バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

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※間違えて消してしまった分です。


第16問:生物

 問 人が無意識下にとる行動を反射というが、その一例を答えなさい。


《解答》

 音羽康介の答え
  『熱いものに手が触れた時に、無意識に手をひっこめる』

  教師のコメント
   正解です。


 土屋康太の答え
  『スカートが風に吹かれたら写真を撮ってしまっている』

  教師のコメント
   それは盗撮という犯罪行為です。


 吉井明久の答え
  『身の危険を感じると防御態勢に移行し、目標を静めることを考える』

  教師のコメント
   Fクラスは何をやっているのですか・・・。
  
  



第16問バカテスト生物:夜中1

結局、俺らの活躍によりテストは中止となった。

 

かわりに勉強の続きをやること数時間。

 

日付が変わったあたりでそろそろ寝ようということになった。

 

 

翔子「……これ、携帯型防犯ブザーと携帯型スタンガン。」

 

瑞希「木下君、何かあったらこのブザーで読んでくださいね。」

 

美波「身の危険を感じたら、遠慮なく使うのよ。」

 

スタンガンを渡され困惑する秀吉。

 

秀吉「むぅ・・・。

   もはやワシの性別を正しく認識しておるのは

   明久の姉上だけということなのじゃろうか・・・?」

 

それに同情したように、

 

優子「アンタも大変ね・・・。」

 

 

  愛子「それじゃあね、ムッツリーニ君!

     ボクに会いたくなったらいつでも来てね♪」

 

  エイミー「き、来たら、ダメデス!

       死んじゃイマスよ!」

 

  ムッツリーニ「……うぬぼれるな工藤愛子、貴様の寝顔に興味は無い。」

 

  愛子「へえ、ところでさ・・・。」

 

  ムッツリーニ「……なんだ?」

 

  愛子「ボク、今ノーブラなんだよね♪」

 

  ムッツリーニ「……な、なんだ(ブッシャァアアア)」

 

  エイミー「し、師匠!」

 

 

さくら「おやすみなさい。」

 

みゆき「おやすみ。」

 

康介「ああ、おやすみ。」

 

 

 ともか「早く寝さいよ。朝早いんだから。」

 

 悠斗「わかってるって。」

 

 ともか「大体、・・・」

 

 悠斗「大丈夫だって。」

 

 

  雄二「んじゃな。」

 

  翔子「……うん。もし、寂しくなったら私のところに来て、待ってるから。」

  

  瑞希「うわぁ、翔子ちゃん大胆です!」

  

  美波「宇、ウチも見習わないと・・・。」

 

  雄二「誰が行くか!」

 

  翔子「……雄二、私の事嫌い?」

 

  雄二「いや、嫌いとかそういう事じゃ無く手だな・・・。」

 

 

 

そんな分けで、就寝時間。

 

 

 

□みゆきSIDE

 

布団を引いて、みんなそれぞれ寝る準備をしていると、

 

瑞希「あれ?私の髪留め、どこにいったんでしょう?

   ここに置いておいたはずなのに・・・。」

 

美波「なくしちゃったの?」

 

瑞希「そうかもしれません。」

 

翔子「……捜すの、手伝う。」

 

優子「どんなのかしら?手伝うわよ。」

 

ええっと、

 

みゆき「確か、雪だるまのだったよね。」

 

瑞希「あ、はい。

   ですけど、明日の朝にお布団を片付ける時にでも捜すから大丈夫です。」

 

翔子「……わかった。」

 

美波「そう言えば、瑞希っていつもあの髪留めをしてるわよね。」

 

さくら「思い出の者なんですか?」

 

愛子「んっふっふ~。

   ボクの予想だと、好きな人からの贈り物って感じなんだケド?」

 

吉井かな?

 

エイミー「素敵デスネ。」

 

瑞希「いえ。あれ自体は自分で買ってきた普通の髪留めです。」

 

そうなんだ。それじゃあ、吉井に褒められたとか?

 

愛子「あらら・・・。予想がハズレちゃったね。」

 

エイミー「デモ、思い入レあるンジャナイデスか?」

 

瑞希「はい、確かに思い入れはありますけどね。」

 

愛子「え?なになに?面白そう。」

 

瑞希「残念ながら、それはヒミツ、です。

   それより、私は工藤さんのお話が気になります。」

 

愛子「え?ボク?ふ~ん、んなにボクのHな話が聞きたいのかな?」

 

美波「違うわよ。そっちじゃなくて。」

 

瑞希「土屋君との関係、の方です。」

 

愛子「ふえっ!?」

 

それは是非、聞きたい。

 

翔子「……それは私も気になる。」

 

優子「ぜひ聞きたいわね。」

 

みゆき「私にも聞かせて欲しい。」

 

ともか「そうね。いつも自分の事は言わないから聞きたいわね。」

 

さくら「話してください。」

 

エイミー「敵として聞イテおきタイデス。」

 

愛子「な、何を言ってるのさ皆っ!

   ボクとムッツリーニ君がどうこうだなんて、

   そんなことあるわけないじゃないっ。」

 

エイミー「嘘です!」

 

愛子「なっ!?」

 

翔子「……いつもなら、笑って受け流してる。」

 

どんどん、追い詰められていく愛子。

 

さくら「さあ、さあ、話してください。」

 

愛子「ち、違うってば!

   ボクもムッツリーニ君もそんな気は全然ないよっ。」

 

ここぞとばかり、皆、愛子に砲火を浴びせる。

 

ともか「それはどうかしらね?」

 

愛子「だ、だから違うんだってばっ!」

 

翔子「……ムキになってる。」

 

愛子「・・・っ。」

 

美波「きっと土屋も向こうで訊問されているだろうし、素直に話しちゃいなさいよ。」

 

優子「話せば楽になるわよ。」

 

瑞希「話しちゃいましょう。ね?」

 

愛子「だから、あんな頭でっかち、ボクは全く興味がないって言ってるのに!」

 

今日の愛子、何だかかわいいな。

 

翔子「わかった。私の好きな人を教えるから話して。」

 

・・・いや、それは、

 

愛子「代表~それはみんなわかってるから・・・・。」

 

みゆき「坂本でしょ。」

 

みんなわかってる話だから。

 

優子「わからない方が不思議よ。」

 

翔子「……///恥ずかしい///」

 

 

「「「「「えっ!?」」」」」

 

大きな驚きの声が広い室内に響いた。

 

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 

康介SIDE

 

雄二「坂本雄二から始まるっ」(雄二のコール)

 

康介・悠斗・明久・秀吉・ムッツリーニ「「「「「イェーッ!」」」」」

(俺、悠斗、明久、秀吉とムッツリーニの合いの手)

 

雄二「古今東西っ」

 

康介・悠斗・明久・秀吉・ムッツリーニ「「「「「イェーッ!」」」」」

 

雄二「一部生徒の間で噂になっている明久の恋人の名前っ!」

 

偉く長いお題だ。

 

明久「・・・へ!?」

 

パンパン(手拍子)→雄二の番

 

雄二「【吉井玲】!」

 

明久「ダウト!それダウト!姉さんだから!」

 

パンパン(手拍子)→ムッツリーニの番

 

ムッツルーニ「……【坂本雄二】。」

 

明久「嫌だぁっ!

   それはなんとなく知っていたけど改めて言われると凄く嫌だぁっ!」

 

雄二「俺だって嫌だボケェ!」

 

パンパン(手拍子)→俺の番

 

康介「【ムッツリーニ】。」

 

雄二「なるほど、お前らはそう言う関係だったのか・・・。」

 

ムッツリーニ「……俺にそんな趣味は無い。」

 

明久「僕にもないよ。」

 

康介「噂だからな。」

 

パンパン(手拍子)→秀吉の番

 

秀吉「え、えっとえっと・・・ワ、ワシじゃ!」

 

明久「・・・。」

 

秀吉「あ、明久!?そこで黙り込んで頬を染められるとワシも困るのじゃが!?」

 

パンパン(手拍子)→僕の番

 

明久「し、【島田美波】!」

 

雄二・秀吉・ムッツリーニ「「「罰ゲーム決定っ!」」」

 

明久「どうして!?」

 

 

秀吉「さぁ、明久。くじを引くのじゃ。」

 

明久「うぅ・・・。なんだか納得いかない・・・。」

 

雄二「安心しろ。お前以外の全員はきちんと納得している。」

 

そういいながら、雄二がこちらに目配せしている。

 

 

 悠斗「(いいのか?)」

 

 康介「(下手に口挟んで飛び火されても困る。ここは流れに乗ろう。)」

 

 悠斗「(そうだな。)」

 

 

明久は雄二が突き付けてくる袋の中に手を突っ込んで、紙を一枚掴みとる。

 

この袋の中身は予め、罰ゲームの内容をそれぞれが書いた紙を入れている。

 

明久「『女子部屋に行って姫路さんの髪留めを戻してくる』って、

   コレは僕の書いた罰じゃないか。」

 

悠斗「髪留め?」

 

明久「うん。

   さっき霧島さんの部屋でつい手に取って来ちゃって・・・アハハ。」

 

康介「ああ、何か手に取っていたと思ったのは髪留めだったのか・・・。」

 

雄二「なんだ明久。お前は随分とヌルい罰ゲームを書いたもんだな。」

 

明久「えっ、そう?でも、女子部屋に侵入だよ?」

 

悠斗「でも、確かにかなり大変そうだな。

   下手すれば、殺されかねないわけだし・・・。」

 

あの、生野だからな。

 

明久「そうだよね・・・。それにしてもみんなは何を書いたのさ?」

 

雄二「あん?俺は『翔子の部屋から婚姻届を奪取してくる』だな。

   当然、盗ってこれるまで何度でもトライしてもらう。」

 

それどう考えても無理だと思う。

 

康介「諦めた方が無難じゃないか?」

 

雄二「あ、諦めてたまるか!何としてでも、婚姻届けを取り返して見せる!」

 

康介「どうやって?」

 

方法が聞きたい。

 

雄二「そりゃあ、くじを引いたやつが考えるんだ。」

 

ダメだこりゃ。

 

秀吉「ワシは『本気女装写真集の撮影』じゃな。

   お主らはワシや造の苦しみを皆も味わうべきじゃ。」

 

ムッツリーニ「……『各グッズ用写真の撮影』。

       ポーズを決めている写真はなかなか撮れない。」

 

そうかなあ?俺は自然の方が良いと思うんだけど。

 

悠斗「俺は、『英語の宿題一週間肩代わりだ』。」

 

康介「お前・・・。」

 

ま、人の事言えないけど。俺も英語嫌いだし。あと、古典も。

 

雄二「それで、康介は何を書いたんだ?」

 

康介「ああ、皐月荘の食後の片付け三日分だ。」

 

洗いものってなんか気が重くなるんだよね・・・。

 

明久「みんなもの凄く私情を挟んでるね。」

 

雄二「お前も人の事言えんだろうが。」

 

明久「まあ、そうだけど。」

 

雄二「さて、それじゃあアイツらが寝静まるまで適当にダべるか。」

 

秀吉「そうじゃな。

   疲れておるじゃろうし、小一時間もしたら眠るじゃろ。」

 

ムッツリーニ「……お題は?」

 

雄二「そうだな。

   まずは『今までの人生で一番恥ずかしかったこと』からいくか。」

 

『今までの人生で一番恥ずかしかったこと』か・・・

 

悠斗「だれから話すんだ?」

 

雄二「いや、ここにトランプがある。

   これで、勝負して負けた奴が話すって言うのはどうだ?」

 

秀吉「して、何の勝負をするのじゃ?」

 

雄二「そうだな・・・ダウトとかどうだ?」

 

ダウトか・・・。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

雄二「・・・。」

 

秀吉「2じゃ。」

 

う~ん・・・。

 

 

俺:8枚 悠斗:7枚 雄二:9枚 

 

秀吉:5枚 ムッツリーニ:5枚 明久:9枚

 

 

場:10枚

 

 

2は俺が12として出したから場にある。

 

う~ん・・・やめとこ。

 

ムッツリーニ「……3。」

 

マズいなあ。ムッツリーニはあと四枚・・・

 

俺らのダウトは残り二枚で上がりという変則ルールが存在する。

 

とはいえ、カードが合っていると12枚が俺の元に来ることになる。

 

そうなるともう勝ち目はない。

 

流すか・・・なんて考えていると、

 

明久「ダウトだ!ムッツリィーニ!」

 

ムッツリーニは自分が出した手札を表に返す。

 

ムッツリーニ「……残念。」

 

明久「そ、そんなばかなぁああ!」

 

 

 

俺:8枚 悠斗:7枚 雄二:9枚 

 

秀吉:4枚 ムッツリーニ:4枚 明久:21枚

 

 

場:0枚

 

 

雄二「これで、明久の負け確定だな。」

 

明久「ふ、ふん。ここから僕の大逆襲が始まるんだから!」

 

胸を張って言う明久。

 

ムッツリーニ「……諦めた方が良い。」

 

秀吉「その枚数からの逆転は無理じゃ。」

 

明久「くぅうう・・・。」

 

しかし、明久にカードの3分の1以上持たれているという事は脅威だな。

 

康介「さっさと出せ、明久。」

 

明久「あ、うん。・・・はい。8だよ。」

 

場にカードが一枚出される。

 

康介「9だ。」

 

悠斗「10。」

 

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 

雄二「さて。そろそろ良い時間だぞ、明久。」

 

ダウトを二回した後、

 

明久が『今までの人生で二番恥ずかしかったこと』を話し終わった。

 

明久「そうはいかないよ!

   僕だけ『今までの人生で一番恥ずかしかったこと』を2回話したのに!

   みんな花にも話してないって不公平だよ!」

 

雄二「お前の『運の無さ』が悪いんだろ。」

 

ムッツリーニ「……驚異的な弱さ。」

 

康介「顔に出やすいからな・・・、ダウトは向いてないんじゃないのか?」

 

悠斗「わかりやすかったからな。」

 

明久「くぅう・・・いつかリベンジしてやる!」

 

雄二「懲りないやつだな。まあ、いい。行くぞ明久。」

 

明久「あれ、雄二も行くの?」

 

雄二「当たり前だ。翔子から婚姻届けを取り戻す。」

 

そう言いながら、

 

雄二はムッツリーニから借りた見慣れない道具を掲げる。

 

やる気満々のようだけど、

 

どうせ見つかって終わりという結末がすでに見えるんだが・・・。

 

秀吉「ならば、ワシは廊下で様子を見ておるかの。」

 

ムッツリーニ「……俺も行く。ハプニングを期待している。」

 

カメラを掲げて言うムッツリーニ。

 

明久「ハプニングなんて冗談じゃないよ。」

 

悠斗「なんか、面白そうだな。俺も行くわ。康介は?」

 

康介「もちろん行くさ。」

 

 

☆明久SIDE

 

音を立てないように気を付けながら行く。

 

香料を落とした廊下は、シンと静まり返っている。

 

霧島さんの部屋の前に着くと、雄二が静かにドアノブを捻った。

 

ドアはゆっくりと開いて行く。

 

雄二(行くか?)

 

明久(オーケー)

 

僕らは互いに頷くと、静かに霧島さんの部屋に侵入した。

 

雄二は机のある方に、僕は布団の敷いている方へ向かう。

 

なるべく音を立てずに髪留めの置く場所を探す。

 

「ん・・・っ。」

 

ーーっ!?

 

誰かが寝返りを打つ気配がして、思わず飛び上がりそうになる。

 

起きた!?起きてないよね!?

 

まあ、起きていたら悲鳴を上げたりするだろうから、

 

たぶん大丈夫だろうけど・・・。

 

う~ん。これから先に行くのは僕の精神的に危険かもしれない。

 

・・・仕方がない、この辺に置こう。

 

髪留めを踏まれないところに置いて、僕は忍び足でその場を後にした。

 

 

 

○康介SIDE

 

 

明久と雄二が霧島の部屋に進入した後、開いた扉から中の様子を確認する。

 

雄二は必死に道具を使いガラスを割ろうとしているように見える。

 

康介「(なあ、ムッツリーニ。)」

 

・・・あれ?居ない。

 

すると、悠斗が指を差した。

 

なるほど、寝顔を取りに行ったのか。

 

秀吉「(明久が帰って来たぞい。)」

 

緊張した面持ちで部屋を出てくる明久。

 

出てくると、大きく息を吐いた。

 

秀吉「(後は雄二じゃな。)」

 

随分と手間取っている・・・というかあの道具、

 

形状からして車の窓みたいな厚さのガラス破る為の物だと思うんだけど。

 

明久「(雄二はまだ時間がかかりそうだし、どうする?)」

 

秀吉「(うむ。部屋で待つとするかの?)」

 

康介「(そうだな。)」

 

悠斗「(長居するものではないしな。)」

 

俺らは雄二を置いて部屋に戻る。

 

適当に話して時間でも潰すかな。

 

明久「僕ちょっとトイレに行ってくるよ。」

 

秀吉「うむ、行ってくるといいぞい。」

 

悠斗「迷うなよ。」

 

明久「うん。それじゃあ行ってくるよ。」

 

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