バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

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第3問:英語

 以下の英文を訳しなさい。

 This is the bookshelf that my grandmother had used regularly.


《解答》
 姫路瑞希の答え
   [これは私の祖母が愛用していた本棚です。  ]

  教師のコメント
   正解です。きちんと勉強していますね。

 土屋康太の答え
   [これは                  ]

  教師のコメント
   訳せたのThisはだけですか。

 吉井明久の答え
   [☆●◇▽「♪※×             ]

  教師のコメント
   できれば地球人にわかる言語でお願いします。

 音羽康介
   [これは、わたしの祖母が使っていた本棚です。]

  教師のコメント
   非常に惜しいです。


第5話バカテスト英語:Bクラス戦 1日目

 

 

 

昨日のテスト

 

 1時間目:数学

 2時間目:日本史

 3時間目:英語

 4時間目:化学

 5時間目:古典

 6時間目:現代文

 

 

今日のテスト

 

 1時間目:世界史

 2時間目:物理

 3時間目:現代社会

 

午前中は回復試験を受け、Bクラス戦に備える。

 

 

雄二「さて皆、回復試験、ご苦労だった。午後はBクラスとの試召戦争に突入するが殺る気は充分か?」

 

「「「「「「おおーーーー」」」」」」

 

Fクラス男子の雄たけびが教室内に轟く。

 

雄二「今からBクラス戦の部隊編成を発表する。

 

   ・まず、Dクラス戦と同じように前線部隊を編成する。

 

    ただし、今回は第一攻撃隊、第二攻撃隊、第三攻撃隊、第四攻撃隊を編成し、それぞれ9名で構成する。

 

      部隊長は吉井明久、各攻撃隊隊長は順に木下秀吉、近藤吉宗、福村幸平、須川亮とする。(37)

           

 

   ・次に支援部隊だがメンバーは前回と同じで音羽康介を隊長に8名で構成する。

 

 

   ・最後に本隊には5名をおく。ただし、姫路は戦況に応じ使い分け、ムッツリーニは諜報に専念してくれ。」

 

吉良邸討ち入り前の感じだ。まあ四十七士ではなく五十士だけど。

 

雄二は一度周りを見渡し

 

雄二「今回は敵を教室に押し込むことが重要になる。

 

   その為、開戦直後の渡り廊下戦は絶対負けるわけにはいかない。前戦部隊の責任は重い。明久、秀吉、吉宗、幸平」

 

明久・秀吉・近藤・福村「「「任されたよ(のじゃ)。」」」

 

雄二「第四攻撃隊はヤバくなるまで待機しておいてくれ。Bクラスを教室に押し込むための戦力として温存しておきたい。」

 

須川「わかった。」

 

雄二「それと、康介、水谷。今回はかなり厳しい。恐らく一番大変だ。頼むぞ。」

 

康介・水谷「「了解。」」

 

雄二「みんなもいいか。」

 

F「「「「「「おぉおおおお!!」」」」」」

 

雄二「さて、確認だ。

 

   まず、姫路に前線に出てもらい、渡り廊下を俺達の手中に入れる。

 

   次に、敵を教室に押し込む。姫路しっかり頼むぞ。」

 

姫路「がッ頑張ります。」

 

雄二「野郎共、きっちり死んで来い!」

 

「「「「「うおぉおおおおおおお」」」」」

 

【キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン】

 

開戦の鐘が鳴り響く

 

雄二「よし、行ってこい!!!目指すはシステムデスクだ」

 

F「「「「「うおおおーーー」」」」」

 

Fクラスの士気はかなり高い。

 

チャイムと同時に7割にあたる37人が飛び出していった。

 

みゆき「静かになったわね。」

 

康介「ああ。寂しいぐらいにな。」

 

安永「坂本、俺達はここに居ていいのか?」

 

新藤「何かすることはにのか?」

 

支援隊は実質裏方。教師の手配に、前線部隊の尻ぬぐい。花形の前線部隊に比べれば地味だ。

 

康介「まあ、落ち着こう。どうせ、後でやることはたくさんあるんだ。」

 

足踏みする隊員。まあ、気持ちはわからなくもない。俺だって、明久たちと戦いたいのだから。

 

雄二「安心しろ。仕事はたくさんある。」

 

と、さっそく

 

F「坂本、Bクラスの大使が来ているんだが。」

 

雄二「大使?・・・わかった。連れてこい。」

 

ほんの数秒で二人に引率され連れてこられたBクラス大使

 

雄二「ようこそ、我、Fクラスへ。」

 

大使「Bクラスの大使、芳野 孝之(よしの たかゆき)だ。」

 

雄二「それで、何の用だ?」

 

芳野「協定を結びたい。」

 

雄二「んん、一応聞こうか。」

 

芳野「本日16:00までに戦争が終わらない場合、一度中断し明日の09:00、中断した場所から再開する。というものだ。」

 

雄二は頭に手をあて

 

雄二「さて、どうしようか。」

 

雄二はもったいぶる。

 

芳野「悪い話じゃないと思うが」

 

雄二「そうだな。……いいだろう。」

 

芳野「それじゃあ、調印のため1Fまで来てくれ。」

 

雄二は考える。

 

川崎「キケンだ。坂本」

 

中原「敵の指定した場所に行くなんて。」

 

雄二を止める川崎と中原

 

芳野「立ち合いには教師もついてる。」

 

安永「信用できるか。」

 

新藤「だまし討ちも考えられる。」

 

雄二「水谷はどう思う?」

 

みゆき「え、わ、わたし!?」

 

少し考えて、

 

みゆき「確かに、危険だけど今日中に戦争を終えるのは難しいと思う。」

 

雄二「康介はどうだ?」

 

康介「皆がいう事は確かにわかる。だが連続してやるのは辛いと思う。やはり充分な休息が必要だ。」

 

なるほどなっと雄二は言い、

 

雄二「いいだろう。支援隊は俺の護衛を頼む。」

 

康介「ということだ。これより、坂本の護衛にあたる。」

 

川崎・新藤・中原・安永、他「「「「了解」」」」

 

みゆき「行こうか。」

 

雄二「案内してくれ。」

 

芳野「そのつもりだ。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

根本「やあ、Fクラスの代表坂本君だったか。」

 

キノコ頭いや根本が待ち受けていた。

 

短く刈りそろえた黒髪と口の周りには整えられていないヒゲ。

 

見るからに雄二とは性格が違うチンピラだ。

 

雄二「よお、調印に来てやったぜ。根本」

 

お互い目が笑ってない。

 

雄二は用意された椅子に座る。すると、芳野が紙を雄二の前の机に置いた。

 

根本「さあ、この書類に調印を頼む。」

 

雄二は紙に目を通す。

 

         Bクラス対Fクラスの試召戦争に関するの協定書

             

 

 

 

一、午後四時までに決着がつかなかったら戦況をそのままにして続きは明日午前九時から

  に持ち越す。

 

二、その間は試召戦争に関する一切の行為を禁止する

 

 

 この協定を証するため、本書を3部作成し双方のクラス及び教員の署名烙印の上、各自

1部を保有するものとする。

 

 

 

  平成2×年04月△○日

   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                    Bクラス代表の署名 根本 恭二  Ⓑ

                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                    Fクラス代表の署名        ㊞

                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

                    立ち合い教師の署名        ㊞

                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                

 

 

根本「早くサインしてくれるといいんだが。」

 

雄二をせかす。

 

雄二「用心するに越したことは無いからな。」

 

根本「用心って、そんなに信頼無いのかい?」

 

雄二「ないな。よし、調印した。」

 

即答した。

 

根本「酷いこと言うな。傷つくじゃないか。」

 

雄二「ふん。よく言うぜ。」

 

根本「せいぜい頑張ってくれ。張り合いがないと面白くないからなあ。」

 

雄二「たいした自信だな」

 

根本「そりゃあそうだ。FクラスごときがBクラスに勝てるはずがないだろう。」

 

ニターと見下す根本

 

雄二「その自信が仇とならないように気を付けるんだな。」

 

そう、根本に告げると「帰るぞ」と俺達に言った。

 

帰りの道はかなり警戒した。伏兵が潜んでいるかもしれないからだ。

 

その分、行きの3倍近い時間を費やした。Fクラスに近づくと安堵した。

 

 

……が

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

障子を開けると

 

穴だらけになった卓袱台や折られたシャープペン、消しゴムだった。

 

一瞬、気後れした。認めたくない現状に…

 

雄二「やってくれたな。あんンちきしょう。」

 

雄二の言葉で飛びかけた意識が戻って来る。

 

みゆき「ひどい。」

 

明久と秀吉が前線から戻ってきた。

 

明久「……うわ、こりゃ酷い。」

 

秀吉「まさかこうくるとはのう。」

 

雄二「あまり気にするな。修復に時間はかかるが、作戦に大きな支障はない。」

 

明久「雄二がそういうならいいけど、どうして雄二達は教室がこんなんになってるのに気づかなかったの?」

 

康介「協定を結びたいとBクラスの大使が来たんだ。それで、調印しに行ってる間にな。」

 

明久「調印って?」

 

答えようとして、・・・1、調印した協定の内容を聞いている。

           2、調印の意味を聞いている。

 

2だな。1だとまわりこんだ言い方だ。明久はまずこんな聞き方しない。

 

明久に説明しようとしたが…

 

雄二「協定に関係する当事者の代表がその公文書に署名することだ。」

 

さすが雄二。明久の事はお見通しだ。

 

明久「なるほど」

 

雄二は頭を押さえて溜息をつく。

 

秀吉「雄二よ。して、その協定の内容とは」

 

雄二「内容は16時までに決着がつかなかったら戦況をそのままにして

   続きは明日の午前9時に持ち越し、その間は試召戦争に関わる一切の行為を禁止するだ。」

 

明久「それ承諾したんだ。」

 

雄二「そうだ。」

 

明久「でも体力勝負に持ち込んだほうがウチとしては有利じゃないの?」

 

雄二「姫路以外は、な。あいつらを教室に押し込んで今日の戦闘は終了になるだろう。」

 

秀吉「そうなると作戦の本番は明日になるのう。」

   

雄二「その時はクラス全体の戦闘力より、姫路の戦闘力のほうが重要となる。」

 

そこに、

 

須川「大変だ。島田が人質に取られた。…何があったんだ!?」

 

須川が教室に入って、その惨状に驚く。

 

明久「えっ、島田さんが?」

 

雄二「明久、秀吉、須川。とりあえずここは俺達に任せろ。前線に戻れ。康介、お前たちも」

 

明久「わかったよ。」

 

秀吉「了解した。」

 

康介「行こうか?みんな。」

 

みゆき「ええ。」

 

「「「「やってやる。」」」」

 

須川「わかった。こっちだ。案内しよう。」

 

俺達は駆け足で戦場に行った。

 

      

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

明久「とにかく根本君を八つ裂きにしないと。」

 

康介「落ち着け。足を掬われるぞ。」

 

みゆき「相手のすきをついて失敗させることよ。吉井君」

 

みゆきが明久に解説する。みゆきも明久が大夫わかってきたようだ。

 

明久「そうか。なるほどね。」

 

康介「しかし、どうして島田が人質に取られるんだ?第4攻撃隊は渡り廊下戦を攻略したあとに取って置いたはず。」

 

須川「すまん。いつの間にかいなくなってたんだ。」

 

康介「そうだったら須川の責任じゃないなあ。島田は敵と奮戦の後戦死で処理するか。」

 

明久「今、さらりとすごいこと言ったよね。」

 

康介「あくまで、助けられないときにな。」

 

みゆき「でも、どうして、勝手にぬけたのかな?」

 

明久「トイレとかじゃないの?」

 

・・・・

 

後方待機の第四攻撃隊と対峙している第1~3攻撃隊をかき分け前に出ると

 

島田が人質に取られて戦線は硬直していた。

 

明久「島田さん!」

 

島田「よ、吉井!」

 

B「そこで止まれ!それ以上近寄るなら召喚獣に止めを刺して、この女を補習室送りにするぞ!」

 

何だ。この映画のワンシーンのようだ。

 

しかし、

 

明久「総員突撃用意ぃーっ!!」

 

F「隊長それでいいのか!?」

 

人質救出は困難だし、実際命を取られることもない。鉄人の世話になるだけだ。

 

B「ま、待て、吉井!コイツがなんで捕まったと思っている?」

 

明久「馬鹿だから。」

 

島田「殺すわよ。」

 

・・・違ったみたいだな。

 

 みゆき「どうするの?」

 

 康介「まあ、助けるのは面倒だが・・・明久。」

 

 明久「何?」

 

 康介「島田を助けられるか?」

 

 明久「難しいかな。」

 

 康介「全員突撃させて相手の気を逸らす、その間に島田を救出し味方の無差別攻撃から耐えてくれ。」

 

 明久「仕方ないなあ、わかったよ。」

 

 康介「皐月壮の晩飯食べていけ。」

 

 明久「OK、俄然やる気が出てきた。」

 

 

B「それ以上近寄るな。この女の召喚獣に止めを刺すぞ」

 

康介「とどめを刺せばどうなるんだ。人質が無くなるぞ。」

 

敵は一瞬ひるんだ。

 

康介「16時までにBクラスを教室に押し込む必要がある。よって、ここで時間を浪費する余裕はない。

   大義のため島田には済まないが・・・  総員、突撃。Bクラスを殲滅しろ。」

 

F「「「「うおおおおおお」」」」

 

島田「ええええ!?」

 

みゆき「吉井。」

 

明久「試獣召喚(サモン)」

 

康介「いけ!明久」

 

明久の召喚獣を島田の召喚獣に向けて放り投げる。

 

B「応戦しろ。」

 

・・・・・・

結果、

 

前戦部隊と支援部隊が突撃し対峙していたBクラスの大半が戦死した。

 

するといずこからか

 

鉄人「戦死者は補習!!」

 

鉄人が現れた。

 

B「げぇ!?」

 

鉄人「人質をとったうえに戦死するとは情けない。この戦争が終わるまで特別講義だ!

   何時間かかるかわからんがたっぷりと指導してやる。」

 

B「たッ頼む!見逃してくれ!あんな拷問は耐えられない!」

 

鉄人「何を言うか。立派な教育だ。終わる頃には趣味が勉強で尊敬する人が二宮金次郎といった理想的な生徒に仕上げてやろう。」

 

B「鬼だ!誰か助けッ、イヤァアアア・・・」

 

Bクラスは叫び声を残し、鉄人に連れて行かれた。

 

鉄人が悪魔に思えてくるのは何でだろう。

 

まあいい、明久と島田の生存を確認。

 

みゆき「やったね。」

 

康介「明久、このまま行くぞ。」

 

明久「Bクラス教室前まで行こう」

 

康介「第四攻撃隊を前に両脇を固めろ。」

 

須川「Bクラスを殲滅するぞー。」

 

F『うぉおおおおお!!』

 

Bクラス前まで攻め入り今日の戦争は終わった 。

 

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