バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

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バカテスト雑学:第4問

 魚屋のおやじから

 おやじ「よお、何か水谷んとこの坊主に頼まれたんだが、俺は学がねえ。
     で、学問と関係ねえが勘弁してくれ。」

問 深海魚が浅い所に上がると二度と深海には戻れない理由を答えろ。

《解答》
 吉井明久の答え
  『戻りたくないから』


  おやじのコメント
   まあ、そういう奴もいるかもしれねえな。


 坂本雄二の答え
  『深いところから浅いところに上がると、水圧が下がり体の体積が増えるため』

  おやじのコメント
   なるほどなあ


 土屋康太の答え
  『深海で何か起きているため』

  おやじのコメント
   ハッハッハ、おもしれえ答えだ。


 水谷みゆきの答え
  『暗い所が怖くなったから』

  おやじのコメント
   嬢ちゃんらしい答えだ。


 おやじ「それで、坊主。」

 康介「なんですか?」

 おやじ「正解はあるのか?」

 康介「…知らずに問題出したんですか?」

 おやじ「おれは学がねえから。」

 康介「………」

 おやじ「何か言えよ!」

 康介「す、すみません。2番目あたりがいいんじゃないかと」

 おやじ「ほお、『深いところから浅ところに上がると、
     水圧が下がり体の体積が増えるため』か。」

 康介「ええ」

 おやじ「まあ、一番正解ぽいからな。」



 康介「こんなんでいいのかよ!あと、俺は音羽だ。水谷じゃない!」



第4話バカテスト雑学:僕と暴徒とラブレター1

朝の5時半前に起きて朝食の準備をする。

 

あ~あ。まだ眠いな。昨日は工藤が色々したからな。

 

人生ゲームで4億2千万の借金を背負い、

ゲーム内の約束手形を一人で使い果たしたことは俺の黒歴史の1ページに刻まれた。

 

さて、嫌な事は置いといて、飯を作るか。

 

・・・・・

 

ともか「おはよ~、今日の朝ご飯何?」

 

愛子「音羽君の手料理?」

 

一番に起きてきた生野と工藤

 

康介「おはよう、今日はサバだ。」

 

ご飯、味噌汁、焼き魚に大根おろし、卵焼き、漬物

 

愛子「こ、これ、全部一人で作ったの?」

 

康介「ああ、そうだけど。食べ終わったら悠斗と明久を起こしてきてくれないか?」

 

 ともか「仕方ないわね。それにしても、バリエーションがないわね。」

 

最近、文句を言ってくるようになった生野

 

まあ、気持ちはわからなくはないよ。和食か洋食かの2パターンだし。

 

バリエーションっていったて朝から色々する気にならないし、弁当と被っちゃうからな。

 

 愛子「いや、ボクのお母さん朝からこんなに作らないよ!」

 

 ともか「そ、そうなの?」

 

 愛子「そうだよ。あ、この味噌汁おいしい!」

 

パクパクと平らげていく工藤、気もちいなあ。

 

・・・・・・弁当どうするんだろう?

 

みゆき「おはよう。」

 

康介「おはよう、秋月はまだ寝てるか?」

 

みゆき「たぶん。起こそうか?」

 

康介「食べた後でいいよ。」

 

みゆき「わかった。」

 

 

 愛子「おはよう、みゆきちゃん。」

 

 みゆき「愛子はもう起きてるんだ。」

 

 愛子「ねえ、毎日こんな食事食べてるの?」

 

 みゆき「ああ、うん。」

 

俺の背後でそんな会話が繰り広げられている。

 

 愛子「いいなあ。羨ましすぎるよ!」

 

 みゆき「そ、そう?」

 

 愛子「そうだよ!音羽君と一緒に居れば毎日こんなご飯が食べられるんだ。」

 

 みゆき「え?」

 

 ともか「いやね!一緒にいるとイライラするから。」

 

 愛子「どうして?ボクはかなりの優良物件だとおもうけど、やっぱり、三浦君のほうが良いのカナ?」

 

 ともか「何言ってるのよ!そうじゃない!妙にめんどくさがって手を抜くところが嫌なのよ!」

 

 みゆき「ああ、何か妙にこだわりがあるよね。」

 

 ともか「満点とれるのに7点合格のテストをギリギリで合格して、

     人が再テストになった前で帰って来たテストを横に並べて!思い出しただけども腹が立つ!」

 

悠斗とどれだけ同じ点数が撮り続けられるか勝負した時の事か。

 

別に見せびらかしたわけじゃないんだが。

 

 愛子「音羽君なりの美学じゃないの?」

 

 ともか「そんな美学、生ごみと一緒に捨ててしまえばいいのよ!だいたい、細かいこと言うくせに大雑把だし。」

 

 愛子「ふ~ん。みゆきちゃん、どう思う?」

 

 みゆき「どうって?」

 

 愛子「音羽君の事だよ。」

 

 みゆき「初めて会ったときは、ちょっと変わったことがあるかなあって思ったけど。」

 

 愛子「変わってるねえ。」

 

 みゆき「なによ?」

 

 

こいつら、本人が目の前に居るのによくもまあいけしゃあしゃあと言えるな。

 

あまりにもひどいじゃないか!まあ、影口叩かれるよりは…いいけど。あれ?

 

 

福原「おはようございます。」

 

みゆき・ともか・愛子「「「おはようございます。」」」

 

福原先生が起きてきた。

 

福原「すみません。寝坊しました。」

 

康介「おはようございます。いいですよ。」

 

福原「いただきます。」

 

後は悠斗と明久と秋月か。

 

今日は早く起きてくれるといいんだが。

 

ともか「御馳走様。」

 

愛子「あ~おいしかった。ごちそ~さま!」

 

二人とも食べ終わって食器を置いていく生野と工藤

 

 

  ともか「ほら、起きなさい」

 

  愛子「吉井君!朝だよ~、ボクがおこしに来てあげたよ~」

 

 

みゆき「じゃあ、さくら起こしてくるね。」

 

康介「ああ。頼んだ。」

 

 

・・・・・・

 

愛子「吉井君、もう少ししたら降りてくるんじゃないかな?」

 

ともか「じゃあ、行ってくるわね。」

 

康介「はいはい、行ってらっしゃい。」

 

福原「気を付けてください。」

 

みゆき「じゃあ、また~」

 

出ていく二人を見送る。

 

明久「おはよう~。もう少し寝かせてくれればいいのに」

 

寝ぐせでぼさぼさの明久が降りてきた。

 

康介「自分の家に帰らないと制服も鞄もないだろうが。」

 

明久「そうか。って何これ?」

 

おにぎりが3つ

 

康介「朝飯だ。」

 

明久「康介、悠斗たちに比べるとあまりにもひどくない?」

 

俺もそう思う。しかしだ。

 

康介「毎日飯食ってるおまえが食費を払わないのはどうかと思ってな。」

 

明久「そんな~、」

 

康介「エンゲル係数が高いんだよ!ってかずるいだろ。」

 

盗人猛々しいとこの事だと思う、座敷童じゃないんだから!

 

明久「しょうがないじゃないか!」

 

康介「しょうがなくない!次から金取る。一食200円!払わないなら飯なし!」

 

明久「そんなあ!」

 

一食200円でも安すぎる方だぞ!

 

悠斗「まあ、言われてみるとそうだよなあ。タダで部屋使ってるし。」

 

さくら「少し可哀想ですけど、仕方ないですね。」

 

降りてきて、話を聞いていた悠斗とさくら。

 

福原「確かによくはありませんね。」

 

みゆき「吉井君、きちんとお金払おう?」

 

困惑する明久

 

康介「俺だってこんなことしたくないけどさ、今は俺らだけだからいいけど、新しく入って来る奴に示しが付かんだろ。」

 

明久「それはそうだけど。」

 

さくら「でも、突然払えって言うのはきついと思いますよ。」

 

みゆき「5月まで待ってあげたらどう?」

 

俺の貯金を崩すしかないのかな。ま、1か月の辛抱だ。

 

福原「私はいいですよ。」

 

悠斗「突然返せって言うのはきついよな。わかる。」

 

6000円を2年滞納していた奴がいう言葉か!

 

明久「わかったよ。確かにそう言われればそうだし。」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

☆明久SIDE

 

新作のゲームは諦めるか。さすがに、塩と水だけには戻りたくないし。

 

それにしても

 

明久「う~ん・・・・・・ありえない時間だ」

 

晴れ渡る空。澄んだ空気。暖かな日差し。

 

皐月壮を出て、自分の家で制服に着替えて、鞄を持って学校に行く。

 

僕がいつも出る時間より少し早いだけで、混み合うはずの通学路はガラリと様相を変えて、

 

人気のない爽やかな散歩道のような雰囲気になっていた。

 

明久「早起きは三文の徳って言うし、何かイイコトがあるといいなぁ~」

 

前を秀吉が歩いているのを見つけた。

 

明久「おはよう秀吉」

 

あれ?

 

優子「何かしら?吉井君。アタシよ。」

 

木下さん!?

 

明久「そ、そのごめんなさい!」

 

優子「何誤ってるのよ。」

 

明久「いや、怒ってるのかなって思って」

 

優子「怒ってないわよ!」

 

あちゃぁ。怒らせちゃったかな。さっきの言葉から何も発してない。

 

緊張した感じで擦り切れる声で

 

優子「…そ……の……昨日はありがとう。」

 

明久「どういたしまして。あの後怒られなかった?」

 

優子「秀吉がうまくやってくれてたからね。」

 

明久「さすが秀吉!やっぱり頼りになるよね。」

 

そう言うとムッとした木下さん

 

優子「そうね。」

 

校門が見えてきて見知った後ろ姿を見かけた。刈りそろえられた髪、無骨なシルエット。

 

あれは鉄人――もとい、西村先生か。

 

優子「おはようございます。」

 

明久「先生、おはようございまーす」

 

鉄人「おう、おはよう!部活の朝練か?感心だ――」

 

僕を見て、動きが止まった。

 

明久「先生?」

 

鉄人「――すまん。間違えた。」

 

明久「人違いですか?いやそんな、別に謝る必要なんて」

 

鉄人「吉井、こんな早朝に学校に来て、今度は何を企んでいる。」

 

そう言って爽やかな笑顔から一転、警戒心をあらわにした表情になった。

 

明久「鉄人・…間違えたのは接する態度ですか?」

 

鉄人「お前を警戒するのは教師として当然のことだが。」

 

明久「僕が何かしましたか?」

 

優子「思いっきり校舎を壊した人が言えるかしら?」

 

鉄人「しかし、妙な組み合わせだな。」

 

木下さんと一緒に居る事かな?さっきそこでたまたま会っただけなんだけど。

 

鉄人「しかし、丁度良かった。『観察処分者』のお前がいるなら手間が省けるからな。」

 

明久「げ。『観察処分者』ってことは、また力仕事ですか?」

 

鉄人「そういうことだ。古くなったサッカーのゴールを撤去してくれ。」

 

明久「やれやれ。」

 

仕方ないか。

 

優子「じゃあね吉井君。がんばって。」

 

明久「あ、木下さん手伝って…」

 

ポンポンと肩を鉄人に叩かれた。

 

諦めろって言ってる気がする。

 

鉄人「こっちだ。」

 

仕方なく鉄人について行く。トラックを走っている陸上部の横を抜けて

 

鉄人「吉井、頼んだ。」

 

明久「了解です――――試獣召喚(サモン)」

 

鉄人立会いの下、試験召喚獣を呼び出す。

 

鉄人「それじゃ、そのゴールを持たせて、」

 

明久「はいよ。」

 

召喚獣は普通7,8人くらいで持ち上げるガールを軽々と担ぐ。

 

鉄人「街外れの産廃場まで行ってこい。」

 

明久「何キロあると思ってんですか!?」

 

鉄人「冗談だ。そもそもフィールドを展開できないからな。

   ゴールネットを外して校門前に邪魔にならないように置いておけばいい。」

 

明久「何だ、ビックリした~」

 

鉄人「お前が破壊した校舎の修繕費用を考えれば、その程度の罰も当然だと思うがな。」

 

明久「ぅぐ……」

 

鉄人「外したネットは別口で処分するから、とりあえずは体育用具室にでも置いといてくれ。」

 

明久「はぁ、今日も一日イイコトなんてなさそうだなぁ……。」

 

鉄人の指示通りネットを外してゴールを運んでいると、あっという間に朝のHRの時間寸前になっていた。

 

外したネットを体育用具室に運んでいる時間はないし、一旦教室に持っていくことにしよう。

 

そんな事を考えていた僕を迎えたのは、靴箱に置かれたラブレターのような何かだった。

 

明久「なっ、なんじゃこりゃぁぁっ!?」

 

雄二「どうした、明久」

 

明久「おわぁぁっ!」

 

声を掛けられて、咄嗟に手紙をポケットに隠す。ビックリしたぁー!

 

明久「あ、ああ。雄二か。おはよう」

 

雄二「おう。」

 

方手を挙げて挨拶に答えたのは、クラスメイトの雄二だ。

 

どこからどう見ても頭が冴えているように見えない。

 

明久「い、いや~、良い朝だねっ!すごくいいことのありそうな朝だよねっ!」

 

雄二「?何を動揺している?」

 

明久「べべべ別に動揺何て……!」

 

雄二「まさか、さっきチラッと見えた手紙のようなものは――」

 

くっ!見られていたのか!まずいな。

 

こんな手紙をもらったことが発覚したら、クラスの連中は妬みで僕をボコボコニするはず!

 

明久「た、ただのプリントだよ!それよりもそろそろHRが始まるから急ごう!」

 

誤魔化す為に、サッカーゴールのネットを担いで走り出す。実際に時間もギリギリだし。

 

雄二「お、もうそんな時間か。校内にいるのに遅刻にされても癪だな。」

 

明久「そうだね」

 

僕の後ろに雄二も続いてくれた。良かった。どうやら誤魔化せたみたいだ。

 

さて、問題はこの手紙を7どこで読むのかだけど……。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

●康介SIDE

 

明久が出て行ったあと、悠斗が自分の食べた後、食器を洗っているのを見て俺は感動してしまった。

 

その後みゆき、悠斗、さくらと一緒に学校に向かい、HRを待っていると、チャイムと同時に明久と雄二が教室に駆け込んできた。

 

間髪入れずに鉄人が入ってきて

 

鉄人「今から出席をとる。」

 

「工藤」「はい。」、「久保」「はい。」、「近藤」「はい。」、「斉藤」「はい。」

 

淡々と進む出席確認。

 

静かな教室にのどかなひととき訪れている。春の陽気の所為かみんなも眠そうにしている。

 

「坂本」「…………明久がラブレターを貰ったようだ。」

 

「「「殺せぇぇっ!!」」」

 

雄二の一言でのどかな雰囲気は殺伐としたものに代わった。

 

明久「ゆ、雄二!いきなりなんてこと言い出すのさ!」

 

慌てて雄二に駆け寄る明久。明らかに小声だったのにクラスのほとんどが聞き逃さなかったようだ。

 

F「どういうことだ!?吉井がそんな物貰うなんて!」

 

F「それなら俺達だって貰ってもおかしくないはずだ!自分の席の近くを探してみろ!」

 

F「ダメだ!腐りかけのパンと食べかけのパンしか出てこない!」

 

F「もっとよく探せ!」

 

F「……出てきたっ!未開封のパンだ!」

 

F「お前は何を探しているんだ!?」

 

怒号が飛び交う教室。クラス中が明久に妬み狂う。

 

鉄人「お前らっ!静かにしろ!」

 

―シン

 

鉄人の一喝でクラスに静寂が戻ってきた。

 

鉄人「それでは出欠確認を続けるぞ。」

 

出席簿を捲る音が教室内に響く。

 

「手塚」「吉井コロス」「藤堂」「吉井コロス」「戸沢」「吉井コロス」

 

返事が「吉井コロス」になった。まあ、あれぐらいで諦めたりしないよな。

 

明久「皆落ち着くんだ!なぜだか返事が「吉井コロス」に変わっているよ!」

 

鉄人「吉井、静かにしろ!」

 

明久「先生、ここで注意すべき相手は僕じゃないでしょう!?

   このままだとクラスの皆は僕に殴る蹴るの暴行を加えてしまいますよ!」

 

「新田」「吉井コロス」「布田」「吉井マジ殺す」「根岸」「吉井ブチ殺す」

 

これは鉄人が出て行ったあと明久は確実に殺られるな。

 

鉄人「よし。遅刻欠席はなしだな。今日も一日勉学に励むように。」

 

出席簿を閉じて教室を出ていこうとする鉄人。

 

明久「待って先生!行かないで!可愛い生徒を見殺しにしないで!」

 

明久が必死になって鉄人を呼び止める。

 

「吉井、間違えるな。」

 

鉄人が扉に手をかけたままで

 

「お前は不細工だ。」

 

酷い言われ用だな。

 

明久「不細工とは言われるとは思わなかったよバカ!」

 

鉄人「授業は真面目に受けるように。」

 

明久「先生待って!せんせーい!」

 

明久の叫びも空しく、鉄人は教室を出て行った。

 

美波「アキ、ちょ~っと話を聞かせてもらえる?」

 

島田は高速で明久の肩を掴んだ。

 

明久「あ、あはは……。美波、顔が怖いよ?」

 

美波「手紙を貰ったの?誰からなの?どんな手紙なの?」

 

明久を質問攻めにする島田。ポニーテールが角に見える。

 

明久「あー、えっと、そのー」

 

みゆき「そんなにいっぺんに言っても吉井君は理解できないよ。」

 

明久をフォローしているかに見えてけなしたみゆき。

 

本人は気づいていないんだろうな。そして明久も

 

明久「康介!黙って見てないで助けてよ!」

 

康介「そうだな。じっくりと一つずつ丁寧に聞いたらどうだ?」

 

美波「いいからおとなしく指の骨を―――じゃなくて、手紙を見せなさい!」

 

話を聞いてないな。

 

瑞希「あの、吉井君」

 

鈴を転がしたような声。

 

明久「ん?なに?」

 

瑞希「その……できれば、ですけど……私にも手紙を見せて欲しいです……。」

 

さすがにそれはダメだろ。手紙は明久宛てなんだから。

 

明久「その……ごめん」

 

頭を下げて謝る明久

 

瑞希「でも、でも……」

 

それでも食い下がる姫路。

 

明久「いくら姫路さんの頼みでも、コレばっかりは」

 

瑞希「でも、私は吉井君に酷いことをしたくないんです!」

 

明久「ちょっと待って!姫路さんまで僕に暴力を加えることが前提なの!?」

 

姫路も完全にこわれたなあ。

 

雄二「皆、ちょっと落ち着け。」

 

そんな中、雄二がパンパンと手を叩く。状況収集に乗り出したみたいだ。

 

雄二「今問題なのは明久の手紙を見ることじゃない!」

 

おお、珍しく明久を助けるのか。そうだよな。争い――

 

雄二「問題は、明久をどうグロテスクに殺すかだ。」

 

――をしてもしかたないだろ!

 

明久「前提条件が間違ってんだよ畜生!」

 

明久は荷物をもって教室から逃走した。すごい無駄のない。

 

雄二「逃がすなぁっ!追撃退を組織しろ!」

 

F「手紙を奪え!吉井を殺せ!」

 

F「サーチ&デス!」

 

明久「そこはせめてデストロイで!」

 

デストロイって破壊するじゃんか!

 

 

 

 

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