バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

28 / 123
第7問:現代社会


 問 PKOとは何か、説明しなさい


《解答》
 姫路瑞希の答え
  『Peace Keeping Operetions(平和維持活動)の略。
   国連の勧告のもとに、加盟各国によって行われる平和維持活動のこと』

  教師のコメント
   そうですね。豆知識ですが、United Nations Peacekeeping Operetionsとも呼ばれたりします。
   余裕があれば、覚えておくと良いでしょう。


 秋月さくらの答え
  『正式名称United Nations Peacekeeping Operetions、日本語で国連平和維持活動のこと。』

  教師のコメント
   United Nations Peacekeeping Operetionsが出てくるとはさすがです。
 

 土屋康太の答え
  『Pants Koshi-tsuki Oppaiの略。
   世界中のスリーサイズを規定する下着メーカー団体のこと』

  教師のコメント
   君は世界の平和をなんだと思っているのですか。


 吉井明久の答え
  『パウエル・金本・岡田の略』

  教師のコメント
   それはセ界の平和を守る人達です。


 須川亮の答え
  『Porori Koboreru Oppaiの略。』

  教師のコメント
   度肝を抜かされました。




第9話バカテスト現代数学:清涼祭1日目 葉月ちゃん登場

 

明久「ただいまー……って、あんまりお客さんがいないなぁ…」

 

秀吉「お、戻ってきたようじゃの」

 

あまり仕事が無いようで皆暇そうにしている。

 

優子「勝てたの?」

 

明久「あ、…木下さん。勝ってきたよ。」

 

優子「間があったけど何でかしら?」

 

明久「い、いやあ。それより、これどういうこと?お客さんがいないじゃないか。」

 

優子「知らないわね。私たちも召喚大会から帰ったばかりだし。」

 

明久「へえ、木下さんも召喚大会に出てるんだ。」

 

優子「代表に頼まれたからね。」

 

明久「なるほどね。」

 

翔子「……雄二は?」

 

びっくりした。霧島さんか

 

明久「雄二ならトイレによって来るってさ。」

 

翔子「……わかった。」

 

しょんぼりする霧島さん。全く雄二にはもったいない。

 

みゆき「あの常夏コンビが来てからは妙な客は来てないわよ。」

 

ともか「まあ、教室の外で何かが起きているということかもね。」

 

さくら「そうかもしれません。」

 

そうやって皆で考えていると、

 

 

  「お兄さん、すみませんです。」

 

 雄二「いや。気にするな、チビッ子。」

 

  「チビッ子じゃなくて葉月ですっ」

 

雄二と小さな女の子の声が廊下から聞こえた。

 

秀吉「雄二が帰ってきたようじゃな。」

 

翔子「……浮気は許さない。」

 

愛子「待ってよ。代表。」

 

優子「まだ浮気しているって決まったわけじゃないでしょ。」

 

何だろう。木下さんが小さい子を諭すお母さん?に見えてきた。

 

優子「何か今失礼な事言われた気が・・・」

 

鋭い視線が僕を貫く。ええっと、

 

明久「木下さんが霧島さんのお母さ…ってい、いたいよ木下さん。

   あ、謝るううから関節は…」

 

愛子「アハハ、吉井君ホントに面白いね。ケド優子がお母さんって結構いい線・・・」

 

木下さんが工藤さんを睨みつける。

 

そんな木下さんを水谷さん、生野さんや秋月さんが宥める。

 

そこに

 

雄二「なんだ明久。また、何かやらかしたのか。」

 

悠斗「どうしたんだ?」

 

雄二と悠斗が戻って来た。小さい女の子を連れて。

 

さくら「坂本君。その子は?」

 

悠斗「ああ、さっき迷子に・・・・」

 

生野さんと秋月さんの声で消される悠斗の声

 

ともか「代表と作った子どもかもしれないわよ。」

 

翔子「……覚えがない。雄二、覚悟して。」

 

突然霧島さんから殺気が発せられる。

 

雄二「ま、待て。翔子。これは、」

 

翔子「……言い訳は良い。それより今からホテルに行く。」

 

なんと羨ましい。

 

愛子「代表大胆だよ。」

 

優子「止めなさい。そんなことしたら・・・」

 

FFF団「「「「「「デストロイ」」」」」

 

須川「坂本はもはや代表ではない。教壇に反した反逆者だ。

   殺して、生け捕りにして、処刑しろ。」

 

FFF団「「「「おお」」」」

 

明久「ちょっと待ってよ須川君。」

 

須川「吉井。坂本をかばう気か?ならば貴様も…」

 

僕にも殺気が向けられる。

 

明久「違うよ。殺したら処刑できないじゃないか!!」

 

FFF団「「「「そうか!!」」」」

 

 優子「バカね。」

 

 みゆき「今更言ってもね。」

 

土井「ハイハイ、みなさん久しぶりで~す。

   それで、Fクラス代表の坂本雄二さんは子供がいるとの事ですが審議はいかに?」

   では、さそっくインタビューしてみましょう。それでどうなんです?」   

 

雄二「違うに決まってるだろ。」

 

土井「わかりました。2年Fクラスの代表赤本雄二は実はロリコンと。」

 

口にしながら小さなノートに書き込む土井さん。

 

雄二「何でそうなるだ!翔子も本気にするな。」

 

土井「あ、安心してください。脚色して面白おかしく伝えますのでホナさいなら~」

 

雄二「ま、待て。」

 

FFF団「「「覚悟しろ坂本。」

 

翔子「……お仕置きの邪魔はさせない。」

 

FFF団「「「ぎゃぁぁ」」」

 

翔子「……雄二。覚悟。」

 

これはちょっとまずいな。

 

不本意だけど雄二には清涼祭が終わるまで生きておいてもらわないと困るから助けてやるか。

 

明久「みんな。落ち着いてよ。雄二は霧島さん一筋だから。それよりその子は何なの?」

 

葉月「あ、あの、葉月はお兄ちゃんを探して・・・あ、バカなお兄ちゃん!」

 

そう言うと女の子は駆けてきて、いきなり抱き付かれた。

 

 雄二「小学生からバカなお兄ちゃん呼ばわりされてるのって本当だったんだな。」

 

 悠斗「てか、バカなお兄ちゃんて・・・」

 

 ともか「恥ずかしいわね。」

 

みんなからの視線がいたい。

 

明久「って、キミは誰?見たところ小学生だけど、僕にそんな年の知り合いはいないよ?」

 

ひとまず顔を見るために女の子を引きはがす。

 

「え?お兄ちゃん……。知らないって、ひどい……」

 

女の子の表情が歪む。マズい!

 

葉月「バカなお兄ちゃんのバカぁっ!

   バカなお兄ちゃんに会いたくて、

   葉月、一生懸命『バカなお兄ちゃんを知りませんか?』って聞きながら来たのに!」

 

僕まで泣きたくなってきた。

 

雄二「明久……じゃなくて、バカなお兄ちゃんがバカでごめんな?」

 

秀吉「そうじゃな。バカなお兄ちゃんはバカなんじゃ。許してやってくれんかのう?」

 

もういい。泣いてやる。

 

葉月「でもでも、バカなお兄ちゃん、葉月と結婚の約束もしたのに―――」

 

美波「瑞希!」

 

瑞希「美波ちゃん!」

 

美波・瑞希「「殺るわよ。」」

 

明久「ごふぁっ!」

 

突如首筋に激痛が!なんだ!?何が!

 

雄二「姫路に島田か。」

 

悠斗「大丈夫なのか?明久は」

 

雄二「大丈夫だ。引いても潰しても何度でも生き返るからな。」

 

美波「瑞希。そのまま首を捻って。ウチは膝を逆方向に曲げるから。」

 

瑞希「こ、こうですか?」

 

いかん。殺されかねん。

 

明久「ちょっと待って!結婚の約束なんて、僕は全然――」

 

葉月「ふぇぇんっ!酷いですっ!ファーストキスもあげたのにーっ!」

 

美波「坂本は包丁を持ってきて。五本あれば足りると思う」

 

瑞希「吉井君、そんな悪いことをするのはこの口ですか?」

 

明久「お願いひまふっ!はなひを聞いてくらはいっ!」

 

優子「待ちなさい。」

 

ともか「そんなことしたら警察沙汰になるわよ。」

 

さくら「二人とも捕まっちゃいますよ。」

 

美波「仕方ないわね。二本刺したら聞いてあげるからちょっと待ってなさい。」

 

明久「あのね、美波。包丁って一本でも刺さったら致命傷なんだよ?」

 

悠斗「島田さんって日本語力だけじゃなくて常識も足りていなよな。」

 

ともか「そうね。」

 

さくら「止めなくていいんですか?」

 

みゆき「ああなったらもう無理ね。」

 

久保利光「君たち、いったい何をしてるんだ。いい加減にしないかい。」

 

久保君だ。久保君の一声で静まった。

 

葉月「あ、お姉ちゃん。遊びに来たよっ!」

 

美波を見て涙を止める。お姉ちゃん……葉月ちゃん……ファーストキス……

 

明久「ああっ!あのときのぬいぐるみの子か!」

 

思いだした!そういえばそうだった。

 

あの後観察処分者に認定されたりして色々とバタバタしてたから、すっかり忘れてた。

 

葉月「ぬいぐるみの子じゃないです。葉月です」

 

葉月ちゃんが頬を膨らませる。

 

明久「そっか、葉月ちゃんか。久しぶりだね。元気だった?」

 

葉月「はいですっ!」

 

美波「あれ?葉月とアキって知り合いなの?」

 

そんな様子を見て美波が首を傾げていた。

 

明久「うん。去年ちょっとね。美波こそ葉月ちゃんのこと知ってるの?」

 

美波「知ってるも何も、ウチの妹だもの」

 

なるほど、言われてみると確かに似ている。

 

元気そうな雰囲気とか、ちょっと勝気な目のあたりとか。

 

観月「吉井君はずるいです……。

   どうして美波ちゃんとは家族ぐるみの付き合いなんですか?

   私はまだ両親にも会ってもらってないのに……。

   もしかして、実はもう『お義兄ちゃん』になっちゃてたり……」

 

姫路は何を言っているのだろう?最近、彼女もたまに壊れているような気がする。

 

これもボロイ教室の所為なのだろうか。

 

葉月「あ、あの時の綺麗なお姉ちゃん!ぬいぐるみありがとうでしたっ!」

 

瑞希「こんにちは、葉月ちゃん。あの子、可愛がってくれてる?」

 

葉月「はいですっ!毎日一緒に寝てます!」

 

瑞希「良かった~気にってくれたんだ。」

 

そう言って嬉しそうに微笑む姫路さん。

 

雄二「ところで、この客の少なさはどういうことだ?」

 

教室内を見渡す雄二。そういえば僕も考えていたんだった。

 

葉月ちゃんの登場ですっかり忘れていたよ。

 

葉月「そういえば葉月、ここに来る途中で色々な話を聞いたよ?」

 

雄二「ん?どんな話だ?」

 

雄二が屈んで葉月の目線に合わせる。

 

葉月「えっとね、2-Aは気絶するほどまずいから行かない方がいい、って」

 

雄二「ふむ……。例の連中の妨害がまだ続いてるんだろうな。探し出してシバき倒すか。」

 

明久「例の連中って、あの常夏コンビ?まさか、そこまで暇じゃないでしょ。」

 

雄二「どうだかな。ひとまず様子を見に行く必要があるな。」

 

優子「噂がどこから流れているのかを確認しないといけないわね。」

 

葉月が聞いているという事は他の連中も聞いていてもおかしくない。

 

葉月「お兄ちゃん、葉月と遊びにいこっ」

 

ギュッと葉月ちゃんに手を握られる。

 

ともか「はあ、いいわね。子供は。能天気で。」

 

明久「ごめんね、葉月ちゃん。

   お兄ちゃんはどうしても喫茶店を成功させなきゃいけないから、あんまり一緒に遊べないんだ。」

 

言いながら葉月の頭を撫でる。

 

葉月「む~。折角会に来たのに~」

 

葉月ちゃんが不満げに頬膨らませる。

 

でも、喫茶店は姫路さんの転校に関わる大事な事だ。後悔の内容に全力を尽くしたい。

 

雄二「それなら、そのチビッ子も連れて行けばいい。

   飲食店をやっている他の店を偵察する必要もあるからな。」

 

そこに雄二のフォローが入る。確かに敵情視察は経営戦略の基本だからね。

 

美波「じゃあ葉月、お姉ちゃんも一緒に行くね。」

 

いつもの美波の口調と違う。妹に対してはやさしいお姉ちゃんでいるんだなあ。

 

秀吉「ふむ。ならば姫路も雄二と一緒に行くと良いじゃろ。

   召喚大会もあるじゃろうし、早めに昼を済ませて来ると良い。」

 

雄二「そうか。悪いな、秀吉。」

 

瑞希「いいんですか?ありがとうございます。木下君。」

 

優子「それなら、他のみんなも休んで来たらいいんじゃない?」

 

久保「そうだね。お客さんもいないし、僕はいままで留守にしていたから店番をかわるよ。」

 

みんなは顔を合わせて

 

愛子「ともか や さくら も行って来ればいいんじゃないカナ。」

 

ともか「いいの?」

 

さくら「そうですね。」

 

利光「じゃあ、三浦君も行ってきたらどうだい?ここは僕たちに任せて。」

 

悠斗「悪いな。」

 

美波「みゆき も一緒に行きましょう。」

 

みゆき「うん」

 

翔子「……雄二。」

 

雄二「何だ?」

 

翔子「……私も行く。」

 

雄二「断ったら?」

 

翔子「……雄二に憎いことをしないといけない。」

 

雄二「わかった。行こうか。」

 

翔子「……うん。」

 

すると、

 

明久「9人か。大人数だね。」

 

悠斗「10人だ。」

 

明久「えっ?」

 

雄二「数も数えっ斬らんのか。」

 

明久「バカにしないでよ!ええっと、まず、雄二、悠斗に

   葉月ちゃん、美波、姫路さん、霧島さん、水谷さん、生野さんに秋月さん

   9人じゃないか。」

 

美波「アキ、本当にバカね。」

 

葉月「はいっ、バカですっ。」

 

雄二「本当にな。」

 

ともか「小学生でもわかるわよ。」

 

明久「みんなでバカバカ言わないでよ。失礼しちゃうよ。」

 

翔子「……吉井、自分の事数に入れてない。」

 

・・・・・・

 

明久「そうか!」

 

悠斗「よく、高校入試通ったな。」

 

雄二「こいつは人生をサイコロに頼って生きてるからな。」

 

さくら「博打打ちなんですか!!」

 

雄二「まあ、それは置いといて、

   さっきの話はどの辺で聞いたのか教えてくれるか?チビッ子」

 

葉月「えっとですね……和服を着た綺麗なお姉さんが一杯いるお店……」

 

明久「なんだって、雄二、それはすぐに向かわないと」

 

雄二「そうだな明久!我がクラスの成功のために、綿密に調査しないとな!」

 

悠斗「行こうか!」

 

美波「アキ、最低」

 

瑞希「吉井君、酷いです……」

 

葉月「お兄ちゃんのバカ!」

 

霧島「………雄二許さない。」

 

ともか「男って全く。」

 

そんなに罵倒しなくても、

 

だって酒におぼれても女におぼれるなってぐらい男子は女好きだし。

 

さくら「そんなこと言って、(私を…)って痛いよ ともかちゃん」

 

みゆき「やっぱりそうなの。」

 

さくら「う、うん。痛いから…」

 

水谷さんたちは何を話しているのだろうか?

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。