問 あなたが今までの異性とのお付き合いや経験について
“日本語でもいいから”答えなさい。
《解答》
吉井明久の答え
『もうコレただの質問じゃないの!?』
吉井玲のコメント
これはテストです。
異性と抱擁を交わしたことのあるなら、『抱擁』と、
接吻したことがあるのなら『接吻』と、きちんと正直に解答して下さい。
アキくんには後ほど尋も・・・補習を行います。
姉さんと今夜は ぼっきり とお勉強をしましょう。
島田美波の答え
『前に一度だけ、節分をしたことがあります。』
吉井玲のコメント
豆まきは異性とのお付き合いに含まなくても大丈夫です。
あっという間に土曜日になり、悠斗の体調も回復した。
今日は霧島の家で勉強会の約束だ。
昼飯を食べて後片付けをした後、
福原「私はこれから学校に行かなくてはなりませんので、
勉強して得た知識を自分の力にしてきてください。」
そういって先生は皐月壮を後にした。
さくら「私たちもそろそろ行きましょうか。」
康介「そうだな、悠斗は?」
ともか「また寝たわよ。」
俺は大きなため息を吐いた。
エイミー「だるいデスカ?」
康介「だらしないな、だらしない。」
エイミー「だらシナイデスネ。」
そうそう。
みゆき「ゴメン。おくらせちゃった?」
みゆきが階段を下りてきた。
康介「いや、そうでもない。」
ともか「それじゃ行きましょう。あのバカはほっといて。」
みゆきは俺らを見回して、
みゆき「三浦は?」
康介「ヤツは二度寝した。」
まったく、昨日夜遅くまでゲームで遊んでいるからだ。
康介「起こしてくるから、
さきに行って霧島に事情を放しておいてくれ。」
ともか「行かなくていいんじゃない?起きてびっくりよ。」
さくら「三浦君はそのまま朝まで寝かねませんよ。」
康介「そういうことだ。だから先に行ってくれ。」
いつだったか、起きたら二日たってた何てことがあったらしいからな。
みゆき「わかった。それじゃあね。」
さくら「お先に言って着ます。」
ともか「あまり遅くならないように。」
康介「ああ、わかった。」
みゆきたちを見送って悠斗を起こしに階段を上がる。
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悠斗を起こすのに時間がかかり、霧島の家に着くころには、
時計の長身が1と2の真中のころにだった。
翔子「……三浦、音羽いらっしゃい。」
呼び鈴を鳴らして待っていると大きなドアを開けて霧島が出迎えに来た。
悠斗「こんにちは。」
康介「すまなかったな。遅くなって。」
翔子「……大丈夫、吉井がまだ来ていない。」
霧島に案内されて家の中を進む。
外見はさることながら内装も見事だ。
ところどころに置かれている調度品が空間を引き立て・・・
この家立てるのに何億掛ったんだろう?
ふとそんな疑問が頭をよぎったが、不釣り合いな部屋を見てそんな考え吹き飛んだ。
康介「すまないが、あの鉄格子のはまっている部屋は・・・。」
翔子「……雄二の部屋。」
だよね~。・・・想像はついていたけどね。
翔子「……勉強部屋に着いた。」
霧島に扉を開けてもらい、部屋に入ると、
まず目に飛び込んできたのが、ムッツリーニと工藤の保健体育・・・?
の勉強?が行われていた。
そこにエイミーが付いて行けずになっている。
翔子「奥にさくら と ともか、みゆきが居る。」
再び霧島に案内される。
ともか「遅いわよ。」
みゆき「やっときたわね。」
さくら「良く寝れましたか?」
康介「遅くなったな。」
悠斗「よ。」
全く悪びれの無い悠斗。
瑞希「音羽君、三浦君こんにちは。」
美波「こんにちは、音羽、三浦。」
近くに座っていた姫路が挨拶をしてきた。
・・・。視線は自然と姫路に向いた。
瑞希「どうかしましたか?」
康介「いや、何かあったのか?」
瑞希「何かって何でしょうか?」
美波「その髪の事でしょ。」
島田がつまらなそうに口をとんがらせていう。
瑞希「あ、これですか?
それは・・・お勉強の邪魔にならないようにと・・・。」
悠斗「あれ?学校じゃいつも伸ばしてなかったか?」
すると姫路は苦しそうな顔をした。
美波「(ウチなんて・・・ぶつぶつぶつ)」
二人の様子を見るに明久かな?
そういえば以前、明久がちひろさんを
『ポニーテールで、大きい2つの肉まんを持ったどストライクゾーン』
と言っていたな。・・・ああ、そういうことか。
わかってしまった以上、探求心?が消えうせた。
ともか「ちょっと、ここどうしたらいいの?」
悠斗「何だよいきなり・・・ああ、ここは・・・」
俺も勉強道具を机に広げて、勉強を始める。
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みゆき「例えば、
I give a pen to her.この文は不定詞を使って
I give her a pen.という文を書き換えていて・・・。」
康介「なるほど、同じ意味か。
ここは言い換えてるわけだ。」
みゆき「正解。」
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区切りがついたところ、
一息ついていたら丁度、明久がやって来ていた。
明久「あれ?雄二がいないね。」
秀吉「んむ、ワシもまだ見ておらんな。」
康介「雄二、居なかったのか。」
首だけ動かしてあたりを見る。
さくら「代表が居たからてっきり居るものだと。」
瑞希「あれ?翔子ちゃんも見えませんね。」
愛子「まだ、そんな事言うの?
そんな堅物なムッツリーニ君に僕からプレゼントだよ。(チラッ)」
シャツの襟元を開く工藤、
エイミー「やめてクダサい。」
それを止めようとして力が入って工藤を押し倒すエイミー。
ムッツリーニ「……(クワッ)く、くんずほぐれつ!?(ブシャァアアアア)」
明久「ということは・・・、ムッツリーニ、雄二を殺ろうって
ムッツリーニ!?大丈夫?凄い出血だけど?」
ムッツリーニ「俺は・・・何を・・・言われ・・・も信念・・・
曲げ・・・気はない。」
虫の息で表面上はカッコいいことを言うムッツリー二。
悠斗「雄二の部屋に居るんじゃないか?」
雄二の部屋って、あの鉄格子のはまった部屋の事だろうか。
そうこう話していると、
翔子「……雄二を連れてきた。」
ドサッ
絨毯の上に猿ぐつわをされロープでぐるぐる巻きにされた雄二が転がされる。
ともか「下手人?」
悠斗「罪状は?」
明久「浮気かな?」
霧島が猿ぐつわを外す。
雄二「何でおまえらがここにいるんだ?」
康介「・・・ああ、霧島のご好意でね・・・。」
みゆき「聞いてなかったの?」
雄二「ああ。何も聞いてない。
いつものように気を失って、目が覚めたらここにいただけだ。」
たまに雄二に連絡がつかなくなる時があるのはそのせいだったのか・・・。
秀吉「来たのは良いが勉強道具は持ってきておるのか?」
翔子「……大丈夫、準備は万全。」
ガサっと音を立ててバックが置かれた。
翔子「……着替えもある。安心して良い。」
美波「準備がいいわね。」
翔子「……妻の仕事。抜かりはない。」
雄二「ツッコミたいところは満載だが、皆揃ってるみたいだし、俺も始めるか。」
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ともか「ちょっと、これ、ここからこの式でとけないんだけど。」
悠斗「いや、このまま使うんじゃなくて式を変形して。」
ともか「ああ、なるほど。答えは③?」
悠斗「ええっと、そうなるな。」
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愛子「それは違うよ!世論調査では成人女性の68%以上が・・・。」
ムッツリーニ「……違わない。
世界保健機関の調査結果では成人男性の72%が賛同している。」
愛子「またそうやって屁理屈を・・・!」
ムッツリーニ「……屁理屈じゃなくて事実。」
愛子「くぅ・・・!
こうなったら、今度のテストでムッツリーニ君を抜いて
ボクの方が正しいって証明してみせるからね!」
ムッツリーニ「……学年一位の座は揺るがない。」
愛子「そうやって憎たらしいこと言って・・・
ムッツリーニ君なんてこうだよっ!(ピラッ)」
愛子はそういうとムッツリーニの隣で勉強していたなのはのスカートを軽くめくる。
ムッツリーニ「……卑劣な・・・!!(プシャァァア・・・ガク)」
エイミー「!? しっかりシテクダさい!」
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瑞希「明久君、そこは東洋やインドは別々に考えずに
何が起こっていたのかっていう覚え方をするといいですよ。」
明久「それぞれの国で?」
瑞希「そうです。
例えば、紀元前550年頃、中国で孔子と言う人が誕生したとき、
インドでも有名な人が誕生しているんです。」
明久「孔子って名前、どこかで聞いたことような・・・?」
瑞希「『儒教』という考え方を創始した人です。」
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雄二「おい島田。
世界史の方ばかり見ていないで集中しろ。」
お前の国語は明久レベルなんだからな。
せめて二桁は取れるようになってもらわないと
二学期の試召戦争の時に困る。」
美波「う・・・。わ、わかってるわよ!
でも、その・・・世界史も、ちょっと自信がなくて。」
雄二「大丈夫だ。
お前の世界史は全体からみれば酷いがFクラスとしては普通だ。
それよりも弱点を強化しろ。
お前は問題文が読めたら即戦力なんだから。
暗記ものの世界史よりもこっちの方が効率的なはずだ。」
美波「うぅ・・・。畳と卓袱台も嫌いじゃないのに・・・。」
秀吉「ワシも同感じゃ・・・。
姫路が転校せずに済むレベルの設備さえあれば十分じゃ。」
康介「そうだな。あまり、高望みしてもな・・・。」
みゆき「そこは違うわよ。」
康介「?終助詞の一部じゃないのか?」
みゆき「助動詞『き』は連用形接続なの。
『しか』のすぐ前が活用語の連用形だから、
助動詞『き』の已然形ってことがわかる。
文末だから終助詞の一部にはならないの。」
さくら「終助詞の一部を見分けるには、
『しか』の上に『て』、『に』がありますよ。」
・・・・???
雄二「ダメだ、ダメだ、ダメだ!必ず翔子に勝つんだ!
そうしないといつまでたっても俺の立場が変わらないからな!」
ものすごい私情だ。
美波「勝っても変わらないでしょ。」
秀吉「その通りじゃ。もう籍を入れるべきじゃ。」
さくら「あれ?代表の話だと婚姻届けを出したんじゃ・・・。」
雄二「な、んなわけないだろう!」
康介「でも、どのみち、雄二は霧島から逃げることはできないだろ。」
秀吉「その通りじゃ。」
美波「そうよねえ。」
雄二「くっ、好き勝手に嫌がって・・・。
まあいい。【『はべり』の已然形を用いた例文】を書いてみろ。」
美波・秀吉『『以前食べたケーキはベリーデリシャスでした。』』
俺とみゆき、さくらはそれを見て噴き出した。
雄二「ふざけやがって・・・お前ら、ちょっとそこに正座しろ!」
雄二の怒声が部屋に響いた。