F「「「待てぇぇぇ、」」」
F「探せ!草野ね分けてでも探し出せぇ!」
F「ラジャー」
翔子「……雄二どこ?」
雄二「行ったか?」
康介「ああ。」
壁にもたれかけている雄二
雄二「クソ。明久のヤツ」
康介「雄二の所為だろ。」
雄二「俺が何をした!」
康介「朝のラブレター、それに日頃明久を落とし占めているだろ。」
雄二「明久が最初にしたんだろ!」
康介「憎しみを憎しみで塗り替えしたところで
やがて、何倍にもなって自分のところに帰ってくるって誰か言ってなかったか?」
雄二「ケッ説教何て言ってる場合か。」
康介「説教したつもりは無いけど、まあ、説教をしておけばこんなことにはならなかったんだけどな。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
放課後
鉄人「以上!今日の補習は俺が出張の為できないがバカな事をするんじゃないぞ!」
FFF「「「は~い」」」
鉄人が出ていく。
しかし、今日はえらくみんな素直だな。
雄二「さあて、帰るか。」
明久「待ってよ雄二!」
雄二「あ~ん!!何のつもりだ明久!」
雄二の周りには人垣が出来ている。
須川「罪状を述べよ!」
「はっ、2年Fクラス代表坂本・・・」
咳払いをする須川
須川「御託は良い。」
「申し訳ありません。召喚大会の準決勝で霧島翔子に告白、
振り替え休日に霧島翔子と一日を過ごし、大変羨ましいであります!」
須川「死刑!」
雄二「くっ、明久ぁ」
明久「ハッハハー、雄二、僕は雄二の不幸を見たいんだよ!」
雄二もこの際に身を改めたらどうなのかねえ。
人を貶めればその分人から恨まれるわけだし。
雄二「…そういえば、康介」
な、俺に振って来ただと
康介「みんな、耳を貸すな。これは雄二の作戦だ!他人に罪を擦り付け注目をそらそうとするな!」
全員視線を雄二に戻す。
雄二「まあ、待て待て。康介、昨日水谷の実家に帰ったらしいが?」
「「「なにぃ!!」」」
須川「よろしい。音羽も殺れ!」
「「「ヤッハー、デストロイ!!」」」
俺はすぐさま廊下に駈け出した。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
そして今、俺達は屋上と4Fの間に居る。
すなわち、校舎の壁に張り付いている状態。
眼下には帰宅部なのか部活が休みなのかはわからないが下校する生徒が見える。
だれもこんなところに隠れてるなんて思わないだろうからな。
普通の人間なら。
康介「しかし、雄二。いつまでこんなところに居るわけにはいかないんじゃないか。」
雄二「そうだな。」
康介「いい加減座りたくなってな。」
雲行きが怪しい。いつ雷が落ちてもおかしくない雲がこちらに近づいてきている。
ピン~ポン、パン~ポン
『2年Fクラスの坂本と音羽、大至急学園長室に来な。』
ピン~ポン、パン~ポン
雄二「あのババア。放送めんどいから省きいたな。」
康介「さて、どう行ましょうか?」
雄二「ババアのところまで走るしかないだろ。」
雄二は屋上に上がろうとする。
康介「こっから行けばいいんじゃない?」
下を指さしながら言う。
雄二「……おまえ、正気か。」
康介「その言葉、そっくり返すぞ。」
いつも、普通に3Fから飛び降りてるだろうに
雄二「ここは屋上だぞ。」
康介「まあ、屋上よりは少し下だがな。」
雄二はそれでも躊躇する。
康介「いざという時の為にロープを持って来てある。」
雄二は唖然として
康介「部室の冷蔵庫を新しいのに入れ替えようと思ってだな。」
古いのは燃費が悪いから電気代がかかってしまう。
雄二「……」
康介「流石に階段を使って堂々と持っていくわけにはいかんのよ。」
運動部の連中に見つかったら最後、騒ぎ立てられるからな。
雄二「……」
康介「だから、外付けの仮設エレベーターを作ろうと思ってな。」
雄二「……」
康介「どうした?」
雄二は俺の肩を力強く押す。
康介「わ、わあ。落ちるって、落ちるから、落ちちゃうから。」
踏み外したら落ちちゃう。死んじゃうから。4Fの高さから落ちたら助からないから!
雄二「てめえ、持ってるなら初めから言え。」
康介「いやあ、悪かったって。そんじゃ、行ってみよう。」
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第6問:数学
1両、18mの長さの鉄道車両が、12両編成で時速115kmで走る。
全長2.429kmの橋を通過するとき、
渡り始めてから完全に渡り終えるまでに何秒かかるか、答えなさい。
《解答》
音羽康介の解答
12両編成の長さは 18m×12両=216m
橋の長さは 2.429km=2429m、
橋を渡り始めてから完全に渡り終えるまでに列車は
2429m+216m=2645m 進む。
115km/h÷3.6=115/3.6m/s
3.6
2645(m)×―――――=23×3.6
115
=82.8s
答え 82.8秒
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
教師のコメント
正解です。
時から秒にかえる。kmからmにかえるなど計算が大変だったでしょう。
水谷みゆきの解答
1両18mで、12両は18m×12両=216m
橋の長さは 2.429km=2429m、
列車が橋を渡り始めてから完全に渡り終えるまで
2429m+216m=2645mかかる。
115km/h÷3.6=115/3.6 m/s
3.6
2645×―――――=23×3.6
115
=82.8s
答え 82.8秒
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
教師のコメント
正解です。頑張りましたね。
吉井明久の解答
ストライカーシグマVにより③と証明されました。
答え ③
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
教師のコメント
・・・『ストライカーシグマV』ってなんですか?
というか③って選択すらないんですが。
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ロープを引っ張って大丈夫かどうか確認する。
康介「どっちが先に行く?」
雄二「お前から行け。」
なるほど、俺で大丈夫かどうか試そうというわけか。仕方ない。言い出したのは俺だし。
学園長室の近くまで降りて、足で窓を軽く叩く。
ダンダン、学園長は気づいていない。というか、何だあの金髪の女子は
あ、こっち見た。学園長に知らせて、学園長が窓に目をやる。
学園長『アンタなにやってんだい!』
早く窓を開けてくれ、
康介「来たぞババア」
そう言いながら、学園長が開けた窓から室内に侵入する。
学園長の後ろで『忍者、忍者』と騒いでる金髪の女の子、誰だ?
学園長「坂本はどうしたさね。」
後に気づかずに話す学園長
雄二「呼んだかババア」
雄二もロープをつたって降りてくる。
学園長「アンタらいったい何をやってるんだい!」
呆れた顔をして言う学園長。
雄二「ババアが呼んだからわざわざ来てやったのに」
康介「ご老体は自分が呼んだことを忘れたんじゃないのか。」
雄二「そうだな。学園長も年だからな。」
康介「仕方ないな。」
もう、学園長も結構な年だ。そろそろ隠居する頃合いじゃないか。
学園長「アンタらこの学園の最高権力者が誰か教えてやらないといけないようさね。」
古代から独裁で長続きした国はない。
雄二「そんなことよりババア、俺達をここに呼んだ理由を教えろ。」
康介「それより、この金髪の女子はなんだ?さっきから忍者、忍者言ってうるさいんだが。」
学園長「フン、この留学生をアンタらのクラスに編入させるためさね。」
雄二「なにぃ!」
康介「留学生!?」
学園長「うるさいねえ。大きい声出すんじゃないよ。」
雄二「どういう事だ。何でFクラスなんだ。」
普通はAクラス・・・B,Cあたりだと思うんだけど、Fクラスで大丈夫なのかな?
学園長「日本語がまだ理解できてないからだよ。」
雄二「なるほどな。」
突然留学生が正座して頭を下げる。
留学生「子分にしてくだサイ。」
康介「何やってる!?」
留学生「二ホンではお願いするときこうすると聞きマシタ。」
誰から聞いたんだ。それより
康介「いや、子分て何?」
留学生「ワタシを一流の忍者にしてくだサイ。」
・・・何を言ってるんだろうねこの娘は、
康介「いいか、『子分じゃない。弟子にしてください。』だ。」
留学生「弟子に…」
康介「まあ、待て待て待て、いいか、そこの赤猿の方が上なんだ。
だからな。あの赤猿に弟子にしてもらうようにお願いしろ。」
留学生「わかりマシタ。」
雄二に近づいていく留学生、そして
留学生「弟子シテください。赤猿様」
あ、赤猿様って、……ク、ク、ク笑いが…
雄二「何を吹き込みやがった康介!」
ヤバい。雄二の目が。殺される。
康介「お前の方が力量があるって言ったんだ。面倒見てやれよ雄二」
雄二に放り投げた。
雄二「ふざけるな!」
留学生「お願いシマス。」
学園長「それで、頼みたいんだけどね。」
雄二「わかった。」
学園長に投げやりの返事を返す雄二。しかし、
留学生「ありがとうございマス。これから親方と呼ばせてくだサイ。」
何か違う気がするな。師匠じゃないのか。
雄二「お前の事じゃない!」
留学生「親方、肩もみまショウカ?」
体格差があるから無理じゃね。雄二の肩の位置に頭がある。
学園長「じゃあ、たのんだよ。」
雄二「ああ。」
留学生「わかりまシタ。」
そう言って雄二の肩に手をかけて・・・雄二がひっくり返った。
康介「ク、ハ、ハ、ハ、雄二生きているか?」
雄二「お、おまえを殺す。」
留学生「申し訳ありマセン親方。」
学園長「んで、音羽。」
康介「そういえば、俺は何で呼び出されたんだ?」
学園長「この、チビガキを皐月荘に居れるから、頼んだよ。」
康介「ちょっと待ってババア。」
雄二「ハ、ハ、ハざまあみろ。(さあ、行って来い)」
雄二の笑い声が頭にくる。
留学生「これからお願いシマス。総長」
康介「雄二、何を吹き込みやがった!」
雄二「いや、ただ、皐月壮の総長はお前だって教えたんだ。」
康介「馬鹿言え!皐月壮の荘長はみy、水谷だろが!」
雄二「ババアの書類を見てみろ。」
・・・・・・
康介「なんで、俺が?あっこは元々」
学園長「譲渡された時からアンタになってたんだけどね。私の知ったところじゃないね。」
他人行儀に言う学園長
留学生「総長、これからお願いシマス。」
康介「何か、イントネーションがおかしくないか?」
雄二「気の所為だろ。ほら、外国人特有の」
康介「いや、その言い方だと」
雄二「暴走族のリーダーみたいだな。」
康介「やはり、貴様か。」
留学生「総長、肩を揉みまショウカ」
康介「さっきの失敗から学ぼうか?」
雄二「やってやれ。」
康介「わかった。――」
しゃがんで、
「――いいぞ。」
ああ、他人から揉んでもらうって、何かこしょばいな。でも気持ち良い。
雄二「きたねえぞ。てめえ。」
康介「人はな失敗から学ぶんだよ。」
何回目だと思ってんだ。
学園長「私の用事は済んだからさっさと出て行ってくれないかねえ。」
雄二「ふざけるな。人に押し付けるだけ押し付けやがって。」
康介「そうですよ。今出ていったら俺らは命の危険にさらされるんですから。」
学園長「アンタらの命なんてどうだっていいさね。」
雄二「何てこと言うんだ。それでも教育者か。」
学園長「ロープを使って部屋に入って来るようなガキどものどこに心配しろって言うんだい?
てっきり外国の特殊部隊がやって来たんじゃないかと思ったさね。」
康介「まさか、召喚システムの軍事転用か。…明久の召喚獣を見せればあり得るかもしれないな。」
どう使うかはわからないが、重たい兵器を少ない人数で運ばせたりもできるし。
それなら運送や引っ越し業会にも使えそうだ。
雄二「なんだババア、一著前に暗殺されかけたのか?」
学園長「いや、ただ、この前のお披露目会の時に軍需関連の企業が参加していたもんだからね。
まあ、それはおいといて、アンタら邪魔なんだけどね。」
康介「そういう状況だったってことに理解していただけませんか。」
学園長「いいから、サッサと出ていきな。アタシは忙しいんだよ。」
雄二「さっきの話聞いてたかババア。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局、追い出されてしまった。
雄二「そういえば、名前を聞いてなっかったな。俺は坂本雄二だ。」
康介「音羽康介だ。」
留学生「エイミー・ヤシマ、15歳です。」
なるほど、飛び級か。
康介「すると日系人か?」
エイミー「ハイ。おばあちゃんが日本人デス。」
そうか。すると、苦労したんだろうなあ。
雄二「それで、日本にはどのくらいいるんだ?」
エイミー「1年デス。親方」
これから1年間日本で生活するのか。
F「いたぞ!坂本だ!音羽もいるぞ捕まえろ!」
F「なんだ、あのかわいい子は、くうう、これ以上奴らの横暴を許すな。」
F「「「うおぉぉぉ!!!」」」
見つかったか!
エイミー「な、ナンデスカ!」
康介「異端審問会FFF団だ。」
エイミー「!!!」
雄二「とにかく逃げるぞ。」
すぐさま回れ右をして脱出を試みるも
翔子「……どこに行くの雄二」
雄二「!!!……翔子!」
翔子「……その子は誰?」
うわぁ、ヤバい。
F「今だ。かかれ!」
F「「「おおおおお」」」
翔子「……覚悟して雄二。」
雄二「や、待て翔子ぉぉぉ~」
雄二が沈黙しその場に崩れた。
ヤバい。俺一直線にやって来る。
エイミーはさっきから震えて、俺にしがみ付いている。
F「音羽をこの世から抹殺しろ!」
F「「「殺せー」」」
康介「エイミー、こっちだ。」
エイミー「え、う、うえ?」
窓から飛び降りる。
エイミー「キャアアァァ」
甲高い声をあげるエイミー
康介「走るぞ!」
エイミーは頷く。
F「行け!殺せ!」
F「デストロイ!」
F「この世からモテル男を駆逐しろ!」
エイミー「なんデスカ。あの人たちも忍者デスカ?追いかけてクルヨ。」
康介「あいつらはモテル男をこの世から滅するという目的のもと結成された。
断罪集団。目的のためならその身を辞さない。」
エイミー「カミカゼデスカ?」
康介「んなわけないだろ。一緒にしないでくれ!」
距離がグングン狭まってる。まずいなあ。これではすぐに捕まってしまう。
すると、
サッサ
「……こっから先には行かせない。」
康介「ムッツリーニ!!」
ムッツリーニ「……貴様を殺す。」
康介「クッ」
そうだ。いいことを思いついた。
康介「(エイミー、あいつの弟子になれ。あいつの方が格段に上。
奴を超える者はまずいない。)」
エイミー「(味方デスカ?)」
康介「(いや、違う。だが、味方になる時もある。いいか忍者は侍のような忠誠心はない。
ただ、自分の腕を買ってくれるものに着く。それが真の忍者だ。)」
エイミー「(真の忍者……わかりマシタ。)」
ムッツリーニ「……大丈夫、一瞬で・・・何をやっている?」
エイミー「私をアナタの弟子にシテください。」
気づけば周りには大量の仮面をかぶった人たちがいた。というより囲まれていた。
危なっかった。後、何秒か遅れていたら、俺は抹殺されていたろう。
仮面を脱いで素顔を表したのは須川
須川「誠に残念だ。寡黙なる性識者よ。」
ムッツリーニ「……落ち着け、俺は何も」
エイミー「弟子にシテください。」
須川「やれ、奴はもう異端者だ。」
F「かかれぇー」
F「「「おおお」」」
ムッツリーニは逃げよとするが、周りを囲まれてるんだ流石に逃げれ用がない。
俺を追い詰めたようだが逆に追い詰められたなムッツリーニ、さらばだ。
新しくキャラクターを出したいなあと考えていました。
が、すでに転校生が今期で3人、4人は多すぎかと思い留学生ならっというわけで。
エイミー・ヤシマのネームソースとなった『戦艦八島』は富士型戦艦2番艦としてイギリスで建造されました。