ、人のこと構ってちゃん扱いしやがってぇ...ん?
「げっ、アイツは...」
「~♪...ん?」
道行く先に人影が見える。あんの黒装束は...!不味い、もし捕まったらこの前みたいに散々な目に...あんなこと、二度とされて堪るか!...って、気づかれた!?やっば...逃げ
「......ひ、ひぃっ」
「...あ?」
逃げ...ようとしたら逃げられた...?は?短い悲鳴を出して逃げやがったぞ、アイツ...
青ざめた顔にあの様子...嫌がってた......?くっ、くっくっくっ...そうかそうか、私のことが嫌、か...
「待ちやがれ!」
「ひぃっ、ぎゃー。たすけてー、いやだー」
だったら地の果てまで追っ掛けてやるよ!
「いーやー、そんなに引っ付かないでー。ひー」
「ハッ...嫌だって言われて、誰が止めるかよ!」
膝の上で勝ち誇ったように吐き捨てるのはせーじゃちゃん。あー、こわいよー......なんつって。やー...この前は散々嫌がられちゃったからねー。押してダメなら引いてみな、ってやつ?
んー、天ノ邪鬼扱いやすーい。チョロいもんさねー。すんすんくんかくんか...うん!女の子の匂い!!
「この前とはえらい変わり様だな!やっと私の怖さに気づいたか!?」
「たーすーけーてー、だーれーかー」
「助けなんて来ねぇよ!おらおら!」
「ひー」
いやー、流石の演技力。せーじゃちゃんにはバレる様子無し!こんなだったら、演劇の世界でもやってけるんじゃなかろうか、私...ん?大根役者?はて、なんのことやら...
それにしても不思議な髪色やんなー...めっしゅ、だったっけ。せーじゃちゃんぽくて好きよ、私。って、あー、せーじゃちゃんやめて、そんな擦り付けられたらおねーさん変な気分になっちゃうー
「あっはっは!良い気分だ!」
んー、みぃーとぅー。ってあ~、もうなにこの子可愛い。屈託の無い笑顔反則。ぎゅってしたい~...この両の腕におさめてナデナデしまくって私の匂い擦り付けたい~...でも我慢です、我慢...だって私、この子の笑顔...守りたいからbyおねーさん
性格、ご想像とぶれてたら申し訳ない。まだまだ、活動報告にてリクエスト募集してますのでお気軽にどうぞ。それでは、また