問 バカと学園祭の出し物を決める為のアンケートにご協力下さい。
『喫茶店を経営する場合、ウェイトレスのリーダーはどのように選ぶべきですか?』
[①可愛らしさ ②統率力 ③行動力 ④その他( )]
また、その時のリーダー候補も挙げてください。
《解答》
土屋康太の答え
『[①可愛らしさ]
候補……姫路瑞希&島田美波&水谷みゆき』
教師のコメント
甲乙丙つけがたいといったところでしょうかね。
吉井明久の答え
『[①可愛らしさ]
候補……―姫路瑞希―(←取り消し線のつもり→)―木下秀吉― 島田美波』
教師のコメント ●
用紙についている血痕が気になるところです。●
坂本雄二の答え
『[④その他(結婚相手)]
候補……霧島翔子 』
●
教師のコメント
どうしてAクラスの霧島さんが、用紙を持ってきてくれたのでしょうか?
三浦悠斗の答え
『[②統率力]
候補……―木下優子―(←取り消し線のつもり) 生野ともか』
教師のコメント
二人ともリーダーに最適だと思うのですが・・・
3回戦
みゆきSTDE
さくら「ちょ、ちょっとゆっくり行きましょう。息が・・・・・」
みゆき「急がないと、3回戦不戦敗になっちゃうわよ。」
さくら「は、はい・・・・・」
私たちが会場に着いた時には相手はすでに待っていた。
あれ、何か見覚えがある。…どこで見たんだっけ
福原「心配しましたよ。水谷さん。」
監督の先生は福原先生かあ。
みゆき「心配かけてすみません。」
さくら「すみません。遅れました。」
小野寺「来たわね。今日こそはやってやるんだから。」
山田「あれ、この前の男の子は?」
誰だろう?見覚えがないんだけど・・・
福原「両者用意は良いですか?」
「「「「試獣召喚(サモン)」」」」
【現代社会】
水谷みゆき UNKONOWN VS Dクラス 山田美香 UNKONOWN
秋月さくら UNKONOWN VS Dクラス 小野寺優子 UNKONOWN
みゆき「ああ、Dクラスの時の」
小野寺「やっと思い出したの?」
確か、一撃で戦死させたんだった。
山田「この前の男の子は居ないけど、コテンパンにしてやるんだから。」
康介の事かな?
【現代社会】
Fクラス 水谷みゆき 252点 VS Dクラス 山田美香 192点
Aクラス 秋月さくら 357点 VS Dクラス 小野寺優子 175点
小野寺「何でよ。何で高いのよ」
山田「そ、そんなあ。」
Bクラス並の点数、頑張ったんだろうけど、私たちの敵じゃないわね。
さくら の召喚獣は、和服に刀といった装いだ。と、いうか普段着に刀を持った感じ。
さくら「行きましょう。」
みゆき「ごめんね。」
私たちは飯を構える。
山田「もういい、突撃するわよ。」
小野寺「どうして~。」
二人はそう言って特攻してくる。
さくら「えいっ!」
さくらはそう言いって山田さんの召喚獣を叩き斬る。
山田「なんでよ。」
小野寺「やあー」
敵の西洋剣をかわす。敵は向きを変えてまた特攻してくる。そんな敵に十文字槍を突き刺す。
【現代社会】
Fクラス 水谷みゆき 252点 VS Dクラス 山田美香 DISE
Aクラス 秋月さくら 357点 VS Dクラス 小野寺優子 DISE
山田「そんなあ、また負けた。」
小野寺「次は絶対に…」
なんか逆恨みされてないかなあ…
福原「水谷、秋月ペアの勝利です。」
さくら「やりましたね。」
みゆき「そうね。次も頑張りましょう。」
教室に戻ろうと廊下を歩いているとチャイナ服を着た瑞希と美波がいた。
瑞希「みゆき ちゃんたち3回戦終わったんですか?」
みゆき「ええ、それより、その装いは……?」
美波「坂本がね、集客の為に着ろって。」
恥ずかしながら言う美波、
さくら「これから3回戦ですか?」
瑞希「はい。」
みゆき「がんばってね。」
瑞希「はいっ!」
美波「ええ」
さくら「がんばってね。」
みゆき「決勝戦で会いましょう。」
瑞希「はいっ」
会場に向かう美波と瑞希の後ろ姿を見送って
教室に戻ろうか迷う。行けば私も着させられるんだろう。
さくら「戻らないの?」
どうしよう・・・ま、まあ、康介は居ないし
みゆき「戻ろうか。」
さくら「ええ」
教室に戻ると
雄二「戻ったか水谷、秋月」
みゆき「ええ、戻ったけどチャイナ服は着ないわよ。」
雄二「そうか、残念だな。康介がみたいと言っていたのに」
さくら「そうなんですか?」
雄二「ああ」
さも、当然科のごとく断言する坂本。だけど、
みゆき「こ、音羽は和服が好きだったと思うけど。」
坂本はいやらしい笑みを浮かべて
雄二「良く知ってるな。」
な、そ、それは梅の花の時に…
さくら「(康介君って和服が好きだったんですね…)」
雄二「だが、康介の好みが和服かもしれないが喫茶店成功の為にココは一つ頼むよ。」
そこに康介は関係ない。
さくら「いいですよ。」
え!?さくら やるの!?
雄二「願ってもない。協力感謝する。秋月はやるそうだが水谷はどうするんだ?」
そりゃあ、さくらは胸があるからいいけど私なんて美波とどっこいどっこいなんだから。
みゆき「わかったわよ。4回戦終わったら着替えるから」
雄二「今キげえて貰いたい。」
みゆき「そ、それじゃあ、」
雄二「ああ、4回戦はチャイナ服で出場してもらうことになる。」
さくら「そ、それは…」
雄二「最悪、姫路の転校は避けたいからな。」
ホント坂本はずるい。
みゆき「わかったわよ。」
さくら「そ、そういうことでしたら…恥ずかしいですけど」
雄二「わるいな。」
まあ、仕方ないか・・・
3回戦を終えて帰ってきた美波達と喫茶店成功の為恥ずかしかったけどがんばった。
4回戦は3年生が相手だったけど私とさくらの敵じゃなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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明久SIDE
秀吉「で、三回戦は不戦勝だったと?」
明久「うん。相手が食中毒で棄権したんだ。」
常夏コンビを追ってお化け屋敷に追い込んだんだけど、
召喚大会の時間の都合で取り逃がしてしまった。
そして、慌てて会場に向かったんだけど…
相手が食毒で棄権。三回戦は不戦勝という拍子抜けの結果だった。
久保君と木下さん、工藤さんは現在休憩中だ。
秀吉「ならば、すまぬがこっちの立て直しに協力してくれんかの?」
申し訳なさそうに秀吉が顔を曇らせる。
雄二「そうだな。一度失った信用を撮り直すためにも
何かインパクトのあることをやらないといけないな。」
悪評の元は絶ったけど流れた噂は中々消えない。
秀吉「ふむ、それで何をするかじゃが」
雄二「これなんてどうだ。」
そういって雄二が取り出したのはチャイナ服
秀吉「ほう。若干裾が短いような気もするが、
これならば確かにインパクトはあるじゃろうな。
コレを宣伝用に…」
雄二「明久が着る。」
それはインパクトがありすぎる。って
明久「ちょっ……!お願い、許して!
メイド服の次にチャイナ服まで来たら、きっと僕はホンモノだって皆に認識されちう!」
今後の楽しい学校生活の為にも、これ以上悪いうわさは避けたい。
ただでさえ無駄に有名人になりつつあるんだから。
雄二「冗談だ。これは秀吉と姫路と島田に来てもらう。」
明久「あ、なんだ。良かった~」
秀吉「ワシが着るのは冗談ではないのじゃのう。」
秀吉がチャイナ服を抱えて溜息を吐く。
美波「たっだいま~!ってなんだ。アキってば着替えちゃったんだ。」
瑞希「あ……残念です。可愛かったのに……」
葉月「葉月もう一回みたいな~」
三人娘が帰宅した。人の気も知らずに勝手な事を言ってくれるなぁ。
あれでどれだけ僕の悪いうわさが広がったことか……。
明久「あはは。残念ながら、ただで人のコスプレを見られるほど世の中甘くはないよ。」
にこやかに話しかける。
雄二「そういう事だ。姫路に島田、クラスの売り上げに協力してくれ。」
獲物を逃がさないように退路を断つ。
瑞希「な、何だか二人とも、目が怖いですよ……?」
美波「すごく邪悪な気配を感じるんだけど…」
若干引き気味の二人
雄二「やれ、明久!」
明久「オーケー!へっへっへ、大人しくこのチャイナ服に着替え痛あっ!
すいませんでした。チョーシくれてましたっ。」
雄二「弱いな、おまえ。」
殴られた腹と腿が痛む。
美波「どうして、急にそんな事言うのよ。
前に須川はチャイナドレスを着たりすることは無い、
って言ってたと思うんだけど。」
渋い顔をする美波
雄二「目瀬の宣伝のためと、明久の趣味だ。明久はチャイナドレスが好きだよな?」
給に雄二に話を振られる。本当は大好きだけど、なんだかそういった趣味を知られるのも恥ずかしい気がする。
明久「大好――愛している。」
雄二「……お前は本当に嘘を吐けないやつだな。」
あれ?台詞の選択肢を間違えたかな。
美波「し、仕方ないわね。店の売り上げの為に、仕方なく来てあげるわ。」
姫路さんと美波がそれぞれ服を手に取る。
葉月「お兄ちゃん、葉月の分は?」
明久「え?葉月ちゃんも手伝ってくれるの?」
葉月「お手伝い……?あ、うん!手伝うから、あの服葉月にもちょうだい!」
何て良い子なんだ。美波の妹とは思えない。
明久「けど、ごめんね。気持ちは嬉しいんだけど、葉月ちゃんの分は数が――」
ムッツリーニ「……(チクチクチクチク)」
明久「ム、ムッツリーニ!どうしてそんな勢いで裁縫を!?
っていうかさっきまでいなかったよね!?」
ムッツリーニ「……俺の嗅覚をなめるな。」
なんだろう。格好いセリフなのにすごく格好悪い気がする
瑞希「それじゃあ、三回戦が終わったら着替えますね。」
雄二「いや、今着替えてもらいたい。」
瑞希・美波「「え?」」
雄二の言葉に二人がハモル。
雄二「宣伝のためだ。そのまま召喚大会に出てくれ。」
美波「これ着て出場しろっていうの……?」
瑞希「流石に恥ずかしいです……。」
二人ともチャイナドレスを手に抱えて困った顔をしている。
明久「二人とも、お願いだ。」
これは僕のわがままだ。
雄二「明久……。お前は本当にチャイナが好きなんだな。」
あえてそれも否定しないが。
瑞希「もしかして吉井君、私の事情を知って――」
美波「仕方ないわね。クラス設備の為、協力してあげるわ。ね、瑞希?」
美波が姫路さんの言葉を遮って良い返事がする。
瑞希「あ、は、はいっ!これくらいお安いご用です。!」
良かった快諾してくれた。それにしてもよいことを聞いた。
お安いご用なら、今後もちょくちょくお願いしてみよう。
雄二「それならすぐに着替えていってくれ。
大会では自分たちがFクラスであることを強調するんだぞ。」
美波「オッケー。任せておいて。行くわよ瑞希。」
瑞希「はいっ。」
チャイナドレスを抱えて教室を出ていく。
ムッツリーニ「……できた。」
葉月「わ、このお兄さん凄いです!」
ものすごい速さで葉月ちゃん用のチャイナドレスが出来上がっていた。
下心が絡んだムッツリーニに不可能はない。
それにしても、まさか小学生まで守備範囲だったとは。つくづくそこが知れない男だ。
秀吉「ふむ。それでは着替えるとするかのう。」
翔子「……雄二。お仕置き。」
雄二「ま、待て翔子!俺がいったい何をした!」
翔子「……木下の裸を見ようとした。」
雄二「別に俺はあああ…(ガクッ)」
気絶された雄二は霧島さんに連れられて行く。
葉月「んしょ、んしょ……」
ムッツリーニ「……!!(ブッシャア)」
明久「は、葉月ちゃん!ここで着替えちゃだめだよ。」
ムッツリーニが大量鼻血出血で死んでしまう。
秀吉「・・・やれやれ、奥で着替えるかのう。
☆
瑞希・美波「「ただいまあ」」
姫路さんと美波が帰って来た!
明久「ちょうどよかったよ二人ともつかれているところ悪いんだけど、
ホールに回ってくれるかな。」
姫路「良かったです。お客さんが増えてくれて。」
美波「さあ、やるわよ。」
チャイナドレスの裾を翻し、二人は喫茶店内を動き回る。
そこに休憩に出ていた久保君や木下さん、工藤さんが帰って来て
木下さんに頼むのは大変だったけど…
秀吉とおそろいのチャイナ服を着て……夢のようだ。
途中から雄二と霧島さんも加わった。
☆
雄二「明久。そろそろ四回戦だ。」
明久「え?もうそんな時間なの?」
時計を見ると午後二時過ぎ。
喫茶店に夢中になってるうちに随分と時間がたっていたみたいだ。
美波「あれ?アキたちもそろそろなの?」
瑞希「そうなんですか?実は私たちもそろそろ出番なんですよ~」
葉月「バカなお兄ちゃん、葉月を置いてどこかに行っちゃうですか?」
葉月ちゃんにズボンの裾を掴まれた。そんな涙目で言われても……
雄二「チビッ子。バカなお兄ちゃんは今から大切な用事があるんだ。
だから大人しく待ってないとダメだ。」
雄二が葉月ちゃんの頭をグシグシと撫でる。コイツ、子供の扱いに慣れているな。
葉月「う~。でも……」
不満げに膨らむ葉月ちゃんの頬。
雄二「その代わり、良い子にしていたらバカなお兄ちゃんがオトナのデートを教えてくれるからな。」
超弩級の爆弾を投下してくれたな!
葉月「葉月お手伝いしてくるですっ!」
明久「ち、違うんだよ葉月ちゃん!僕にはキミが期待できるような財力はないんだ!」
ものすごい勢いで厨房に消えて行ってしまった葉月ちゃん。
美波「アキ、ちょっと校舎の裏まで来て?」
お姉さんお恐い声。掴まれた腕が今にも外れそうなんだけど。
瑞希「美波ちゃん、ちょっと待ってください。」
姫路さんが助け舟を出してくれる。
瑞希「次の対戦相手は吉井君たちのようですから。
召喚獣でお仕置きした方が遠慮なくできますよ?」
かと思ったら笑顔で死刑宣告。最近姫路さんの考えが読めない。
明久「ちょっと待って!そんなことされたらフィールドバックで大変なんだよ。」
雄二「フン、望むところだ。」
明久「雄二!お願いだから勝手に僕の命を…」
美波「上等よ。早く会場に向かいましょうか。アキがどんな声でなくか楽しみだわ。」
雄二「いいだろう。そこまで言うなら、明久にどこまで大きな悲鳴をあげさせられるか、
じっくりと見せて貰おう。」
僕の味方はどこにもいなかった。
4回戦は一応僕らのいや、雄二の独り勝ちに終わった。