第15問 :数学
以下の□、■、◆、○、●に当てはまる正しい数字を答えなさい。
(1) 4□5
+■31
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616
(2) 1●○5
- 25◆
―――――――――――
778
三浦悠斗の答え
『(1) 16-31=-85 よって□=8
616-485=131 よって■=1
教師のコメント
さすが、完璧です。
秋月さくらの答え
『(2)15-◆=8 ◆=7
○-5=7
ただし、十の位から1繰り下げているので12+1=13
よって、○=3
●-2=7
ただし、百の位から1繰り下げているので9+1=10
よって、●=0』
教師のコメント
詳しい解答でした。秋月さんは丁寧に問題を説いていますね。
吉井明久の答え
『(1)□=8、■=1 (2)◆=7、○=3、●=0』
教師のコメント
解答がこれだけって、まさか、これ当てずっぽうで書いたんですか?
幸作「なるほど、それで奴らの野望は消えてなんとかなったと。」
雄二「ああ。後はババアの仕事だからな。」
宗義「安心したな。しかし、あの試合手に汗握る試合だった。」
ちひろ「終ったら青春ドラマを聞いていたようだったけど。」
菫「かっこよかったですね。」
ことり「私は聞いてないんだけど」
・・・
雄二「?どういうことだ。」
雄二が怪訝がる。
康介「ああ、雄二君、君たちの会話はだね。いいかい。全部筒抜けだったわけ。
・明久っ! てめえ根性見せろやっ!・かっこ良かったなあ。ホントほれぼれするよ。」
どうせ殺されるんだ。
雄二「ど、どういうことだ。」
首をしめないでほしい。
康介「ムッツリーニからチャンネルを買ってな。まあ、そんときはわからなかったんだが、
明久の制服に盗聴器を仕掛けていたらしくな。」
雄二「ムッツリーニか。」
雄二の顔が鬼のごとくなったかと思うと不敵な笑みを浮かべだした。
雄二「ク、ハ、ハ、ハ、ムッツリーニ」
康介「y、雄二」
ちひろ「大丈夫…なの?」
他の皆も突然笑い出した雄二を不安げに見る。ダメだな。俺は頭を押さえながら首を振る。
雄二は笑いながら奥に入っていく。確かに、あんな会話聞かれてたら恥ずかしいよな。
ちひろ「さ、行きましょうか?」
宗義「ああ。」
菫「そうですね。ことりはどうする?」
ことり「う~ん。」
さて、俺は
悠斗「おい、康介」
悠斗がこっちにやってきた。
康介「暇か?」
俺の耳元まだやってきて
悠斗「(いいんや。まあ、そんなことより体育館に行かないか?)」
康介「(大丈夫なのか?バレたら生野にハチの巣にされるぞ。)」
銃砲で撃たれるわけじゃなく、薙刀で突かれるだけだけど。
悠斗「(悪い冗談はやめろ。)」
康介「(悪い冗談ですました方がいいんじゃなのか。痛い目見て泣くよりはさ)」
悠斗「(大丈夫だって。)」
康介「(俺は助けんぞ。)」
悠斗「(行くか。)」
やれやれ、全く分かってないな。
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明久SIDE
ことり「あれ?音羽先輩は」
明久「康介なら悠斗と一緒に出ていったよ。」
生野さんが僕の肩を強く握った。
ともか「悠斗はどこ行ったの」
明久「さ、さあ?」
何だか怖い。
ともか「また、逃げたわね。」
明久「い、生野さん?」
・・・
みゆき「あれ?音羽は?」
さくら「いませんね。」
どうしよう。
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康介SIDE
廊下を抜けエントランスを出て体育館に続く道を行く。
康介「けっこう人がいるな。」
大勢の人であふれている。
悠斗「そっちの席行こうぜ。」
康介「ああ。」
最前席ではないが、それなりに舞台に近い場所にすわった。
何か、眠たく……
ああ、何か気持ち悪(わる)。
揺さぶれれている。
悠斗「おい、起きろよ!始まるぞ。」
康介「イタタ、何が始まるって?」
悠斗「見てみろよ。」
はあ、……なんだアレ。そう思ってると太鼓をドンドン叩き大声をはりあげる不良?
いや、それは無いか。学ランに鉢巻…なんなんだ。頭がキンキンする。
悠斗「おい、出てきたぞ!」
……あれはチアリーダーか。すると、応援団か。これは失礼な事考えたな。
しかし、俺はこれを見るために起こされたのか?
連れ出してくれたことには感謝するが、俺は昼寝がしたい。
もとより、アイドルだの芸能人だのに興味は無い。
それに目が悪いのに何十人も一緒に出て来られると顔の判別がつかないし、
ここは撤退させてもらう。
康介「ハイすいませ~ん。とおりま~す。」
座ってる人を押しのけて通る。
暗い体育館を出て、明るい空の下に出る。トイレ、トイレ。取りあえず顔を洗う。
鏡に映った自分の顔を見て酷い顔をしているなあ、と思う。
屋上に行くか。運動場に行くか。それとも、……
足元をうろちょろする小学生がいた。
康介「どうした?迷子か坊主。」
涙目で、
「お母さんとはぐれちゃった。」
康介「そうか。・・・兄ちゃんは音羽康介って言うんだけど、キミは?」
名前を聞く際は自分から名乗るのが礼儀
しゃがんでいるもののそれでも俺の方が高い。
「・・・小山(こやま)勉」
康介「勉って呼んでいい?」
頷く勉
康介「俺は」
勉「コウコウ」
はい?
勉「コウコウって呼んでいい?」
康介「ま、まあね。」
パンダみたいな名前だな。
ま、いいか。
康介「取りあえず本部に行こうか?」
勉「ほんぶ?」
康介「そう、本部。」
勉「お母さんは?」
康介「本部に行って待とうよ。それとも、お母さんの他に誰か知り合いはいる?」
勉「おねえちゃんがいる。」
・・・そうか
康介「おねちゃんは何年何組かわかる?」
勉「…2年生。」
康介「2年生ね。何組かわからないかな。」
勉は下を向いて黙る。
康介「ま、いいさ。取りあえず行ってみようよ。」
勉「うん。」
しかし、腹が減った。
康介「なあ、おなか減ってない?」
勉「…うん。」
康介「飯、食べない?おごってあげるよ。」
勉は迷った顔をする。
康介「腹が減っては戦はできないって聞いたこと無い?」
勉「うん。でも、戦いに行くわけじゃないよ。」
康介「そうだね。でも、おなか減ってると途中で倒れちゃうよ。」
勉「でも、」
ぐ~
康介「ホントにいい?ま、俺が腹減ってるからさ。飯食わせてよ。」
頷く勉
さあてどこに行くかね。
康介「サンドイッチとかどう?」
勉「うん。」
で、やって来たのが『大正ロマンス』
「いらっしゃい…音羽じゃない。どうしたのその子?」
康介「迷子でな。親を探すんだけど、腹を減ってはな。」
「わかったわよ。じゃあ、サンドイッチでいい?」
康介「ああ、飲み物は、お茶でいいか?」
勉「うん」
「わかった。休憩室で食べる?向こうの方が休めるでしょ。」
康介「そりゃどうも。」
勉「このおねえちゃんと知り合い?」
康介「ああ。・・・だれだったけ。」
「なぐっていい?音羽。」
康介「痛いのやめてくれるとうれしいなあ。」
・・・空気が止まった。あれ、何かおかしいこと言ったけ?
「どうしたの?いつもの音羽じゃないみたい。ハッ、まさk―――」
康介「どうした?」
「貴様、音羽の体を奪った宇宙人め!覚悟!」
・・・大丈夫か?こいつ。
康介「何言ってるのかわかんないんだけど。」
「うそをつくな。」
だれだったけこの人。危ない人だ。さっさと思いださないと・・・
「さあ、そこの君離れて、危ないわよ。」
勉「え?」
俺はとっさに勉の手を引いて、抱きかかえる。そして、逃げる。
「待ちなさい。エイリアン!私に捕まりなさい。そして、私が…新聞の一面を飾るの!」
わざわざ太陽系外からやって来たエイリアンが月から外に出たことのない人類、
それもただ一介の女子高校生に捕まるか!考えろ!
勉「コウコウ」
不安そうに俺を見る勉
康介「俺は地球人である前に日本人だよ。正真正銘のな。」
さあて、後ろのおバカさん。
もといかわいそうな人がこれ以上恥をかかないようにしないと。
振り返る
「ハ、ハ、ハついに追いつめたぞエイリアン。さあ、大人しく私に――」
後は壁、だんだんと近づいて来る女子
・・・・・・・
「――捕まりなさい!!」
康介「ハイ、ご苦労さん。」
ドンッ、ボコ
避けたらそのまま壁に設置してあった消火器に激突した。
そして、プシュウー。
粉まみれに、相当強く頭撃ったし、まあしばらくはおとなしくなるでしょ。
勉「うわあ、コウコウすごい!」
キラキラした目で俺をみる勉
まあ、それはともかく
康介「勉、おねえちゃんの名前を教えてくれるかな?」
空腹と眠気で頭がまわらなかった。
可愛そうな人のおかげで姉ちゃんの名前を聞くという事を思い出したし、飯を食えなかった点を除けば良しとしよう。
しかし、初めからこうしておけば手っ取り早かっただろうに
勉「ゆうか。」
ゆうかねえ。・・・そういえばCクラスの代表小山(おやま)友香だったよな。
(おやま)じゃなくて(こやま)かもしれん。
康介「おねえちゃんは小山友香さん?」
勉「うん。」
すると、Cクラスか。
あの一件(参照:『第6話バカテスト数学:Cクラスとの密約』)があるからなあ。
行きたくないけど、ま、仕方ないか。
康介「行くか。Cクラスに。」
勉「うん。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ええっとCクラスは・・・こっちか。
「いらっしゃいませ。2名様ですか」
康介「あ、いや。客じゃないんです。小山勉のお姉さんを探してまして、小山さん居ます?」
客じゃないっと言ったとたん顔色を変えた。嫌な店員だな。
「少々お待ちください。」
・ ・ ・ ・ ・ ・
小山「!!勉じゃない!?どうしてここに、それにあなたFクラスの…」
勉「もう、ウグッ、会えないかと思った。」
抱き付かれて、宥める小山
康介「もの事をね。そう悪い方、悪い方に考えたらいけないよ。
理想を考えて、理想にならなかったときに考えたらいいの。」
小山「それからじゃ、遅いでしょ!」
勉「うん。」
小山「え!?」
康介「ま、そういうこと。じゃあね。」
俺は勉と小山を後ろにさっさと行く。引き時を考えないと小山に色々言われるだろうし。
勉「コウコウ、ありがとう!」
小山「え!?ちょ、ちょっと!待ちなさい!」
めんどくさい。早く飯食って寝たい。
康介「ハイハイ。じゃあね。」
さあて、何か食べる物は・・・
「ちょっと待ちなさい!」
突然手を掴まれた。
康介「生野かどうした?」
ともか「アンタ三浦がどこに行ったか知らない?」
恐いなあ。何かただならぬ殺気を感じる。
康介「悠斗なら第一体育館でチア部を見てるんじゃないか?
俺は始まってすぐに悠斗置いて出てきたから今どこに居るか知らないけど。」
ともか「わかった。じゃあ。」
悠斗の余命もあとわずかか。電話しよう。
プルプルプルプル
悠斗『康介か?お前どうして突然いなくなるんだ?』
康介「眠くてな。それより、おまえは今どこに居るんだ?」
悠斗『ああ、今終って、体育館の前にいるけど。早く来いよ。』
康介「ああ、悠斗。弔辞な。(ホントバカだったけど最高の親友でした。バカヤロー)でいいか?」
悠斗『棒読みで何言ってんだ?』
康介「今な、生野がお前を捕まえにそっちに向かったから、まあ、なんだ。今までありがとうな。じゃ」
ブツッ
さあて、どうしよう。もう16時だ。
『ただいまの時刻をもって、清涼祭の一般公開を終了しました。各生徒は速やかに撤収作業を行ってください。』
お、終わってしまった。
俺は何をしてたんだ。