問 以下の空欄に正しい答えを書きなさい。
『(1)1919年 パリ講和会議の結果、連合国とドイツの間に結ばれた条約名を答えなさい。
(2)1920年に・発足した当時・、国際連盟の常任理事国に含まれていない国の番号を答えなさい。
(3)1945年に国際連盟を引き継いで設立された国際連合の常任理事国に現在に至るまで含まれていない国の番号を答えなさい。』
(2)(3)の選択肢
①イギリス ②フランス ③日本 ④アメリカ
《解答》
音羽康介の答え
『(1)ベルサイユ条約
(2)④
(3)③
教師のコメント
(2)と(3)を正解するとはさすがです。
吉井明久の答え
『(1)ドイツ連合条約
(2)① ② ③ ④
(3)① ② ③ ④
教師のコメント
一体どんな条約何でしょうか?後、全部書いたからといって正解にするわけではありません。
木下秀吉の答え
『(1)ベルサイユ条約
(2)②
(3)②
教師のコメント
演劇の知識が役立ちましたね。たしかに、ベルサイユはフランスですが、フランスは共に常任理事国です。
Aクラス戦 第伍試合 最終決戦
高橋「最後の1人どうぞ。」
霧島「……はい」
Aクラスからは学年最強、我らがFクラスの敵、Aクラス代表の霧島が出てきた。
そして、俺たちのクラスからは当然──
雄二「俺の出番だな。」
雄二だ
高橋「教科はどうしますか」
雄二「教科は日本史、内容は小学生レベルで方式は百点満点の上限ありだ。」
雄二の宣言でAクラスにざわめきが生まれる。
A「上限ありだって?」
A「しかも小学生レベル。満点確実じゃないか。」
A「注意力と集中力の勝負になるぞ・・・・」
高橋「わかりました。そうなると問題を用意しなくてはいけませんね。少し待っていてください。」
高橋先生はノートパソコンを閉じ、教室を出て行った。
先生を見送りつつ俺たちは雄二に近づき、
明久「雄二、あとは任せたよ。」
明久と雄二が手を握る。
雄二「ああ。任された。」
ムッツリーニが歩み寄り、親指を立てる。
雄二「おまえの力には随分助けられた。感謝している。」
ムッツリーニは口の橋を軽く持ち上げ、元の位置に戻る。
島田「勝ちなさいよ。坂本」
姫路「坂本君、あのことは、教えてくれてありがとうございました。」
雄二「気にするな。後は頑張れよ。」
高橋「では、最後の勝負、日本史を行います。霧島さんと坂本君は視聴覚教室に向かってください。みなさんはここでモニターを見ていてください。」
戻って来た高橋先生が雄二と霧島さん、みんなに声をかける。
霧島「・・・・・はい。」
短く返事をすると教室を出ていく。
雄二「じゃあ、行ってくる。」
明久は雄二の背中に
明久「雄二。」
立ち止まり、
明久「しくじるなよ。」
雄二「ああ。わかっている。もう少ししたらシステムデスクは俺達のものだ。」
振り向かずにそう答え歩みだす。試験の様子はAクラスにある巨大モニターで見ることができる。
みゆき「いよいよだね。」
康介「そうだな。」
島田「これで、あの問題が出なかったら坂本は・・・」
明久「負けるだろうね。」
秀吉「もし出たならば」
明久「うん」
もし出たなら勝てるはずだ。
そして試験が開始された。誰もが固唾を飲んで見守る中、ディスプレイに問題が表示される。
さて問題が出ているか・・・
【次の( )に正しい年号を記入しなさい】
( )年 平城京に遷都
( )年 平安京に遷都
( )年 鎌倉幕府設立
( )年 大化の改新
「あ・・・・・!」
出た。大化の改新が出た。
姫路「よ、吉井君っ」
明久「うん」
島田「やったわね。」
秀吉「これで、ワシらは・・・・・・」
康介「ああ。俺たちの卓袱台が」
みゆき「システムデスクになる。」
明久「最下層に位置した僕らの、歴史的な勝利だ!」
「「「うぉぉっ!」」」
学年最下位集団のFクラスが学年の精鋭集団Aクラスに勝利したということは恐らく、今後10年ぐらいは有名になるんじゃないだろうか。
教室を揺るがすようなFクラスの歓喜の声が上がる。Aクラスの皆はそれが何かわからず戸惑っているみたいだ。
康介「しかし、勝てるとわかっているのに緊張するな。」
みゆき「ドキドキするね。」
明久「そうだね。」
ムッツリーニ「……しかし、悪くない。」
秀吉「そうじゃな。」
島田「モニターが変わるわ。」
<日本史勝負 限定テスト 100点満点>
Aクラス 霧島翔子 97点
VS
Fクラス 坂本雄二 53点
・・・・・・・はっ?
ま・け・た?
俺たちFクラスとAクラスの戦争は 2勝3敗 という形になった。
高橋「対戦結果は、3勝2敗、Aクラスの勝利となりました。」
クールヴォイスの高橋教諭の声が響いた。