バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

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第5話清涼祭アンケート:放課後3

雄二たちの帰りを待たずに部活に行こうとして廊下に出ると

 

雄二「よお、帰ったぞ。」

 

明久「ただいま」

 

雄二と明久が帰って来た。

 

美波「それで、どうだった?」

 

明久「教室の改修はOKだって。」

 

みゆき「設備の方は?」

 

雄二「それは、清涼祭の売り上げなら良いそうだ。」

 

秀吉「何とかなった様じゃな。」

 

明久「まあね。」

 

優子「ちょうど良かったわ。」

 

愛子「ハロハロ、吉井君」

 

悠斗「よお、焼き久!」

 

明久「な、なんでAクラスのみんながこんな汚い教室に」

 

雄二「なんで、Aクラスが……ハッ殺気」

 

翔子「……雄二。」

 

……

康介「い、行こうか秀吉」

 

秀吉「そうじゃの。じゃあ、姉上」

 

優子「はい、はい」

 

雄二「ぐっ、げっは、ま、まって。」

 

康介「雄二、今まで楽しかった。」

 

秀吉「そうじゃのう。」

 

直後、雄二の断末魔が響き渡った。

 

 

 

康介「演劇部は何するんだ?」

 

秀吉「それがなんと歌舞伎者での」

 

康介「…石川五右衛門か?」

 

秀吉「よくわかったのう。」

 

康介「いや、適当に言っただけだ。しかし、見に行く時間はなさそうだな。」

 

秀吉「お互い忙しいからのう。」

 

康介「じゃあな。」

 

秀吉「さて、仕上げをするとしようかのう。」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

第3問:清涼祭アンケート

 

 問 学園祭の出し物を決める為のアンケートにご協力ください。

 

 

  『喫茶店を経営する場合、制服はどんなものが良いですか?』

 

《解答》

 姫路瑞希の答え

  『家庭用の可愛いエプロン』

 

  教師のコメント

   いかにも学園祭らしいですね。

   コストもかからないですし、良い考えです。

 

 

 土屋康太の答え

  『スカートは膝上15センチ、胸元はエプロンドレスのように若干の強調

   をしながらも品を保つ。色は白を基調とした薄い青が望ましい。

   トレイは輝く銀で照り返しが得られるくらいのものを用意し、裏には

   ロゴを入れる。靴は5センチ程度のヒールを――』

 

  教師のコメント

   裏面にまでびっしりと書き込まなくても。

 

 

 吉井明久の答え

  『ブラジャー』

 

  教師のコメント

   ブレザーの間違いだと信じています。

 

 

 森下ちひろの答え

  『ハイカラ服』

 

  教師のコメント

   なるぼど、時代のギャップを狙う分けですね。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

康介「遅れました~」

 

ことり「お、遅いですよ。先輩!」

 

康介「ああ、クラスの方で少しあってな。それよりみんなは」

 

ことり「もう行っちゃいましたよ。」

 

そういえば、3部合同会議とか言ってたな。やばいな。

 

ん、じゃあ、なんで花見は行ってないんだ?

 

康介「…じゃあ、花見さんは何やってるんですか?」

 

ことり「ああ、音羽先輩を待ってたんです。」

 

…何か悪いことしたなあ。

 

ことり「今、私に惚れましたか?」

 

…前言撤回

 

康介「本音は?」

 

ことり「さすが、実はエアコンつけっ放しにしちゃってて」

 

康介「こらこら、前にも言わなかったけ。」

 

電気代がかかるとか何とかで教頭に怒なされたんだ。

 

ことり「先輩に言われたのは初めてですけど」

 

康介「俺以外の二人からは言われてるってことだろ。」

 

ことり「ちひろ先輩って怖いですよね。」

 

康介「怖いよなあ。」

 

泣きたくなるぐらい。

 

ことり「ですよねえ。」

 

……後ろを振り返った…………が、誰もいなかった。

 

ことり「いないですよ。誰も」

 

康介「いや、何となくな。」

 

ことり「先輩は臆病なんですね。」

 

康介「…そうか?」

 

ことり「フフフ、先輩、やっぱりおもしろい。」

 

舐められてるなあ俺。いやまあ、上下関係がどうこうなんてどうでもいいけどさ。・・・・

 

康介「はあ、何か悲しい。」

 

ことり「落ち込まないでください。先輩っ」

 

康介「18割方お前の所為だと思うんだけどな。」

 

ことり「18パーセントの間違いじゃないんですか。」

 

康介「100パーセントを超えていると言いたかったんだけどな。」

 

ことり「さて、戻りましょうか。」

 

流された!

 

康介「はあ、行くか。」

 

ことり「先輩、背中曲がってますよ。」

 

ビッシっと肩に手を置いて背中を引っ張る。んで、盛大にひっくりこけた。

 

そりゃあ、163cmの俺と152cmの花見では……そうなるわな。

 

康介「何、なんで、俺がこんな仕打ちを受けなきゃいけないの。」

 

花見は、サッと身を引いて横に逃げていた。

 

花見は俺のとなりでしゃがんで、

 

ことり「ごめんなさい。先輩」

 

康介「ご、ごめんで済んだら警察はいらないんだよ。」

 

痛てえ、頭が、キンキンする。この時間差が嫌だ。

 

ことり「アハハハ、ホントごめんなさい。わざとじゃなかったんです。今回は」

 

康介「今まではわざとってことじゃないか。」

 

何というカミングアウト。そして、笑う花見。

 

ことり「……さ、さあ、行きましょう。みんな待ってますから」

 

康介「何それ、完全に流したね。流してくれたね。流してくれましたね。の『流し三段変格活用』かこのヤロウー。」

 

ことり「先輩、大丈夫ですか?」

 

本当に心配そうに言う花見

 

康介「大丈夫じゃないよ。」

 

自分でも何を言っているかわからない。

 

ことり「病院行きます?」

 

康介「行かねえよ(ことり:行かねえや、行かねえゆ、の)『行かね三段変換活用か』行かねえゆ、って何だよ?順番違げえだろ。」

 

ことり「駄目でしたね。」

 

康介「駄目だよ。」

 

ことり「駄目だこりゃ」

 

康介「駄目だの三段変換活用かコンチキショウ」

 

ことりは大爆笑。

 

俺は・・・(乙)

 

何このバカな会話は

 

と、そこに

 

ちひろ「二人で夫婦漫才していいわねえ」

 

宗義「面白いことやってるな。」

 

あ~あ、一番出会いたくなかった。森下副部長

 

さて、どうしたものか

 

ちひろ「会議に来ずに二人でイチャイチャしてさぞ楽しかったでしょうね。」

 

ことり「アハは、その……音羽先輩が……」

 

ちひろ「何かされたの? 何したの音羽」

 

えっ!?突如、被害者から加害者に!?

 

康介「何もしてません。むしろされたのは俺の方で」

 

宗義「な、なんと!? うらやましい 」

 

ポッカン

 

森下さんが青山部長の頭を丸めた紙で叩く。

 

ことり「冗談です。」

 

ホッ

 

…なんでにらまれてるの?

 

康介「m、森下さん。どうして睨んでおられるのでらっしゃいますのでしょうか。」

 

いかん。日本語が明久レベルになってる。

 

ちひろ「なんでもないわよ。そう、なんでも、だけど、どうして会議に来なかったの?」

 

いかんってこれは。富士山噴火レベルだよこれ。

 

康介「そ、それはですね。ええっと、クラスの方の出し物で、ハイそのええっとはいです。」

 

蛇に睨まれた蛙か…蛙に食される蛇はどんな気持ちなんだろう。

 

ちひろ「はあ、わかったわよ。全く、どうしてそう怯えるのかしら?」

 

宗義「そりゃあ、おまえが怖いから…」

 

手を構える、森下実質部長 VS 白羽鳥を狙う、宗義名ばかり部長

 

両者にらみ合って……

 

トスッ、パン

 

宗義名ばかり部長の頭に森下実質部長の手刀が振り下ろされた。

 

白羽鳥って失敗するとかっこ悪いなあ。

 

宗義「あ~、痛てえ。ク~」

 

頭を押さえる部長に一瞥し、

 

ちひろ「さあ、部活を始めるわよ。」

 

 

文化祭まで後1日

 

 

 

 

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