バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

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第1問 :雑学

 インターネットが開発された経緯を答えなさい。

 

 坂本雄二の答え
 『核攻撃などを受けた場合に全滅してしまうおそれがあったので、
  ネットワークで遠距離のコンピュータを繋いでその危険を回避するため』

   教師のコメント
    正解です。



 吉井明久の答え
 『話し合いするため。』

   教師のコメント
    ・・・間違いです。


 土屋康太の答え
 『世界中に(自主規制)するため』

   教師のコメント
    大間違いです!後から職員室にくるように!





第2.5章 サイドエピソード編
第1話バカテスト雑学:振り替え休日1


みゆきとの約束で、みゆきの実家に行くことになり皐月荘を朝早く出て、現在は乗り継ぎの如月急行の駅に居る。

 

ぼーっとしていて目に入ったホーム屋根を支える柱、凝った作りは昔、繁栄していた事がわかる。

 

改めてよく見ると今まで気づかなかったことに気づかされた。

 

 

『1番線、如月グランドパーク、涼月温泉方面、特急「涼山エクスプレス3号」がまいります。

 白線の内側に下がってお待ちください。なお、この列車は乗車券の他に特急券が必要です。

 自由席は・・・・』

 

 

康介「列車来るぞ!」

 

みゆき「わかってるって。」

 

トイレに行っていたみゆきが走って来る。

 

それと同時にくたびれた列車が入線してきた。

 

列車にのって適当な席に座る。

 

康介「眠いなあ。」

 

みゆき「ここから大体50分ね。」

 

康介「少し休めるかな。」

 

みゆき「寝ちゃうの?」

 

康介「駄目なのか?」

 

みゆき「いや、いいけど。」

 

康介「ところで、何で急に実家に帰るなんて言い出したんだ?」

 

みゆき「ああ、たまには帰って来いって言われたの。」

 

康介「おやじさんが寂しいだけだろ。」

 

親子水入らずの方が良かったような気がする。今更遅いけど。

 

みゆき「そうかな?」

 

康介「ああ。」

 

列車は駅を出て走り始めた。

 

定期的な揺れが心地よくなってそのまま睡魔に襲われようとしたいた時、

 

みゆき「ねえ、ずっと前から聞きたかったんだけど」

 

康介「なんだ?」

 

みゆき「うちのお父さん、康介に『借り』があるって言ってたけどなんなの『借り』って?」

 

 

今から約4年前、俺が中一の夏だった。

 

 

 父親の実家に帰っている時、

 

 朝の6時ぐらい、「畑に人が倒れていた。」と大騒ぎしていた。

 

 眠ろうにも眠れずに居間に出ていくと、

 

 見知らぬおじさんが 祖父:音羽一蔵に叱られ、泣きながら飯を食っているという稀有な光景であった。

 

 このおじさんが水谷哲男、水谷みゆきの父親であったのだ。

 

 その後、帰りの切符代を出す代わりに畑の手入れを手伝わせていたのを思い出す。

 

 このおじさんのおかげで俺の仕事量が減ったんだよな。

 

 

今思うとこの出来事がなければ俺もここに居ないし、みゆきはもちろん。

 

明久達にも出会っていなかっただろう。もしかすると、地元で腐っていたかもしれない。

 

そもそも、借りがあるのは俺の爺ちゃんであって俺ではないのだが。

 

まさか、父親が金が足りずに帰ってこれなくなってヒッチハイクをしようとしたが車が通らず失敗、

 

そのまま倒れて土に帰ろうとしていたなんて・・・教えるわけにはいかんよなあ。

 

おじさんの名誉の為にも無難に誤魔化したいけど。

 

 

みゆき「ねえ、どうしたの?黙り込んで?」

 

康介「あ、いや。」

 

みゆき「眠いの?」

 

考え込んでいたのだが眠りかけていたと勘違いしてくれたらしい。

 

康介「そりゃあ眠いさ。」

 

みゆき「後、40分も無いけどねる?」

 

康介「ああ。」

 

みゆき「そう、じゃあ、お休み。」

 

さっきの聞きたい事はいいのかな。と思ったけど言うに言えない事だし、ラッキーと思い眠ることにした。

 

・・・・・・・

 

みゆき「・・・康介、康介!」

 

康介「ああ。どうした?ん、もう着いたのか。」

 

たった30分足らずだったけど結構寝た気分だ。

 

 

『♪まもなく、終点涼月温泉です。お降りの際はお忘れ物の無いよう、御手回り品を今一度お確かめください。

 本日は如月急行電鉄をご利用くださいましてありがとうございました。またのご利用をお待ちしております♪」

 

 

ホームに降りて見知った駅員に挨拶をして改札をくぐるとおじさんが待っていた。

 

 

みゆき「ただいま」

 

水谷哲男「おかえり。」

 

ほのぼのとした雰囲気だ。

 

おじさんが俺の前まで来て

 

哲男「久しぶり、よく来たね。といっても1ヶ月もたってないんだけどね。」

 

康介「どうも、お久しぶりです。」

 

哲男「疲れたろ。まあ、ゆっくりして行ってくれ。」

 

康介「どうも。」

 

車に乗り込んで旅館、もとい水谷家に向かう。

 

康介「おい、みゆき」

 

みゆき「なあに?」

 

康介「どういう用事で呼ばれたんだ?」

 

みゆき「さあ、おばあちゃんが一緒にご飯食べたいって言ってるて聞いたから。」

 

・・・俺は来る必要なかったんんじゃないか。いや、むしろ邪魔かもしれない。

 

康介「(なんで俺を呼んだんだ。どう考えても邪魔ものじゃないか。)

 

みゆき「(どうして?)」

 

康介「(お前のばあちゃんはおまえと飯食いたかったんだろ。)」

 

みゆき「(そうかな?)」

 

笑顔で返されドッキときたが

 

康介「(大体、俺は呼ばれたのか?)」

 

みゆき「(いいんや)」

 

何を言ってるんだ。

 

康介「(じゃあ、どうして俺を呼んだの?今日じゃなくても良かったじゃん。)」

 

みゆき「(だって、一人で列車に2時間も乗るの寂しいから。)」

 

・・・・・ま、仕方ないか。

 

 

旅館に着いて裏口から入る。

 

哲男「お母さ~ん、来ましたよ。」

 

「ああ、女将さん、今コンプレ(宿泊客からの苦情や不平のこと)対応しています。」

 

仲居さんが答えた。

 

知美(ともみ)「疲れたでしょ、上がって待ってて。

        康君もみゆきに連れてこられて疲れえたでしょ。さ、さ上がって。」

 

少しのんびりとした雰囲気がある女の人、みゆきの母親だ。

 

康介「お久しぶりです。」

 

そう言って頭を下げる。

 

知美「ゆっくりしててね。あ、あなた、お義母さんが駐車場の草刈りを・・・」

 

苦い顔をして

 

哲男「ああ、わかった。やって来るよ。じゃ、部屋に上がって置いて、」

 

みゆき「わかった!」

 

康介「はい。」

 

知美「こっちよ。さあどうぞ。」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

悠斗SIDE

 

目を覚ますと、書置きが置いてあった。

 

どうも康介は水谷と水谷の実家に行ったみたいだ。

 

あいつも大変だなあ。挨拶ぐらいしておかないとやっぱりいけないだろうし。

 

生野は薙刀部だろうし、先生も学校みたいだ。

 

秋月は二日酔いでまだ寝ている・・・

 

朝飯を探すがない、というかもう昼近いけど。

 

康介は作らなかったらしい。冷凍庫にもパンは無いし、ごはんも入ってない。

 

つまるところ食べ物がない。野菜や魚肉類はあるけど俺はもちろん料理できない。

 

秋月はできることはできるのだけれども(康介の方がうまいし)・・・

 

それに二日酔いで寝ているところを起こして作ってもらうのは悪いしな。

 

よくよく考えたら康介がいないと随分と生活レベルが落ちることを実感した。

 

口うるさいと思っていたものの、あいつが居ないと俺達は破滅するな。

 

たまに明久や雄二に先生が作るけど、三食用意するのは大体、康介だし。

 

掃除もあいつがやってたもんな。

 

いつもならこの時間、台所で昼飯の準備してたんだっけ。

 

・・・なんか寂しいなあ。

 

くだらない話をする時間を楽しみにしていた事を気づかされる。

 

悠斗「秋月にお粥でも作るか。」

 

口に出してみたもののお粥の作り方なんて知らない。

 

『初心者のりょうり』を見つけて作ってみようかと思ったのだが。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

本を見よう見まねでお粥を作り、料理を作るのは難しいと実感させられた。

 

最初は米を研ぐのを忘れて、次は水が多すぎてべちゃべちゃに、三回目でようやく食べれる代物になった。

 

康介は普通に色々作ってたが、それが普通じゃないってわかり正直尊敬せざる得ない。

 

作ったお粥を秋月に持っていく

 

さくら「ありがとうございます。」

 

そう言われると何だか心が満たされる感じがした。

 

そして、一口食べて、首をかしげた。冷汗が流れた。

 

悠斗「マズかったか?」

 

さくら「いえ、いつもより少し柔らかかったから。」

 

悠斗「いやあ、康介も誰もいないからさ、俺が作ったんだけど。やっぱり駄目だったか。」

 

すると、秋月は目を見開いて

 

さくら「三浦君が料理したんですか!」

 

俺は頷いた。

 

秋月は驚きながらもお粥を食べ始め、

 

さくら「ごめんね。そ、その・・・」

 

悠斗「いや、いいよ。食器・・・」

 

後で撮りに来るからって言おうと思ったけど、皿洗いをしたことがない。

 

あらためて自分の非力さ?を知って気落ちした。

 

さくら「食器を何ですか?」

 

悠斗「いや、食器を後から撮りに来るからって言おうと思ったんだけどよく考えたら皿を洗ったことがね。」

 

秋月は微笑んで

 

さくら「康介がみんなやってくれてましたからね。いなくなると困りますね。」

 

悠斗「ああ。そりゃあね。アハハハハ」

 

 

秋月は食べた終えた皿を台所で洗う。

 

さくら「こうして洗うんですよ。裏側も、重ねた時に下のお皿が汚れるから。」

 

なるほど、勉強になるなあ。

 

悠斗「もう平気なのか?」

 

さくら「ええ、昨日は迷惑をかけたみたいですから何かしないと。」

 

悠斗「いや、あれはバカが先生の酒と混ぜちゃったんだら。」

 

さくら「そうなんですけど。」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

俺の横にみゆきが、テーブルを挟んだ向こうにみゆきの母さん、知美さんが座った。

 

知美さんは何かいいことがあったのかすごい上機嫌だ。

 

知美さんが煎れてくれたお茶を飲む。

 

知美「なんかこう見ると康君がみゆきをもらいに来たみたいね。」

 

意味がよくわからなかったが、気づいた時にはお茶を飲んでいて噴き出した。

 

ゲッホ、ゲッホ

 

みゆき「な、何言ってるのよ!お母さん!」

 

知美「ウフフ、ごめんね。久しぶりにからかいたくなちゃた。」

 

この人にはかなわないなあ。もう40超えるだろうに子どもっぽいところがあるんだから。

 

っていってたなあ。おじさん。

 

康介「もう勘弁してくださいよ。」

 

知美「ごめんね。でもどう?さっきの話」

 

さっきのって・・・・

 

みゆき「ちょ、ちょっと!」

 

知美「冗談よ。でも楽しかった。久しぶりに康君をからかいたっかったの。」

 

康介「まだ、一か月もたってないんですけどね。」

 

知美「みゆきはどう?迷惑かけてない?」

 

みゆき「普通にしてるわよ」

 

知美「康君どう?」

 

みゆきが視線を向けてる。

 

康介「普通ですよ。」

 

知美「普通なの?」

 

康介「ええ。」

 

すると、少し考えて

 

知美「喧嘩してない?」

 

みゆき「してないわよ!」

 

イライラしているみゆき。自分の親なのに扱いに慣れないんだなあ。全く。

 

知美「甘い日を過ごしてるの?」

 

みゆき「過ごしてない!」

 

ブレーキを踏まないと

 

康介「そういえば、3人入居しましたよ。」

 

知美「そうか、後輩の前で甘いことなんて出来ないわよね。」

 

無理やり元に戻された。

 

みゆき「後輩じゃないの!同級生!」

 

知美「同級生?」

 

康介「転校生ですよ。」

 

知美「ふうん。にぎやかになったじゃない。」

 

康介「ええ。」

 

なんだろう。すごくヤバい感じがする。

 

知美「それで、康君はみゆきと・・・言えないわ。」

 

みゆき「何を言おうとしたの!!」

 

凄い笑顔で

 

知美「無理にでも言えっていうの?それじゃあ、」

 

みゆき「言わなくていい、言わなくていいわよ!」

 

知美「もう、どっちよ!」

 

 

はあ、全くこの親子。巻き込まれないうちに退散と行くか。

 

密かに席を立とうとしていると、手を掴まれた。

 

みゆきがすごい目で見ている。

 

康介「ちょっとトイレ。」

 

・・・・・・・目と目が合う。

 

知美「えっと、私はお邪魔かしら、若い二人にまかせて・・・」

 

みゆき「お母さん!」

 

知美「そんな怖い目で見ないでよ。」

 

よし、今のウチだ。

 

みゆき「あ、康介!」

 

康介「だからトイレだって!」

 

障子を開けると、驚いた顔をした仲居さんが居た。

 

康介「どうも、お騒がせしました。」

 

我に還った仲居さんは

 

仲居「お食事の用意が出来ました。みなさんもいらっしゃいます。」

 

知美「わざわざありがとうね。じゃ、みゆき、康君行きましょう。」

 

みゆき「ええ。」

 

康介「はい。」

 

すると、

 

仲居「お手洗いはあちらです。」

 

ああ、トイレに行くとか言っていたな。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

明久SIDE

 

 

 「吉井!死ねぇ!」

 

 「アキィ覚悟ぉしなさい!」

 

 「吉井君、お仕置きがまだ済んでいませんよ。」

 

 「待てよ吉井、俺達と遊ぼうぜぇ!」

 

 「紐なしバンジージャンプとかさぁ。」

 

 「ゲームしようぜ、吉井」

 

 

 

・ ・ ・ ・

 

明久「ハッ、ここは」

 

見覚えのある・・・僕の家の玄関

 

 

暴徒化したみんなから死ぬ思いをしながら逃げていたら、いつの間にか自分の家に帰りついていた。

 

 

起き上がろうとすると、・・・き、木下さん!どうして、・・・ああ、そう言えば

 

どうしよう。これはマズいことになったかもしれない。

 

優子「う、う~ん。」

 

明久「…」

 

優子「ここは、」

 

立ち上がろうととしてふらつく木下さん

 

明久「だ、大丈夫?」

 

優子「よ、吉井君?」

 

・・・

 

優子「ここは?どこなの?」

 

よし、

 

明久「僕の家の玄関だよ。」

 

・・・木下さんが戦闘態勢にはいった。

 

優子「よ、吉井君、アタシをどうす・る・・つ・・・」

 

がその場に倒れ込む。

 

明久「大丈夫、木下さん!」

 

優子「あ、あたまが、痛い。」

 

昨日相当酔ってたもんなあ。

 

明久「休む?姉さんの部屋が空いているから」

 

優子「や、めてよ。アタシは・・・」

 

明久「木下さん!」

 

ふらつく木下さんを姉さんの部屋に連れて行きベットに寝かせる。

 

そして、秀吉に電話をかける。

 

Prrrr!

 

秀吉『もしもし、明久かの』

 

明久「うん。僕だけど、その』

 

秀吉『姉上の事なら心配せんでも構わぬぞ。友人の家に行くといってごまかしておいたからの。』

 

明久「ごめんね秀吉。それで、お姉さんの事なんだけど、頭が痛いって言うから寝てるんだけど」

 

秀吉『そうじゃたか。しかしお主良く逃げ切れたのう。」

 

明久「夢中で逃げ廻っていたらいつの間にか玄関で寝ててね。」

 

秀吉『お主らしいの。それで、姉上の事なんじゃが、夕方までに帰ると言っていたおいたから

   それまでに帰るように伝えておいてもらえぬかの。』

 

明久「秀吉は?」

 

秀吉『それが、この後両親と一緒に昼飯を食いにいくことになっての。」

 

明久「そうなんだ。」

 

秀吉『じゃから、後からお邪魔させてもらうからの。』

 

明久「うん。待ってるよ。それで、お姉さんは?」

 

秀吉『ああ、姉上をしばらく頼めるかの?』

 

明久「うん、いいけど。うん。わかった。」

 

ぐぅう

 

おなかすいたなあ。そういえばもう昼に近いし、木下さんもいることだし、お粥でも作ろうか。

 

というもののお米なんてないし。

 

買ってくるしかないか。

 

 

 

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