号外 20○○年(平成2△年)4月○□日(○曜日) 文月学園新聞部 (清涼祭1号)
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|【部活動紹介】4月○□日(○曜日)| 発行元:文月学園新聞部 | 文化部 |
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|■本年度も文月学園文化祭『清涼祭』|●合唱部―――――――|●軽 音 楽 部―――――|
|にお越しくださいましてありがとうご|部員は11名と少ないで|音楽の好きな人大歓迎!|
|います。2日間どうぞ、お楽しみくだ|すが、同じ目標に向かっ|私たちと楽しい40分缶|
|さい。 |て気持ちを一つにし、日|をすごしませんか? |
|―――――――――――――――――|々練習に励んでいます。|―曲目― |
| 『第一体育館』 |気持ちを込めて、一生懸|◆△○△●◇▽ |
|―――――――――――――――――|命歌います。どうぞ、お|□△●○□◇■ |
| ○▽日(土) |聴きください。 |●○□■△◇▽ |
|08:30~09:30 開 会 式 |―曲目― |○□△●○□▲ |
|09:50~10:10 応援団・チア部 |■○▽○◆△○△● | |
|10:30~11:30 1-Cによる演劇 |○▽▲○□■△◇▽ |●地域研究会―――――|
|11:50~13:00 演 劇 部 |▼○◇■△◇■○▽ |文月市の歴史や市と話し|
|13:20~14:50 藤堂学園長の講演会 |△◇◆○□△●○□ |った未来の文月市につい|
|15:10~16:00 地域研究会―文月市― | |ての報告です。 |
|16:20~16:50 放 送 部 |●演劇部―――――――| |
| |今回は『石川五右衛門』|●応援団・チア部―――|
| |、オリジナル創作劇『列|団員、部員一人一人が高|
| ○◇日(日) |車』、『妖』の3本です|い志を持って頑張ってい|
|09:00~10:30 藤堂学園長の講演会 |笑いあり、涙あり、楽し|ます。どうぞご覧くださ|
|10:50~11:30 軽音楽部 |んでご覧ください。 |い。 |
|11:50~12:50 吹奏楽部 | | |
|13:10~14:10 生徒教師ブラスバンド|●吹奏楽部――――――|●生徒と教師の |
|14:30~15:00 合 唱 部 |去年の全国コンクールで| ブラスバンド――|
|15:20~15:40 応援団・チア部 |は銅賞を受賞しました。|生徒と教師のブラスバン|
|16:00~17:20 閉 会 式 |部員は45名、年は違え|ドです。皆さんに楽しん|
| |ど心を一つに素敵なハー|でいただけるよういろい|
| |モニーを奏でます。 |ろ準備しました。 |
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| 【秋津○書店】 |~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~| 【くすりの●×堂】|
| | 【駅前の喫茶店 ラ・ペディス】 | |
| 本を読みませんか? |今月の新発売『バナナシュー380円』|現代社会のストレスに|
| |毎日30セット限定『チーズケーキ』 | 万能胃腸薬『●月』|
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清涼祭準備放課後2
明久と雄二が戻っってきた。
雄二「姫路の転校か。そうなると、喫茶店の成功だけでは不十分だな。」
雄二は教室内を見渡して言う。
明久「不十分?どうして?」
雄二「姫路の親父が転校を勧めた要因は恐らく三つ」
そう言って、雄二は指を三本立てて見せた。
雄二「まず一つ目。ござとみかん箱という貧相な設備。
快適な学習環境ではない、という面だな。
これは喫茶店が成功したら利益でなんとかなるだろう。」
そういいながら指を一本引っ込める。
雄二「二つ目は、老朽化した教室。これは健康に害のある学習環境という面だ。」
明久「一つ目は道具で二つ目は教室自体ってこと?」
雄二「そうだ。そして、三つ目。レベルの低いクラスメイト。
つまり姫路の成長を促すことのできない教育環境という面だ。」
明久「参ったね。随分と問題だらけだ。」
秀吉「そうじゃな。一つ目だけならともかく、二つ目と三つ目は難しいのう。」
みゆき「試召戦争はできないし。」
康介「出来たところで、レベルの低いクラスメイトは変わらんしな。」
雄二「そうでもないさ。三つ目の方は既に姫路と島田で対策を練っているんだろう?」
雄二が島田に視線を送る。
確かに、大会で優勝したらFクラスにも学年トップと渡り合える生徒がいるという証明できる。
そうしたら競争相手の問題についてはクリアできる。
美波「この前、瑞希に頼まれちゃったからね。『どうしても転校したくないから協力して下さい』って。
召喚大会なんて見せ物にされるだけみたいで嫌なんだけど、あそこまで必死に頼まれたら、ね?」
雄二「翔子が参加するようなら優勝は難しいが、アイツはこういった行事には無関心だしな。
姫路と島田の優勝は充分ありえるだろう。」
みゆき「がんばってね。美波」
康介「本当なら姫路抜きでFクラスの生徒が優勝するのが望ましいんだろうけど。」
みゆき「それは言いっこなしよ。」
秀吉「姫路と島田が優勝したら、喫茶店の宣伝にもなるし一石二鳥じゃな。」
秀吉がうんうん頷く。
美波「で、坂本。それはそうと、二つ目の問題はどうするの?」
二つ目の問題は教室だ。これは俺らでは難しい。
雄二「どうするも何も、学園長に直訴したらいいだけだろ?」
雄二はさも当然のように言う。
康介「俺らが学園長に言ったくらいで何とかしてくれるのか?」
あの妖怪『砂かけババア』が何とかしてくれるとは思えないんだが…
雄二「あのな。ここは曲がりなりにも教育機関だぞ?
いくら方針とは言え、生徒の健康に害を及ぼすような環境なら、改善要求は当然の権利だ。」
明久「それなら、早速学園長室に行こうよ。」
雄二「そうだな。学園長室に乗り込むか。康介達はは学園祭の準備計画でも考えておいてくれ。
それと、鉄人を見かけたら俺達は帰ったと言っておいてくれ。」
秀吉「うむ。了解じゃ。鉄人とついでに霧島翔子にも見かけたらそう伝えておこう。」
と微笑む秀吉。霧島の名前をだされ、雄二は言葉に詰まっていた。
美波「アキ、しっかりやってきなさいよ。」
明久「オッケー。任せといてよ。」
康介「明久、気を付けろよ。」
明久「よくわからないけど、わかったよ。じゃあ。」
みゆき「わかってないわね。」
康介「ああ。全然わかってないな。砂かけババアが学園長だという事を」
美波「砂かけババアって何」
秀吉「砂をかけてくる妖怪じゃな。」
みゆき「美波は知らないのね。日本の妖怪よ。」
美波「怖いの?」
康介「さあ、まあ、うちの学園に住み着いた砂かけババアは見た目がグロいからな。」
実際砂をかけてくる以外知らないし。
爺ちゃんが言うには日本の妖怪はちょっかいさえかけなければおとなしいの多いと聞く。
たまにヤバいのもいるとかなんとか聞いたことがあるけど。
美波「ウチは駄目かも。」
と、全然学園祭関係ない話をしていると
悠斗「ちょっといいか。よう、音羽」
扉の方を見ると・・・工藤さんと秀吉のお姉さんそれに、悠斗、生野、さくら
康介「悠斗?」
秀吉「あ、姉上。」
みゆき「どうしたの?」
工藤「えっと、お取込み中だったかな?」
周りを見渡して言う。
康介「まあ、取り込み中と言えばそうなるが。なんだぞろぞろと」
優子「坂本君はいないの?」
みゆき「霧島さんから逃げてるわよ。」
嘘は言って無い。
はあと溜息をついて
優子「まあ、いいわ。」
秀吉「それで、姉上らはFクラスに何の用があって来たんじゃ?」
秀吉のお姉さんは工藤さんに促しながら
工藤さんは苦笑いしながら
愛子「アハハ、そのAクラスでメイド喫茶することにしたんだけど・・・」
みゆき「だけど?」
ともか「料理作れる人がね。居ないのよ。」
なるほど
さくら「だから、私たちと一緒にしませんか?」
もじもじさせて言うさくら。
島田「でも何でウチらFくらすなの。」
康介「Bクラスは変態が代表。Cクラスに至っては敵対関係、Dクラスは…何もないな。」
若干、秀吉のお姉さんの視線が突き刺さった。
秀吉「雄二が代表じゃからかのう。」
その線が濃そうだな。
康介「どうするんだ島田、学園祭の決定権はおまえにあるんだが。」
美波「そうね。でも、中華喫茶に決めちゃったし。」
須川が可哀想だしなあ。
愛子「それじゃあさ、Aクラスですればいいんじゃない。スペースが余ってるし。」
優子「そうね。いいんじゃない。」
さくら「いいですね。」
工藤がそんな提案を出して、それに頷くみんな。願ってもない。たなぼただ。
みゆき「どうする美波?」
美波「ウチらには願ってもない話よね。」
Aクラスとの合同・・・すなわち新校舎でできる。
秀吉「棚からぼたもちじゃな」
康介「食材も一緒に仕入れれば単価も下がるし、いいんじゃないか。」
美波「そうね。でも、一応皆にも…」
康介「必要ないだろ。」
秀吉「そうじゃな。」
みゆき「女子と一緒に文化祭ができると聞いたらね。」
島田はんるほどと理解して
美波「そうね。いいわよ。」
優子「ありがとう。」
愛子「それじゃあ、早速なんだけど。」
さくら「コレですね。」
康介「何だ?メニュウかご丁寧にまあ。」
美波「へえ、シフォンケーキにモンブラン」
秀吉「このパンナコッタとはなんじゃ?」
みゆき「イタリアのデザートね。」
康介「くわしいな、み・・・ずたに。
ついでに言うと、生クリームに牛乳、砂糖を火にかけて混ぜて、ゼラチンで固めたものだ。」
みゆき「この前、さくら と ともかと一緒に駅前のラ・ぺディスで食べたの」
幸せそうに話すみゆき。そんなにおいしいか。食べてはみたいが…一人で行くのはなあ。
悠斗→・・・ないな。明久→金がない、雄二→論外・腐女子が喜びそうだな、
ムッツリーニ→まあ、ないな。秀吉→死ぬな。確実に。
意外なっと言った感じの視線を生野に向ける悠斗
ともか「わ、私だって甘い物食べるんだから。」
さくら「すごくおいしかったです。」
・・・生クリームを大量に使っているから高カロリーであることは黙っておいた方がいいかもしれない。
美波「へえ、今度ウチも食べに行ってみよう。あっ、マルジョレーヌもある。
ウチこれ好きなのよね。」
さくら「そういえば帰国子女でしたよね。」
美波「ええ、たまにお父さんが買ってきてくれたの。」
康介「しかし、手が凝ってるな。てっきり普通のケーキかと思ってたのに」
優子「当たり前でしょ。Aクラスが手を抜けるわけないじゃない。」
みゆき「でも、見栄はって、実力が追い付かなかったと」
かなりえげつの無いことを言うみゆき。たまに毒舌になるんだよな。
秀吉のお姉さんは苦しそうな顔をする。
愛子「アハハ、その通りなんだよ。」
優子「ちゅっと、愛子」
ともか「隠しても無駄よ。」
さくら「どのみちバレちゃいますしね。」
悠斗「で、お前に頼みたいんだ。」
悠斗に視線を移す。
悠斗「やってくれ。」
右手の親指を立てて言う。
康介「俺は無理だぞ。部活で喫茶店するんだから。」
まあ、雰囲気が違うから競合することはないだろうけど…
Aクラスはどちらかというとデザート系、
対してPAC3(Photo・Art・Comicの略、決して防空兵器とは違う。)は食事系だ。
ナポリタンとかオムレツとか洋食だ。
ともか「それって掛け持ちできないの?」
俺を過労死させる気か。
康介「無理だ。」
さくら「どうにかなりませんか?」
そんな目をして言われても…
悠斗「お前ならできる。自分を犠牲にしろ。」
ってうおい。なんで、死なんといかんのさ。
康介「犠牲にするかバカ。こっちも料理できる奴がいないんだよ。」
秀吉「仕方がないじゃろ。確か、写真部は4人だったかのう」
康介「いや、美術部と漫研と一緒にするから…ええっと…16人か」
優子「それだけいるなら…」
康介「だから、料理できる奴がいないの。俺と部長と美術部の先輩と1年の4人しかできないの。」
てか、ホントどうするんだろ。絶対廻らないよなコレ。
さくら「それじゃあ、無理ですね。」
愛子「ボクらは料理できないし…」
優子「で、できなくは…」
秀吉「姉上は家事全般できなかろうにってあ、姉上、か、間接は」
康介「だれにも得手不得手はあるから。気にしなくてもいいんじゃないか。」
優子「…そ、そうね。」
秀吉を締めていた腕がゆるむ。
一つの命が救われた。
康介「さて、部活に行くか。」
もう、ここに居る必要ないだろ。早くいかないと森下さんが怖いし。
秀吉「そうじゃな。遅くなってしまったわい。」
康介「秀吉、途中まで一緒に行こうか?」
秀吉「いいぞい。」
康介「じゃあな。ああ、あと今日の晩飯は好きに食べてくれ。」
悠斗「たまには外食もいいか。」
ともか「仕方ないわね。」
さくら「わかりました。」
みゆき「うん。がんばってね。」