アイアンメイデンは「ぎゅっ」てしたい   作:微 不利袖

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日が開きましたが、今日も書かせて頂きます。今回は影狼になりますね。リクエストありがとうございます。それでは、ゆっくり読んでいってね...なんてね


9、影狼をぎゅっ

 

 

「はいっ!ゲームしゅーりょー!」

 

「うわー...負けちゃったかぁ...」

 

 

最後の人間が処刑され、そこで主催から終わりの合図が声高らかに宣言される。むー...やっぱり人間側は難しいや

 

 

「はー、ホントにモリチカは口が回りますねー...そーゆーのに手でも染めてたんです?」

 

「おいおい、人聞きの悪い...せめて話術に長けている、と言って欲しいね」

 

「かー、物の見事に丸め込まれちまったぜ」

 

「私の勘が外れるなんて...」

 

 

各々、ゲームの結果に一喜一憂しながら、参加した人やら妖怪やらと談笑している...まぁ、感想戦と言ったところですかね

 

...ん?あ、ここは香霖堂。今はその一画を借りた形で、皆で集まってゲームをしていたところですね。因みに主催は...

 

 

「んー、惜しかった!あそこさえ乗り切ってたらね」

 

「むぅ...やっぱり人間は難しいよ、影狼ちゃん」

 

 

そう、この子...影狼ちゃんだ。普段は迷いの竹林に住んでいるらしく、時折こうやって人を集めて遊んでいるのだ。うんうん、笑顔が可愛いですね

 

 

「ん...おっと、もうこんな時間か。すまんが私はもうおいとまするとするぜ。またな、影狼」

 

「あら、もう日も暮れちゃってるじゃない。今日はこの辺ね」

 

「あ、ばいばーい!また遊ぼうねー......帰っちゃった」

 

 

と、もうそんな時間になっていたんですね。次々に帰っていった少女たちを見送る。店内に残ったのは私と影狼ちゃん...とモリチカ。急に静かになってしまったなぁ...

 

ふと影狼ちゃんの方を見る...うん、顔には出ていないけれども、どこか寂しそうに見える。しっぽも元気が無いようだ...よし

 

 

「んー、そろそろ新しい役職作った方が良いかもね...そうだ!一緒に考えない?影狼ちゃん」

 

「!...うん!良いよ!私もちょっと考えてたのがあって...」

 

 

ぴこんっ!と耳を立てて、しっぽを振り回しながら嬉しそうに話す影狼ちゃん。この子もまた、わんこなんやなぁって...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでね、こういうことが出来て...」

 

「へー...面白いと思うよ?」

 

 

私がやりたくて遊んでいるゲーム。それの改善だとか、新しい要素だとかの相談に乗ってくれるお姉さん。うんうんと頷きながら、真剣に、楽しそうに話を聞いてくれる...

 

うん、この人なら...相談してみても良いかな?きっと、ちゃんと聞いてくれると思うから

 

 

「...ねぇ、少し別の相談事しても良い...かな?」

 

「んー?...ふふっ、良いよ?」

 

「あのね、実は...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほどねぇ...」

 

「うん、どうしたら良いかな...?」

 

 

楽しくお話!...と思っていたのだけれど、突然のお悩み告白たいむになってしまった。して、その内容は...

 

 

「体毛が、ねぇ...うーん」

 

 

そう、彼女、影狼ちゃんは人狼という半分妖怪?のような存在らしく、狼側の体の特色にコンプレックスを持っているらしい。いや、女の子にとっては死活問題だかんね?マジで

 

 

「へ?あちょっ、お姉さん?」

 

 

んー...でも正直な話、外見ではまったくと言って良いほどに分からない。実際そう言われるまで気にしたことも無かった。元から肌の露出が少ないようには感じてはいたけど、そういう理由だったんだね...んー、乙女やんなー

 

 

「ひぅっ?!お、お姉さん...?」

 

 

私はまぁ、付喪神だからそんなのはないけど...あっ、けーねとかもそんな感じなんだろうか?もしかすると、わりと一般的な悩みなんだろうか...

 

 

「ちょっ、あっ...お、お姉さん!」

 

「んー?どしたの?」

 

「なんで服の中、手を...ひうっ?!」

 

 

影狼ちゃんの後ろに回り込み、襟首から手を突っ込んでまさぐっていると、そう言われる。んー?いや、ねぇ...

 

 

「実際に触ってみよっかなー、って」

 

「やっ、そんな...ひゃうんっ//」

 

 

うーん...確かに少し生えてはいるけど...そんなに気にならないし、むしろ触り心地良いけどねー、さわさわ。むっ、影狼ちゃん...もしや着痩せするタイ...この辺で止そう、うん

 

特に獣臭いわけでもないしねー、くんかくんか。うん、女の子って感じの良い匂いやんなー...まあ、そんなわけで

 

 

「うん、あんまり気にしなくて良いと思うよ」

 

「ひうっ、わ、わかった...わかったからぁ...んぅ//」

 

 

......もうちょっと堪能させてねー。すりすりくんくん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くたぁ......」

 

「...やり過ぎちゃったや」

 

「おーい、そろそろ店仕舞いなんだけど...」

 

 




こんな感じでどうですかね?因みにゲームの名前は、汝は人間なりや?、らしいです。人狼ゲームと似たようなものですかね?活動報告にて、まだまだリクエスト受付中ですので、良ければどぞ。それでは、また
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